2006年12月28日木曜日

カメラの修理

使わなくなったカメラをネットオークションで処分しようと思って(^^; 箪笥の引き出しの中を探っていたら、懐かしいカメラが出てきました。フジのツイングというハーフ判、広角・望遠をダイアルを回して切り替えるもので、特に望遠はミラーで反射させて焦点距離を稼ぐという凝った方式です。古いカメラなので当然電池切れなのですが、これの困ったところはわざわざメーカーサービスで電池交換しなければならない点です。まあ、古いカメラなので電池交換してくれるかどうかもわからないので、自分でカバーを開けて電池を交換することにしました。しっかりと半田付けしてあったので鏝で外してみると松下のBR-2/3A TL2F 6Vという積層タイプのリチウム電池でした。早速メーカーサイトで検索してみたのですが全然引っかからないので既に生産終了したんでしょう。さて、困ったと思いながら手許にあるカメラ用のリチウム電池の大きさを比べてみるとCR-2だと小さすぎましたが、CR123だと丁度いいようです。元々付いていた電池のタブをペンチで引きはがして接点として再活用することにして再度半田付け。CR123を2本直列に繋いでテープで固定し、接点を電池にかまして元に戻しました。電源を入れるとランプが点いて動き始めました。何度やってもこういう瞬間は嬉しいですね。(^^)

で、テスト撮影用にフィルムを買いに行ったのですが、銀塩は本当に種類が少なくなってしまって寂しい限りです。それに加えて、今日フィルム売り場で知ったのですが、コダクロームも既に生産終了していたのですね。コダクロームは古い時代からあったカラーフィルムで、初期のカラー写真の多くはコダクロームと考えて差し支えないと思います。このフィルムだけは「外式」で現像処理には手間暇がかかるのですが、出来上がった陽画は彫刻刀で彫ったように鮮明で、しかも(余分な薬品がフィルムに残存しないため)圧倒的な保存耐性があります。私も昔はよく使いました。色再現はフジのプロビアなどとは対照的に薄味ですが、コダクロームならではの上品な表現が魅力でした。とうとうこの銘フィルムもなくなってしまうのかと考えるとデジカメ普及の怒濤の勢いに驚きます。

電池交換したFUJI TWING TW-3

2006年12月25日月曜日

ライブ

土曜日の夜、「神楽」のライブを大泉学園のライブハウスに聴きに行きました。自作トゥッシュユニットを原田先生に使って頂きました(一般にはこれが初公開になります)が、製作者としてはユニットに不具合が起きないかハラハラしていました。(笑) 幸い、特に問題もなく、原田先生の見事な演奏を感激しながら聴いていましたが、実はトウッシュユニットはこのライブのために急遽?改良を施して作り直しましたので、万が一のトラブルがあった場合のために修理道具(笑)を一式持参しました。自作の装置をライブで使って頂いて、しかも想像以上の効果を上げてくださった原田先生には本当に感謝しています。製作者自身、自作のユニットがこれ程の働きをするとは思ってもみませんでした。現実問題として、得体の知れない装置(笑)を実際にライブで使うということはかなりの冒険ですので、その意味でも本装置を採用して頂いたことは光栄です。本当にありがとうございました。m(_ _)m 演奏性能を向上させるためにも更なる改良に取り組んでいきたいと思います。他に受注?もありますので、こちらも実用に耐えるものを作っていきたいです。電気回路よりも、演奏者と電気回路を結びつけるメカニズム&インターフェイスの部分が最も重要であるということを骨身にしみて感じています。さて、余談ではありますが今回のライブに気をよくしてしまった製作者は、リボン奏法修得(専用)のための練習用の擬似オンドの製作を計画しています。果たしてどうなりますか・・・(^^; いずれにしても、我が青春時代に知ることができたオンド・マルトノの裾野を拡げることに少しでも貢献できればこれ程嬉しいことはないと思っています。尚、オンド・マルトノについて、非常に拙いものではありますが今までに知ることのできた事項についての詳しい解説もありますのでご覧頂ければ幸甚です。

2006年12月15日金曜日

別れの曲?

今日フルートのレッスンがあって、先生が来年4月に外国に移住されるとのこと、レッスンは3月末で終わりとのお話しがありちょっとショックでした。先生のお友達のフルーティストの方を紹介してくださるとのことでしたが、どうしようかと悩んでいます。普段からなかなか練習する時間が取れないのでこの際一旦お休みしようかとも考えています。先生には約5年間、全くの不出来な初心者を根気強く手取り足取り楽しく教えてくださって本当に感謝しています。3月に発表会があり、多分これが最後になると思うので1曲作ろうと書き始めました。以前からスケッチしていた「フルートとピアノのためのノスタルジア」という曲があり、時間が取れなかったり才能が足りなかったり根気がなかったりで殆ど進捗していなかったのですがこの際先生への感謝の気持ちを込めて早く完成させることにしました。自分で言うのも何なんですが、郷愁を感じさせるモチーフの和声がとても気に入っているので先生へ献呈する作品としては相応しいのではないかと考えています。間に合うかどうか・・・(^^;

2006年12月8日金曜日

トゥッシュ・ユニット Ver.2

ここ最近他のことはほったらかしにして、先日製作したトゥッシュ・ユニットの改造に没頭していました。新規に取り寄せた部品に合わせて、メカニズム部分を大幅に簡素化し追従性を良くしたので、Ver.1に比べて演奏性能が向上しました(と思います)。その他にも色々と機能を付け加えたのですが、一番大変なのは電気回路の組み立てではなくてシャーシの加工や機械部分を構成する部材を探すことですね。(笑) Ver.2を使った即興演奏はこちら(ダイナミクスやアタックなど、音の高さ以外は全てVer.2で操作)。少しはオンド・マルトノに近づいたでしょうか・・・

2006年11月13日月曜日

トゥッシュ・ユニットをオンドで使ってみました

土曜日の朝、徹夜明けの寝ぼけ眼でコミカレに出席。先日試作したトゥッシュ・ユニットを持参して実際にオンド・マルトノで動作するかどうか、ハラダ先生のお許しを得て確認してみました。オンドのエクスプレッションジャックに接続してボタンをゆっくり押すとゥヮァア?ンという感じで音が出ました。本物のトゥッシュの滑らかさに比べれば全然ダメですが、それなりに音量調節はでき、ダイナミクス反転スイッチも動作しました。特にハラダ先生がこの貧弱な装置を使ってトゥランガリラの一節を試奏されたときには、弘法筆を選ばずというか、本物のトゥッシュボタンを使っているかのような見事なダイナミクスの表出に感激して、更なる改良を決意したのでした。現時点での問題点としては、オリジナルに比べて最大音量がかなり大きくなってしまうため、これも調整ができるようにしたいですね(MIDIで使う分には問題ないんですが)。まだまだ勉強を重ねなければなりませんが、取り敢えずはボタンの手触りをオリジナルに限りなく近づけるのが第一目標です。

本物のオンドの上に鎮座した(笑)自作トゥッシュユニットを記念撮影

2006年11月8日水曜日

トゥッシュユニットの製作

以前、外側だけ作ってほったらかしにしていたトゥッシュユニットを、実際に動作するように漸く中身を製作しました。(笑) 必要な部品を入手しようと秋葉原の部品屋を虱潰しに歩いたのですが思いの外取り扱い点数が少なく希望のものが入手できなかったので、当初の構想に一番近いものを見つけて代用しましたが、そんなに珍しいとは思われないようなこの部品もたった一軒だけでしか扱っておらず、改めて特殊な用途の機械を作るのは大変だと思った次第です。押しボタンのメカニカルな部分と電気部品を連動させるのが一苦労で、実際にMIDIキーボードに仮接続して音を出しながら、少ない脳みそを使い(涙)試行錯誤と微調整を重ねて不満足ながら何とか形にしました。設計段階からある程度予想はしていましたが、滑らかな動きをさせるのが本当に大変で、これを解決するには根本的に部品を変更しないと無理かもしれません。さらなる微調整と改良が必要ですが、最適な部品が入手できない現時点では取り敢えずこれで一旦製作完了とします。

このユニットをMIDIキーボードのエクスプレッション端子に接続して外部音源を演奏した音はこちら(所々入っているノイズはwmaに変換した際のものです)。オンド風な音色を使って鋭いアタック(fのスタッカート)からロングローン、トレモロ(連打)などいろいろやってみました。ユニットの構造上鋭いアタックは難しいのではないかと考えていましたが、実際にやってみるとなかなかいい感じです。またトレモロは鍵盤で演奏するのとは随分印象が違います。スイッチの切替で動作を逆(ボタンを押すと音が小さくなる)にすることもできますが何だか変な感覚です。(笑) 鍵盤のベロシティーは常に一定(最大)に設定しておかないと、このユニットを使う意味がなくなります。鍵盤もオンドのように軽い方が合うようですね。

ユニット外観

中身(恥ずかしいので主要部分は隠して撮影)(^^;

2006年10月12日木曜日

楽譜の修繕

楽譜は長い間使っていると背の部分がボロボロになり、最終的には分解してしまうことが多く、特に輸入楽譜は作りが華奢なものが多いのでそれ程頻繁に使ってなくてもダメになるのが早いです。日本版では全音のがかなり丈夫で、音友のは若干弱い傾向です。

100円ショップでグルーガンを入手したので、子供のころ使っていた分解寸前の楽譜を修繕してみました。

↑ これが、熱で溶けたホットメルトスティックを射出して接着するグルーガンです。
クランプで楽譜を挟んで固定し、背の部分にこれで万遍なく塗布していきます。本の修繕は初めてだったので念のため少し多めに塗りました(約2/3本使用)。

次に背に貼り付ける紙を用意します。多少厚めの紙を短冊状に切って所謂製本テープの糊なし版を作るわけです。それを楽譜の厚さに合わせて折り目を作り、楽譜を挟んで製本機に入れます。

↑ こちらが製本機、以前にネットオークションで安く入手したものです。
古い機種ですが、温度設定はホットメルトスティックが溶解する温度と同じで、しかも余熱無しで使えるのが便利です。電源ランプが消えたら取り出して、接着剤が固まるまで冷やします。


↑ 背表紙以外の部分は事務用スティック糊で表紙と裏表紙に貼り付けて完了です。
初めての作業だったのと、背に貼る紙のサイズが若干小さかったため(楽譜のサイズはA4などの規格と違って僅かに大きいサイズ)見栄えは今ひとつですが、落丁もなく非常にしっかりと補修できました。他にもボロボロの楽譜が何冊もあるのでおいおい補修していくつもりです。

2006年10月11日水曜日

猫に嫌われた(笑)

エマ嬢が退院して暫く経つのですが、何故か胸水が溜まるという症状が若干続いていて(入院中は胸水が大量に溜まっていて呼吸も覚束なかったのですが)、その治療のために薬を飲ませています。抗生物質の錠剤は苦いらしく最初に与えたときには吐いてしまいました。そのためカプセルをもらってきてそれに詰めて飲ませています。薬を飲ませようとすると強烈に暴れて一筋縄ではいかないのですが、そこは全力で抑え込み、強制的に口を開けて薬を舌の奥の方に投入して飲ませるわけです。目も少し悪いので目薬も差します。私は朝と夜、2回薬を投与する係なので、すっかりエマ嬢に嫌われてしまって、最近は私を見ると逃げ出すようになってしまいました。まあ、エマ嬢が恢復するのであれば多少嫌われてもしょうがないと諦めてます。(T_T) エマ嬢も薬を飲まされるときにはこの世の終わりみたいな形相でまるで化け猫みたいな顔になります。(笑) 取り敢えず月末まで投薬しなければならないので、エマ嬢との挌鬪はまだまだ続きます。(溜息)

2006年9月25日月曜日

2006年9月19日火曜日

猫退院

エマ嬢が今日退院してきました。家族以外には全くなつかない猫なので、入院中は相当ストレスがあったようです。退院といってもまだまだ本調子ではなく薬を点眼(鼻にも薬を垂らすそうです)したり、錠剤を飲ませたりと大変です。歯石がたまっていてそれを取ったら歯に穴が空いていたので、いずれ元気になったら抜歯した方がよいとのこと。かなり疲れていたらしく、今日は一日中寝ていたようです。餌を欲しがらないのが少し心配ですが。

