2007年7月25日水曜日

ようやく入手したCD

以前仕事で関わったゲーム(D→A BLACK)のサントラCDを今頃入手した。それも中古で。(笑) 普通スタッフには見本盤を配布してくれるのだがこの時はそれもなく、わざわざ新品を自腹で買おうとも思わなかったので今まで手許になかった訳である。

新作を出していないのかなとゲーム会社のホームページにアクセスしたら、サイト自体はあったが開店休業というか既に営業していない(廃業した)ようだ。このゲーム、某巨大掲示板の該当スレッドでは散々文句をつけられていた。どうやらシナリオが薄くて転けたらしい。発売直前は、出演した声優さんを呼んでネットラジオを配信するなど宣伝にはかなり力を入れていたのだが、マニアックなユーザーの目は厳しかったということだろう。ただBGMに関してはそれなりに評価されていたのが救いだった。

栄枯盛衰の激しいゲームの世界で10年間存続する会社は本当に少なく、特にヒット作のないソフトハウスは、ゲームを2~3本リリースしただけで即潰れてしまう。私が関わったトンキンハウスは東京書籍という出版社の子会社なので堅実経営かと思ったらそうでもなかった。主だったスタッフは別の会社に移ってしまったようだ。そんな訳でサントラCDも今後入手困難になるだろうと思って、ネットオークションで安い中古を見つけて買ったのである。今後ゲームに関わることもないと思うので、BGMの仕事としてはこのCDが最後になる。

所謂ギャルゲー。 私はやったことがない、というかゲーム自体やらない。(笑)

2007年7月23日月曜日

星と星座

本棚を整理していたら懐かしい本が出てきた。草下英明著・星と星座・保育社である。この本は小学4年生くらいの頃に買ってもらった(現在絶版)。星や星座について、カラー写真と共に様々なエピソードを交えて解説している良い本だ。当時、雑誌の付録として付いてきた星座早見盤と一緒に、夏には蠍座や射手座(南斗六星)を、冬にはオリオン座の三ツ星をと、夜空の星を眺めるのに大いに役立った。


今でも当時見たアンタレスの赤い光が目に焼き付いているし、その頃は視力が良かった(両目とも2.0だった)ので北斗七星の柄杓の柄の部分にある二重星も肉眼でちゃんと識別できた。「星と星座」によると、この星は大昔のアラビアで目のテストに用いられたという。今は夜空の星を眺める時間がなかなか取れないし、そもそも東京では街自体が明るすぎてとてもじゃないが星を見るような環境ではない。そういえば昔、友達と北陸地方へ旅行に行ったときに夜空を見て、気持ちが悪いほど星が見えたことを思い出した。

そんな欲求不満を解消すべく、シェアウェアの天文ソフト、Stella Theater Proを購入して楽しんでいる。このソフトの素晴らしいところは、世界の各地で見える夜空を実際にディスプレイ上で再現できる事で、日本からは見ることの出来ない星座が見える南半球はもとより、南極や北極から見える夜空も表示できる。尤も今はこのソフトの画面でさえゆっくりと眺める時間がないのだが。(笑) 「星と星座」を改めて読んでみて当時夜空に馳せた想いが甦ってきた。残念なことに、著者の草下氏は既に他界されている。

さて、夜空の星ではないけれど、ほぼ丁度2年後に日食がある。東京でも75%欠けるので今から楽しみだ。以前に日食があった時には、それまでに経験したことのない妙な涼しさ(冷気?)を体感したから、それ以上に欠ける今度の日食はどういう風に感じるのだろう。一生のうちに何度も見れる事ではないので、出来ればもっと南に行って皆既日食を体験してみたい。

2007年7月22日日曜日

Tea Party

土曜日、フルートを習っていたときにご一緒した生徒さんから、明日、習っている先生と伴奏をして下さるピアノの先生の教室と合同で、ちょっとした発表会を兼ねたお茶会があるので行きませんか?とお誘いの電話を頂いたので、今日は津久井まで行ってきた。土曜日はその電話の後、友人宅で呑み会があったのでそちらに参加した。久しぶりに会った所為か、時事問題から音楽、さらにはエロネタ(実はこれがメイン?)まで話が弾んだ勢いで、しこたま呑んでヘベレケ状態。(^^; 日頃は太りやすいビールを控えて(笑)度数の高い蒸留酒系をよく飲むので、ここぞとばかりにビールを大量に呑んでしまった。やっぱりエビス(金)は旨い。翌日のことがあったが午後からなので細かいことは (゚ε゚ ) キニシナイ!

