2017年10月31日火曜日

ショックマウント修理

ラージダイアフラムコンデンサーマイク用ショックマウント(サスペンションホルダー)の吊りゴムが経年劣化で伸びてヨレヨレになって使い物にならなくなってしまったので修理しました。修理といっても単にゴム紐の交換なのですが。(^^;

どこのメーカーでも純正のショックマウント補修用ゴムというのは殆ど用意していないので、伸びてしまったら似たようなもので自作するしかありません。まず100円ショップに行ってみたら髪の毛を束ねるゴムのリングはあったのですがどれもマイクの重量に堪えられそうにありませんし耐久性も無さそうなので却下。次にユザワヤに行ったら良さそうなものを見つけました。元々ショックマウントに付いていたものと外観がほぼ同じ3mm幅のアウトドア用のゴムロープ3mと爪付き留め金具4個入り、これで間違いないだろうと購入しました。因みにゴムロープが321円、金具が172円、合計493でした。
元々付いていたゴムと外観は同じです
アウトドア用なので耐久性もありそうです
 ショックマウントはアメリカの音響機器メーカーSAMSON社製のSP01という機種で、外側の金具のゴム挿入部分同士の長さは1辺9.5cmなので単純計算でゴム紐を38cmに2本(上下用)切って留め金具で輪にしました。ゴムの太さも3mmピッタリで我ながらなかなか上手く行きました。(^^; 紐の長さはもうちょっと短くても良かったかなと思いましたがあまりパンパンに張りすぎても振動防止の点で良くなさそうですし、マイクを水平に傾けても特に支障はなかったのでこれで良しとします。ステレオ録音用に同じものがもう一つあるのですが、そちらも交換予定です。SAMSON社は日本では扱いが少ないのですが安価ながら良い製品が多いですね。私はノイズキャンセリングヘッドフォン、ヘッドフォンアンプやUSBマイクなど結構愛用しています。
なかなかいい感じに仕上がりました。(^^;
マイクは同じSAMSON社のC03です。

2017年10月2日月曜日

ホワイトレーベルに最適な筆記具

最近のCDR、DVDR、BDRは殆どがインクジェット用のホワイトレーベルになってしまって非常に記入がしにくくなりました。ディスクメディア対応のインクジェットプリンターがそんなに普及しているとも思えないんですけどね。私はカシオのディスクタイトルプリンターを持っているのですが殆ど出番がなくなりました。

ホワイトレーベルは吸湿しやすいのが困りものです。以前プラケースに収納していたホワイトレーベルのCDRとタイトルを書いた紙が長期間接触した状態で吸湿して紙がレーベル面に貼りついてしまい紙を剥がそうとしたらホワイトレーベルごとごっそりと剥がれた事があったのでそれ以来ホワイトレーベルは信用していません。太陽誘電のセラミックコートが耐久性の点で最良だったのですが既にメディア事業から撤退してしまっているので他に選択肢がなく長期保存用のメディアという点では殆どの製品が失格だと思います。そんな状況でも仕事等でCDRをはじめとしたディスクメディアを使用しなければならないのですが、インクジェット用のレーベルは吸湿性が高い所為で筆記用具のインクも異常に吸収するのでタイトルを記入する際にサインペンなどの水性ペンを使うと数文字書いただけでインクが出なくなって擦れてしまいます。一度そうなったペンは普通の紙に書いてもインクが出ず結局捨てる羽目になりますので捨てずに済むペンを探して色々と試してみました。インクがスラスラと出る万年筆でも書いている途中でインクフローが悪くなって擦れたりしますし、レーベル面の埃がニブの先端に詰まりやすいです。その他色々試しましたが結局好結果だったのはぺんてるのトラディオ・プラマンでした。これは全く擦れずにスイスイと気持ちよく書けましたのでホワイトレーベルの記入でお困りでしたら是非お試しください。