2022年12月25日日曜日

CC121修理

 10~11月はCDのマスタリングの仕事で殺人的に忙しく、以前は12時間以上仕事をしても平気だったのですが最近は歳のせいか9時間位すると集中力が途切れてしまい納入直前まで本当に大変でした。自分の仕事は古い音源のノイズ除去が多くノイズリダクションのプラグインを噛ましてオートマチックで除去すると楽なのですが音の生気がなくなってしまうのでそれは殆ど使わず手作業で一つ一つノイズを除去していきます。ノイズ除去のプラグインはメインで使用している波形編集ソフトに付属する物は以前よりも大分高性能にはなってはいますがやはり原音を損なう場面がまだまだ多いです。かつて簡易版を使ったときになかなか効果があって欲しいと思っていたSONNOXのDeclickerフルバージョンが半額セールだったので導入してみましたがこれにはiLokというプロテクションシステムが使われているのでわざわざ6000円近く出してUSBドングルも買いました。結構な出費でしたが実際に使ってみると確かにかなりノイズ低減効果はあるもののやっぱり音が死んでしまうんですね。ノイズ除去効果と音質劣化はトレードオフなのでなかなか悩ましいところです。結局の所商品化する音源では手作業が一番劣化しないので膨大な数のノイズとの戦いになる訳で、そこで重宝するのがフィジカルコントローラーです。現用の波形編集ソフトはsteinbergのWaveLab ProなのですがCubase用のコントローラーCC121が同じsteinbergということでディフォルトで対応しており設定なしで使用できます。特に波形の拡大縮小はEQ調整用のロータリーエンコーダーつまみが使えるので本当に作業効率が上がりました。ところが酷使したせいかエンコーダーにチャタリングが出るようになり拡大縮小が上手くいかずかなりのストレスでした。作業中は修理に出す訳にもいかず我慢して使っていて漸く納品も終わって修理に出そうと思いましたがCC121はディスコンになって暫く経っているので一応ヤマハに修理可能かどうか尋ねたところ大丈夫だということで修理に出しました。最近は販売店に持っていくというよりもメーカーの修理センターに直接送付という形態が多くなっているので直送し、12日受付で修理完了は20日でした。今回はロータリーエンコーダー以外に印刷が消えかかっている再生と停止ボタン交換と剥がれてしまったゴム足も取り付けて貰いました。ロータリーエンコーダーは1個240円と安いのですが、再生と停止ボタンは1個あたり1000円、ゴム足は2個取り付けて320円でした。これに技術料7500円で総額約13000円でした。最初修理費はもっとかかると予想していたのですがまあまあ常識的な金額でホッとしました。本来の機能が回復して満足です。一応予備にお蔵入りしていたKORGのnanoKONTROL2も引っ張り出してきて2台体勢にしました。

修理から戻ってきたCC121
余談ですが、今回最新の11にアップデートしたWave Lab Proでノイズ除去がかなり効率的に出来るようになったので、これまで無理くり使っていた旧MacのSound Designer IIから完全にWave Labに移行することができました。今迄30年以上波形編集の仕事をしてきてその間に随分色々なノウハウを積み上げどうすれば副作用を出すことなくターゲットのノイズが消せるかを手探りでやってきました。最初はアナログテープ時代のようにノイズの部分を単純にカットしていましたがそうすると確実に音楽データが欠損してしまいノイズの処理量によってはテンポ感が変わってしまう事もあります。それを避けるにはどうしたらよいのか、お手本がある訳ではないので本当に試行錯誤の連続でした。漸くある方法を見い出してから殆ど解決したのですがある程度手先の器用さが必要になるので習熟するまでに時間を要しました。ところが最近のソフトは非常に優秀で自分が積み上げたノウハウに近い適切な処理をしてくれるようになったので随分作業効率が上がりました。おそらく今回の仕事も従来の方法では納期に間に合わなかった可能性大です。いずれにしても波形編集ソフトが一本化でき処理能力や転送速度の遅い旧Macを使わなくても済むようになり、またCDマスターはDDPで納入するためWave Lab Proだけで全ての工程を処理できるようになった事は大きいです。