特に二日酔いすることもなくスッキリと目が覚めた。生徒さんの車に便乗して津久井方面へ。ピアノ教室の先生宅が会場で、1階の部屋にグランドピアノが2台(いつも伴奏をしてくださる先生のお母様の部屋)、2階の先生の部屋にグランドピアノが1台、計3台のグランドピアノがあってビックリ。まさにピアノ一家である。今回の会場は1階の広い部屋で、ピアノの先生のお弟子さん、お母様のお弟子さん、フルートの先生のお弟子さんの出演。自分は一応部外者?なので楽器を演奏するつもりは全くなかったが、途中飛び入りで弾いてもOKということで恥を忍んで弾かせてもらった。曲はベートーヴェンのソナタで、弾き慣れているはずのなのだが、展開部に入ったところでどうしても1小節だけ思い出せなくなってしまい、先生から楽譜を借りてしまうという失態を演じてしまった。やめときゃよかった。(T_T)

一通り演奏が終わるとお茶会があって、若い生徒さんや久しぶりに会った生徒さん、フルートの先生、ピアノの先生とお話しができて楽しかった。こういう場があるとまたレッスンを再開したくなる。一つだけ困ったのが、犬がいたことだった。(笑) 帰り際に中型犬が現れて近寄ってきたので思わず逃げ出したくなった。というのも小学生の時に友達の飼っていた犬に足を思いっきり噛まれて以来、それがトラウマになって未だに犬だけは苦手なのだ。三つ子の魂百までというか、まるでオバケのQ太郎である。猫だったらこっちから近づいていって手懐けるのだが・・・(苦笑)

2007年7月21日土曜日

焦った~

仕事で使っているマックに接続している外付けハードディスクがデスクトップから消えたので、B's Crewでマウントさせてみたが一向にアイコンが出てこない。修復ソフト・ディスクウォーリアで再構築したところ多数のエラーが検出された。うわ~、これもうダメかも~と思いつつ再構築させてみたところ何とか復旧した。しかしエラーチェックしたところまだ完全に修復されていないようなのでもう一度修復処理をする。今度はエラーが出現せずにホッとした。仕事のデータを収蔵しているハードディスクに限ってエラーがよく出るのには困ったものである。しかし、今まで何の異常もなかったハードディスクが突然エラー頻発で使用不能になってしまうのは一体何が原因なのかサッパリ解らない。データのバックアップには気を遣っているのだが、ちょっと気が緩んでバックアップを怠ると、それを狙いすましたかのようにエラーが発生する。Western Digitalのディスクはダメだなぁ。尤もWDなんて今存在しているのだろうか? W-SCSIのHDはもう手に入らないので信号変換コンバーターをかましているのだが、やっぱり無理があるのかな。Windowsではこの手のエラーは起きたことがないんだよなぁ。

以前にも仕事用のHDが突然マウントしなくなって、ノートンを使って修復したらデータごと昇天してしまった事があって、その時は締め切り間際ということもあって本当に焦りまくった。ディスクウォーリアという修復ソフトを買って今までずっと使い続けているが、これは修復能力が高いので常にお世話になっている。今回もかなりヤバい状態から復旧できたのでホントに安堵した。旧マックはこういうエラーが結構多く不安定なのでもうあまり使いたくないのだが、古い編集ソフトばかり使っている(OS Xに対応していない)ので、なかなか新OSに移行できない。Windowsで使いやすいソフトがあればいいのだが、現在使っているソフト以上に高機能なものがないのでやはり旧マックを使うしかないのである。仕事中は本当に薄氷を踏む思いだ。(涙

2007年7月20日金曜日

古い楽譜の修復

高校生の頃弾いた、ショパンのバラード3番がまた弾きたくなって楽譜を開いたらいきなり空中分解してしまった。(笑) この楽譜はサラベールのコルトー版(アメリカ製)だが、輸入版はもともと作りが弱い上に20年以上昔のものなので、ボロボロになってしまうのは致し方ない。そこで早速修復した。以前に楽譜修復のエントリーを書いたが、今回はちょっとやり方を変えた。というのも、以前はグルーガンでホットメルトスティックを溶かして背表紙に塗布してから製本機に入れたのだが、いまひとつ接着が甘いのであった。そこで今回はグルーガンを使用せず、ホットメルトスティックを鋏みで細かく切って背表紙に置いてから、楽譜を挿入して製本機にかけたところ、かなりいい塩梅になった。接着剤にムラが殆どなく一発でしっかり製本できたので、そのやり方を書いておきます。もしサーマル式製本機をお持ちの方はお試し下さい。