2006年9月17日日曜日

猫が入院

自分の体調不良に続いて、今日はエマ嬢が入院です。(汗

4?5日ばかり家に戻ってこなかったので心配していたのですが、今日午前中に出窓の屋根の上で寝ているのを発見。呼んでも降りてこないので梯子で登って降ろしたところ全く元気がなく鳴くのも精一杯という状態だったのですぐに近所の動物病院に連れて行きました。診断してもらったら熱があり、体内で炎症を起こしていて、白血球と血糖値が増加していました。獣医さんの話では炎症を鎮めようとしている反応だそうです。栄養状態もあまり良くないので点滴したり薬を投与しなければならず、そのまま家へ連れ帰るわけにも行かないので入院することになりました。

面会可といわれたので夕方に病院まで面会(笑)しに行きましたが、何だか興奮しているようでしきりに威嚇していました。最近、家から至近距離のところに動物病院が出来たのでこういうときはホントに助かります。他にも犬や猫を診察で連れて来ている人がいて、犬は入院するようでした。エマ嬢には早く恢復してほしいものです。

2006年9月16日土曜日

10年ぶりくらいの病院

最近少々体調不良だったため病院に行って来ました。心電図やレントゲンをとりましたが特に異常はないとのこと。大したことはなさそうですが、取り敢えず2週間ばかり薬を飲んで様子を見ることになりました。さすがに寄る年波には勝てないか・・・(笑)

2006年9月4日月曜日

銀行とタイヤ交換

アメリカ在住の妹から、(買い物のための代金を)私の銀行口座に送金したいと連絡が来ました。そのまんま送れるんじゃないかなぁと思ったら、銀行(口座がある店舗)の所在地、電話番号、銀行の英文正式名、SWIFT Bank Codeというのが必要だというので、丁度自転車のタイヤ交換しに出掛けたついでに銀行まで行って訊いてきました。窓口で訊ねると行員が紙をくれて、そこには銀行名、住所、支店名、バンクコード(全部ローマ字)がスタンプで押してありました。こういうスタンプ、ちゃんと用意してるんですね。(笑)
その後は、家電量販店の自転車コーナーに行ってタイヤ交換を頼んだら「夜8時くらいにお渡しできます」と言われて、ガ??ン! 今はまだお昼の十二時だよん。家からちょっと離れた場所だったので困ってしまいました。「んじゃまた今度にします」と断ったら「代車があるのでそれをお貸しします」と言われたので「まぁ、いいか」ということに。(^^; その代車はマウンテンバイク。いつもママチャリに乗っている私には初体験。何だか異様に前傾姿勢になるのでちょっと怖いし乗ってて疲れます。ただ、21段変速ギア付きなのでペダルは楽でした。試しに急な坂道を一番軽いギアに入れて走ったら面白いくらい楽に登れました。ママチャリを立ち漕ぎしてヒイヒイいいながら坂を登っていた自分としては、「なんだかこれすごくいいかも?」なんて思ってしまいました。(笑)
タイヤ交換が終わって家に着いたときにふと新しいタイヤのメーカーを見たら、KENDAという見慣れない名前が。しかもロゴ(書体)の感じがホンダにそっくりでした。中国のパチもんか??と思ってネットで検索したら、台湾にケンダというタイヤメーカーがありました。しかもマウンテンバイクのタイヤはなかなか評判がいいらしい。しかし、ケンダって・・・明らかにホンダあたりからインスパイア(爆)されてますよね。まあ。以前のCD-RのARITA(Ritek)みたいなもんですね。(笑) 性能がよければ何でもいいんですけれどね。

2006年9月3日日曜日

最近のデジカメ

妹に頼まれて近所の家電量販店にデジカメを見に行きました。最近は700万画素って当たり前なんですよね。中には1000万画素なんてのも。私なんか未だに400万画素を使っていますから完全に時代遅れですね。(笑) でもメーカーのサンプル画像を見ると、どうも解像感が今ひとつなんですよね。全体的に滲んでいるような感じといえばいいのか、S/N比が悪いせいかモヤモヤした感じで画素数ほどのすごさを感じないというか、400万画素のカメラと画質が正比例していないというか・・・。やっぱりCCDのサイズが小さいと画素数が多くても本来の解像感を発揮できないんじゃないかという気がします。

じゃあデジタル一眼レフはどうかというと今のところ全く食指が動きません。デジカメは銀塩と違ってそのコンパクトさ、軽さが売りだと思うので、わざわざ大きなカメラは欲しくないのにくわえて、そもそも長い間親しんだ銀塩一眼レフレンズの焦点距離換算が通用しないというのが一番のネックです。28mm、35mm、50mm、75mm、105mm、200mmって数字を見ただけでどの程度の範囲(と倍率)が写るかというのが感覚でわかるんですけど、いちいち×1.5で計算しなければならないのが面倒。(^^; まあ、これも慣れなんでしょうけど、どうも躰が受け付けないですね。年取った証拠かな。(笑) かつての銀塩カメラのように物欲を刺激されないので財政の健全化?にとってはこれでいいのかも知れません。まあ、私は当分の間400万画素で我慢します。

新しい掲示板を設置しましたのでそちらも宜しくお願いします。m(_ _)m

2006年9月2日土曜日

今夜はビールで

晩酌(笑)してます。ここのところずっと焼酎(25度)ばかり呑んでいたのであんまり酔わない。(^^; 一人で呑んでると少量でも結構酔っぱらってたんですが随分耐性がついてしまったのかな? さて呑みながら見ていたTV、エンタは「我が家」が面白かったなぁ。以前放送されたホストの自動車教習は自分にとっては超傑作でドツボにはまって大笑いしましたが(HDに保存してます)、今回のホストの刑事というのも可笑しかった。3人それぞれがキャラクターを生かしていい味出してると思います。それにしても坪倉氏のホストははまり役ですねぇ。(笑)
そうそう、やっとこちらのスペースが本契約となりました。色々と弄っていて、今まで面倒だった設定が簡単に出来るのがわかりました。こんなに安くていいの?って感じで引っ越して正解でした。旧サイトは16日で消えます。新しく設置しようと思っている掲示板は3つある候補の中から検討中です。でもブログがあるからいいか・・・

2006年8月28日月曜日

また晩酌

って、殆ど毎日やっているんですけれどね・・・(笑)

今日は「伊佐大泉」という芋焼酎を試してみました。こちらは先日の黒霧島とは違って白麹を使っているそうで、そのせいかさっぱりとした硬派な香味がいいですね。何でも伊佐地方は焼酎発祥の地だそうです。

よく行くコンビニ(酒屋)はなかなか凝った品揃えで、しかもプレミアをつけたりしない良心的な店です。以前日本酒をよく飲んでいた頃は、新潟の超有名某銘柄が信じられないくらい安く売っていててビックリしたものです。店主は酒についてよく勉強されている方で、たまに会うと「今度○○って酒がはいったよ」と教えてくれたりします。そしてのせられて買ってしまうわけでして・・・(笑) 次は隣にあった「伊佐錦」でも試してみますか。

伊佐大泉(大山酒造) これもうまいっす(^ω^)

2006年8月27日日曜日

迷惑メール

旧ホームページで公表していたメールアドレスに送られてくるメールに、所謂商業的出会い系エロサイト?への勧誘が後を絶ちません。こんなメールに引っかかる奴がいるのかと思うんですが、相も変わらずこういうメールが大量に送られてくるということは、引っかかってしまうような「頭の弱い人」つまり「バカ」がいるということなんでしょうね。こういうスパムメールを送りつけるエネルギーをもっと他の創造的なことに使えばいいんじゃないかと思うんですけど、やっぱり世の中ってバカが多いということなんでしょうか。まあ、自分の経験上から言わせて貰えば世の中の8割はバカで構成されてますねぇ。バカがバカに引っかかるのは勝手というか自業自得ですがね。少なくとも私はそういうバカではないんでやめてくださいね?。(嘲) すみません、かなり酒入ってますわ。(笑)


まあよくこれだけ送ってきますよ。これでもほんの一部なんですよね。(呆) おい、糞メール送りつけやがって、迷惑なんだよ。いい加減にせぇよ、このアホンダラ!!(怒)

2006年8月25日金曜日

最近気に入っている

焼酎が宮崎県の芋焼酎「黒霧島」。いつも金欠なので(笑)、殆ど寶焼酎のカップとか大五郎(ニッカ)、ビッグマン(合同酒精)という安焼酎ばかり呑んでいましたが、これらはサトウキビなどから作られているので、素材の香りは殆どせず純粋なアルコールの水割りなんですよね(これでも一応気持ちよくはなれます。特にタバコをやめてからは酒に依存してる?しかも20度ではもの足りなくなってきた(笑))。

やっぱり芋はうまいです。なんといってもカップで売っているのが嬉しいです。ちょっと試しにって感じで買えますからね。近所の行きつけのコンビニ兼酒屋に「居酒屋で呑むのもいいけれど自宅でパンツ一丁で呑むのもいいですよ」と書かれたPOPを目にして、「俺のことじゃないか」とつい笑ってしまいました。目指せアル中!

黒霧島カップ うまいっす(^ω^)

2006年8月22日火曜日

これで一週間連続

で、ブログを書きましたがこんなこと初めてですねぇ。(笑) 一応動作テスト中の試運転なので、閲覧している人が殆どいないという気負いのなさがいいのかも知れませんね。やはり日記というのは基本的には公開するものではないのでしょう。とはいえ、自分が日々考えていることを他の人にも知って貰いたいという一種の自己顕示欲もありますから、人間なんて実に勝手なものだと思います。サイトの方の調整状況がもう一つなので、いまだにURLアドレスが公表出来ないでいますがそろそろ告知した方がいいのかな?

2006年8月21日月曜日

CD購入

HMVのサイトで、大昔に見た番組のBGM集のCDが出ていたのを発見、「これ、去年出てたんだ。気がつかなかったなぁ」と思いつつサンプルが試聴できたので聴いていると「うわ?、これは懐かしい!」ということで、早速アマゾンのマーケットプレイスで注文して入手しました。←いえ、HMVを避けているという訳ではなくて、アマゾンに一番安い出物があったので・・・(^^;
CDが到着したのでワクワクしながら聴いてみると、何だかもの足りないんですよね。はっきり言って音が細い。原因は大方ノイズリダクションでしょうね。オリジナルはオープンテープの筈ですが、アナログにつきもののヒスノイズがきれいに消えています。それはいいんですが、それとともに音が細くなり解像度も落ちてしまっています。当時TVから録音したカセットテープの方が音が太くて解像度もいいんですよね。元テープの劣化ということもあるんでしょうが、経験上ここまで解像度が落ちてしまうというのはちょっと考えにくいです。
そういう意味では少しがっかりでしたが、まあこういう有意義な企画が世に出たいうことでよしとしましょう。これは地味ながら本当にBGM史に残る名作だと思います。とにかくクラシック風な音楽が素晴らしくて、録音したカセットテープからよく楽譜に起こしました。作曲者である坂田晃一さんは音の使い方(旋律においても楽器の使い方においても)が大変うまい方で、楽譜を書きながら「なるほどなぁ」と感心しつつ勉強した記憶があります。当時は、一番物事を吸収する年代だったので、音楽の上で坂田さんに非常に大きな影響を受けました。それに、CDを聴いていると自分が過ごした当時の情景がまざまざと甦ってきます。一種のタイムマシンですね、このCDは。しかし、ブックレットには坂田さんについての記述が少ししかなかったのが残念でした。一番の功労者なのだから、その辺はちゃんとページを割いてほしかったですね(誕生日が自分と一日違いというのがちょっぴり嬉しい)。

2006年8月20日日曜日

その他の猫たち

ウチのお袋は野良猫に餌を与えるので、居着いてしまった猫がいます。今日はそれを大公開。(笑) グレーのシマトラの雄「おトラ」とその母親の「おや」←なんて安易な名前(^^; 、あともう一匹黒猫の雄「真っ黒黒助」(「おや」の息子)もいたんですが、随分前にいなくなってしまいました。

「おトラ」は貫禄があるので顔だけ弩アップにするとタイガーの子供みたいだし、「おや」は鳴き方に特徴があって疑問形のように「ニャ?あ?」と語尾(?)が上がります。それぞれ個性があって面白いです。

おトラ
おや

2006年8月19日土曜日

もしかしてウチのエマは三毛猫ですか?