2022年12月21日水曜日

555555アクセス達成

 本日10時8分に総アクセス数555555を達成しました。ありがとうございます。

ご覧くださった方々に心より感謝いたします。更新が滞りがちですが今後ともご愛顧いただけますよう伏してお願い申し上げます。

2022年12月11日日曜日

ライスクッカーミニDX

 普段一人用の小型の電気炊飯器を使っているのですが炊きあがりがボソボソと今一つで、まあ不満を感じつつも消費電力が少なく20分程で炊けるので我慢している訳ですが、たまたま出先で直火用の炊飯器を見掛けたので買ってみました。というのも、知り合いの家に遊びに行ったとき直火炊きのご飯が美味しかったのでそれが再現できないかと、取り敢えずキャンプ用みたいですが値段も手頃なので試したくなった訳です。

早速夕飯を炊いてみましたが何しろ初めてなのでおっかなびっくりです。(笑)

説明書の通り先ず強火で炊き始め、蓋が蒸気でカタカタいい始めたので弱火に切り替え蒸気が出なくなるのを待ち火を止め、5分程蒸らして何とか炊きあがりました。焦げたら嫌なので少し早めに火を止めたせいか少し柔らか目でしたが、件の電気炊飯器よりも遥かに美味しかったです。電気炊飯器だとスイッチを入れるだけですが直火式は炊飯の経過を見ていないといけないものの炊飯時間も更に短く炊きあがりも良いのでこれから水の量や火にかける時間を調整していろいろやってみたいと思います。とにかくご飯が美味しかったです。

炊飯中

2022年12月4日日曜日

別れ

今日お寺さんに亡くなった猫の供養をお願いしに行きました。府中にある慈恵院というペットのお寺さんで、20数年前に先代の猫もこちらで供養してもらいました。明日午前中に荼毘に付されるということです。猫については一通り終わりましたが、もう家に帰ってもいないんですよね。ペット用の給水器や残った餌、猫のトイレを見るたびに寂しさが募ります。😢

ここ数年は弱って来ていたので事ある毎に撫でてあげながら長生きしておくれと声をかけてきましたが、その声に応えて22年も生きてくれました。本当にお疲れさまでした。ゆっくり休んでね。自分がそちらに行った時は遊んでやってください。

2022年12月1日木曜日

飼い猫の旅立ち

 今朝、飼い猫のタロベー(本名ハナ)が旅立ちました。22歳の大往生でした。家族は、鼻に黒い模様があったのでハナと呼んでいましたが自分は面白おかしくタロベーと呼んでいました。1週間ほど前から急に食欲がなくなり、トイレを見てもウンチをしていないのでおかしいと思い病院に連れて行ったところ脱水症状とのことで泊まりで点滴をしましたが、先生曰く検査をしたらかなり悪い結果で腎臓がもう殆ど駄目になっており毒素が排出できないため、あとはだましだまし栄養を与えて様子を見るしかなく猫用のミルクを飲ませなさいとのことでした。一応毒素を少しでも吸着するように炭の錠剤とミルクを与えるためのシリンジを貰って帰りました。

炭を砕いてミルクに混ぜシリンジで与えましたが手(前足)をバタバタさせてすごく嫌がって最初は吐き出しましたが何とかシリンジ1本分を飲ませました。食欲が恢復しなかったので時間を決めてミルクを与えましたが段々嫌がって抵抗する力が弱っていくのがよくわかりました。昨晩は体温がかなり下がっており、本当にもう最期かもしれないから意識のあるうちにと思って横になっているハナを撫でながら色々と話しかけました。長い間一緒に暮らしてくれてありがとうとお礼を言い、本当はもっとしてあげられることがあったかもしれないけれどできなくてごめんねと謝りました。あとは具合が悪くなってからも何とか自力でトイレに行こうとしていたこと、最後の最後は粗相してしまったけれど褒めてあげました。話しかけていると私の目を見ようと顔をこちらに向けて少し私を見ているのですが苦しいのか直ぐに元の体勢に戻ってしまうので無理しなくていいからねと身体をさすってやりました。離れて少し経つとか細い声で啼くので呼んでいるのかと思ってそのたびに側に行って撫でてやりました。そんなことを4~5回繰り返しましたがもう涙でハナの顔が滲んで仕方ありませんでした。ハナはいつも母と一緒に寝ているので最後の夜も安心して寝たと思います。

