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2023年3月5日日曜日

ZOOM UAC-232

 またまたオーディオインターフェイスのネタです。😅

32-BIT FLOAT 録音可能な初のオーディオインターフェイスZOOM UAC-232ですがフィールドレコーダーF3の時のように発売即完売でした。それでもネットを徘徊していたら島村楽器の北海道方面店舗に在庫があるのを見つけて速攻で購入しました。😊

32-BIT FLOATの青い文字がクールです
ゲイン調整が不要なのでインプットボリュームつまみはありません。小型軽量で持ち運びも楽ですね。ルックスもいい感じでファンタム電源が各チャンネル個別についているのもグッドです。早速NUENDOで32-BIT FLOAT録音を試してみました。0dBを超えるようにコンデンサーマイクに向かって大声で録音して波形表示を見ると完全にレベルオーバーして波形が潰れており音も割れています。
赤丸が波形が潰れている部分
ピークが僅かに0dBを下回るようにノーマライズすると潰れていた波形が本来の姿に再現されました。
ノーマライズで波形復活
またレベルが小さい音源はノーマライズして音量を上げても全くノイズが気になりません。本当に素晴らしいですね。これで煩わしい録音時の入力レベルを調整しなくて済みます。ヘッドフォン出力もパワーがあり駆動力抜群です。全体的な音質もスッキリと見通しがよいので満足度が高いです。自分としては音質もさることながらソフトウェア音源をリアルタイム演奏した場合のレイテンシーが非常に気になるところですが48kHzでバッファーサイズを128に設定した場合入出力合計が9.958msで10msを僅かに切りますがオーバーロードせずまだまだ余裕がある感じです。さすがにバッファーサイズを64にすると時々音飛びが発生するため、中間の96位の数値が設定できればいいかなと思います。

いずれにしても噂に違わず非常に高性能なオーディオインターフェイスでかなり作業が効率化出来そうです。以前購入した同社のF3は多忙のためまだ生録に投入していませんがUAC-232ともども活用していきたいと思います。在庫があった島村楽器には感謝です。

2023年2月21日火曜日

M-AUDIO MICRO DAC 24/192

 物入れを整理していたらかなり以前に購入したM-AUDIO MICRO DAC 24/192が出てきました。モバイル用に高音質で聴いてみたいと何回か使って音質には満足したものの、やはりUSB端子に繋ぐとかさばってしまい持ち歩きが面倒だったのでそのままお蔵入になり存在自体を完全に忘れ去っていました。😅

 今回、折角発見したので純正ASIOドライバーをインストール後PCに接続して使ってみました。性能、特にレイテンシーには全く期待していなかったのですがDAWのNUENDOで愛用のピアノ音源をロードしてリアルタイム演奏してみたところ、レイテンシー性能の良さに吃驚しました。専用コントロールパネルでIN,OUTのレイテンシーが共に3ms、合計6msに設定してオーバーロード(音飛び)がほぼ0で快適に演奏できました。
ドライバーのコントロールパネル
NUENDOのオーディオシステム表示
これは凄い! 私はレイテンシー測定用の曲を弾いて判定しているのですが、最後の一音を弾いたときにオーバー表示になる事が多いです。最新バージョンになって現用のPCでは重くなってしまったNUENDOまたはCUBASE PROでこれまで最もレイテンシーを詰められたオーディオインターフェイスでもIN OUTで計約9msが限界でしたがそれを凌駕しています。MICRO DAC 24/192のアンバランスアナログヘッドフォン出力をヘッドフォンで聴く分には全く問題ないのですが、ミキサー(バランスアナログ入力)に繋ぐとどうしてもノイズが乗ってしまいます。幸い光デジタル出力も装備しているのでDAコンバーター経由でノイズを回避する事が出来、レイテンシーも最小と好い事づくめです。音質を追求するのであれば更に高性能なDAコンバーターを繋げば良いのですが現用のDAコンバーターで充分です。これからリアルタイム演奏する場合はM-AUDIO MICRO DAC 24/192一択です。初代バージョンのドライバーから更新が無いのが唯一の不安要素ではありますが、既に時代遅れの現用PCでも全く問題ないのでこれからもガンガン使っていこうと思います。予期せず隠れた良品を発見しました。😄 レイテンシーのみならず音質もバランスが良く極めて良好です。

2022年11月26日土曜日

DPアップグレード

 先日、Nuendoをアップグレードしたばかりですが、Digital Performerが半額セールをやっていたので、よせばいいのにこちらもアップグレードしてしまいました。DPも歴史が長く旧Macをメインで仕事に使用していた頃、愛用のシーケンサーVisionが終了してしまったので代替としてDP2.8を購入しました。USB MIDIインターフェイスがぼちぼち出てきて、シリアル接続のMIDI IFだと音数が多い部分でテンポが若干よれたり各パートのタイミングが合わなかったりするのですが、MOTUは対応ハードウェアとDPを一緒に使うことによってより正確にMIDIデータを送受信できるMTSという規格を開発したのでそれにも魅力を感じてDPを導入しました。何しろ当時はPCでオーディオデータを扱うには全く非力(ソフトウエア音源もありましたがレイテンシーが大きすぎて使い物になりませんでした)で、まだまだMIDI音源モジュールが大活躍していた時代でした。確かにMIDIデータの遅れは少なくなり、他のメーカーも同じような方式のMIDI IFを売っていましたね。

DPは長い間Mac専用でVersion8になってからやっとWindowsに対応したのでその時にデモ版を使ってみましたが日本語は使えないしトラックの縦幅が拡大できず非常に見にくく、ネットでは動作不安定という噂も見て保留にしました。なぜ他のDAWがあるのにわざわざDPまで導入したかったのかというと、旧Macのシーケンスデータの遺産が結構あって、デモ版を使ったときMacで制作したDPのデータをWinのDPで直接読めたからです。Visionもそうでしたがチャンクという機能があり、一つのファイルに複数のシーケンスを含ませる事が出来ます。Aというシーケンスを一部変えた別テイクBというヴァリアントを作って聴き比べをしてより良いテイクを選択したり楽器編成を変えた別バージョンを作ったりと、わざわざ別ファイルを読み込んだり保存することなく一つのファイル内で瞬時に別テイクに切り替えが出来るため非常に便利でした。中には10以上のヴァリアントを含んだものもありそれを他のシーケンサーにデータ移行するとなると標準MIDIファイルをチャンクの数だけ書き出さなければならず大変手間がかかり、ネイティブでファイルが読み込めれば一発でロード出来る(トラック名もそのまま継承出来る)のでいつかは購入したいと考えており、バージョンも上がって日本語にも対応しており不安定との噂も聞かなくなったので半額セールを機会にアップグレードしました。2000年に2.8を導入しているので22年ぶりのアップデートになります。Version8が2013年なのでそれでももう10年弱経っていることに驚きです。最初に2.8を導入したのがまだ30歳代、月日が経つのは本当に早いですね。