● まず、分解してしまった楽譜に残留している接着剤をほぼ完全に除去して1ページ毎にバラバラに分ける。劣化した接着剤が残っていると再接着したときに剥がれやすくなってしまうからである。

● 背表紙に使う紙を用意する。私は厚めで丈夫な色付きケント紙を使うことにしている。勿論、出来る限りオリジナルの表紙に近い色のものを使用する。元の楽譜の寸法に合わせて紙を切り出す。

● 金属製の物差しなどを使ってきれいに折り目をつけ、背に当たる部分にカッターや鋏で細かく切ったホットメルトスティックを置いていく。この時溶けた接着剤がはみ出さないように両端に遊び(余裕)を持たせる。

● その上から色付きケント紙に楽譜をはさみ、製本機に入れて接着する。

● 接着が巧く行っているようであれば、オリジナルの表紙をスティック糊などでケント紙に貼り付けて完成。

● 接着が巧く行かないときは、再度製本機に挿入して再接着させる。

修復した楽譜

2007年7月18日水曜日

早朝にラジオのスイッチを入れる

時々、意味もなく早朝に目が覚めて、その後再び寝られないということがある(年取った所為か?)。そんな時には何故か短波ラジオのスイッチを入れてアマチュア無線の交信を聞いたりする。BFOスイッチをONにして、ピッチを調整していくとモガモガいっている不明瞭な音声が元通りに復元される。大抵は他愛もない日常の会話なのだが、時々興味深い話が聞けることがある。面白かったのは戦前の呉の軍港の話で、詳細は通信の秘密に関する法律があるので書かないが、戦艦大和に関する話だった(当時は軍港ということもあり秘密主義が徹底していたのであった)。その当時のことを知っている方なのでかなりの高齢と思われるが、そういった秘話(笑)が聴けるのもSWL(アマチュア無線傍受)の楽しみである。

今はインターネットで検索すれば様々な情報を得ることが出来るが、昔は海外の情報を得ようと思ったらまず短波放送を聞くのが一番の近道だったし、各国の秘密通信も短波が主流だった。自分が中学生の頃に海外短波放送受信(BCL)ブームがあり、メカ好きということもあってよくラジオを聞いたものだ。当時は通信手段が限られていたので、随分得体の知れない電波が飛び交っていた。それを受信するのも面白かった。例えば、旧ソ連が発信していた「シングルレターK」という強力な怪電波があった。これはモールス信号のK(-・-)のみを延々と流しているもので、中学生だったある日の午後、ラジオをつけっぱなしにして聞いていたら、受信を始めてから30分くらい経ったあたりから突然電文が変わって何か別の符号の通信を始めたが、暫くするとまた元のKに戻った。工作員への指示だったのだろうか? あのどうしようもない犯罪(乞食)国家である北朝鮮も暗号通信をやっていて、深夜に朝鮮語で数字だけの乱数暗号放送をしていた。これは明らかに諸外国、特に日本に送り込んだ工作員に指令するためのものだった。しかもテープを逆回しにしたような妙な音声で、非常に気味が悪かったのを今でもはっきりと覚えている。

当時はナショナルのクーガ118というラジオを使っていた。これは純然たるアナログラジオであり大雑把な目盛りのダイアルを手探り(殆ど勘)で選局していた。少し経ってからソニーのスカイセンサー5900という、巧妙な仕掛けで周波数直読(待ち受け受信)可能な高精度なラジオが発売されてガッカリした思い出がある。(笑) その後ナショナルからはクーガ2200という通信機のようなラジオが発売された。

それらの高性能ラジオを後目に、アナログ選局の旧型ラジオを使い続けたが、欲求不満は高まる一方だった。しかし、BCLブームそのものが終焉を迎えソニー以外は短波用ラジオの生産をやめてしまった。社会人になって多少金銭的に余裕ができると、嘗て欲しかったラジオの中古品をよく買った。クーガ2200は勿論のこと、周波数が数字ディスプレイで直読できるプロシードB30も手に入れた。同じようなソニーのICF-6800も手に入れたが、程なく周波数カウンターが故障してしまったので修理に出したら「部品がありません」と一蹴された。流石はソニーだ。(笑) それに対してナショナルのラジオは保ちがいい。殆ど故障知らずだし、つい数年前にクーガ118を修理に出したらわざわざ大阪の工場まで送って調整までしてくれたのにはビックリした。このラジオはほぼ30年前の製品なのだ。(^^; 社会人になってから買った当時最先端だったラジオの数からも、如何に欲求不満だったかがわかろうというものだ。一種のトラウマと言ってよいだろう。(笑)