今朝様子を見ると既に硬直していたので真夜中に旅立ったようです。子猫の時から抱っこされるのを嫌がって抱くと暴れましたが、それ以外では引っ掻いてくるようなこともなく餌をやっていると指を舐めてくれたりしました。毛を梳いてやると気持ちよさそうにゴロゴロと喉を鳴らしこちらも癒やされました。ハナは2回ほど生命の危機に遭遇しており、1回目はもう10年以上前になりますが1週間ほど姿が見えなくなりある日出窓の屋根の上でうずくまっていたのを見つけて直ぐに下ろして様子を見ましたが全く元気がなく食欲もないので病院に連れて行ったら胸に水が溜まっているとのことで1週間ほど入院させました。退院してもまだ水が溜まるので根気よく薬を与えました。治癒してからは特に何事もなかったのですが、去年頬が異様に腫れて動けなくなってしまったので病院に連れて行ったらもっと大きな病院でないと処置できないといわれたので別の病院に行ったところ壊死した頬の皮膚を全て取り去る処置をして骨が見えるくらいだったのですがこちらも根気よく毎日消毒を繰り返したら皮膚が再生してちゃんと毛も生えてきたのでした。ハナは強運で2回の難関をくぐり抜けてきましたが、さすがに寄る年波には勝てず静かに旅立ちました。ハナの母親はモモという名前で人懐っこい猫でしたが自宅近くの道路で車にはねられ亡くなりました。丁度自室の窓から見えたので直ぐに遺骸を取りに行きました。願わくばあちらで親子再会してくれればと思います。

いずれ別れの時が来ることはわかってはいるのですが、飼っている生き物が死ぬとやはり辛いですね。

気持ちよさそうに寝ている数年前の在りし日のハナ

2022年11月29日火曜日

ZOOM H6 BLACK

 この間の祝日にピアノサークルの演奏会があったのですが、とにかくこの1ヶ月ほどは殺人的に忙しく演奏会当日午前3時までマスター盤制作、殆ど眠れず朝8時に近所の宅急便営業所からマスターメディアを発送してから演奏会に出発というハードスケジュールだったためピアノの練習もろくに出来ませんでした。前から録音を考えておりそのために入手困難なZOOM F3を折角入手したのですがその他にマイク2本、ケーブル、マイクスタンドを準備する時間的精神的余裕もなく、しかもかなり雨が降っていたため機材一式担いで行くのも面倒になり録音計画を大幅に縮小、結局F3の前に購入したハンディーレコーダーZOOM H6 BLACKと小型の三脚だけにしました。

会場でマイキングしつつセッティング、テスト録音を繰り返しながら再生してみると結構いけるかもと感じました。今迄ZOOMのH4初代機から始まって、同じZOOMのH2、H4n、TASCAM DR-05、DR-07、Roland R-26など色々と使ってきてやはり内蔵マイクでの録音はどれもイマイチだったので結局XLR端子とファンタム電源が使えるハンディー、或いはフィールドレコーダーに別途コンデンサーマイクという組み合わせで録音してきました。なので今回は本当に応急的な録音、取り敢えず聴ければいいやという積もりで殆ど期待していなかったのですが、H6の内蔵マイクは単体コンデンサーマイク並みにいい感じで録音出来ました。これならマイキング次第でメインの録音機としても使えそうですが自分はXY方式のステレオイメージが好きではないので編集時にDAWでステレオエンハンサーを少しかけてより自然な感じになるようにしています。今回は念のため-12dBでサブ録音出来る機能を使いましたが、幸いなことにオリジナルトラックがピークアウトすることはなかったので一安心です。いずれにしても今回生録音に投入してみてH6が単体でかなり使えるレコーダーということがわかりましたので機材運びが億劫だったりそれ程重要ではないときにはH6を使おうと思います。

初代H6はラバー塗装だったので経年でボディーがベトベトになりますが、
BLACKはプラスチック外装なので経年劣化の憂いがなくなりました。

2022年11月26日土曜日

DPアップグレード

 先日、Nuendoをアップグレードしたばかりですが、Digital Performerが半額セールをやっていたので、よせばいいのにこちらもアップグレードしてしまいました。DPも歴史が長く旧Macをメインで仕事に使用していた頃、愛用のシーケンサーVisionが終了してしまったので代替としてDP2.8を購入しました。USB MIDIインターフェイスがぼちぼち出てきて、シリアル接続のMIDI IFだと音数が多い部分でテンポが若干よれたり各パートのタイミングが合わなかったりするのですが、MOTUは対応ハードウェアとDPを一緒に使うことによってより正確にMIDIデータを送受信できるMTSという規格を開発したのでそれにも魅力を感じてDPを導入しました。何しろ当時はPCでオーディオデータを扱うには全く非力(ソフトウエア音源もありましたがレイテンシーが大きすぎて使い物になりませんでした)で、まだまだMIDI音源モジュールが大活躍していた時代でした。確かにMIDIデータの遅れは少なくなり、他のメーカーも同じような方式のMIDI IFを売っていましたね。