Version8の時にアップグレードしようと考えた際には、確か代理店にソフトウェアパッケージに付属しているシリアルナンバーの画像(コピー)を送って承認されてからでないと購入できなかったはずですが、今はそういう面倒なことも必要なく普通にアップグレードできました。サポートには全く期待できない日本の代理店(しかもころころ変わる)を通さず直接MOTUから買えればいいのにと本当に思います。以前、MOTUに直接問い合わせをしたことがあるのですが、返信も早く親切でした。それに比べると日本の代理店は返信が遅いばかりでなく無視されることもあって総じて駄目です。

さて、使ってみましたがやはり2.8の時とは印象が違いますね。操作の明快さが薄れて使いにくくなっているかも。ただ、他のDAWと同様にほぼMIDIだけの時代とは異なりプラグインエフェクトが増えたり波形編集の機能も細分化されているのでこれは仕方がないですね。CubaseやNuendoに慣れてしまっているのでメインの座を占める可能性は低いとは思いますが、DPにしか出来ないこともあるはずなので気長に付き合っていきたいと思います。

DP11の画面
それにしてもMOTUという会社は1980年設立なのでもう42年、歴史が長いです。かつてはComposer's Mosaicという楽譜作成ソフトもリリースしており当時購入して持っています。パッケージにはベートーヴェンがデザインされていました。ハードウェアは当時Micro Express USB(MIDI IF)を使っていてその後FastLaneやmicro lite、MIDI Express 128なども買い足しました。いずれも旧Macでも動くので重宝しています。オーディオインターフェイスではaudio express、M4を持っており曲種や気分で使い分け、特にaudio expressはわざわざ自作機に増設したPCIe IEEE1394カードに接続して未だに時々思い出したように使っていたりします。😆 audio expressは2011年発売なのでとっくに生産終了していると思いきや、今でも販売されているというのはすごいですね。当時オーディオインターフェイスを新調しようと思ってRolandにするかMOTUにするかで随分悩んだのもいい思い出です。audio expressはサンプリング周波数が最高で96kHzなので最新のオーディオインターフェイスには見劣りしますが、192kHzなんてまず使わないので十分なスペックで音も明るくて良いです。なんといっても最近の素っ気ない面構えのオーディオインターフェイスに比べるとディスプレイがカラフルでかつ情報量が多く見ていて楽しいですね。おっと、DPからaudio expressの話になってしまいました。DTMの話題は若い頃の懐かしさもあってついつい余計なことまで書いてしまうんですよね。ご容赦くださいませ。😅

2021年12月5日日曜日

マイクプリ用オーディオインターフェイス購入

 11月の演奏会録音に使用したレコーダー TASCAM DR-40はXLRマイク/ライン入力が装備されており単体で使っても結構良い音で録音出来るので特に不満は感じない(ネットのレビューでは内蔵マイクプリについて貶されていますが私はそうは思わない)ものの出来る事なら更に高音質化したいという欲求が湧いてきて単体のマイクプリアンプを物色し始めたのですが価格や可搬性、電源を考えると希望に合致する現行品は皆無です。自分が必要としているマイクプリの条件は、

  1. 小型で持ち運びが容易なもの
  2. ステレオで収録する為2CH以上の良質なマイクプリアンプを装備しているもの
  3. 音量が把握し易いようになるべくセグメント数が多いレベルメーターが付いているもの
  4. 電源が取りにくい場所でも使えるバッテリー電源仕様
  5. 更に、長時間連続運用する為大容量のモバイルバッテリーが使えるUSB端子が付いているも の、或いは5V電源仕様
  6. 商業録音用途ではなくそれ程頻繁に使うものでもないのでなるべく価格を抑えたもの
  7. 多様なレコーダーに対応する為バランス、アンバランス出力両方を備えたもの

などですが、これを実現しようと思ったらミキサーかオーディオインターフェイスしかなさそうです。ミキサーは小型のものも勿論あるのですがやはり可搬性とマイクプリの質、電源仕様などで条件を満たすものが殆ど無く、オーディオインターフェイスの場合はPC無しのスタンドアロンで動作する事が必須ですが自分の所有しているオーディオインターフェイスはスタンドアロンの状態で使用可能なものでもCH1とCH2がモノミックスされてしまうのでステレオでは使えないものばかりです。そこで色々と物色していたら条件をほぼ満たすものを見つけました。イギリスのスタジオミキシングコンソールメーカーSolid State Logic社が最近発売したSSL2+というオーディオインターフェイスです。マイクプリの評判も良いので一番安いネットショップで購入しました。

商品が届いて実際に試してみるとスタンドアロンで何の問題もなく2CHの(ステレオ)マイクプリアンプとして使えましたしマイクプリは高品質で、限られた予算の中では非常に満足出来るものでした。同社製ミキシングコンソールの音質を模した4Kボタンは全体のレベルが約2dB程上がり、高域では更に約2dB上がり音が煌びやかになりますので、録音状況やマイクによって使い分けたいと思います。他の諸条件も満たしており自分が想定している用途にはピッタリで、オーディオインターフェイスとして使ってもこの価格帯では大変良い出来です。ミキシングコンソールから一部分を切り出してきたかのようなデザインも使い易くて気に入りました。何といっても見ているだけでコンソールの前にいるような感じでモチベーションが上がりますね。(笑) ただ、半導体不足の煽りを食って値上げされたオーディオインターフェイスがぼつぼつと出始めてこのSSL2+も1万円程度値上がりしてしまいました。値上げ前にゲットできたので良かったですが。次回このマイクプリを経由して録音するのが楽しみです。それに買い溜めたもののコロナ禍で出番がなかったマイクが他にもあるので色々と試してみようと思います。

2020年12月29日火曜日

steinberg UR22C

 steinberg (YAMAHA)のオーディオインターフェイスUR22Cを購入しました。32bitで録音出来るというのにも惹かれましたが、ソフトウェア音源をリアルタイムで演奏してどの程度のレイテンシーなのかを試してみたかったのです。