久しぶりにエマ嬢とじゃれて遊んでいて気がついたんですが、目のところにある模様?の色がわずかに茶系統。いままでずっとグレー(黒)系統一色しかないと思っていましたが、最近毛の色が変わってきたのか、明らかに色の違う毛が生えてます。それもほんの申し訳程度に。(笑) 正統的な三毛猫からは、そんなもの認めん!とお叱りを受けそうです。尻尾の裏は縞模様がなくて白いし、折角の色違いの毛も隠し味程度の極微量って、なんだか手抜きというかやる気がないというか、エマらしいです・・・。(爆) 下の画像(クリックで大きくなります)では色の違いがわかりづらいかも・・・

急遽、三毛猫疑惑が浮上したエマ嬢

2006年8月18日金曜日

気に入っている芸人さん

先週の土曜日に録画しておいたエンタ、忙しくて録画していたことも忘れてましたが(笑)今日、ようやく見ました。そこで気に入った芸人さんのことについて少し・・・

アクセルホッパー・・・バカテンポが頭から離れない。(笑) やってる(踊っている)本人はかなり疲れるだろうなぁと思いつつ笑ってました。最初に見たときは???でしたが慣れっておそろしいですネ。(笑)

ヒライケンジ・・・この人の芸風は好きだなあ。確かに平井堅にも微妙に似てるし。(笑) 愛用の顔文字などネットともかぶっているし、しれっと観客を釣る?ところがおもしろい。随分前、初めてこの番組に出てきた時からファンだったりします。(笑)

ラバーガール・・・時々この番組に出ているみたいで、惚けた感じがいいですね。台本はちゃんとツボを押さえているし、極めて真面目な語り口で実はバカなことを言っているというやり方は好きですね。今後伸びてほしいなぁ。

スケ番恐子・・・この人は本当に芸達者ですね。顔もいいし声もいい、しかも頭もきれるし絵も上手いときてるから非の打ち所がない。観客を引き込むようによく練られた脚本?にはいつも感心しますが、自分としてはこのスタイルにそろそろ飽きてきたかなぁ。(笑)

クールポコ・・・初めてこの番組で見たときからファンです。このコンビ好きだなぁ。最近の芸人の中では内容に嫌らしさがなくて何の屈託もなく楽しめる貴重な存在だと思いますね。「男は黙って・・・」というフレーズに乗ってどんどん「粗野で無粋な男像」になっていくところがホントに可笑しい。最近の私のイチ推し芸人です。(笑)

犬井ヒロシ・・・実際にありそうだなぁとニヤリとさせられてつい笑ってしまう。関西弁の独特の節回しも面白い。淡泊そうな顔つきに似合わないコテコテの雰囲気がいいです。

と、まぁ、こんなところです・・・

2006年8月17日木曜日

そうそう

旧ブログデータをこちらにインポートしたときに気が付いたのですが、知らぬ間に130個近いトラックバックがあったんですね?。バイアグラとか海外旅行とか・・・、間に合ってますよ、ったくも?。('?`;)
よく嫌がらせでエロサイトを次々にトラックバックするというのはありますが、宣伝するにしてもウチのような零細ブログにトラバっても意味ないっすよん。まあ殆どが外国からのトラバだったのでここでこうして日本語で愚痴っても仕方ないんですがね。(笑)
っつ~ことでトラックバックは承認制にしましたというお話でした。

2006年8月16日水曜日

衝動買いしてしまった・・・

サイトの移転作業を続けていますが、この小さなコンテンツ量=少ないファイル数でも、CGIスクリプトのパスやリンクを書き換えたり動作チェックしたり、デザインも多少変えたので画像も手直ししたりとなかなか大変です。

今まで使ってきたinfoseekの契約があと一ヵ月で終了するので、ご来訪下さる方々になるべく早く移転告知してスムーズに新しいサイトへご案内できればと思っています。夜中にサイトの移転作業をしている関係上、常に焼酎が入っているためなかなかはかどりません。(爆)

さて、昼間は近所のビッ○カメラに備品の買い出しに出掛けたのですが、ふと立ち寄ったポータブルオーディオコーナーで型落ちのMP3/WMAプレーヤーSigneo SN-F110が安売りされているのを発見しました。外箱の説明を読むと、MP3/WMA/WAVに対応、USBメモリーとしても使えてUSB2の高速転送に対応、ボイスレコーダー機能搭載、FMチューナー内蔵、256MBとメモリー容量は少な目だけれど2980円というのは安い。気がついたらレジへ直行してました。(爆) 帰ってから早速チェック。もともと圧縮されたファイルを再生するので音質には期待していませんでしたが、よく聴くファイルを転送して愛用のヘッドフォンでチェックしたところ、なかなかよかったです。FMもちゃんと聞けて録音も出来るし、USB2なのでファイル転送が速いのも気に入りました。今まで使っていた手持ちの古いMP3プレーヤーは、ファイル転送に時間がかかり、また著作権保護のために専用転送ソフトウェアや対応メモリーライターを使用しなければならず閉口しましたが、こちらのファイル転送は、エクスプローラー上でドラッグアンドドロップすればOKだし、この転送速度であればストレス無しです。本体の操作は多少煩雑ですが、有機ELディスプレイの日本語表示もきれいだし、電池の保ちもかなりよさそうなので大いに満足しています。

2006年8月15日火曜日

「サイト移転作業中です」というタイトルの愚痴(笑)

本日引っ越し先である此処、さくらインターネットのレンタルサーバーを申し込み、移転作業を始めました。今まで使ってきたブログツール、Movable Type を再び設置しようと考えましたが、細かい設定作業が面倒くさいし、転送するファイル数も多い。まあ、折角標準でブログツールが使えるのでそちらに乗り換えることにしました。MTからエクスポートした過去ログがそのままインポートできるので助かりました。画像は別途アップロードしてURLを細々と書き換えなければなりませんでしたが、これは仕方ないか・・・(^^;
今まで2年間使ってきたinfoseekはCGIの制限が多い割に料金が結構高い。まあ、バックボーンの転送量が大きいのでストレスがないのはいいんですけど、CGIはよく誤動作してました。特に最新版のMTには全く対応していないし、今後も対応するつもりがないようなので、代わりにSerene Bachを設置しようといろいろやってみたんですが、このツールはディレクトリーの階層構造に制約があり、その所為かコメント欄のリンク切れがどうしても直らず、加えて、teeter totterというブログツールもうまく動作しなかったので結局諦めました。 同じ楽天の無料ブログは広告が鬱陶しいので使うつもりは全くなし。それにしても古いバージョンのMTはもうダウンロードできないんだから、ホームページ開設のための機能説明のところにある「MT使えます」という表記は誇大広告?じゃないのかなぁ。 で、そろそろ契約期限が切れるので退会しようと思ってレンタルサーバーを探していたら、ここ(さくらインターネット)を見つけたというわけです。CGIの制限も緩いし何といってもレンタル料が安くて(今までの1/4のコスト)ブログは画像以外は容量制限無しというホントに良質なサービスですね。まあ、私のように更新が覚束ない人間にとっては勿体ないくらいです。(笑)
本当は今接続契約しているISPが提供しているホームページスペースでCGIが使えればわざわざ他で借りなくてもよかったんですけれどねぇ。本家?のスペースは殆どファイル収蔵庫と化しています。そんなわけで、ぼちぼちと更新していきますので今後とも宜しくお願いします。
折しも今日は終戦の日、先の戦争で護国のために散華された方々を追悼するとともにご冥福をお祈り致します。

2006年8月7日月曜日

某映画のロケ地散策

5日土曜日、憂さ晴らしも兼ねて友人とともに某映画のロケ地ツアーをしました。虎ノ門から散策を始め地下鉄を乗り継いで移動。銀座で昼食を採り、大手町へ。大手町にある某ビルは建て変わっていましたが、今は亡きあの俳優はここで殴り合いの演技をしたのかと感慨に耽りました。折角なので将門の首塚に参詣。さて、次のロケ地に移動しようと思って首塚を出ようとしたら、丁度その時人がぞろぞろと入ってきました。はとバスが停まっていて「講談師と行く怪談ツアー」の貼り紙を見てついつい笑ってしまいました。ついでにということで逓信総合博物館を見学。その後は池袋に移動。某映画に出ていたアパートがそのまま残っていて感激。(笑) そのすぐ近くに商店街があるのですが古い店が多いのに吃驚。それとやたら野良猫が多かったです。その商店街にある薬局の店内には4匹もの猫が大の字になって昼寝?をしていました。猫好きの自分にとっては微笑ましい?光景でしたがどうなんでしょうね。(笑) またその街一帯には、強い地震が来たら確実に崩壊するだろうなぁと思われるバラック?が多数ありました。池袋駅から徒歩十数分のところにこういう町並みがあったとは・・・。最後は阿佐ヶ谷の七夕祭りを見て、吉祥寺の居酒屋で一杯引っ掛けて帰宅。暑くて殆ど歩きっぱなしで疲れましたがいろいろと発見もあり楽しい一日でした。


▲ 某映画に登場したアパート「あかね荘」
 
▲ 映画に出てきた古いビル

▲ おまけ・都電の線路で遊ぶ三毛猫(あぶないよ?)

2006年7月4日火曜日

日記のネタがないので・・・

100円ショップで買った電池で動く小型マッサージャー「電動ブルくん」がほぼ2日の使用で壊れたので(結構気に入ってたりします)、それを修理したお話しでも・・・(笑) まあ、買った店にクレームをつけて新品と交換すればいいのですが(でもまあ、100円ですからねぇ)交換したところでまた直ぐに壊れそうだし、かといって捨てるのも勿体ないということで、資源を無駄にしたくないエコロジーな私(爆)はたとえ100円ショップの商品でも修理することにしたわけです、ハイ。分解してみると小型モーターが一個だけという単純な作りなので、モーターを交換してやればよいわけですね。子供の頃模型工作でよくお世話になったマブチモーターと同じ形なので、近所の模型屋で似たものを入手しました。マブチモーターを買うなんて何年ぶりだろうとパッケージを見ていたら何だかノスタルジックな気分になりました。(笑)

さて、早速修理開始、といってもただモーターを交換するだけなんですけどね・・・(^^; 軸についている錘をはずすのが大変でしたが金槌を使って何とかはずして、新しいモーターの軸に打ち込みました。修理完了後使用してみたら、廻転の勢いがオリジナルモーターよりも若干強力になりました。オリジナルのモーターは「明珠」という銘が入っている中国製で、外見はマブチモーター(FA-130)とほぼ同じです。交換した新しいモーターは日本の品質基準で作られているとはいえ中国製なのでちょっと心配です。(笑) しかも偏芯した錘をブン廻して振動を得るという、かなりモーターに負担のかかりそうな構造(オリジナルモーターには軸ブレが起きていました)なので、さて、どのくらい保つでしょうかね・・・(^^;

因みにモーター代は147円で、交換技術料(笑)を含めると原価を大きく超えてしまいました。これって一応医療機器製造販売業許可番号なるものを取得しているんですね。ということは勝手に修理したらヤヴァいのかな・・・(爆


交換用に買ったマブチモーター
懐かしい(笑)パッケージ
交換前のオリジナルモーター
修理完了
 

2006年6月25日日曜日

20年以上前に

 エアチェックしたカセットテープが出てきました。別の音源ソースを探していてチェック再生していたら何とも懐かしい音楽が聴こえてきて、当時の感動が蘇ってきました。これを聴くのは本当に二十数年ぶりですね。所謂会話録音用のローコストタイプのカセットですが、意外によい音質で録音されていて、ほぼ劣化することなく残っていたのにもちょっと吃驚して、探していた音源のことを忘れて暫し聴き入ってしまいました。(^^; なんの気なしにエアチェックしたこのテープの内容は、1982年2月7日にNHK-FMで放送された「現代の音楽」という番組で、解説の故・上浪渡さんの声が懐かしいです。曲目は、藤田正典作曲・「オーロラIII」、一柳慧作曲・「輪」、石井眞木作曲・「入破II」で、特に藤田氏のこの作品を聴いて現代音楽に目覚めた私にとっては本当に貴重なテープなのです。