DPは長い間Mac専用でVersion8になってからやっとWindowsに対応したのでその時にデモ版を使ってみましたが日本語は使えないしトラックの縦幅が拡大できず非常に見にくく、ネットでは動作不安定という噂も見て保留にしました。なぜ他のDAWがあるのにわざわざDPまで導入したかったのかというと、旧Macのシーケンスデータの遺産が結構あって、デモ版を使ったときMacで制作したDPのデータをWinのDPで直接読めたからです。Visionもそうでしたがチャンクという機能があり、一つのファイルに複数のシーケンスを含ませる事が出来ます。Aというシーケンスを一部変えた別テイクBというヴァリアントを作って聴き比べをしてより良いテイクを選択したり楽器編成を変えた別バージョンを作ったりと、わざわざ別ファイルを読み込んだり保存することなく一つのファイル内で瞬時に別テイクに切り替えが出来るため非常に便利でした。中には10以上のヴァリアントを含んだものもありそれを他のシーケンサーにデータ移行するとなると標準MIDIファイルをチャンクの数だけ書き出さなければならず大変手間がかかり、ネイティブでファイルが読み込めれば一発でロード出来る(トラック名もそのまま継承出来る)のでいつかは購入したいと考えており、バージョンも上がって日本語にも対応しており不安定との噂も聞かなくなったので半額セールを機会にアップグレードしました。2000年に2.8を導入しているので22年ぶりのアップデートになります。Version8が2013年なのでそれでももう10年弱経っていることに驚きです。最初に2.8を導入したのがまだ30歳代、月日が経つのは本当に早いですね。

Version8の時にアップグレードしようと考えた際には、確か代理店にソフトウェアパッケージに付属しているシリアルナンバーの画像(コピー)を送って承認されてからでないと購入できなかったはずですが、今はそういう面倒なことも必要なく普通にアップグレードできました。サポートには全く期待できない日本の代理店(しかもころころ変わる)を通さず直接MOTUから買えればいいのにと本当に思います。以前、MOTUに直接問い合わせをしたことがあるのですが、返信も早く親切でした。それに比べると日本の代理店は返信が遅いばかりでなく無視されることもあって総じて駄目です。

さて、使ってみましたがやはり2.8の時とは印象が違いますね。操作の明快さが薄れて使いにくくなっているかも。ただ、他のDAWと同様にほぼMIDIだけの時代とは異なりプラグインエフェクトが増えたり波形編集の機能も細分化されているのでこれは仕方がないですね。CubaseやNuendoに慣れてしまっているのでメインの座を占める可能性は低いとは思いますが、DPにしか出来ないこともあるはずなので気長に付き合っていきたいと思います。

DP11の画面
それにしてもMOTUという会社は1980年設立なのでもう42年、歴史が長いです。かつてはComposer's Mosaicという楽譜作成ソフトもリリースしており当時購入して持っています。パッケージにはベートーヴェンがデザインされていました。ハードウェアは当時Micro Express USB(MIDI IF)を使っていてその後FastLaneやmicro lite、MIDI Express 128なども買い足しました。いずれも旧Macでも動くので重宝しています。オーディオインターフェイスではaudio express、M4を持っており曲種や気分で使い分け、特にaudio expressはわざわざ自作機に増設したPCIe IEEE1394カードに接続して未だに時々思い出したように使っていたりします。😆 audio expressは2011年発売なのでとっくに生産終了していると思いきや、今でも販売されているというのはすごいですね。当時オーディオインターフェイスを新調しようと思ってRolandにするかMOTUにするかで随分悩んだのもいい思い出です。audio expressはサンプリング周波数が最高で96kHzなので最新のオーディオインターフェイスには見劣りしますが、192kHzなんてまず使わないので十分なスペックで音も明るくて良いです。なんといっても最近の素っ気ない面構えのオーディオインターフェイスに比べるとディスプレイがカラフルでかつ情報量が多く見ていて楽しいですね。おっと、DPからaudio expressの話になってしまいました。DTMの話題は若い頃の懐かしさもあってついつい余計なことまで書いてしまうんですよね。ご容赦くださいませ。😅