上がUR22C、下はこれまで使っていたPreSonus STUDIO2|6 USB

現行機種の新品購入なのでもし結果が悪かったら売り飛ばせばいいやという安易な考えで購入しましたが、愛用のソフトウェアピアノ音源Addictive KeysNuendo上で演奏してみたところ非常に良い結果が出ました。今まで数多くのオーディオインターフェイスでリアルタイム演奏でのレイテンシーチェックをしてきましたが、UR22Cは一番遅延の少ないインターフェイスでした。これまではZOOMのUAC-2がトップの成績でしたが、それを凌駕して非常に安定しています。Nuendo(Cubase)のオーディオパフォーマンスメーター(経験上最も正確にPCやインターフェイスの負荷状態を表示出来るツールだと実感している)を見ていると、レイテンシーが極小と云われているZOOM UAC-2でもバッファー設定でレイテンシーを10ms位にすると音数が多く速いパッセージでは時折メーターが振り切れてオーバーの赤ランプが点滅しバリバリというノイズが出てしまいます。UR22Cの場合はレイテンシーが同じ10ms程度でも時々メーターが振り切れそうにはなるのですが赤ランプは点かずノイズも出ません。ZOOM UAC-2はUSB3でないと高いパフォーマンスが発揮できないのですが、UR22CはUSB2で動作させている状態でこの低レイテンシーは素晴らしいです。漸くソフトウェア音源演奏時のレイテンシーを気にしなくてよくなりそうです。
Nuendoの画面

最初に接続した時は一応PCのUSB3の端子に繋いだのですが何故かUR-22Cのコントロールパネルに「接続している端子若しくはケーブルがUSB2用なのでUSB2で動作中です」という注意書きが表示されたので、思い切って玄人志向のUSB3.2増設カードUSB3.2C-P2-PCIE3を購入してUSB3対応のUSB-Cケーブルで接続したら注意書きが消えてUSB3で動作するようになりました。USB2でもレイテンシーは変わらないので無駄な投資なのですが精神衛生上スッキリしました。(笑) それにしてもUSB3対応のUSB-Cケーブルは高いですね。UR22Cは32bit録再云々は取り敢えず置いておくとしても音質はスッキリして見通しが良いです。PreSonusのも明朗で屈託が無く良い音なのですが、UR22Cは更にもう一皮剥けたようなクリアな感じがします。ソフトウェアピアノ音源のリアルタイム演奏にはこれ以上の音質は必要ないでしょう。

もう一つ使えるのがループバック機能で、一昨日ピアノサークル仲間とオンラインピアノ弾き合い会なるものをFacebookでやったのですが、PC(WEB)カメラ+Nuendo上のソフトウェア音源リアルタイム演奏直出力で動画配信できました。

元々レイテンシーが少ないのでPCの負荷を減らすためにバッファー値を通常より少し下げましたが特に演奏性が悪くなることも無く、リアルタイムで快適に(自分からはわからないので見ている側から教えて貰いました)動画配信されたようなのでUR22Cには非常に満足しています。今まで実験用?に使用したオーディオインターフェイスはネットオークションで売ろうかと画策しています。(^^; ネット上で一応プロと称する方がオーディオインターフェイスのレイテンシーを専用のソフトウェアで計測して記事として公開されているのですが、ソフトウェア音源リアルタイム演奏派の自分としてはそれらの記事は殆ど役に立たないので結局種々のオーディオインターフェイスを自腹を切って購入して試してみるしかありません(対象ユーザーが異なるのでネットで記事を配信されている方を悪く言う積もりは毛頭ありません)。その過程で得られたオーディオインターフェイスのメーカー別のおおよその音質、レイテンシーの傾向について近日中に書いてみようかと考えています。

2020年3月21日土曜日

RODE AI-1 オーディオインターフェイス

 以前に購入したRODE AI-1 USB-CオーディオインターフェイスのASIO運用が漸く可能になりました。このインターフェイスは購入時にファームウェアの不具合があり殆ど動作しませんでしたが、RODE社サイトに掲載されている最新ファームウェアをアップデートした後は正常に動作しています。同サイトからASIOドライバーも入手できるのですが、それをインストールしても何故かどのDAWでもASIO機器として認識されず、仕方なくWASAPIデバイスとして使っていましたが、ASIOメインのDAWでは殆ど使い物になら無い状態です。

 AI-1用のASIOドライバーは何もしなければ"C:\Program Files (x86)"⋍32ビットのプログラムフォルダーにインストールされるため、64ビット環境のDAWではAI-1が有効になりません。ドライバーのみを64ビットの”C:\Program Files”にコピーしても駄目でした。其所で、インストール時に自分で64ビットのプログラムフォルダー下に"Rode>Asio"というフォルダを指定してインストールしたところ漸くASIO機器としてDAWやプレーヤーソフトから有効になって問題なく使えるようになりました。
Cubase Pro10のデバイス設定画面に漸く現れました。
コントロールパネルも見えるようになりました。

 本機はWASAPIで使っていた時からヘッドフォン駆動能力が高く、音質がクリアで非常に良いと感じていた(さすがにマイクメーカーだけあってマイクプリの音質も良い)ので是非ともDAWのモニター用途に使いたかったのですが、漸くそれが実現して「喉のつかえが取れた」感じです。(笑) 最大の関心事はレイテンシーでしたがソフトウェアピアノ音源をリアルタイムで弾いてみた感じでは特に速くも遅くもなく標準的な感じです。ただCubaseとStudio Oneでは多少挙動が異なり、Studio Oneだとバッファーサイズを1ランク大きくしてやらないとノイズが出たりしてイマイチでした。CubaseとStudio Oneでは、Studio Oneの方がDAWとしての動作は軽いと感じていたのでこれはちょっと意外でした。これでマイクプリ(ライン入力)が2つあったら文句なしだったのですが、其所だけが惜しいです。

2018年9月13日木曜日

BEHRINGER GUITAR LINK UCG102

近所の楽器屋の中古品コーナーを漁っていたら、ベリンガーのUSBインターフェイス、ギターリンクUCG102が通電チェック済みジャンク品として格安で売っていたのでよせばいいのにレジに持って行ってしまいました。どうもこういうものを見つけると持って帰る習性が・・・(^^;

今使っているPCには以前インストールしたPloytecのUSB Audio Driverが残っていたので、そちらのドライバーで先ず認識しました。以前にベリンガーがUCG102専用ASIOドライバーとして配布していたものと同じもののバージョン違いです。これは昔、別のオーディオインターフェイスをASIO化するためにPloytec社から直接購入したものでした。余談ですが、Ploytec社は幾つかのハードウェアメーカーからドライバーの開発を請け負っていて、例えばTASCAMのオーディオインターフェイスのドライバーはPloytec社のものです。UCG102は現在はフリーウェアのASIO4ALLでASIO化するようになっています。