 早速CD化しようと思ってテープを巻き戻したら、経年劣化のためにリーダーテープの部分が破断してしまいました。(T_T) 昔のフジのカセットテープはこの部分が弱いというか劣化しやすいのでよく破断します。まあ、でもリーダーの部分なので、繋ぎさえすれば本編は全く問題なく再生できます。さて、テープを繋ぐためのスプライサーは以前持っていましたが、ここ10年以上カセットを聴かなくなってしまったので行方不明。仕方がないのでセロテープで応急処置(笑)後、ピッチと磁気ヘッドのアジマスを慎重に合わせてできる限り録音時の特性を正しく再現しつつCD化しました。(^^; 余談ながら、民生用カセットデッキのアジマスを弄ることは、録音と再生の整合性がとれなくなってしまうので御法度なのですが、一応基準テープがあるのと、新たにカセットテープに録音することはないと割り切っているのでガンガン弄っています。決してお薦めはしませんので念のため・・・

 「オーロラIII」は最初ゆったりとした琴の旋律から始まり、煌めくようなピアノと、動きが細かくなった琴の上にヴァイオリンや尺八の朗々としたソロが奏され、まさにオーロラの光が交錯するような非常に官能的な、それでいてどこか禁欲的な作品です。それまで古典派からロマン派の世界にどっぷりと浸っていて「現代音楽など音楽ではない」と考えていた自分の目(耳)を開かせてくれた忘れられない曲です。勿論、今聴いても本当に素晴らしい。一柳さんの曲は、内容的にも作品構造的にも、いかにも一柳的な作品で、特に自作自演のピアノの音色が美しく、つくづくピアノの上手い人なんだなあと感じました。「一柳さんの音」なんですよね。石井さんの作品は和と洋を現代的な解釈で融合させようという意思や、エネルギッシュな展開がいいですね。いずれも1981年の作品ですが、「日本の現代音楽が至極充実していた時代」だからこそ生み出されたものではなかったかと個人的には思っています。これ以降「現代の音楽」という番組が楽しみになり、現代曲に接する時間の方が長くなって現在に至るわけですね・・・(笑)

思い出のカセット?(笑)

2006年5月31日水曜日

楽譜印刷に適した用紙

パソコンで作成した楽譜(私はFinaleを使っています)を印刷する場合に一番気になるのが紙の色です。普通の印刷用紙だと若干青みがかった白色で、用紙自体の色としてはクールでいいのですが、実際に印刷されたものを見ているとどうしても目がチカチカしてしまうので、あまり楽譜に適しているとはいえません。実際の出版譜は大概少し黄色みがかった紙を使っています。その方が見やすいからですね。プリンタ用紙というのは紙の色に限ってはあまり選択肢がないので、ついありきたりの用紙を使ってしまうのですが、最近楽譜印刷用として色合いの良い用紙を見つけましたのでご報告?します。(笑)

伊東屋から発売されているクーリエ ウーブ オイスター(厚さ 90g/m2)CR101(イギリス製)という用紙で大変好結果を得ました。厚さも色合いも楽譜には丁度いいです。透かしが入っているのがちょっと残念ですが、透かしなしのバージョンだとオイスターという色がないので仕方ないですね。楽譜を印刷される方はどうぞお試し下さい。

当該用紙詳細
【追記】2013年現在、本用紙は既に扱っていないようです。

2006年5月30日火曜日

エマ嬢ご帰宅

一週間エマ様が帰ってこなかったので、事故にあったのか、それとも連れ去られたのかと殆ど諦め気味だったのですが、ひょっこり帰ってきました。一週間何処へ行っていたのか知る由もありませんが、いつもながらの涼しい顔をしています。とりあえず一安心、ホッとしました。猫ってホントに気まぐれですねぇ・・・(^^;

玄関の上にある桟の上でくつろぐエマ嬢


2006年5月20日土曜日

とりあえず

生きております。(^^;

仕事もそうなんですが、その他にもいろいろとありましてブログを1ヶ月以上サボってしまいました。これからもゆる?いペースでの更新になると思いますが時々覗いてやってくだされば幸いです・・・。

殆ど放置状態でしたのでせっかくコメントをくださった方には返信できず心よりお詫びいたします。ホントにゴメンナサイ・・・m(_ _)m

2006年4月7日金曜日

ショウさん帰郷

今朝早く6時半にショウさんを駅まで送っていきました。昨晩は遅くまで話し込んでしまったので寝不足で、ショウさんを送った後また一眠り。(笑) 昨日は銀座でお昼にmegwaiさんにわざわざ出てきていただいてランチタイム。そのあと新橋の喫茶店へ行ったりヤマハで楽譜を買ったりしました。
megwaiさん、お忙しい中いろいろとありがとうございました。私も楽しい時間が持てて感謝しています。m(_ _)m 帰りはお茶の水の下倉楽器でバイオリン見学。(笑) 近所の居酒屋で食事兼飲み会(アルコールは勿論私だけです(^^;)。私は酒が入ってしまった所為で結構ハイになって喋りまくっていました。(笑) それでも話し足りず?帰宅後も遅くまで話していました。ショウさんの本音も聞けて楽しかったです。ショウさんが上京してから3日間、普段は行かないところに行ったり、バイオリン、フルート、ピアノで合奏したりして私も充実した日々でした。今日は一眠りした後、やりかけの用事を片づけて夜はフルート教室へ(全然練習してない(T_T))。何か忙しい一日でした。(^^;

2006年4月5日水曜日

某映画の聖地?

に、ショウさんと行ってきました。自宅から非常に近いところにあることは知っていましたが一度も行ったことがありませんでした。ショウさんの上京目的の一つにこの聖地?訪問が含まれていたので、散歩がてら(笑)行って参りました。天気がよく丁度桜が満開で、丘陵地からの眺めも素晴らしくとても気持ちのよい一日になりました。丘を越えて坂道を登ったり降ったりで2時間ほどかけてかなりの長距離を歩いたのでショウさんは少々バテ気味。私も足が痛くなりました。(笑) 春休みの所為か他にも聖地訪問している人も見かけました。(笑) 下はその聖地?の写真ですが、知っている人が見たらすぐに何処かわかるはず。(^^; ショウさんといろいろ話しながらの散策は楽しいものでした。若い時代の旅先での風景は心に残ると思いますが、私にとってもいい思い出になることでしょう。

 
 
 
 

2006年4月2日日曜日

やっと更新(汗

��月末締め切りの仕事で滅茶苦茶忙しかったため、こちらのブログには殆どアクセスしていなくて更新が半月ほどできませんでした。m(_ _)m コメント欄に書き込んでくださった方、メールをくださった方には深くお詫びいたします。さて、明日ショウさんが東京に遊びに来られます。お会いすることを楽しみにしています。(^^)

2006年3月15日水曜日

証拠写真(笑)

エマ様のしっぽの写真です。

普段いつも見えている状態
 
裏返したところ

さて、エマ様も以前は家にいる方が少なかったのですが最近は昼間寝ていることが多くなりました。エマももう5歳、人間でいうと36歳くらいで段々私の歳に近づいてきました。でもまだまだ若いはずなのでこの眠い季節のせいでしょうか。最初笑いながら、寝ている姿を見ていたらなんだか急に以前20年一緒に暮らした猫リリーのことを思い出してしんみりしてしまいました。エマもいずれはと思うと、おバカで愛嬌のある仕草がとても愛おしく感じられます。ついつい「虹の橋」という作者不詳の寓話を思い出してしまったのも季節のせいでしょうか。

2006年3月12日日曜日

猫の尻尾

家で暢気に昼寝をしているエマニエルの尻尾で遊んでいたら今まで気がつかなかったことを発見しました。尻尾の模様が実はギミック?だったのです。尻尾が下がっている状態ではグレーの縞模様が見えているのですが尻尾を手で上げて裏側を見ると白くて模様らしきものがないのです。尻尾を下げている状態がディフォルト(下の写真に写っている状態)なので、てっきり模様がぐるりと一周していると思っていましたがすっかり騙されました。(笑) 普段見えないところはちゃっかり手抜きしてるなんてまったくエマらしいです(エマの責任ではないですが)。(笑) いずれ尻尾の表裏の証拠写真もアップします。(^^;

2006年3月11日土曜日

コミカレ

月に一度の楽しみの一つコミカレに出席しました。今回は付点と三連符の違いをトゥッシュで出すこと、重音の処理の仕方などを重点的に教えて頂きました。曲の途中で出てくる音形がヒナステラのピアノ協奏曲第一番と同じというハラダ先生のご指摘に肯くとともに、ヒナステラのピアノ協奏曲をご存知だったことに嬉しくなってしまいました。アルベルト・エヴァリスト・ヒナステラは私の大好きな作曲家です。アルゼンチンのブエノス・アイレス生まれでスイスに没しました。あのモダン・タンゴの大御所アストル・ピアソラの作曲の先生でもあります。初期は民族音楽的なスタイルで後期はセリエル的になります。しかし、どの時代でも南米人としての意識をしっかり持って作曲していた人で、アカデミックでスッキリとした作風です。ピアノ協奏曲第一番は中期の傑作で不協和音が猛り狂うような激越な作品です。特に第4楽章は残酷ともいえるようなデモーニッシュなエネルギーに満ちており、私は随分この曲にはまりました。この楽章を聴くと本当に血が逆流するくらい興奮します。今でも大好きですね。この楽章は作曲者の許可を得たエマーソン、レイク&パーマーというプログレッシブバンドが「恐怖の頭脳改革」という作品中にトッカータとしてアレンジしています。原曲はトッカータ・コンチェルタータといいます。激しい現代音楽好きの方にはお薦めの曲です。ただ、なかなかいい演奏がなくて、私が出色の出来だと思うのはイギリスのASVから発売されているエンリケ・バティス指揮、メキシコ市交響楽団、オスカー・タラゴがピアノを弾いたCDです。これは炸裂する音楽といった表現がピッタリの演奏です。いつの間にかヒナステラの話題に逸れてしまいましたね。(^^; コミカレ終了後はいつもの通り喫茶室でおしゃべり。先月は個人的にいろいろなことがあって精神的にきつかったのですがおしゃべりタイムのおかげで楽になりました。めるさん、楽しい時間をどうもありがとうございました。m(_ _)m

2006年3月10日金曜日

フルート

のレッスンにいってきました。実はピエール・サンカンのソナチネをやっていて、これが非常に難しいのです。まあ、初心者が気軽にやるような曲ではないのですが、大変好きな曲なので無理を言ってやらせてもらっています。(^^; サンカンという人はパリ音楽院のピアノ科教授なのでピアノパートも難しいです。フルートのよいところは吹いていると体の中の毒気が抜けていくような感じがして、吹いた後はホントに身も心もスッキリするんですよね。カラオケで歌を思いっきり歌うとスッキリするのと同じかも知れません。(^^; 帰りにブラームスの、ハイドンの主題による変奏曲の収録された2台ピアノ曲集のCDを買って聴いてみました。譜読みで大体わかりましたが、実際に聴いてみるとやっぱりいい曲ですね。でも思ったよりテンポが速いので弾けるかどうかちょっと心配になってきました。(^^; 演奏会までにはまだかなり時間があるのでじっくり練習したいと思います。最近は時間が取れなくて一つの曲を完全に演奏できるようになるまで練習したことがないので、これを機に少し真面目に取り組みます。

2006年3月9日木曜日

確定申告

をしてきました。昨日の晩に作成した申告書を朝チェックしたら控除額に間違いがあったので、新しい用紙で新規作成しようと思って税務署へ出掛けました。数年前に近所に税務署ができたので自転車ですぐ行けて助かります。それまではわざわざ隣の市にある税務署まで電車で行っておりました。(^^; さすがに締め切り日?に近いので、すごい人の数で吃驚です。去年、大体同じ時期に行った時はガラガラだったんですが・・・。申告書を作成する仮設のプレハブ小屋?にも人が一杯で暫く待たされました。順番待ちで並んでいたら「パソコン作成が早いですよ」と署員に言われたのでパソコンのあるコーナーへ。必要事項を入力すると自動的に書類を必要枚数プリントアウトしてくれる便利なものでした。な?んだ、わかっていたら自宅で作って持っていけばよかったです。(^^;
プリントアウトした書類を持って今度は提出窓口へ行ったのですが、こちらも混んでいて長蛇の列でした。さて、私の前に並んでいた女性がおもむろに鞄の中から本を出して開いて見ていたのですが、それはドビュッシーのピアノ作品集でした。前奏曲「西風の見たもの」のページにはいろいろと書き込みがしてあって、ああ、多分レッスン中か近々に弾くんだろうなあと思いながらちらちらと覗き込んでしまいました。書き込みの仕方からしてこの女性は相当な技巧の持ち主のようです。それにしても人のものを覗き見るなんてホントに悪趣味ですねぇ。ご免なさい。m(_ _)m でも楽譜のおかげて退屈しないで?順番待ちができました。まさか税務署でドビュッシーの楽譜を見るとは思いませんでした。(笑)