そんなわけで、早朝目がさめて手持ちぶさただと、ついお気に入りのラジオのスイッチを入れてしまうのだが、残念なことに海外短波日本語放送は減る一方である。インターネット放送に切り替えている局も多く、これも時代の流れなのだろう。ただ、インターネットラジオは受信のプロセスを楽しむことは出来ない。安定して聴けるのは何ものにも代え難い魅力ではあるが、雑音の中から幽かに聞こえて来るという短波受信特有の魅力はないのである。何だか懐かしくなって色々とつまらないことを書いてしまったが、当時BCLに嵌った方は私の謂わんとしていることを何となく解って頂けるのではなかろうか。(笑) それにしても、画像や動画などを造作なく遣り取りできるインターネットは、真の情報革命なのだろうと思う。

National Proceed B-30
National Cougar-2200
 

2007年7月15日日曜日

またもやひげのライト

台風接近で朝から雨が降っていたがコミカレに出席。ご一緒しているTさんに、長い時間お待たせしてしまったトゥッシュユニット第3号機を漸く引き渡すことが出来てホッとした。


コミカレ終了後は帰り際に吉祥寺のユザワヤでアクリパーツと製本用リングを購入した後、立川のダイエーに寄ったところブラックニッカ2.7Lボトルがかなり安く売っていて、しかもまたもや「ひげのライト」(景品)に釣られてついつい買ってしまった。(笑)

早速?深夜ブラックニッカを飲んでいたら、隣の部屋で寝ていた猫(エマ様)がニャ~と鳴いたので出してやると、「腹減った~」とやたら鳴く(主張する)。ご要望通りに餌をやったらペロリと平らげてしまった。その後も「遊んでよぅ~」と躰を擦り付けてくるので、こちらもいい具合に酔っぱらっていたこともありお相手をした。(笑) 暫く遊んだ後、外に出たいような素振りを見せるので、玄関の扉を開けてやったら雨がひどくて諦めたようだ。全く我が儘この上ないお嬢様なのである。(笑)

景品のひげのライトは、以前のものより大きく迫力があって気に入っている。(笑) 以前に付いていたものと並べて撮影してみた。

2007年7月10日火曜日

うわっ

昨日のエントリー、何書いてんだろ。(恥 どうもアルコールが入るとお下劣度が増してしまうようなので、これからはなるべく素面でエントリー書きます。書いてる時はいい気分だったんですが、反省・・・('A`)

2007年7月9日月曜日

深夜ラジオ

月曜日の深夜、というより火曜日の未明?に放送している伊集院光氏のラジオ番組のコーナー「リストカッターけんいち」はいつもすごく楽しみにしている。気の弱い主人公「けんいち君」が日常のちょっとした切っ掛けで落ち込んでしまい、ついにはリストカットしてしまうという話なのだが、なぜか凄く共感できる。「一本いく」という言い回しが更に笑いを誘う。(笑) BGMがオバケのQ太郎なので、藤子不二雄の漫画に由来するのだろうが、「けんいち」というのは確か忍者ハットリ君に出てくるキャラだったような気がする(オバQは正ちゃん)。 「けんいち」で思い出したが、昔の友達がその漫画の「けんいち君」の顔にそっくりだったので、「けんちゃん」と呼ばれていたのであった。本名は全然違うのだが。(笑) また、けんいちがリストカットするときのBGMがタイガーマスクの「あの悲しい」エンディングテーマというのがまた笑える。今夜はどんなストーリーなのか。歳甲斐もなくワクワクしているのであった。(爆

この番組のパーソナリティー、伊集院光氏は私と世代的にあまり違わないのでトークの内容もかなり共感できて面白い。以前「BONカセットテープ」の話が出たときには「あったあった」とつい膝を打ってしまった。というのも、高校時代のクラブの後輩がBONカセットの愛用者だったのだ。その後輩は当時池袋の近くに住んでいて、近所のディスカウントショップで激安で買っていたとのことだった。私が住んでいる多摩地域や新宿辺りではついぞ見たことがなかったが、伊集院氏は嘗て足立区に住んでいたらしいので豊島~足立などの所謂城東地域で売っていたものなのであろう。下町の町工場で作っていたらしく、精度も悪くてすぐにダメになってしまうのだった。後輩の家で録音したピアノ即興演奏がどれだけダメになったことか(笑)