このUSB Audio Driverはあるソフトウェアと一緒に使うと、バッファーの値を調整するコントロールパネルを呼び出した際にクラッシュしてしまうので一旦USB Audio Driverをアンインストールして所謂OS標準ドライバーで使おうと再接続したのですが本体の青色LEDが点かず全く認識してくれません。デバイスマネージャーには不明のデバイスとして!マークが付いています。プロパティを見るとドライバー名の所に「Burr-Brown USB Audio Codec 2902 (commercial 2.8.45)」と表示され開発元がPloytecと出るのでどうやらUSB Audio Driverの残骸のようです。何度USBケーブルを別のポートに差し込み直しても認識せず、標準ドライバーを自動でインストールしようという動作も見られません。さて困ったぞと思いつつBurr-Brown USB Audio Codec をネットで探してみたらあるにはあったのですが、どれも専用のドライバー探索ソフトウェアをインストールしてから入手しなければならず、余計な費用も発生しそうなので取り敢えずやめました。USBケーブルを抜いたり挿したり、PCを再起動したり色々やっていたら、「設定」→「Bluetoothとその他のデバイス」に「USB Audio CODEC(標準ドライバー)」が表示されたので、もう一度USBを抜き差ししたらドライバーのインストールが始まり、やっとLEDが点灯し認識してくれてホッとしました。

UCG102はUSB1.1規格でサンプリング周波数は上限が48kHz、16bit迄なので本格的な録音再生には少し力不足です。ASIO4ALLもレイテンシーに限界があってそれ程詰められる訳でも無く、実用範囲ギリギリでちょっとストレスが溜まります。特にStudio Oneで使うとバッファーの値をいくら調整してもレイテンシーに伴うバリバリとしたノイズが必ず出てしまいます。Cubaseの場合は安定して使えるのでホストにするソフトウェアによって差が出るようです。勿論、これはASIO4ALLの方にも問題があると思います。ただ、音質に関しては全く問題なくヘッドフォン端子は若干非力ではありますがベリンガーらしいニュートラルでクリーンな音質で解像力もあります。録音の音質に至ってはエレキギターのハムノイズが殆ど皆無と言っていいくらい聞こえず非常に優秀です。

余談ですが、エレキギターを自分で弄ってみて先ず感じたのが非常にノイジーということでした。弦や金属部分に手を触れてアースしないとブーンというハムノイズが常に出て驚きました。最初は安物ギターだからかなとも思ったのですが、ネットで調べてみると「こういうもの」なんですね。ギターアンプに繋いでも、オーディオインターフェイスのHi-Zに繋いでも弦に触れない限りはハムノイズが聞こえてくるので、今はもう慣れましたが最初の頃は違和感ありまくりでした。

という訳で、UCG102にエレキギターを繋いだ時には本当にノイズが少ないのでエレキを綺麗に録音するにはこれだ!と思った次第。ドライバーの問題も無事解決したし格安で購入できて良かったです。某密林や某楽器通販ショップのレビューではあまり評価がよろしくない(最近は値上がりしてしまってコストパフォーマンスが下がった)のですが、私はなかなかの良品だと思いますよ。また、UCG102には中国製ノーブランドのパチ物があり、ベリンガー自体ちょっとパチ物っぽいところがあるのですが、更にそのパチ物が存在するというのでこちらにもビックリです。(^^;

2017年12月28日木曜日

Mobile UA と Foobar2000

RolandのMobile UA(UA-M10)なのですがドライバーを一旦アンインストール、レジストリーを掃除してからもう一度接続して再度自動インストールしたところ前よりも動作が安定するようになりPro Tools Firstでも使えるようになりました。UA-M10はDSD64(2.8MHz)のネイティブ再生にも対応していますが、データ転送方式はKORGのDACのようにASIO2.1ではなくDoPなのでKORGのAudioGate4を使ってDSDは再生できません。DoPというのはASIO2.1のようにDSDデータをそのまま転送するのではなく、PCMにDSDデータを格納して(DSD 2.8MHzならPCM 176,400kHz)転送する方式です。ASIO2.1でそのまま送ってしまえばスマートなのに何でわざわざPCMで送るような面倒くさい事をするのだろうと疑問でしたが、要はMacがASIOに対応していないのが原因で(MacOS 9まではASIOだったんですけどね)、馬鹿な私は理解するまでに時間が掛かりました。(^^; 

という訳で、DSDネイティブ再生するためにはDoPに対応しているソフトウェアが必要になるのですが、RolandのサイトにFoobar2000を使用する方法が載っていたので試してみました。ただ、現行バージョン(v1.3.17)とは違うようで、設定関連の表記が大きく異なっており試行錯誤しながらも何とか成功しました(将来のバージョンではこれとはまた異なる可能性も大いにありますが)。外部のコンポーネントをインストールしたり細かく設定したりとかなり面倒だったので防備録として記録しておきます。

1. Foobar2000をインストールする。

2. ASIOProxyをインストールする。

3. ASIO supportSuper Audio CD Decoderをダウンロード後、これらを解凍して得られる

"foo_dsd_processor.fb2k-component"
"foo_input_sacd.fb2k-component"
"foo_out_asio.fb2k-component"

を、Libraly→Configure→Componentsにインストールする。これはFoobar2000上から行う。黒字は新たにインストールされたコンポーネントを示す。

4. Libraly→Configure→Playback→Output→Device

"ASIO : foo_dsd_asio"

を選択する。

5. Libraly→Configure→Playback→Output→ASIOの"ASIO drivers"欄にある

"foo_dsd_asio"
をダブルクリックすると次項"6"の画像のような設定欄が現れる。

6. ASIO Deviceに"UA-M10"を選択し、

Input="44100"~"96000"はそのまま何も変更せず
以下、

Input="176400/DoP64"~"DSD512"

Output="DSD64"
Converter="SDM type A"(*)
Sample&Hold="NONE"(*)
DSD Mode="DoP"

に設定する。
*Converterは取り敢えず"SDM type A"を選択(問題なく動作)しましたが、これが最適値なのかは解りません(ネットで検索してみましたがよくわかりませんでした)。

7. Libraly→Configure→Tools→SACDを以下に設定する。

Output Mode: "PCM"
PCM Volume: "変更せずそのまま"(*)
PCM Samplerate: "176400"

DSD2PCM Mode: "変更せずそのまま"(*)
続く項目もそのまま変更なし。(*)
*これらも特に問題なく動作しますが、他に最適値があるかも知れません。

以上で設定は終わりです。DSDネイティブ再生時はUA-M10の左下にあるUSBマーク(白色)がゆっくりと明滅を繰り返します。


↑DSDモードでの動作中を示すUSBマークの点滅

UA-M10は今の所ドライバーがやや不安定で時々認識しなくなるのでその度にUSBケーブルを抜き差ししなければならないのが玉に瑕ですが、音質は今まで使ってきたオーディオインターフェイスの中では抜群に良いです。またヘッドフォン出力もバスパワーとは思えないほど駆動力が高いので折角購入したのだし存分に使ってみます。