2006年3月8日水曜日

ネイルアート用品発注

といっても、妹の代理なんです。(笑) 妹は今、ロスアンゼルスのトーレンスという日本人が多い地区に住んでいて仕事でネイルアートをやっています。場所柄日本人客も多いので日本人好みのネイルアート用品をこちらで仕入れているというわけなんです。定期的に妹から発注?が来て、それをこちらのパソコンから注文して到着したものをアメリカへ送っています。おかげでネイルアートには少しだけ詳しくなりました?し、私宛にカタログまで送られてくる始末。(笑) ショップの中には、ネイルアートの仕事をしているという証明書がないと買えないところもあって、妹から身分証明書のコピーを送ってもらって、こちらで申込書を書いて送ったりとなかなか大変です。(^^; それにしてもネイル用品というのは想像する以上に様々なものがあって吃驚します。妹に言わせるとアメリカ製のものはデザインにしろ色にしろ大味で、日本製は細かくいろいろとあるそうです。カタログを眺めていると凝り性の私から見ても「女性でも自分以上に凝り性の人っているんだなあ」と妙に感心してしまいます。(^^; さて、郵便局からEMSというので送るのですが、必ず中に手紙が入っているかどうか訊かれます。これは国内に小包を送る時もそうですが、手紙が入っていると送料が高くなるんですよね。郵政民営化も決まったことだし、こういう旧態依然とした規則も早く撤廃して欲しいです。最初はご丁寧に手紙を入れて送っていましたが最近はシンプルに商品のみの発送で、早いと3?4日で向こうに着いちゃうんですよね。今丁度確定申告の書類を書いているのですが、アメリカでもこういうのは経費で落ちるのかな、などと考えたりします。(笑)

2006年3月7日火曜日

浮気はしない方が

いいですね、髭剃りは。(^^; 電動シェーバーの内蔵電池がおシャカになってしまったので、分解して電池だけ交換しようと思って電気屋に訊いたら、修理扱いになるので電池だけの取り寄せはできません、と断られてしまいました。(T_T) 仕方がないので久しぶりにT字カミソリを使ったら血だらけになりました。このT字は以前はよく剃れたんですけど、電動式に皮膚が慣れてしまったせいか今となっては使うのが非常に辛いです。最近は特に髭の伸びが早くなってきて二日も剃らないともう大変なことになります。頬も髭が濃いと伸ばしてもサマになるんですが、私の場合は頬にあまり生えていないので伸ばしたら殆どカールおじさんになってしまって恥ずかしい・・・。(笑) 修理代がかかりそうなのでこの際新しい電動シェーバーの購入を検討していますが、店頭で試し剃りするのは何だかとても抵抗があるので、どなたかいいものがあったら教えてくれませんか?(笑)

折角分解したのですが電池だけの注文はできないそうです(涙

2006年3月6日月曜日

ピアノの楽譜

ブラームスのハイドンの主題による変奏曲の楽譜をやっと入手しました。うちの近辺だとあんまり2台ピアノ用の楽譜って売ってないんですよね。全音の楽譜なのに・・・。しかもオーケストラ版のポケットスコアの方が安かったです。(^^; 帰ってざっと弾いてみましたが後半がかなり大変そうです。まずはゆっくりと練習ですね。完璧に弾けたら爽快だと思うので演奏会に向けてじっくりと取り組むつもりです。
ブラームスを練習していたら、変ロ長調繋がり?で突然アイヴズのコンコードソナタの「オルコット家」を弾きたくなって野積みの楽譜の中から引っ張り出しました。(^^; この楽譜は当時5000円位したんですけどどうしても欲しかったので買ったものです。「オルコット家」の楽章はディアトニックで穏やかで親しみやすく、初めてLPを聴いた時から民謡風な感じがよくて気に入ってしまった曲です。勿論他の現代音楽的な楽章「エマーソン」「ホーソーン」「ソロー」も好きです。この作品はマサチューセッツ州コンコードの超絶(超越)主義思想家にちなんだもので、彼らのシンボルであったベートーヴェン、それも「運命の動機」が至る所に現れます。ピアノソナタなのにヴィオラやフルートがでてくるというのも面白いです。演奏も超絶技巧が要求されます。
チャールズ・エドワード・アイヴズという作曲家は我が国では今ひとつ知名度がありませんが、当時としては非常に革新的な手法を大胆に取り入れた(12音技法もシェーンベルクより先んじて実践した)人で、しかも一生アマチュアの作曲家として過ごした(所謂アマチュアというのとは違って彼は専門的な教育もちゃんと受けており「不協和音のために飢えるのはご免だ」といって保険業を興して成功し、作曲を本業とはしなかった)という面白い人です。20世紀の名曲のひとつですので是非聴いてみてください。何か話題が完全にズレてる・・・(^^;

A Charles Ives Website

2006年3月5日日曜日

タバコを吸ってしまった

夢を見ました。(^^; 吸った途端に頭がクラクラくるような、かなりリアルな夢だったので「あ?、結局禁煙は1ヶ月もたなかったか?」と後悔の念とともに「こーなりゃヤケクソだ、畜生?!」と続けざまに2本吸ってしまいました。(笑) 朝、目が覚めて夢だったことがわかって一安心。いやぁ、ホントにホッとしましたよ?。吸いたいという気持ちは表面上失せたはずなのですが、無意識の領域ではまだその願望が残っているのでしょう。いくら夢とはいえ、気を付けないと危ないです。(笑)

2006年3月1日水曜日

記憶に存在しない録音

部屋で野積みになっている(笑)CDを整理していたら奥の方でCDとCDの隙間に落っこちていた8cmCDRを発見。レーベルには Sonate pour piano とマジックで書いてあり、こんなのあったかなあと思いつつプレイバックしてみて吃驚。弾き方の癖から考えて演奏しているのは自分に間違いないのですが、何時何処で演奏し録音したものなのか全く記憶にないのです。とうとうボケが始まったのでしょうか。(T_T) 音質から判断してもスタジオを借りて、しかも自作を録音しているので忘れるはずはないのですが、この演奏だけは使ったピアノのメーカーさえもどうしても思い出せないのです。自分で弾いているのにも拘わらず何だか他人の演奏を聴いているような不思議な感覚に陥りました。しかし下手くそながらも自分にしてはなかなか落ち着いて演奏しているのでこれにもちょっと吃驚しました。(笑) この楽章は全曲録音したものが幾つかありますがどれも今ひとつで、とても人様にお聴かせできるようなものはなかったので一番いい出来のこの録音を公開することにしました。思いがけない場所からへそくりを発見したような、ちょっと得した気分です。(笑)←喩えが変・・・(^^;

タイトル変更

��月に入って気分一新ということでブログのタイトルを変えました。
「をこにていとよし」というのは別に暗号ではありません。(笑) これは清少納言の枕草子に出てくる一節です。中学の時だったか、それとも高校の時だったか古文で枕草子をやったときに出てきたこの言葉が妙にひっかかって(気に入って)ずっと覚えていました。多分私の「をこセンサー」がゲゲゲの鬼太郎の髪の毛みたいにピーンと反応したのでしょうね。(笑) 「をこ」というのはバカという意味なので「バカげていてとってもいいんじゃな?い?(嘲)」という感じでしょうか。まさにこのブログというか自分にピッタリの言葉ですね。ということで今後ともよろしくお願いいたします。m(_ _)m

2006年2月28日火曜日

禁煙半月目

今日で2月も終わり。そしてタバコをやめてから約半月が経過しました。禁煙3日目くらいまでは吸いたくて挫折しそうになりましたが、今はもう全然吸いたくなくなりました。実は先日の日曜日のピアノサークルの演奏会では休憩時間に知人がタバコを吸うので危ないかな?と思ったのですが、「すみません、一本もらえます?」なんてことにはならずにすみました。(笑) それよりも知人に染みついた?タバコのにおいが結構気になりましたね。タバコをやってた時には全然気にもとめませんでしたが、今ではすごく気になります。というか自分も半月前まではヤニ臭かったんですよね。周りにいた人、ごめんなさい。(笑) 今までにも何回か禁煙に挑戦したことがあるんですが、ただ本数減らしただけとか、2日やめた後に1日だけ吸ってまた2日やめるとか、何だか訳のわからないことをやって失敗してきました。多分本気で禁煙しようという気持ちがなかったのでしょう。(笑) 今回の禁煙はかなり重い心づもりで始めたことなのであまり苦労せずに続いているのだと思いますが、この緊張が解けた時がヤバイのかも知れませんね。(^^; 

2006年2月27日月曜日

ピアノの上の楽譜

昨日の演奏会に刺激されて夕方からピアノの練習をしていました。指の独立のためブラームスの51の練習曲から幾つか弾きましたが頭と指がこんがらがってフリーズしそうになりました。(笑) この練習曲は一日に長時間やると肉体的にも精神的にも危険を伴うので(楽譜の解説にそう書いてあります(^^;)少しずつやっていこうかと考えています。さて、次は何をやろうかと探していたらピアノの上に乱雑に置かれていた楽譜の中から懐かしい楽譜が出てきました。自作のオンド・マルトノとピアノのためのJeu(戯れ)。この曲はフルート教室でご一緒しているちょうど古稀を迎えた生徒さん(笑)のためにお祝いとして書いて献呈した作品で、オリジナルはフルート用ですが、一昨年の12月、コミカレのクリスマスコンサートで演奏するため急遽オンド用に改訂したものです。指番号とかタンブルやディフューザーの指示(実演では殆どできませんでしたが(^^;)が書き込まれていたり、メシアンのヴォカリーズ・エチュードの楽譜が一緒に綴じられていて当時を思い出しました。ハラダ先生には跳躍が多くて弾きにくいピアノパートを演奏して頂いたことを今でも大変申し訳なく思っています。私は作品を仕上げてしまうともうその作品のことは殆ど頭の中から消えて(忘れて)しまうので、今日約1年ぶりに思い出したわけですが、楽譜には「作曲者の能書き或いは戯れ言」という解説ページがあって、こういう余計なことは書かない方がよかったとちょっと反省しました。(笑)

2006年2月26日日曜日

演奏会

午前11時丁度に代々木上原駅に到着。小田急線は何だか列車種別が多くてどれに乗ればよいのかイマイチわかりませんでした(笑)が、代々木上原は全ての電車が停車するので発車が一番早い区間準急?というのに乗りました。駅を降りてかなり急な坂を上って会場のMusicasaへ到着。自由席なので適当な場所に座っていたら今回誘ってくれたTeppelinさんがいらしてご挨拶。正式なプログラムをもらってざっと見たら2台ピアノあり、連弾あり、室内楽あり、しかもクラシックだけに留まらずジャズやポピュラーもあって本当に盛りだくさん。Teppelinさんは一番最初の部でベートーヴェンの田園ソナタを弾くので先ずはそれを拝聴。いい仕上がりですね。以前のオフで聴いた時よりも細部を詰めていて感心しました。ミヨーのスカラムーシュ(2台ピアノ)は実演で初めて聴きましたがこれもなかなかよい演奏でした。
一時間ほどで第1部が終了、丁度お昼になったのでちょっと抜けて、Teppelinさん、ご友人夫妻と近所のレストランで食事。そのご友人はクラリネットを演奏されるそうで、移調楽器の苦労話で盛り上がりました。私もかつてクラリネットをやろうと思って教則本を買ってきたらいきなり移調楽譜だったのですぐさま挫折したクチです。(^^; フルートと同じでサイレントにできない(ミュートできない)ので夜中に練習ができないというのは大いに共感。正しい音程がなかなか取れないというのもフルートと共通。まあ、(テオバルト・べームが)フルートを改良したやりかたでクラリネットも改良されたのでそういう点は似ているのかも知れませんね。しばらく雑談をした後会場に戻ると丁度第3部(プログラムでは2.5部となっています)が始まるところでした。
この部ではジャズ風な弦楽四重奏曲、ブラームスのピアノ四重奏曲、フルート+弦楽四重奏+ピアノでバッハのブランデンブルク協奏曲第5番が演奏されてとてもよかった。やっぱりこういうアンサンブルを至近距離で聴くっていうのは感激します。その後は演奏会終了の午後6時までずっと聴いていました。この演奏会で一番感動したのがシューベルトのアルペジオーネソナタです。この曲はアルペジオーネというフレットが付いたチェロ(ガンバ)に似た弦楽器のために書かれた作品ですが既に楽器が絶滅しているので、代わりにチェロやフルートなどで演奏されます。サキソフォンでというのは初めて聴きました。翳りのある曲調とサックスの柔らかい音がマッチして本当に素晴らしい。フルートでやるよりよっぽどいいです。体が震えるくらい感動しました。これが聴けただけでも来た甲斐があったというものです。ご出演の皆さんはアマチュアとはいえ、かなりのレベルに達しているので安心して聴けました。かなりの長時間でしたがそれもあまり気にならず、6時過ぎに全演奏終了。その後新宿でちょっと寄り道して帰宅しました。帰りの道すがら、多分今年の年末くらいの演奏会でTeppelinさんと一緒にやる予定のブラームスの変奏曲(2台ピアノ用)の事を考えていました。