2022年11月7日月曜日

Nuendo アップグレード

 steinbergのDAW NuendoがMega saleで半額になっていたので11から12にアップデートしました。


今回のアップデートでライセンス認証方法が変わりUSBドングルが不要になったのでより使いやすくなりました。とは言ってもプラグインの中にはまだUSBドングルが必要な物があるので、そちらのアップデートも早くしていただきたいです。今回のアップデートではCubase PRO12もそうでしたが動作が少し重くなった印象です。ソフトウェア音源の負荷が少し高くなって以前よりオーバーロードが多く起きるようになりました。機能が増えて便利になったのは評価できるのですがもう少し軽く動作するようにしていただけると有り難いですね。これまで低レイテンシーでは最高成績だったオーディオインターフェイス、steinbergのUR22CがZOOMのUAC-8にトップの座を明け渡しました。UAC-8は超低レイテンシーで音質も大変よろしいのですが既にディスコンというのが非常に残念です。

2022年10月1日土曜日

ピレコ購入

 ピレコというのは河合楽器製作所製のピアノ専用録音装置PR-1のペットネームで、特製マイクロフォンを使って周囲の雑音を殆ど拾わずピアノの音だけを収録するという画期的なシステムでしたが随分前に生産中止になっています。以前から試してみたいと思っていたのですが、標準小売価格が結構高かったせいか中古でもいい値段が付けられていてなかなか買う迄には至らなかったのです。友人が最近アップロードしたピアノ演奏動画で音の収録にピレコを使っていてそれが切っ掛けでたまたまネットオークションを検索してみたら電源アダプターと取説無しのジャンク品がなんと3000円で出品されているのを見つけて速攻で落札しました。何というタイミング。(笑) 純正電源アダプターは出力DC15V4Aという特殊仕様で純正品は7700円もしますが取り敢えずジャンク品として出品されていたので万一動作しなかった場合を考えてAMAZONで同じ仕様の互換アダプターを2000円前後で購入しました。商品が届いて恐る恐る互換品ACアダプターを接続して無事電源は入りました。オークション出品時の画像を見ると2008年製の古い物なので多分動かないのではないかと思っていたCDRドライブは確りと動作し、木製のケースに収納された特殊専用マイクも全く問題なしの完動品です。ちょっと手間なのでアップライトピアノには取り付けずに取り敢えず自分の声でどんな音がするのかチェックしてみました。結果は事前の予想より遙かに低音をよく拾っておりなかなかいい感じです。専用マイクは設置方法からピエゾではないかと思っていたのですが自然な感じの音質なのでダイナミックかもしれません。この製品は価格が高いこともあって殆ど売れなかったのではないかと思いますがなかなかの良品でした。なんといっても使用感はあるものの3000円(電源アダプターと送料合わせて計約6500円程度)で完動品を入手できたのが嬉しいです。これだからジャンク漁りはやめられない?(笑) この装置で録音したピアノ演奏はいずれアップロードする予定ですがいつになるかは未定です。

2022年9月19日月曜日

今夏お世話になったもの

 今年は6月末からずっと暑くて本当に参りました。9月に入って漸く涼しくなるかと思いきや中々気温が下がりません。昼間に熱せられた木造家屋は夜になっても温度が下がりにくく未だに夜は暑くて寝苦しい状況が続きます。

これまでシーブリーズスーパークールというボディーシャンプーを使って凌いで来ましたがもっと強烈な涼感が得られないかと花王のバブ爽快シャワーという商品をドラッグストアで偶々見つけて興味本位で買ってみたのですがこれがかなりの優れもので、あまりにも気に入ったのでもう1個ゲットしてしまいました。😍

これは風呂上がりやシャワーを浴びた後に身体に塗って流すジェルなのですが塗った直後から強烈な涼感に思わず「おぉ〜、素晴らしい!」と声に出してしまいました。🤩

まあ、それ程長時間効果が持続する訳ではないのですが、お湯を使わず水で流すと寒い位です。暑い自室に戻っても暫くは涼しいし肌もサラサラになるので大いに助かっています。暑い夏の定番になりそうです。😅

2022年8月30日火曜日

ZOOM F3 購入しました

 昨日の朝、通勤電車で座れたのでネットを何気なく観ていたら、Rock oN Line eStore(勿論転売屋ではありません)にZOOM F3が「在庫あり即納」と表示されていて値段もごく標準的だったので思わず買ってしまいました。電車の中でクレジットカード番号を入力したり色々大変でしたが…😆 が、他店は何処も在庫がなくて「納期未定予約受付中」ばかりなので本当に在庫があるのかなとちょっと心配になりました。というのも、以前別の大手I楽器店のネットショップで在庫有りと表示されている機材を購入したら、後から「お客様が先程ご購入頂いた☓☓は当方の在庫管理ミスで現在在庫を切らしております。誠に申し訳ございません。つきましては現在入荷未定となっておりますので商品が入荷するまでお待ち頂くかキャンセルさせて頂ければ幸甚です。宜しくお願い申し上げます。」というような内容のメールが来てガッカリしたことが一度ならずあるからです。しかし、今回はその後直ぐに注文受付メールが来て、夜には発送完了メールが来てほっとしました。このショップを利用するのは初めてだったので会員登録したらなんと1000ポイント付与=1000円割引で買えてラッキーでした。😄