ソフトウェア音源でリアルタイム演奏をする私が最も重要視するレイテンシーに関しては上位には位置するものの、往復で10msを僅かに下回る程度で「最速」ではありません。FocusriteのScarlett 2i2 G2は導入当初はかなり速いと思っていたのですがCubaseのVSTパフォーマンスメーターを見ていると振り切れる寸前まで激しく動いて時々レッドゾーンに入ってしまうので、負荷を少なくするとどうしても10msを若干超えてしまいます。私が使っている中で最速なのはFireWire接続のPreSonus FIRESTUDIO projectで往復8msを下回り非常に安定していて(DAWのパフォーマンスメーターもあまり振れない)、電源を100Vから直接取るので音質も太く密度と余裕があります。FirewireはUSBに比べてCPU負荷が軽いといわれていますが、その効果でしょうか。仕事などにはこちらメインで、音楽を楽しむのにはM10やDS-DAC-100と使い分けようと思います。

2017年12月20日水曜日

Pro Tools First

Focusrite Scarlett 2i2 にバンドルされていた Pro Tools First (Windows用) なのですが、インストールしてみたものの機能制限があったりローカルにファイルが保存できないので放置プレイ状態でした。ネットを見ていたらPT Control (EuControl)というアプリで iPad がフィジカルコントローラーになるという事を知ったので試してみました。このフリーウェアバージョンのPro ToolsではKORGのnanoKONTROL2が対応していないのでフィジコン操作は諦めていましたが、さすがにAvid純正だけあってEuControlはちゃんと動作したので上位バージョンのPro Toolsを導入してもいいかなと思えるくらい便利に使えました。しかしこの EuControl をインストールすると何故か他のソフトウェアの挙動がおかしくなります。ブラウザー(Google Chrome)の画面を移動しようとタイトルバーをクリックすると最大画面になったり元の大きさに戻ったりを繰り返すだけで掴んで移動できなくなったり、他のDAWソフトウェアのプルダウンメニューが選択できなくなったりとかなりの弊害が出ます。タスクバーから常駐を終了すれば正常に戻るのでPro Toolsを使う時だけ起動することになりますね。Cubaseでも一応使えるようですが現バージョンには対応していないようでコントローラーの登録時にエラーが出ました。nanoKONTROLもなかなか便利なのですがワイヤレスで操作でき画面にレベルメータが出るのがいいですね。
iPadの操作画面
つい先日興味本位でRolandのUA-M10を購入したのですが、Pro Tools First との相性は最悪でした。このインターフェイスに切り替えた途端、再起動に滅茶苦茶時間が掛かるようになり、起動してからも無反応になったり終了できなくなったりしたので旧バージョンを再インストールしたりと色々やってみたのですが結局何をやってもダメでした。苦労して何とかUA-M10を他のインターフェイスに切り替えたら嘘のように正常に戻りましたが、このUA-M10は他のDAWでも微妙にトラブったりとドライバーの出来が良くないようです。音が良い、レイテンシーが小さいということで買いましたが、確かに音は良いしヘッドフォンの駆動能力も高いもののレイテンシーはあまり詰められず、時々DAWがドライバーを見失ったりするので早くも手放そうかと思案中です。Scarlett 2i2、UA-M10、DS-DAC-100(KORG)の3台でソフトウェアピアノ音源を使ってリアルタイム演奏をしてレイテンシー比較をやってみましたが意外にもKORGの圧勝でした。KORGは動作が極めて安定していて音も良いので改めて見直しました。外部入力を使わず、MIDIシーケンサーでの音楽制作だけだったらKORGのDACで充分ですね。

2017年7月14日金曜日

Blue Snowball 導入

最近ネット経由で音声通話(会話)することが結構あるのでBlue製のUSBマイク "Snowball" を購入しました。暑いこの季節、涼しげな名前でいいのですが見ていてもあまり涼しくはならないですね。(笑) 今迄はオーディオインターフェイスにボーカル用のダイナミックマイクを接続していましたがケーブル類の引き回しと繋ぎ替え、PCでのオーディオドライバーの切換が面倒なので専用のマイクを物色していたところ、いい感じのマイクを見つけました。やはりUSBケーブル1本で使えるのは楽ですね。さすがはマイクロフォン専業のBlue社だけあって音質も良いしカーディオイド(単一指向性、-10dBパッド付き)とオムニ(無指向性)を背面のスイッチで簡単に切り替えられるのも便利です。前後の角度(向き)を自在に変えられる球体のデザインが気に入っています。
前面のBlueのロゴが派手です(笑)

2017年6月26日月曜日

Focusrite Scarlett 2i2 G2 購入

DAWのソフトウェア音源をMIDIキーボードでリアルタイム演奏をするとどうしても演奏感に直結するレイテンシー(遅延)が気になってしまい、限りなく0にできないかと低レイテンシーのオーディオインターフェイスが欲しくなって購入しました。よく買いますね。(笑) 今まで使っていたオーディオインターフェイス(以下IF)は古い物ばかりでレイテンシーを最低に詰めても12ms位がやっとでそれでも時々処理が追い付かずにブツブツとノイズが入ったりしていました。何台かあるIFの中にはどうやっても40msくらいまでしか詰められないものもあってさすがにそれでは演奏に支障が出て使い物にはなりません。ネットで調べてみるとUSB3仕様のZOOM UAC-2がかなり詰められるようですがUSB3.1でないとまともに動かなかったというようなレビューもあって、私のパソコンのマザーボードはUSB3.0、しかも最初期のものなので万一の事を考えて(もし動かなかった場合はカード増設にもコストが掛かるので)今回は取り敢えず候補から外しました。次にレイテンシーの成績が良いのは新しくなったFocusriteのScarlett G2シリーズで、こちらはUSB2で動作するし、今使っているScarlett8i6が最もトラブルが少ない優秀品なので同社を信用して新型のScarlett 2i2 G2 STUDIOというヘッドフォン、コンデンサーマイクがセットになった製品を奮発しました。
Focusrite Scarlett 2i2 G2
XLRとPhone端子には埃除けの為のキャップを嵌めています
今使っているピアノ音源はSoniccouture HammersmithNI The Giantで、どちらもサンプル量が多く特にHammersmithはかなり大容量で重い音源です。レイテンシーはIFの性能もさることながらパソコンの処理能力にも依存するので現状でどの位まで短縮できるか試してみました。結果はCubaseの表示値では48kHz, 24bit時で往復10msを切り約8msにまで詰める事が出来、動作も安定しています。今までのIFはバッファーサイズ256がギリギリ(512で安定)でそれ以下に詰めるとノイズまみれになっていたので明らかにレイテンシー低減効果があって嬉しい限りです。弾いていてもキビキビと直ぐ反応する感じが伝わってきますし音質も良く導入して良かったです。
Cubaseのレイテンシー表示。単純計算すると往復で7.792ms
テータの取りこぼしもなく非常に快適
同上
これ以上バッファーサイズを小さくするとさすがに処理が追い付かずノイズが発生
さて、付属のヘッドフォン(HP60MK2)とコンデンサーマイクロフォン(CM25MK2)はOEM製品だと思いますので元の製品は何なのかが気になって調べてみました。ヘッドフォンはダイアフラムの径、その他の仕様や外観から判断してiSK(寧波声科電子有限公司)のHP-680と同等品(ハウジングのデザインがMK2になって変わりました)のようです。マイクロフォンの方はダイアフラムの大きさや電気的諸特性の値がKEL AUDIO(カナダ)のHM3C(生産完了品)と合致しました(フル・フラットでナチュラルな音質だそうです)。他にも同じ仕様のマイクがあるかも知れませんが取り敢えず検索できる範囲で見つかったのはこれだけでした。ヘッドフォンはおそらく4000円くらいの製品だと思いますが、以前繋ぎで購入したSuperluxのものと同様帯域バランスが良く細かい音も良く見えますのでCPは高いです。マイクはローカットやパッドスイッチのない非常に簡素なものですが、感度、音質ともに大変良いと思います。以前のバージョンに付属していたマイクは真っ赤でしたが、MK2の方はマットな黒に赤いラインでルックスが非常に良くなりました。単売してくれればもう1本買ってステレオで使えるのですが。