塩コショー

今夜も(もう昨夜ですが)お笑い番組に出雲阿国さんが出ないかなと思って見ていましたが、残念ながら出演されませんでした。そのかわり、久しぶりにこれまたファンである塩コショーが出ていて大いに笑わせていただきました。最後に出演したのが随分前だったのでどうしたのかなと思っていましたが相変わらずのスタイルでよかったですね。(^^)
塩コショーは外人お笑いコンビでしかも黒人と白人です。この二人、特に黒人のベルナールさんの日本語がホントに達者で、レゲエミュージシャンのような容姿と言葉のギャップでまず笑えます。そして日本人の外人コンプレックスを突いたネタ、特に外人であることを利用して女の子をモノにするというような下ネタのあと、白人のレックスさんが「この?、エロ外人!」と突っ込み、すかさずベルナールさんが「恐縮です?」と返すところがホントに可笑しい(立場が逆の場合もあります)。変な外人さんという点では先日仕事で関わったバートン・クレーンと似ていなくもないです。全体的にゆる?い感じでありながら起承転結がしっかりとしていて話をちゃんと作り込んであるところが私の好きな理由です。塩コショーも阿国さん同様出演回数が増えることを願っています。(^^)

2006年2月25日土曜日

作品111

私はベートーヴェンの後期ソナタ、特に最後の3曲が好きでよく聴いてきました。若い頃は一番センチメンタルな感じのする作品110が好みでしたが、最近は深い瞑想と諦観に満ちた一番最後の作品111が最も好きです。久しぶりに学生時代に買ったクラウディオ・アラウのLPを引っ張り出して聴いたらこれがすごくいい。買った当時はあまりいい演奏だとは思わなかったのですが歳を重ねた所為でしょうか、訥々と語るようなアラウの演奏に我を忘れて聴き入りました。特に第2楽章が素晴らしく変奏を重ねるたびにテーマが純化されていき、二重変奏に入ったところでグンとテンポを落とし細かい一音一音を丁寧に弾いています。普段愛聴しているバックハウスの演奏はさらっと行ってしまうんですがアラウはここでゆっくりと語り出すのです。二重変奏の後半イ短調に移るところで思わず目頭が熱くなりました。
ベートーヴェンのソナタは後期に限らず全て素晴らしいのですが、特に1813年頃に起きた人生最大の危機を乗り越えてからの作品群には翳りや諦観が色濃く現れ深みが一層増します。誰にも迷惑がかからないように決して明かさなかった心情を託した後期の3つのソナタには彼の優しさが滲んでいるのです。作品109は不滅の恋人への愛の歌、作品110は追憶と苦しみ、そして生への希望、最後の作品111はそれら全てが昇華されて虚空に消えていくのです。ベートーヴェンに限らず大作曲家の晩年の作品というのは穏やかなものが多いですね。あの激越な作風のバルトークでさえ、自分の死後妻が演奏して少しでも生活の助けなるようにと感謝と別れの思いを込めて、穏やかなピアノ協奏曲第3番を作曲しています。私にはまだ諦観という感情はありませんが、久しぶりにアラウのベートーヴェンを聴いて今までとは少し違う感興を懐いたのでした。

2006年2月24日金曜日

薬で音感が狂う

という記事が某所にありましたので私が経験したことを少し書いてみます。
丁度大学を卒業した直後だったと思いますが、風邪が治った後も咳が止まらないので病院へ行って咳止めの薬をもらってきて早速飲んでみたのですが、30分くらい経過した時点で乗り物酔いのような状態になって滅茶苦茶気持ちが悪くなってしまいました。しかも、部屋にある時打式の掛け時計の時報音がいつもより半音近く下がって聞こえるのです。テレビを見ていてもアナウンサーの声は低いし、コマーシャルの音楽や時報も約半音下がっているのでもうパニックです。丁度レコード会社でピッチ調整の仕事を始めた頃だったので、ああ、これで俺の人生も終わった?、と本気で考えました。(←大袈裟?) その日は不安な気持ちのまま寝ましたが、朝起きたら治っていたので物凄くホッとしたのを今でも鮮明に覚えています。その後も咳はなかなか止まりませんでしたがその薬だけは恐ろしいので飲むのをやめました。

さて、薬を飲んで乗り物酔いのような感じになるということは、それは三半規管に悪さをするんでしょうか。音感が狂うということは耳から来た信号を処理する脳の部位を不調にするんでしょうか。真相はわかりませんが、素人考えでは多分、耳から入ってくる音を処理する部位のクロックをおかしくしてしまうからではないかと思います。丁度デジタル音声信号のサンプリング周波数が送り出し側と受け側とで合致していないとピッチが狂うのと似たようなことです。脳を含めて身体の器官は一定の周波数で動いていると思われる(ある本で、脳はセシウム原子時計並の正確さでクロックを刻んでいるという記述を読んだことがあります。因みにこの本はオカルトトンデモ本ではありません)ので薬物投与などで信号処理を司っている各部位に僅かでも不具合が起こって調和が乱れると音感がおかしくなったり感覚が変になったりするんだろうと推測しています。これはあくまでも私の貧しい知識から導き出した考えです。

これと関連して、以前父親が手術をした後で突然意識を失った時に担当の先生に呼ばれて脳波のグラフをプリントアウトしたものを見せて頂いたことがあります。通常意識がはっきりしている状態では6?8Hz位のきれいな波形を描いているのですが、意識が遠のくといきなり波形が乱れはじめ、まるで大地震が起きた時の地震計のような激しい波形になります。意識がある状態となくなる状態が一日に何度も繰り返されて一向に回復する様子がなく、手術した場所も脳や神経系統とは全く関係がなかったので何故意識が遠のくのか原因もわからなかったのですが、担当の先生を含む医療チームが様々な検討を行ったところ、ごく稀に起きる症例に合致するケースだということが判明、適切な対処をして下さったおかげて危機を脱することができたのは大変有り難いことでした。何だか音感の話から随分横道に逸れてしまいましたね。(^^;

2006年2月23日木曜日

タバコをやめて

一週間ほど経過しましたが、嗅覚と味覚が鋭くなったような感じがします。鋭くなったというよりはタバコを吸って鈍っていたのが元に戻っただけなんですが。自分の部屋が結構タバコ臭いことに気がつきました。今まで感じてなかったんですけれどね。においを感じる嗅細胞がある嗅粘膜は粘液で覆われているそうなので、この粘液がかなりヤニで汚染されていたんでしょう。(笑)
私がタバコをはじめたのは30歳位からです。大学時代はカッコつけるためにタバコをフカしたりしましたが煙を肺に入れたことはありませんでした。当時はホントにタバコをくわえるのがカッコいいと思ってましたからねぇ。(笑) でも匂い自体は好きではなかったです。その後、職場でみんな吸っていたので自分もつられて、仕事などでストレスがたまるとタバコに火を付けるようになりました。今度は煙をちゃんと肺まで入れて味?を堪能しました。ニコチンがあると吸い込んだ時に喉の奥にグッとくるんですよね。ハーブタバコなどでニコチン0のものはこのグッとくる感じがないので吸った気がしませんでしたね。タバコもいろいろ変えましたが、試しに両切りピースを吸った時は本当に気を失いそうになり、全くダウンタウン・ブギウギバンドのスモーキンブギを地で行きました。(笑)
今回、禁煙をはじめた当初はホントに吸いたくてたまらなかったのですが、一週間ほど経った今では、ちょっと吸いたいと思う時もありますが以前のような禁断症状?は出なくなりました。(^^; 体が軽くなったような気分です。多分このままやめられるでしょう。 やめてよかったと思うのは嗅覚の回復以外にも、いちいちタバコを買いにいく手間がなくなったこと(吸いたくなると雨が降っている真夜中でも買いにいきましたから)と、お金が減らなくなったことです。←これは大きいですよ。(笑)

2006年2月22日水曜日

今月は

何故か呑み会ありライブありで外出する機会がいつもより多いです。今月最後は26日に、ピアノサークルのメンバーであるteppelinさんが所属している別サークルの発表会(なんかややこしいですネ)を聴きに行くことになりました。プログラムをざっと見たんですがいろんな曲目がありますね?。うちのサークルと違ってかなりマニアックな感じです。上手い人多そう・・・(笑) 出演者も多く、午前中から始まって午後6時近くまでという長丁場。さすがに全て聴くのはしんどいでしょうね。(^^; 長丁場といえば、まだ学生の頃、友人の大学の合唱サークルのピアノ伴奏を頼まれ、コンサートの当日、ホールが朝9時頃開くというのでいの一番にホール入りして、リハーサル開始直前の午後3時くらいまで飯抜きでピアノを約6時間弾きまくったため、本番ではかなり疲れてしまったことを思い出しました。バカやってましたよね?。(^^; でも私にとっては本番より、大ホールで最高級ピアノを好き放題弾ける方が重要だったのでした。←ひとでなし・・・
※以前のエントリーに自作ピアノソナタの音源がありますが、あれはこの時録音したものです。(^^;
今日は猫の日だったんですね。テレビを見ていて初めて知りました。(^^; 綱渡りしたり、マッサージしたり、歯を磨いたり、飼い主とだるまさんが転んだをやったり、世の中には賢い猫がいるもんですね。それに引き替え家のエマ様は食っちゃあ寝てぐうたらしてるし、おまけに飼い主に屁までぶっ放すしで困ったものです。(T_T) 猫についてはここが面白いです。

2006年2月19日日曜日

ライブ・イベント

今日は新宿で、先月発売されたCD「バートン・クレーン作品集」の記念ライブ・イベント『モダーン百万パーセント・ナイト』が午後7時からあります。私もスタッフの一人として舞台へ引っ張り出される予定です。(^^; そしておそらく私のこの仕事からの引退記念イベントにもなります。 実は思うところがありまして、音楽関係の仕事をすっぱりと辞めることにしたのです。今、その理由は明らかにしませんが、いろいろと考えての結論です。私は、学生時代に今はなき赤坂の日本コロムビアの編集スタジオでアルバイトをしていた頃からバートン・クレーンを自分の手で復刻したかったのです。あれから20年ほど経って、最後の仕事が「好きな歌手バートン・クレーンの復刻」だったというのも何かの因縁でしょうね。これを機に好きだったタバコもやめました(今はちょっと辛いですけどね(^^; )。人生の区切りとでも言いましょうか、まあ大袈裟ですかね。(笑) 今これを書いているのはまだ朝の6時46分、イベントまでにはまだ時間がありますが、ある種の感慨に耽っています。ライブ・イベントのことは夜書きます。二段構えのブログ構成も初めての試みですね。(^^;

ライブ会場はそれ程広くなく、立ち見のお客さんもかなりいました。制作に関わったスタッフが一人ずつステージへ呼ばれてプロデューサーの石川さんと対談するという形式でインタビュー。私は4番目でしたが、それ程あがることもなく淡々と受け答えをいたしました。あまりのあがらなさに自分でもちょっと驚きました。その後、HMVのポータブル蓄音器でSPレコードを数枚演奏。バートン・クレーンの娘さんのシルビアさんにインタビューするビデオ、ライブでバートン・クレーンのカバーを歌っているふちがみふなとさんのライブ風景を収録したビデオなどが上映されました。 後半は2つのバンドによるカントリーミュージックのライブでした。終了後は同じくスタッフとして関わった高校時代からの友人郡君と居酒屋で酒を呑みました。ここのところいろんな事でちょっと参っていたので愚痴を散々聞いて貰って少し楽にはなりました。ほぼ終電まで酒を呑んで帰宅。雨が降らなかったのがせめてもの救いです。