そして今晩配達されましたので早速開梱して手に取ってみたら掌に乗る程小さいにも拘わらずずっしりと重く仕上げも良いです。ファームウェアは既に最新版がインストールされていましたので、PCで32bitフロート形式が扱えるオーディオインターフェイスとしても機能します。肝心のXLR入力端子も確りとしたものでした。取り敢えず今日の所は開梱までで、実際の使用感や音質、機能については後日新たなエントリーに書きたいと思います。これで早くピアノの録音をしてみたいですね。

待ちに待った32ビットフロート採用レコーダー

ファームウェアは既に最新の2.00

2022年8月28日日曜日

55万アクセスありがとうございます

 本年8月4日にブログ、ホームページ合計で55万アクセスを達成していたようです。というのも多忙のためアクセスカウンターのメンテナンスを怠っており、遡れる記録が8月4日の550012迄だったのでおそらく同日中と判断しました。

何れにしましても、このような場末のブログ及びホームページへのご訪問に心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

今後ともご愛顧頂きますよう宜しくお願い申し上げます。

コンデンサーマイク

 6月のエントリーですが、多忙とやる気の減退で長らく公開せずに放置していた記事です。今更ながらで申し訳ありませんが折角なので忘れないうちに公開します。🥴

性懲りも無くまた得体の知れないコンデンサーマイクに手を出してしまいました。😂

CKMOVA SXM-3

CKMOVAという聞いたこともないメーカー名でしたが外観デザインはオーストリーの新興メーカーLEWITTのパクリで何となく良い音がしそうな予感😍(根拠なし)で一応国内大手音響機材メーカー通販部門の展示品放出のため売価も数千円と安いものでした。ボディーはオールメタル製で収音部はハニカム形状のパンチメタルで隙間から見えるダイアフラムはかなり大きい感じです。表面にはハイパスフィルターやパッドを思わせる表示があるのですが、プリントしてあるだけで該当するスイッチ類は一切ありません。😵 この辺り如何にも中華メーカーの面目躍如たる処ですが、実際に使用してみたところ、取り敢えず未だ自分の声だけしか試していなのですが特にノイズも無く音質は大変良好でした。メーカー発表の周波数特性グラフは次のようなもので悪くはないです。

一応国内代理店のサイトはあるにはあるのですがこの製品は取り扱っておらず国内での販売は今の所無いようです。海外通販サイトでは新品で1万2000円位ですがまあ1万円越えだったらパッドもフィルターも装備されていないので買わないでしょうね。同じ金額を出すのなら今は著名メーカーの製品でも良いものが買えますしね。😅 それと付属のショックマウントが独特な構造で特に経年でゴムが伸びてしまった場合は修理が難しそうです。もう1本入手してステレオで楽器(特にピアノ)の収録をしてみたいのですが入手難でちょっと無理そうな感じです。

相変わらずの散財ですが、まぁ機材集めは色々と勉強になって楽しいからいいかなって感じですね。😆

2022年8月27日土曜日

値上げラッシュ

 仕事や生活が忙しくてずっと更新をサボってしまいました。(汗 幾つか記事を書いて下書き状態のものもあり、何れ公開するつもりではいますが推敲する時間が中々取れず3ヶ月も経ちました(こんなブログでも書きっ放しではなく一応推敲はしています😆)。それはともかく最近は日用品や食料品が値上げラッシュで困りますね。音響機材も例外ではなく、いや寧ろ半導体不足に直撃されている機材関連の方が値上げ率が高い位です。3年程前に購入したラージダイアフラムコンデンサーマイクAKG C414 XLSの販売価格を見てビックリ。自分が買った時は1本5万円台後半(ほぼ底値だった)でステレオ収録用に2本買って11万円台半ばでした。同じ店で現在は1本13万円弱と2倍以上の値段が付けられています。これではとても2本揃えるなんて贅沢な事は出来ないですね。安いショップだと8万円台で販売していますが3年前にその値段だったら購入対象から外していたかも知れません。8万円台でも充分安いんですけれど。😅