ところでレイテンシーを確認する為にMIDIキーボード(YAMAHA P-150)を弾いていたら音源の音やキータッチがおかしくなり特定の音が消えずに残ったりし始めたので他のIFに繋ぎ換えて試しても同じ状態で更にCubaseでMIDI録音してデータを見たら悉く2度打ちしていたのでキーボード内のMIDIコントロール回路が故障したのでしょう。1996年頃に買って(当時18万円くらいで買った記憶があります)ゲーム音楽制作や即興演奏に20年以上酷使しましたのでさすがにもう寿命でしょうね。重量が30kg以上ありますのでキーボードスタンドに一人で載せるのに非常に苦労したのですが廃棄する時も苦労しそうです。当時より歳とってますしね・・・(^^;

2017年6月12日月曜日

オーディオ・インターフェイスのカスケード接続

PreSonus社のFIRESTUDIO シリーズはIEEE1394(Firewire)ケーブル経由で最大4台までカスケード接続(数珠繋ぎ)してチャンネル数が増やせるので、FIRESTUDIO projectに中古で購入したFIRESTUDIO mobile を2台接続して30チャンネル入力、18チャンネル出力として利用しています。但しそれぞれ入力2チャンネルはマイクとパッシブピックアップ専用、その他の入力2チャンネルはS/PDIFのデジタル入力なので、純粋なアナログライン入力は各IFそれぞれ4チャンネル計12チャンネルを除外して結局は18チャンネル(ステレオ9チャンネル)になるのですが、若い頃に愛用していた外部ハードウェア音源が未だに9台残っているので波形(音声)データとして残すのには丁度いいチャンネル数になります。20~30代の頃に仕事や趣味で盛んに作曲した旧Mac用のMIDIデータを時間を見ては現在Windowsで使用している(MacはOS Xになった時点で旧OS(9)の資産を容赦なく切り捨てられましたのでMacを使う事を一切やめて旧時代の資産が生かせる互換性重視のWindowsに移行しました)Cubase用に変換しています。青春時代に作曲した作品たちを汎用のMIDIデータ及び波形データとして残すべく作業していますが、旧Macで愛用していたシーケンサーVisionでは複数のシーケンスデータが1つのファイルに内包されている為それを分離して保存するには結構な作業量になります。旧Macのハードウェアとしての寿命を考慮してなるべく早く全てをWindowsに移行したいのですがなかなか大変なのですね。(^^; 嘗ての音楽制作環境としては明らかにMacに優位性がありましたが、現在ではWindowsでも殆ど同じレベルに達しているので敢えてMacを選ぶ理由がありません。特に旧OSをいとも簡単に切り捨てられてしまった自分としては全く未練がありません。若い頃の作品は当時の雰囲気が凝縮されているので自分にとってはかけがえがなく、チャンネル数をケーブルを使って数珠繋ぎするだけで単純に増やせるPreSonus社の製品には唯々感謝です。

2017年5月26日金曜日

レイテンシー測定

病院で処方された薬を全て飲み終わって熱は下がりましたが相変わらず咳が止まらずイマイチな体調です。その体調とは全く関係ありませんが、CEntrance社のASIO Latency Test Utilityを入手したので手持ちのオーディオインターフェイスのレイテンシーを測定してみました。ソフトウェア音源を使用する場合に最も重要な事は、リアルタイム演奏をした時に如何にレイテンシーを極小化する事が出来るかという点にありす。これはオーディオインターフェイスによって異なり(勿論PCのCPUパワーに最も依存しますが)、製品によっては全然駄目だったり、かなり縮小する事が出来る優等生もいます。現在、カスケード接続したPreSonus社のFIRESTUDIO project & mobileとFocusrite Scarlett 8i6、TASCAM US-366、ベリンガー UMC204HD相当を取っ替え引っ替え使っていますが以下の結果となりました。US-366やUMC204はあまり良い結果ではありませんが、FIRESTUDIO project & mobileとScarlett 8i6はいい勝負になりました。ソフトウェア音源はレイテンシーによって演奏感覚が全く異なるので出来ればレイテンシーを詰める事が出来る新しいオーディオインターフェイスを物色中です。(笑)