インタビューを受ける郡氏


2006年2月16日木曜日

14日

父親が入院したり、精神的に落ち着かなかったりで更新が遅れました。14日はハラダ先生のエキセントリックライブが吉祥寺でありました。吉祥寺シアターといういい雰囲気の会場でのライブは本当に素晴らしいものでした。オンド・マルトノは勿論のことハラダ先生のノリにのったシャンソンなど聴き所満載でした。アンコールで演奏された歌はなかなか洒落が効いていて楽しかったですが、私にとってはちょっと身につまされる面もありました。(^^; 今回特に収穫だったのはディフューザーを製作されているGさんとお話しできたことでした。コミカレで使っているディフューザーにはG*****という銘が入っているので多分日本人の方が作られたものだろうということはわかりましたが、実際にその人にお会いできるとは思っていませんでした。機械ヲタクの私としてはもう少し突っ込んだお話を伺いたかったのですが折角のライブの前だったこともあり控えました。どうもありがとうございました。m(_ _)m その後近所のファミレスでコミカレ関係の皆さんと談笑した後帰途へつきました。皆さんお疲れさまでした。m(_ _)m

2006年2月13日月曜日

エクスプレッション端子(私的な覚え書き)

MIDI入力や即興演奏などに使っているヤマハ製デジタルピアノのエクスプレッション端子で実験を行ってみました。エクスプレッション端子に繋いだステレオ標準ジャックからリード線を引き出してセンサーデバイスに接続。最初、端子の極性が不明でいろいろと繋ぎ方を変えたところ、ホットとコールドが共通*1でそこからデバイスを経由してグランドに落とすということがわかりました。そして抵抗値無限大*2でMIDIコントロールチェンジの値が128(最大音量)、抵抗値0で0(無音)になります。要するに電流が流れやすくなるに従って音量が小さくなっていくということです*3。現在、採用をほぼ決定しているデバイスの最小抵抗値は特定条件下に於いて限りなく0Ω*4に近くなりますが、完全には0Ωになりません。万全に整備された条件下での測定ではないので何ともいえませんが、頑張ればもう少し小さくなるのかもしれません*5。現段階での最低抵抗実測値*6は34Ω程度ですが、できうるならこれを一桁台に持っていきたい感じです。実際に、持続音であるオルガンの音を出しながらこれを操作すると音量を自在に変化させることができます。50Hz?100Hz以上の高速な変化に対しては時間的な遅れに伴う波形の鈍化すなわち応答出力の低下が起こりますが、人間の手の動きなどの「超」低速領域*7ではこの欠点を全く無視できます。最終的にはオンド・マルトノ実器のトゥッシュと同じような特殊な仕掛けを追加することになる*8でしょうが、実験結果上からはなかなかいい手応えを感じています。更に付言すれば、デバイス自体にはメカニカルな接点が存在しないため通常のボリューム(可変抵抗器)のようなガリ*9が発生することがなく耐久性の面でも極めて優れており*10、音声信号回路上に挿入されるものではないので音源の品質を劣化させてしまうようなこともありません。但し、製作する上で最も肝要な点は押圧と音圧が聴感上一致するように感じる変化曲線(エクスポネンシャル? 少なくともリニアではない)を与えることですが、これにはただカットアンドトライを繰り返して手探りで最適値を見つける以外に方法はないと思います。
以上、小論文でした。多分自分以外は意味不明・・・(^^;

注釈: 1,茲では短絡するという意味  2,最大抵抗値の上限定数は存在する  3,他のMIDI楽器では逆になる場合がありうる、また分解能が低いとデジタル楽器の特性上雑音が発生する可能性もある  4,オーム=電気抵抗の単位  5,最も適した波長を高出力で発生させる別デバイスの選択を含める  6,一番変化に敏感で抵抗値の低い機種において  7,どんなに速くてもせいぜい12Hz程度  8,仕掛けが存在する意味がやっと理解できた  9,変化域の抵抗体或いは接点の摩滅による連続定数変化の欠損部分  10,デバイスそのものの寿命を考慮しなければメンテナンスフリー

2006年2月12日日曜日

土曜日のこと

午前中はコミカレに出席しました。先日製作したトゥッシュユニット(現在模型の段階)を持参してハラダ先生に見て頂きました。改めてトゥッシュの構造を教えて頂きその精妙な仕組みに感嘆したのと同時に、製作していく上で示唆に富んだいろいろなヒントを頂きました。また、実物のトゥッシュを押した感じと模型の方を押した感じをなるべく近づけるためにバネのおおよその位置も設定しました。演奏の方は相変わらずですがこちらもいろいろな収穫がありました。さて、コミカレ終了後はハラダ先生が出演なさるオネゲルのオラトリオ、火刑台上のジャンヌ・ダルクの公演があったのですが、ピアノ・サークルのオフ会幹事をしていた関係で泣く泣く諦めた次第です。
オフ開始時間まで少し時間があったので秋葉原へトゥッシュユニット用の部品を調達しに行きました。それと、楽器屋へ行って各メーカーが発売しているエクスプレッション・ペダルも見てきました。私はエクスプレッション端子のついたMIDIキーボードを持ってはいるのですが、殆どピアノの代用にしているためにエクスプレッション・ペダルは使うことがなく所有していません。店頭展示品のペダルは分解しなくても隙間から覗き込むことで大体の構造を知ることができました。(←きっと店員さんはいろんな角度からペダルの中身を覗き込んでいる私を見て変なヤツだと思ったことでしょうね) 予想していた通りの実に単純な構造(笑)だったので、自分が当初から考えていたプランでそのままいけそうです。(^^) 後は抵抗値と変化カーブの設定ということになりました。オフの時間が迫ってきたので日比谷の松尾楽器のBスタジオへ。
今回は参加人数が多く、狭いスタジオの中で人がひしめき合っていました。(笑) 私は自作のピアノソナタ、三善晃作曲の組曲「こんなときに」とベートーヴェンのピアノソナタ第10番ト長調第一楽章を演奏しました。それから、メンバーのteppelinさんから一緒にやろうと誘われていたブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲(2台ピアノ用)」の楽譜をもらっていきなり初見。(笑) 懐かしい感じのするいい曲です。2台でやると和声が豊かになってゾクゾクしますね。スタインウェイフルコン、しかもしっかり調律済みということもありましたが、タッチといい、確実に帰ってくるレスポンスといい、輝くような色彩豊かな響きといい本当に素晴らしい。自作のソナタを弾きながら「そうそう、これなんだ。私の表現したかった響きは」と心の中で呟きつつ作曲当時の幸福感に満たされ、様々な思いが去来し、途中で思わず熱いものがこみあげてきて泣きそうになりましたよ。(笑) オフ終了後は近所の居酒屋で二次会。オフのみで帰られた方もいたので全員参加というわけではなかったですが楽しいお酒になりました。(^^) 特にメンバーのpiromiさんにはいろいろと気を遣って頂いて感激しました。帰宅途中でショウさんからPHS宛にお祝いメールを頂戴して嬉しかったです。慌てて電車の中からお礼メールを返信しました。(^^; 皆さん本当に有難うございました。m(_ _)m

2006年2月7日火曜日

免許更新

誕生日が迫ってきたので府中試験場まで行って運転免許証を更新してきました。今日は天気が悪かったので人が少なく、あまり待たずに済んでラッキーでした。(^^) 次回も天気の悪い日に行こうっと!(笑) 前回は無事故無違反(ただ見つからなかっただけでガンガン違反してましたが(^^;)のゴールド免許だったのですが、一昨年駐車違反で切符を切られてしまったので今回は普通の青い免許証です。駐車違反をした時は、罰金よりもゴールドじゃなくなることの方がショックでした。(笑) まあ、ゴールドじゃなくても有効期間が3年から5年に伸びたのでどちらでもいいといえばそうなんですが・・・。1時間の講習を受けて免許証を受け取り写真を見た途端、これじゃぁ爆弾でも作っていそうな左翼活動家(過激派)みたいじゃないか?とちょっと凹みましたですよ。orz
府中試験場のある辺りは、中学生まで住んでいたところと至近距離なので、自転車で行ったこともあり少し散策?してきました。以前住んでいた家は取り壊されて更地になっており、パン屋をやっていた友達の家は普通の住宅になっておりました。(パン屋の友達のお母さんはヤマザキパンの太陽マークにそっくりな人でした。(笑)) さすがに四半世紀以上経つと昔の面影が消えていて寂しかったですが仕方ないですね。あの頃の人たちはどのくらい当地に残っているのだろうと思いつつ帰宅しました。

2006年2月6日月曜日

ライブ

昨日の日曜日はRADIOHEAD NIGHTというライブに行ってきました。megwaiさんのバンドSMOGCHECKとフレンチ・コネクションがお目当てです。megwaiさんはエレキヴァイオリン、テルミン、リコーダーと大活躍、素敵なバンド演奏でした。(^^) フレンチ・コネクションの実物も初めて見ることそして聴くことができました。実演を見た限りではチューニングが難しそうですね。比較的広い会場でしたが立ち見の人もいて、レディオヘッドフリークの多さにビックリです。門外漢?がちゃっかり座っていて何か申し訳ないような・・・(^^; リハの時から通して約6時間、楽しい時間が持てましてmegwaiさん(いろいろと気を遣って頂いて感謝しています)、SMOGCHECKの皆さん、山羊さん、どうも有難うございました。m(_ _)m

※ megwaiさんのコメント中に某の名前がありましたが、痕跡を抹消するためブログ主の都合により伏せ字にさせていただきました。書き込んでくださったmegwaiさんには、コメントを勝手に改変してしまいましたことを深くお詫び致します。 2007/06/20 記

2006年1月30日月曜日

練習

近々ピアノサークルのオフがあるので自作のピアノソナタでも弾こうかとピアノに向かったら指が動かない・・・(T_T) 自作だとたかをくくっていたら音は間違えるは記憶違いはあるはでちょっと凹みました。orz
これ20年くらい前の学生時代に作曲したもので、大して技術的にも難しくないので当時は何の苦もなく弾けたのですが、さすがに練習不足は如何ともしがたく普段の積み重ねが重要だと改めて反省。トレモロや速いパッセージを連続して弾くと腕の筋肉がパンパンになってしまうのでとりあえずそれを解すところからやっていきたいと思う今日この頃です。昔は先生に、力はないけど指の動きだけはとにかく速いと褒められた?のですが・・・(^^;

2006年1月29日日曜日

機種変更

今まで使っていたPHS端末の電池がとうとうダメになったので機種変更しました。本当は電池交換して使い続けたかったのですが、メーカーのサービスセンターに行って値段を訊いたら何と7000円。機種変更しても費用は大してかわらないということで近所のショップに行って検討したのですが最新の端末はデジカメがついていたりインターネット機能満載でこれまた高いんですよね。一番古そうで安い端末は機種変更できないということで諦めて帰ってきました。私の場合、PHSは音声通話さえできればごく簡単なやつでいいんですけど、今はその簡単なやつがないんですね。もうこの際PHSから携帯に乗り換えてもいいんですが番号が変わるのも面倒くさい。
そんなわけでインターネットで携帯ショップを検索したところ安いのがあったので早速注文しました。こういうのは初めてだったので、旧い端末無しでちゃんと機種変更できるんかいな?と思ったのですが大丈夫でした。手順は、ショップのホームページ上で申し込み→送られてきた書類を書き身分証明を添付して返送→新しい端末に移行したとの連絡→新端末が到着、という具合です。これで、部屋に転がっている電池がダメになった端末が4台ほどになってしまいました・・・(^^;

2006年1月26日木曜日

ご報告

先日のエントリーにも書いたのですが、私が仕事で関わったCDが発売になりました。これは昭和6年から数年間、当時来日していたバートン・クレーンというアメリカ人新聞記者が日本コロムビアに録音したコミックソング(古い歌のメロディーに乗せた面白い替え歌)のレコードを集めて収録したものです。笑ったり身につまされたりと楽しい歌ばかりです。昭和6年といえば、モーリス・マルトノがオンド・マルトノを携えて来日した年でもあり、そう考えると当時の世相を知る上でも興味深いです。もしCDショップなどで見かけましたら是非お手にとってみてください。