それから値上げ直前に駆け込みで9万円台で購入したマイクプリアンプ Focusrite ISA TWOですが、これも17万円弱に値上がりしました。

その他にもちょっと目を疑うような金額に値上がりしているものが多く、悲しい哉おいそれと機材に手が出せなくなってしまいました。😢

半導体不足といえば、32ビットフロート採用で入力レベル合わせが不要な画期的フィールドレコーダー、ZOOM F3の生産が止まっており何処も入荷未定で売っていません。ネットオークション等では転売屋が足もとを見て5万円以上で売っていて(定価35000円)馬鹿らしくて買う気にもならないので通常ルートで安定供給されるまで待ちます。私もかれこれ35年以上PCで音楽制作して来ましたが、これ程物不足で機材が一斉に値上がりした経験はないです。尤も昔の機材は目が飛び出る程高価でしたから潤沢に在庫が有っても買えませんでしたが。🤣

最近漸くガラケーからスマホに換えましたので、物は験しにとスマホからエントリーしてみました。

2022年5月21日土曜日

ヨーグルトメーカー

 2月中旬に母親が転倒骨折して救急車で搬送入院し、その後転院したりで色々と忙しく3ヶ月ほどブログ更新をサボりました。高齢者の骨折なので治癒に時間がかかり未だ完全な状態ではないのですが以前よりは少し落ち着きました。一人暮らしで家事など忙しいのですがそれなりに楽しみも見つけました。料理は決して嫌いではないのですが母親が健在だったので中々する機会がなく、入院を機に色々やってみました。生活のリズムの中に組み込まれるとまあそれなりにこなす事が出来、その他洗濯、掃除などの家事も習慣になると苦にならなくなりました。そんな中で健康も考え(笑)偶々ヨーグルトメーカーの型落ち品を安く買って試してみました。原料はスーパーの安い牛乳とこれまた安いヨーグルト(笑)。市販のヨーグルトを種菌としてパックの牛乳に入れて掻き混ぜ40度程の温度で8時間かけて作ります。取り敢えず説明書の通りにやっておっかなびっくりで牛乳パックを開けたらちゃんと固まっていて1リットルのヨーグルトが完成しました。早速食べてみましたが風味は市販のヨーグルトと遜色なく特にお腹の調子が悪くなるでもなく(笑)一応成功したようです。市販品のヨーグルトはそれ程量が多くないのでチマチマ食べる印象がありますが、流石に牛乳パック1リットル分を一気に食べるのは無理ですね。一度大量に食べてみたいのですが。(笑) 牛乳パックと種にするヨーグルト合計約300円で1リットル作れるのでコスパ抜群です。その他にも発酵食品が作れるようなので時間があったら挑戦してみたいですね。今回は良い買い物でした。


2022年2月20日日曜日

時計修理

かなり前にネットで入手した動かないセイコーの古いトラベルクロックを修理しました。といっても分解修理ではなく各軸受部分を外部から無水エタノールで簡易洗浄しクロック用オイルを注油するという簡単なとても修理とはいえないような処置です。文字盤は埃塗れだったので綺麗に清掃、風防には傷が多かったので極細目のコンパウンドで弱めに研磨しました。幸いゼンマイは時計用も目覚ましベル用も切れていなかったためこの簡単な処置で動き出しました。いつもの事ですがこうして動き出すと愛着が湧きますね。最初はかなり進み気味でしたが、調速機のレバーを細かく調整したら1日で安定して数分進むくらいまでになりなかなかの精度です。勿論遅らせる事も出来ますのでもう少し追い込めば更に精度を上げる事ができるでしょう。この時計はおそらくノベルティーとして配られたもののようで文字盤の日米富士自転車のロゴが懐かしく、またデザインも良いのでついつい入手してしまったのでした。このような古いトラベルクロックは蓋のバネや時計を支える爪が折れてしまっていたりでなかなか良い状態のものがないのですがこれは両方とも問題無しでした。金具は錆びていますがこれは経年なので仕方ないですね。取り敢えず復活して1秒間4振動でのんびりと時を刻んでいます。

2022年2月1日火曜日

ポポーポ ポポポ

 タイトルだけだと何が何だか訳がわからないと思いますが、スーパーの食品売り場などでよく流れている音楽を再現する「呼び込み君ミニ」をヨドバシカメラで買いました。おもちゃです。

パッケージ
耳コピ楽譜起こし
それにしても、こういうキャッチーな曲をよく思いつくなあと思います。自分はこういう発想は出来ないですね。何となく惚けた味がいいです。才能だと思います。羨ましい。←本気
安いので気になった方はこちらからどうぞ。(笑)