もうひとつ、カンニング竹山の深夜放送も面白い。こちらはエロ(ブルー)テープ制作プロジェクト?というのがあって、リスナーから送られたエロテープのシナリオを選ぶ審査員に小説家の岩井志麻子氏が起用されていて、その底抜けに明るいエロ全開のしゃべくりがまた大爆笑だった。声質やしゃべり方が女優(声優)の鷲尾真知子さんにどことなく似ていたので、うる星やつらの「さくら」が言いそうなセリフだなぁと思いながら聞いていた。今は既に忘れ去られてしまった「エロテープ」にも実は思い出があって、高校時代に友人が学校の近くにあった質屋でエロテープを買って別の友達がそれをダビングする際に再生側と録音側を間違えて、貴重なエロテープの一部を消去してしまったという非常にお間抜けな話を思い出したのであった。(笑) 当時、一般家庭にはビデオなどというモノが普及しておらず(エロビデオなんてなものもなく、好事家には8mmフィルムで供給されていた)、エロ本片手に音声を聞いて欲望を解消していたという非常に切ない時代でありました。今のコンビニなら何の雑作もなくエロ本が入手出来るけれど、当時は人目を気にして余計な気苦労をしたなぁとついしみじみとしてしまった。いや、エロ本などというものは簡単に手に入ってはいけないのである。人目を憚り、紆余曲折してして手に入れてこそ価値があるのだ!←単なる僻みですが(^^; 全く、「きのふとけふの・・・」というブログタイトルにピッタリな「お下劣な」話題でしたとさ。(笑)

※ エロ(ブルー)テープというのは、所謂現代のエロビデオに見られるようなストーリーを、音声のみ、つまり声優さん?が声で演じたものを収録したカセットテープの事である。また、エロビデオならぬエロ8mmフィルムは、小学校の友達が「家にエッチな8mmがあるよん♪」というので友人たちと大挙して見に行った。ストリップを収録したモノであったけれども今となっては全くエロでも何でもない、非常に刺戟の薄いモノではあった。(笑)←全くブログに何を書いているんだか・・・(^^;

2007年7月8日日曜日

Sibelius

といってもあのフィンランドの作曲家ではなく、英国製の楽譜作成ソフトのことである。ここのところCDから耳コピした楽譜をパソコンで浄書していて、いろいろと不満な点があるので楽譜ソフトについてちょっと語ってみたい。(笑) 実は今日、近所の楽器屋に楽譜作成ソフトSibelius4のカタログが置いてあったのでもらってきたのだが、カタログを読む限り、またデモムービーを見た限りではかなり良さそうなので、早速体験版をダウンロード、インストールして試用してみた。しかしFinaleに慣れてしまった所為か何だか使いにくい感じがする。こういうのは最初のとっかかりというか印象が大切なのだ。要するに作業行程の見通しがあまり良いとは思えなかったのである。使いやすかったら乗り換えようとも思ったが、これではちょっと無理そうだ。記号のフォントもあんまり美しくないし、ちょっと期待していただけに残念だ。

長く使っているFinaleも、作業行程の見通しは決して宜しくない。記号一つにしても階層を掘り下げていって漸く記入することが出来る。フォルテなどの強弱記号とスタッカートなどのアーティキュレーション記号の入力ではやり方が違うので面倒くさいことこの上ない。しかも折角入力した記号が何処かに飛んでしまって、意図しない場所に表記されることも間々ある。尤も2003からアップグレードしていないので最新版では改良されている可能性があるのだが。兎に角、Finaleはやりたいことにすぐに辿り着けないもどかしさや、何でこんな簡単な事が出来ないのだろうかと疑問に感じることが多々あることは確かである。