2017年2月4日土曜日

KORG DS-DAC-100

昨日予告した通りのエントリーを書きましょう。以前からDSDファイルをマルチビットPCMに変換せずにそのまま聴いてみたかったのですが、最近手ごろな価格のDSDネイティブ対応USB DAコンバーターDS-DAC-100を見つけて漸く購入しました。もう数年前になりますがピアノサークルの有志が集まって某スタジオで演奏会を開催した際、AKGのコンデンサーマイクC4000B、FostexのメモリーレコーダーFR-2とKORGのポータブルDSDレコーダーMR-2を持ち込んで録音しました。当日は大雪で車が使えず重い録音機材を背負って会場に行きましたが本当に大変でした。(^^; FR-2で録音した96kHz 24bitのファイルは特に何もしなくてもそのまま聴けたのですが、MR-2でパラ収録した2.8MHz1bitのDSDファイルはKORGのソフトウェアAudioGateで一旦PCMに変換して聴いていたので、録音に使ったMR-2以外でDSDフォーマットの生データを聴いた事がなかったのです。それで今回やっとDS-DAC-100を購入してネイティブ再生してみたのですが、生々しくて非常に良いですね。DSDの特徴でよくいわれる「滑らかな感じ」は確かにその通りだと思いました。DSDの良さは記録できる周波数帯域云々よりもアナログに近い滑らかさですね(周波数帯域だけでいうなら私などは14kHz以上は聞こえているかどうか非常に怪しいので上限20kHzの44.1kHzサンプリングでもオーバースペックなのですよ。(笑))。勿論PCMが駄目という訳ではなくそれぞれ良さがあるので好みで選択すればよいと思います。DSDファイルも良い事ずくめではなく欠点もあります。それは編集が出来ない事で、ファイルの分割くらいは最低限出来ますがフェイドイン・アウトすら処理出来ないのでファイルがぶつ切りになってしまうんですよね。勿論そのままではエフェクト類も一切かけられません。これを補うためにファイルを一旦384kHzなどの非常に高いサンプリング周波数のPCMファイルに変換して編集をしてから元のDSDファイルに戻すというやり方があるのですがこれはネイティブファイルの形を根本的に変えてしまうので自分としては多少疑問に感じます。しかし他の手段がないのでこればかりは仕方がないですね。DSDで録音した音を聴くと欲が出てきて折角録音するならマイクももっと高性能なものに新調したいし音の良いマイクプリアンプも欲しくなります。まあ上を見たら切りがありませんが、個人で楽しめる範囲でやっていこうと思います。

2017年2月3日金曜日

PreSonus FIRESTUDIO project 漸く駆動成功

半年くらい前にジャンク品として6230円で購入したFireWireオーディオインターフェイスPreSonus FIRESTUDIO projectが本日漸く動作しました。公式にはVIAチップでも動くという事だったので(自分のパソコンに取り付けてあるIEEE1394A拡張カードのチップも同社製だったので)非常に期待していたのですがカードに接続しても本体の青色と赤色のパイロットランプが交互に点滅するだけで一向に認識されずやっぱり本当にジャンクだったのかとずっと放置プレイ状態でした。一応代理店に修理できるかどうか打診してみましたが点検料6000円超、メイン基板交換で4万円超ということで代理店の人も同型機の中古品を買うか他のインターフェイスにした方がいいのではないかというアドヴァイスをくれた事もあって結局修理は諦めました。しかしながら、中古品でも以前の代理店が扱っていた正規品という事が判明すれば修理を受け付けてくれるという現在の国内代理店の対応には感謝しています。そんなこんなでつい昨日ですが、FireWireオーディオインターフェイスの多くでディファクト・スタンダードとなっているテキサスインスツルメント(TI)製チップ搭載の拡張カードがあった事を思い出してダメ元で接続してみたらあっさりと認識、動作しました。ところがこのカードはロープロファイル用の取り付け金具しか付属していなかったので、ホームセンターで1mm厚のアルミ板(鉄材やステンレス材では硬くて専用の工具がないと加工が難しいため柔らかいアルミ材にしました)を買ってきて専用ブラケットを手作りしました。
アルミ板から切り出して製作した専用プラケット
柔らかいアルミ材なので加工時の力のかかり具合でかなり撚れて不細工です。(笑)
ヨレヨレの自作ブラケットを付属の純正ロープロファイル用と交換したTIチップ搭載のIEEE1394AカードをPCに取り付けて起動したらウインドウズのロゴが表示された後フリーズしてしまったので仕方なく無理矢理リセットをかけて再起動したら今度は無事立ち上がってホッとしました。ドライバーをインストールしたらFIRESTUDIO projectのパイロットランプが赤色から青色に変わりバッチリ認識して無事使えるようになり、XLR端子もテストしてみたところどれも問題なく、ボリュームもガリ無しで非常に幸せな気分になりました。(笑)  メーカーのホームページの情報ではVIAのVT6306、6307、6308では動作するようですが、自分のパソコンに増設していたカードに搭載されているチップVT6315Nでは全く動作しませんでした。嘗て使っていたM-AUDIOのProFire 610は同じ増設カードでも問題がなかったのでPreSonusでも当然イケると思っていましたが、かなりシビアにチップを選ぶようでFIRESTUDIO projectは事実上TIチップでしか動かないと考えた方が良さそうです。

以前、安価なオーディオインターフェイスを色々と聞き比べた機会があってその中ではPreSonusのAudioBox iOneの音質が一頭地を抜いて素晴らしかったのでそれ以来PreSonusファンになりましたがFIRESTUDIO projectも音に力と密度があっていいですね。別電源なのでヘッドフォン出力にも余裕があって能率が低いヘッドフォンでも大きな音が出ますし、動作が安定していて何といっても多チャンネルなのでミキサー無しで色々な音源を繋げられて便利です。最新の製品には搭載される事が多くなったサンプリング周波数192kHzはファイルのサイズが大きくなりすぎて、あってもアップサンプリング再生以外では殆ど使わないので96kHzがあれば取り敢えず仕事には充分です。本機は国内では販売終了になり、FireWireオーディオインターフェイス自体も最近は殆ど生産されていないのでドライバーが提供される限り使っていきたいと思います。
中段がPreSonus FIRESTUDIO project
一番上に乗っかっている不思議な形をしたのが最近購入したKORG DS-DAC-100
(別途エントリーを書く予定です)

2016年2月25日木曜日

UMC204 192kHz化

サブで使っているベリンガー社のUSBオーディオインターフェースUMC204は扱える最高のサンプリング周波数が96kHz 24bit迄で、後継のUMC204HDという192kHz 24bit対応製品のファームウェアで以前ダメ元でアップデートしようとした事があるのですが機種違いということで全く受け付けてくれず、型番は殆ど同じでもやっぱりダメかぁ~  ┐('~`;)┌ とガッカリしていました。
元々96kHZ迄にしか対応していなかったので左下に96kHzマークがついてます。
ところが、つい先日ベリンガーの製品紹介サイトを見たらHDというサフィックスが付かないオリジナル製品の仕様表が192kHz 24bit対応に変更されておりダウンロードページに最新ファームウェアがあったので、もしかしたら192kHz 24bitに対応するかも (0゜・∀・) と思って実行したらすんなりアップデートされました。これでサブ機も192kHz 24bit対応になってすごく得した気分です。(笑) まあ、この価格帯のオーディオ・インターフェースはハイレゾ対応になっても音質が劇的に良くなるということはないのですが、精神衛生上は非常に宜しいですね。(^^; さすがはベリンガー、コストパフォーマンス最高です。(^^)
ファームウェア・アップデート後の表示で製品名がUMC204 192kに!
現在192kHzで動作中・・・
【追記】ベリンガーのサイトからUMC204の製品ページが削除されましたレガシーに移動しましたのでファームウェア(v1.1.2)が必要な方はこちらからダウンロードしてください。