2022年1月29日土曜日

インタビュー動画

 JR線に乗っている時何気なくドアの上の液晶ディスプレイを見ていたらYOSTARのインタビュー動画に知っている人が出ていてビックリ、思わず「あっ、武沢さんだ!」と声を上げそうになりました。(笑) 5年くらい前に復刻盤の仕事で日本コロムビアのマスタリングスタジオに参上した際にお世話になった方で大変丁寧に対応してくださいました。コーヒーを持ってきてくださって恐縮した思い出があります。その時は確かマスター盤からの復刻で特殊な遣り方だったと記憶していますが、経験豊かな方なのでそつなくこなされてさすがだと思いました。動画にはその時に自分が仕事で行ったマスタリングスタジオが映っていて、六本木にある雑居ビルの一室なのですがドアを入ると左側にノイマンのカッティングレース、前面にミキサーコンソール、その奥にB&Wのモニタースピーカー、右側にはレコーダー類、ラックにはアポジーのコンバーター、FocusriteのRedシリーズがありましたね(機材オタクなのでよく覚えてます(笑))。コロムビアとは長く縁がありまして学生時代は赤坂にあった本社ビルの編集スタジオでよくアルバイトしてスチューダーのテレコA80やソニーのデジタルレコーダー、今や完全に忘れ去られた三菱のデジタルレコーダーなども触りました。特にスチューダーのテレコにはその使いやすさに舌を巻きました。まさに自分の身体の一部のような感覚でアクセスできるんですよね。民生用のテレコとは全く違う真の意味でのプロフェッショナルな世界に驚きました。また当時はオーディオ機器のDENONも同じ会社だったので市販されない社内専用のオリジナル機材も沢山ありましたね。そういえば社員食堂に外人みたいな風貌(欧米人風)の調理師さんがいましたが本社移転後はどうされているのでしょうか。その後は散発的にCD用の音源を編集して納入したりしました。コロムビアのエンジニアの方は気さくな方ばかりで楽しく仕事をさせて頂きまして大変感謝しております。カッティングエンジニアには武沢さん、それから宇野さん(にもお世話になりました)という方もいらっしゃるのですがコロムビアのエンジニアの方々には健康で末永く活躍されることを願っています。

武沢さんの動画



2022年1月26日水曜日

Focusrite ISA TWO

何の気なしにネットで音響機材を検索していたら、FocusriteのマイクプリISA TWOを安く販売しているサイトを見つけてしまいました。半導体不足の影響かどうかはわかりませんが最近音響機材の価格が全般的に上がっていますね。


以前から音質の良い2chのマイクプリが欲しくて、電源を取るのに苦労する会場用にモバイルバッテリーで使用出来るオーディオインターフェイスを以前購入しましたが、電源が取れる会場で使う、音質の良い高性能なマイクプリアンプをいずれ入手しようと考えていました。ピアノをステレオ収録するという用途が主なので2chは必須で、Focusriteのオーディオインターフェイスが非常に良い印象だった事もあって同社のISA TWO性能対価格比で最有力候補でした。それでも、安いのでよく利用する某ネット機材通販サイトでも10万円以上はするので録音の頻度を考えるとなかなか導入に踏み切れないでいました。先日偶々検索ワードにISA TWOと入力したらかなり安いサイトが現れたので取り敢えず会員登録をしたら更に1000円引きになり何と新品で7万円台の値段が表示されたのでいきなりポチってしまいました。最後の1台だったらしくポチった後同じページを見たら売り切れになっていました。(^^;  ネットオークションやフリマなどでは中古品が8万円前後でよく出品されていて食指が動きそうになるのですが、使用履歴がわからず保証もない中古を買うよりはそれよりも安価で新品が手に入るのならばそちらを選択しない理由はありません。購入したのは異様な安値を付けている詐欺サイト(普通の通販サイトを装っていますが会社所在地を検索すると普通の民家だったり全く関係ない会社の建物だったりします)ではなくちゃんとした音響機材専門の販売会社です。まだ届いたばかりなので箱を開けただけですが実物を見るとやっぱりモチベーションが上がりますね。(笑) 現在ちょっと多忙なのでおいおいテストしていこうと思っていますが取り敢えず箱だけ撮影してみました。実際の録音テストはまた後日やってみようと思っています。


2022年1月1日土曜日

あけましておめでとうございます

 昨日は雪が降ったりしましたが今日は快晴(東京)ですね。皆様にとって良い一年になりますよう願っております。今年もよろしくお願いいたします。