思えば今まで楽譜ソフトはいろいろと使ってきた。一番初めはMSX用の、おもちゃのようなソフトだったが当時としては衝撃的だった。IBM PC/ATのDOS時代にはScoreという非常に難解なソフトを使ったことがある。これは全てキーボードから直接コマンドを入力していくという、今から考えると気の遠くなるようなものだった。しかも、楽譜のスペーシング(justifyコマンド)時に複雑な演算を行い処理に非常に時間がかかる(量の多いものだと30分近くかかった)ので、わざわざ浮動小数点演算専用の80287というコプロセッサーを別途買い求めてパソコンに装着した程である(これで劇的に速くなって感動した)。当時は若かった所為もあってそれなりにScoreに習熟していたので、実際に(これを使っていた)或る楽譜浄書屋で働こうと思って面接に行ったこともあった。Post Script対応なのでプリンターの解像度に比例してかなり綺麗に出力できるのが売りで、このためにわざわざAppleのLaser Writer NT(シリアル経由でIBM PC/ATでも使えた)の中古品を20万円も出して買ったりした。(←当時は中古のYAMAHAのC1/20というハードディスク容量20MB!のMIDI端子が付いたラップトップコンピューター(20万円/定価50万円)も、わざわざ雑誌の広告で見つけて大阪の楽器店から買ったりして、しめて計40万円。金持ちだったんだなぁ(笑)) 当時のパソコンは80286というCPUを使ったものだったが、Windows3.1発売時にこのCPUが切り捨てられたのを機にMacintosh II viに乗り換えた。

マックでは今はなきPassport Design社のEncoreというソフトを随分使ったが満足できずにNightingaleに乗り換えた。これはそこそこ使いやすくてある程度複雑な表記も可能だった。が、やはりこれにも飽きたらず、Finaleの下位バージョンだったMusic Proseというソフトが安売りされていたので買って使ってみたが、これは本当に「簡易版」で殆ど使い物にならなかった。その後、MOTUのMosaicを買ってみたりした。Nightingaleとどことなく似ていて使いやすかったが、複雑な表記にはあまり向いておらず不満ばかりが残ってしまった。その後、Music Proseが開発中止になり漸くFinaleにアップグレードして現在に至るわけである。

Finaleも当初はマックで使っていたが、ある時期からWindowsとのハイブリッド仕様になったので、PC/ATに再び戻ったときからWindows版をずっと使っている。今使っているのは古い2003バージョン(金が無くてアップグレードしていない(T_T))だが、兎に角おヴァカなソフトで、多声部などでレイヤーが違うと臨時記号などのスペースを全く考慮してくれない困ったちゃんである。ただ、今までの経験からいうと、ソフトが異なるとデータの互換性がなくなってしまい、折角苦労して作ったデータが活用できなくなるので、簡単に乗り換えるというわけにはいかない。今回使ってみた体験版のSibeliusはFinaleファイル形式の読み込みも出来るはずなのだが、結局エラーで不可能だった。この時点で候補から脱落してしまったのは言うまでもない。また、乗り換えたにせよ、こういうソフトウェアは突然開発中止になったりするのでおっかない。やはりFinaleの不便さを我慢しつつ使っていくしかないんだろうなぁ。(嘆)

それにしてもベーゼンドルファーのピアノは倍音が強く聴き取りにくい(オクターブの違いが判別しにくく和音はより複雑に聞こえてしまう)ので採譜には多いに苦労した。(笑) その点、スタインウェイはサイン波的?なので聴き取りやすい。さて、楽器屋に行ったついでに各社のデジタルピアノに触ってきたのでその感想も。

以前はカワイだけだったが、最近はヤマハにも木製鍵盤の製品があって手触りが随分良くなっている。今日弾いた中ではローランドのIVORY FEELが非常に良かった。IVORYと銘打つだけあって、象牙の感触に非常に近い。昔のコンサートグランドピアノの鍵盤は象牙だったが、現在は規制がかかり象牙が使えずプラスチックになってしまった。ローランドのものも本来プラスチックではあるが、よくぞここまで象牙の感触を再現したものだと感心した。これでもう少し鍵盤が重かったら言うことなしだ。その他カワイ、ヤマハとも木製鍵盤のものは、表面はプラスチックとはいえ弾いた感じが良かった。

更に加えて、帰宅途中にブックオフに寄ったところ、偶々手に取った月刊ピアノという雑誌の最後のページに原田節さんのインタビュー記事が載っていたので、思わずゲットしてしまった。(笑)

2007年7月2日月曜日

猫のルーツ

エジプトあたりかな~と思っていたが、やはり中東だったようである。

ネコのルーツは中東、遺伝子調査で明らかに Technobahn

検索避けは効果覿面(笑)

このエントリーは、読んでいてあまりいい気持ちがしないので削除しました。この事に関する愚痴は今後一切書かないつもりです。すみませんでした。m(_ _)m

削除日:7/5