CDを企画された石川さんのサイト

2006年1月19日木曜日

愚痴(^^;

ニコンに続いてコニカミノルタもカメラ(デジカメ含む)事業から撤退するそうですね。ミノルタはその昔、ライツと提携してミノルタCLEなどの名機を世に送り出たりオートフォーカス一眼レフをいち早く発売(ハネウェルとの特許係争もありました)、コニカは名玉ヘキサノンレンズで有名でした。ニコンに加えてこの二社(実際は合併していますが)もやめるということは、銀塩写真が思った以上のスピードで衰退しているという証左でしょうね。既に京セラもコンタックスの生産をやめている(中判ではブロニカも生産終了している)ので、残るはキヤノンとペンタックスだけ(35mm一眼レフ)ということになりました。フォクトレンダーやツァイスを作っているコシナ、細々と一眼レフを続けるシグマ、中判で頑張るマミヤなどのメーカーには是非とも生産を続けて欲しいですね。大変でしょうが・・・。昨今の相次ぐ撤退は、日本がカメラ王国として隆盛した頃の(西)ドイツのような状況で淋しい限りです。

コニカミノルタはフィルムも生産していますがそちらも撤退するそうで(実はこの方が重要だったりします)、日本では結局フジ一社だけということになるようです。コニカのフィルムはフジに比べると粒子は多少粗い感じがするものの発色は自然でなかなか良く、CENTURIA PORTRAIT400はバランスが取れていてよく使いました。コダック以外で唯一赤外フィルムなんていうマニアックなものも作っていたんですがねぇ。ただ、改良したフィルムの新製品を次々に市場に投入していたフジに比べて、コニカにはあまり顧客に強くアピールする製品がなかったのも事実です。しかし、世界中を見渡してもカラーフィルムを生産している国は日本、アメリカ、ドイツくらいしかなく(白黒はイギリス、チェコなどにもありますが)、技術にしろ生産設備にしろ安定した製品を作るには相当のノウハウが必要なことがわかります。コニカはその数少ないフィルムメーカーとして日本では最も古い老舗なだけに残念至極です。老舗といえばドイツでもライカがかなりヤバイ状況で、これも時代の流れとはいえまた一つ文化が消えていきます。

コニカミノルタ、カメラ事業から撤退・3700人削減へ【日経】
カメラ事業、フォト事業の終了と今後の計画について【コニカミノルタ】

2006年1月18日水曜日

トゥッシュユニット(笑)の製作

といっても、とりあえず押ボタンメカニズムをアルミシャーシに組み込んだだけなんですが・・・(^^; 

オリジナルでは板バネが採用されていますが、市販のものは固いものばかりで殆ど使い物にならないので比較的柔らかいコイルスプリングを代用、重さ(圧力)の調節もできます。押した感じは、勿論本物には敵う筈もありませんがなかなかいい具合です。デザインもオンド・マルトノのコンサートタイプ(抽出)に似せたつもりです。(^^)

本来は単にトゥッシュの操作感覚を掴むだけの練習用として計画したのでこれでお終いだった筈なのですが、どうせ作るならと欲が出てセンサーを組み込んでMIDIなどのエクスプレッションペダルの代用にできないかと考え始めました。今後はセンサーの選択やメカニズムの微調整などの試行錯誤が待っているので考えただけでヘタレそうですが、なるべく本物に近づけるべくやっていくつもりです。いつものことながらケース加工だけは本当に面倒ですね。特にトゥッシュボタンの穴あけはヤスリがけが大変で疲れました。(^^;


トゥッシュユニット本体
トゥッシュボタンを押し込んだ状態

2006年1月15日日曜日

コミカレ

14日土曜日は月に一度の楽しみであるコミカレ。久しぶりのリボン奏法で勘を取り戻すのに苦労しました。それにリボンと鍵盤の切替もあり、加えてペダルと音色スライダーの操作とかなり忙しく途中でパニック状態に。(^^; 今はまだまだ戸惑っていますがいろいろとできるようになると更に面白くなるでしょうね。

今回の演奏上の注意点は、次に演奏する音に気が行ってしまって今鳴らしている音程を充分保たないまま焦って次の音への移動を始めてしまうことでした(リボン奏法)。これはピアノを弾く時のクセでもあります。ピアノを習っている時に先生から、ある音を弾いたら指はすぐ次に移る準備をしなさいといわれ続けました。ピアノは一度鳴らした音は減衰するだけなので鍵盤上で指を動かしても音程は変わりませんが、オンドのリボンは少しの指の動きでも敏感に反応するので、一旦頭の中をクリアしないとダメですね。自作テルミンで少し音程を保つ練習でもしましょうか・・・(^^;

コミカレ終了後は喫茶室でおしゃべりタイム。(笑) 今回はハラダさんもご出席され、いろいろと興味深いお話がきけました。う?ん、特にアレについては煩悩刺激されまくりでした。こういうことって滅多にありませんからねぇ。悩みます・・・。←一体何のことやら(笑) そうそう、皆さんと別れた後も、名古屋へ行こうかどうしようか悩んで、池袋駅の緑の窓口へ寄ったりしましたが結局財布の中身との折り合いがつかず・・・。(T_T)

帰りは激しい雨に閉口しながら秋葉原へ直行し、細かい部品類を調達してきました。最近はAカーブの可変抵抗器ってあまり売ってないんですね。どこへ行ってもBカーブばかりでAカーブはスイッチつき位しかありませんでした。需要がないんですかねぇ。2種類作るとコストがかかるのでBに統一したとか・・・。う?ん、よくわからん。ついでにヨドバシにも寄りましたがあまりの巨大さに吃驚しました。←田舎モン

megwaiさん、お体の調子が悪いのをおしてわざわざ手留み??んを見に来て頂いたそうで、有難うございました。m(_ _)m あまりにショボくてすみません、深くお詫び致します。(^^; どうぞお大事に。

※ megwaiさんとめるさんのコメント中に某の名前がありましたが、痕跡を抹消するためブログ主の都合により伏せ字にさせていただきました。書き込んでくださったmegwaiさん、めるさんには、コメントを勝手に改変してしまいましたことを深くお詫び致します。 2007/06/20 記

2006年1月13日金曜日

ニコンがフィルムカメラから撤退

う?ん、とうとうニコンも銀塩カメラの製造をやめてしまいますか。(T_T) F6FM10は残すみたいですが、FM10はおそらくコシナのOEMだと思われるので結局F6一機種のみの生産ということでしょう。個人的にはFM10よりも寧ろFM3Aの方を残してほしかった。多分FM3AはかつてFE2がそうだったように中古市場でも永続的なプレミアがついて一層入手困難になってしまうことでしょう。マニュアル派にとっては本当に秀逸な一眼レフですからね。ニコンはつい最近まで大昔のレンジファインダーカメラS3SPを復刻したりしてまだまだ安泰だと思っていましたが、半導体製造機械が主力製品でカメラの売り上げが全体の2%しかない状況では如何ともし難いのでしょうね。長年のニコンユーザーとしては淋しい限りです。

私は高校時代にニコンFEを使い始めました。5年くらい前にフィルム巻き上げカウンターが故障して新宿のニコンサービスに持ち込んだところ、もう部品がないので修理できないと断られました。当時はまだ兄弟機であるFMシリーズが現行品だったので共通部品で何とかなると楽観していましたが、メーカーによるとFEとFMでは使っている部品が違うとのこと。それでも諦めきれずに大井製作所(工場)まで行き何とか修理してもらいました。多少無理を言ってしまってニコンの人には申し訳なかったのですが、あの時修理しておいてよかったです。

デジカメは銀塩に比べて深みなどの表現という点では(現時点では)及ばないと思いますが、手軽さという点で完全に凌駕しています。貴重な資源である銀の消費削減、現像処理液の排出削減という点も評価できます。そして「35mmフィルムと比べる限り」では画質的にかなり肉薄してきたのも事実。他のカメラメーカーでもフィルムカメラが苦戦していることは容易に想像がつきます。かく言う私も銀塩の35mmフィルムは画質的に中途半端なので最近は殆ど使わず、PENTAX645Mamiya7IIといった中判(ブローニー)を多用するようになりました。この二機種は手持ち撮影が可能で、ラージフォーマットゆえ「空気感」まで描写できるので本当にやめられなくなります。また、高感度フィルムを使っても35mmより格段に粒子荒れが目立たないのもメリットです。中判に慣れてしまうと35mmカメラがおもちゃに見えてきます。(笑) まあ、それでも「日本のカメラ」の象徴でもあるニコンには小型精密機械の精華であるフィルムカメラをこれからもずっと作っていてほしかったですね。ニコンに惚れぬいてNikon(ナイコン)と改名してしまった外国人がいたくらいですから・・・

フィルムカメラ製品のラインアップ見直しについて【ニコン】
ニコンがフィルムカメラ撤退【産経新聞】

2006年1月11日水曜日

自作キット・手留み~~んほぼ完成

このブログを始める前の日記帳でご紹介したテルミンキット、回路基板は既に組み上げていたのですが、配線とケースに組み込む時間がなかなか取れず、ずっとほったらかしにしてありました。(^^; 重い腰を上げてようやく本日ほぼ完成しました。回路基板に部品を半田付けするのは大した手間ではないんですが、ケースの穴あけ加工が面倒で、いつもこの段階で二の足を踏んでしまう根性無しです。(^^; 発振器の調整で手間取るかと思いましたが部品の定数に大きな狂いもなく正確だったので、ちょこちょこっと調整用可変抵抗器を回しただけで済みました。

このキットは「八ヶ岳クラブ」が販売している「手留み~~ん」というもので、秋葉原の千石電商などで手に入ります。回路は4石+1ICと簡単ながらも2つの高周波発振器を装備した歴としたヘテロダイン式発音です。音量の制御は手の動きではできない(回路がない)のでボリュームつまみで代用しています。Ether Wave テルミンのように楽器として使えるほど高級なものではないですが、練習すればちょっとした曲も演奏できそうですし、簡単な効果音づくりにはいいかも知れません。いろいろと遊べそうなので外部ライン出力用ジャックとエクスプレッションジャックを付けてみようと思っています。(^^)

いかにも手作りという感じです(^^;

中身はこんな感じ

2006年1月6日金曜日

映画

昨日は友人と吉祥寺で、Always 三丁目の夕日を見ました。前宣伝を見た限りでは、ただレトロ趣味に浸るだけのものじゃないかと思っていましたが、笑いあり涙ありのいい映画でした。私がガキだった頃はこの映画の時代から暫く経ってはいましたが、まだまだ似たような風景や人がそこかしこに残っていました。のんびりした時代だったんですね。風景に限らず、この映画の良さは昔を追体験できるところでしょうね。映画を見ながら、我が家に大型テレビ(といっても20インチ、もちろん白黒で真空管式ですけど)がやって来た時のこと(その後テレビの大きな空き段ボールに入って遊んだこと)、扇風機の前で声を出したこと、近所のたばこ屋にたばこを買いに行かされたこと、大家に電話を借りにいったことなどを次々に思い出しました。また、不幸な境遇にある子供が登場するのですが、自分のまわりにも当たり前のようにそのような子供がいましたね。その子は今どうしているんだろうなぁなどと考えてしまいました。子役の演技が屈託なくて明るく大活躍でした。まあ、私のヘタな文章を読むより映画を見た方が早いです。(^^; 個人的にはおすすめ映画なので時間のある方は是非ご覧くださいませ。

2006年1月1日日曜日

謹賀新年

明けましておめでとうございます。昨年はいろいろな方にお世話になり本当に感謝しております。本年もどうぞ宜しくお願い致します。m(_ _)m

本日はピアノの弾き初め?をしましたが、弾き始めると止まらなくなって、ついつい3時間あまり弾いてしまいました。(^^; ここ数年は少々他の楽器に浮気しすぎて肝心のテクニックが大分落ちてしまっていますので今年は少し本腰を入れてピアノをやっていきたいと考えている次第です。今年の目標はグルダの変奏曲を完成させることに決めました。

元旦、ピアノの上を歩くエマ嬢・今日もタコ(煮た物)を食べて元気いっぱいです(^^;