2014年9月17日水曜日

安物 Audio IF マニア?(笑)

最近、ヤフオクなどで安いオーディオIFを見つけるとつい買ってしまって数が増えてしまいました。(笑) 高級品を1台買えばそれで済む話なのですが、根っからの貧乏性なのでついつい色々と試したくなってしまうんですよね。(^^; このクラスのオーディオIFの音質は団栗の背比べとはよく謂われますが、なかなかどうしてやはり各社の音質に対する思想の違いが製品によく現れており、じっくり聴くと音質の差がよくわかります


上から、Native Instruments AUDIO 4 DJ、BEHRINGER UMC204、M-AUDIO FAST TRACK PRO、M-AUDIO ProFire 610、Focusrite SCARLETT 8i6 です。


Native Instruments AUDIO 4 DJは非常に見通しの良いスッキリした音です。DJという型番とは裏腹に高音質HiFiサウンドを聴かせてくれます。本体に入力ボリュームがないのでちょっと使い勝手が悪いのですが、内蔵フォノイコライザーが大変優秀です。また、データ転送の欠落がわかるユーティリティーが付いていて非常に便利です。

BEHRINGER UMC204は落ち着いた音で動作が非常に安定しています。安価ではありますが操作系に不足は全くなくコストパフォーマンスは非常に高いです。本機は96kHz24bitまでの対応ですが、UMC204HDという192kHz24bit対応した新しいバージョンもあります。そちらも2万円以下で購入できるようで更にコストパフォーマンスが良いかも知れません。
【追記】UMC204に最新(2016年4月現在)ファームウェア(V1.12)を適用することによってUMC204HDと同等品(192kHz 24bit対応)になります。こちらを参照ください。

M-AUDIO FAST TRACK PROは非常にニュートラルな音です。USB1.1という古い規格ですが、音飛びもなく非常に安定しています。USB1.1の帯域幅の関係から本機の最大規格96kHz 24bitは入力あるいは出力1系統のみになってしまいますがS/PDF端子も付いており使い勝手が大変良いです。以前オンキョーやRolandのUSB1.1オーディオIFを使っていた頃は音飛びが激しくてとても実用にはなりませんでしたが本機の安定度は素晴らしいです。

上述のFAST TRACK PROと同じ製造元であるM-AUDIO ProFire 610は192kHz 24bit対応という事で今更ながらの導入ですがとにかく音が良いです。スッキリとした非常に見通しの良い音に感激しました。充分リファレンス機材として使用できます。これを使うためにわざわざ(既に時代遅れの?)FireWireカードまで別途購入しましたが、その価値は充分にあります。FireWire接続のオーディオ用途にはテキサス・インスツルメントのチップでないと不具合が出るという情報がありますが、安物のVIAチップでもWindows 7の環境下で全く問題なく動作しています。スタンドアローンでマイクプリアンプ、DA/ADコンバーターにもなるという優れもので、この辺は以前の機種からM-AUDIOの一貫した設計思想を感じて好感が持てます。音といい痒いところに手が届く機能といいすっかりM-AUDIOのファンになりました。現在メインで使っています。M-AUDIOは以前はMIDIMANという社名で90年代にMacでゲーム音楽の仕事をしていた頃、外部MIDI音源モジュールに接続するMIDI インターフェイス MACMANには随分お世話になりました。金属製のかなり重厚なボディーで故障もなく非常に調子が良かったです。現在のM-AUDIOは192/24のオーディオIFは発売していないようで残念至極ですが、同社のヘッドフォンHDH50を本機に繋いで聴いていますが相性もバッチリで解像度も良く満足しています。AV30というパワードモニターも癖がなく良いスピーカーです。いずれは同社のマイクロフォンも使ってみたいですね。

一番下はフォーカスライトのスカーレット8i6で非常に充実した太めの音がして大変好印象です。製造は中国ですが、設計は英国なので信頼できます。但しサンプル周波数、ビットレートの変更には結構シビアで付属のミキサーソフトウェアと波形編集ソフトやシーケンサーのサンプル周波数とビットレートが一致していないとフリーズする事があります。音は非常に良いのですがこの点だけが非常に残念です。M-AUDIOのように特にユーザーが意識しなくてもソフトウェアとの連携(連動)が完璧だったら言うこと無しなんですが。尚、本機は某楽器店で、ヘッドフォンボリュームにガリがあるという理由で中古品を2000円程度で売っていたものを購入しました。殆どタダみたいなものですね。

以上、独断と偏見によるオーディオインターフェイスの試聴レポートでした。(^^;

2014年4月15日火曜日

Audio IF購入

久し振りに近所の楽器屋に行くと、中古コーナーに異様に安いオーディオインターフェイスがありました。Focusrite Scarlett 8i6で、ボリュームにガリがあるとのことでジャンク扱いで何と1,886円(税抜)!安すぎる。丁度今使っているTASCAMのインターフェイスのアナログ回路にコンピューターからのノイズが廻って来ているらしく、アナログ入力を録音するとその音がファイルに記録されてしまうので、ベリンガーのSRC2496でAD変換した信号をTASCAMのSPDIFに入れてそれを録音という面倒くさいことをやっていて、別のオーディオインターフェイスが欲しかったんですよね。以前から英国Focusrite製品にも興味がありましたし。ボリュームのガリなら何とか直せるだろうし、とにかく激安なのでダメ元で買ってみました。

帰宅後、Focusriteのサイトからドライバー類をダウンロードしてインストール後、インターフェイスを繋ぐとちゃんと認識されました。DAWからの信号もちゃんと出力されるしアナログ及びSPDIFの入力もOK。確かにヘッドフォン端子のボリュームにガリはありましたが全然許容範囲で、他のボリュームつまみにガリは全くありませんでした。セルフパワーのせいかアナログ入力に全くノイズが乗ることもなくTASCAMに較べて音も太くなって大満足です。まさか1,886円(税抜)でオーディオインターフェイスが新調出来るとは思っていなかった(取り敢えずSteinbergのUR44でも買おうかなと思っていた)ので非常に嬉しい!(^^)

上からTASCAM、Focusrite、ART SyncGen、右がFriend-Chip digi・ma'x、
これらの置き台(笑)になっているのがベリンガー SRC2496