2018年12月31日月曜日

本年もお世話になりました

早いものでもう大晦日になってしまいました。本年も当ブログをご愛顧頂き誠にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

恒例の日の入り写真を掲載しました。今回は日の入りの時間に間に合わず沈んでしまった後の撮影になります。中央は富士山です。最近はデジカメよりiPadのカメラを多用するようになりました。この画像もiPadで撮影したものです。
ただ、iPadはシャッターボタンが画面上にあるのでちょっと撮影しにくいです。ボリュームボタンも使えますがそれでも構え方によっては指の一部分がレンズに被って画面に入ってしまったりします。そこで100円ショップで売っていたワイヤレスのシャッターボタン(300円商品)を買ってみました。Bluetoothですぐペアリングできなかなか快適です。作りがチャチなので耐久性はなさそうですが取り敢えずシャッターボタンの悩みが解消しました。(笑)
それでは皆様、よい年をお迎えください。

2018年12月18日火曜日

イヤーパッド交換

仕事とリスニングで使っているSONY MDR-CD900ST(2代目)のイヤーパッドの劣化が進んでいましたが部品を取り寄せるの面倒だったので欺し欺し使っていたらさすがにヤバいくらいにボロボロになってしまったので漸く交換しました。画像の通り表面の合成皮革がボロボロになって剥がれたり破れたりしていて中のスポンジも露出しています。
イヤーパッドの下にあるウレタンリングも劣化してベタベタになっていたので除去しました。振動板の上にも破片が付いていたのでエアーブロアーで飛ばしてきれいにします。
注文した新しい部品が今日到着しました。
イヤーパッドとウレタンリングはタイ製でした。
ウレタンリングは外周を少ししか使わないので殆どの部分が余ってしまいます。勿体ないので何かに利用しようと考え中。(^^;
ウレタンリングの位置決めがちょっと面倒ですが無事交換が終了して聴いてみたらスカスカだった低音が復活しました。このヘッドフォンは元々低音がガンガン出るタイプではないので尚更低音が薄くなっていてウレタンリングの劣化でちゃんと音が耳に届いていなかったのですね。今の所他には特に異常はないので新品のように気持ちよく使えそうです。1代目は未だに故障したまま放置状態ですが何れ部品を取り寄せて修理したいですね。
イヤーパッド交換後

2018年12月13日木曜日

演奏会の録音

前回のエントリーにチラッと書きましたが、9日の日曜日に演奏会がありました。しかし結局、iPadでの録音は見送り使い慣れたフィールドレコーダーでの収録となりました。というのはまだアプリの操作に慣れないため、操作を間違った結果録音されていなかったり、折角録音したファイルを消去してしまったりといった最悪の事態を招来したくなかったためです。事前に色々と録音のテストをしましたが、やはりDTMソフトは多少動作にもたつきがあるので、そのもたついている間に画面のどこかに手が触れてしまって予期せぬ結果を招くという「事故」が何度もあったため充分習熟しないと危険だという結論に達してやむなく従来のレコーダーを使用しました。タッチパネルの操作はアプリによって善し悪しですね。

今回収録に使用したのはFostexのFR-2LEというフィールドレコーダーで随分前に購入したものですが自室内での録再のみに使用していたのでホールや屋外に持ち出すのは今回が初めてです。自分が主催する会だったら電源関係はどうにでもなるのですが、あくまでも録音させて貰う立場なので100V電源が使えない場合を考慮して(一応バッテリーでの運用は単3型ニッケル水素電池を4本内蔵できるのですが、使用時間が4時間(ファンタム電源を使うと約2時間)程度と短く4時間を超える演奏会全部を録音するにのはかなり辛いので)、モバイルバッテリーとUSB出力5Vを12Vに昇圧するDC-DCコンバーターを用意しました。事前のチェックで電源コンバーターからのノイズ混入もなく4時間以上の長時間運用も確認出来ました。

ここからは雑談ですが、生の収録は随分昔からやっていて、カセットテレコでの収録はまあお遊びとして、デジタルでは大学時代にアルバイトでお金を貯めてSONYのPCMプロセッサー PCM-501ES とβビデオデッキ SL-F17、マイクプリアンプの組み合わせから始めました(このPCM-501ESは、確かビデオの映像信号に合わせるためにサンプリング周波数は44.1kHzよりも僅かに低い44.056kHzでビット数は14でしたが音質が非常に良くて後のDATを既に凌駕していました。このプロセッサーよりも音が良いと感じたデジタル機器は所謂ハイレゾも含めて現在に至るまでごく僅かだったので、デジタル機器はAD、DAコンバーターの性能はもとよりそれ以上にアナログ回路設計の方が遙かに重要なのだと痛感しました)。これはコンポーネントステレオ一式を外に持ち出すようなもので、更にマイクブームスタンドを併せると重いし嵩張るし車がないと無理です。おまけに当時は音の良いコンデンサーマイクロフォンは一般には出回っておらず、国内オーディオメーカー製のエレクトレットコンデンサーマイクで我慢するより他にはありませんでした。結局大変な思いをした割りにはショボい音しか録れず、収録する度にガッカリしたものです。勿論自分の腕(技術)もありますがそれ以上に兎に角マイクで良いものが手に入らなかったのです。その後漸く楽器店などで自分でも何とか手に入れる事の出来る価格帯でラージダイアフラムコンデンサーマイクがチラホラと販売されるようになってAKGの製品を大枚をはたいて購入して使ってみたらそのあまりの音の良さに舌を巻きました。今まで重い荷物を担いで苦労していたのは一体何だったんだと呆気にとられたことをよく覚えています。PCMプロセッサー後のレコーダーはAIWAのポータブル小型DAT、HD-X1(DATテープに静止画映像を記録する別売りアダプターも買いました)、PioneerのポータブルDAT D-88 やSONYの業務用DATデッキ PCM-R500 を使いましたが、DATは定期的にヘッドクリーニングしても時々読み取りエラーが発生するので今ひとつ信頼性に欠け、次にFostexのマルチトラックレコーダーVF08に切り替え、その後内蔵ハードディスクが故障したのを機に同じFostex FR-2を中古で買って長く使いました。これはバッテリーでの運用時間が短く100V電源が必須なのでもう少しバッテリーでの運用時間が長いものということで廉価版FR-2LEにも手を出しました。ずっとFostexを続けて使っているのは、やはり同社のレコーダーはマイクプリが一貫してニュートラルで非常に優秀だからです。Fostexのそういう音が好きなので、お遊びでVF08の代替としてMR-8mk2も購入して持っていますが、これもお手軽な機種の割にやはり基本性能が良いです。勿論最近の現行品ハンディーレコーダーも何台か持っていますが、色々と工夫されてはいるものの単体のみではまず満足のいく結果は得られません。ファンタム電源が必要なコンデンサーマイクを使うのなら多少大きくても信頼できるレコーダーということでFostexのものを愛用しています。それから、30代や40代の若さならいざ知らず最近は重いものを持ち運ぶのが段々億劫になってきたので、マイクもどでかいボディーのラージダイアフラムよりは小さくてスリムなスモールダイアフラムを多用するようになりました。昔のSONYのスモールダイアフラム、エレクトレットコンデンサーマイクは低域が兎に角貧弱でキンキンした音だったのでスモールダイアフラムというと低域が駄目なイメージが長い間ついて回っていましたが所謂コンシューマーオーディオメーカーではないマイクロフォンメーカーのスモールは低域もちゃんと出るので気軽な録音ではラージは使わなくなる傾向にあります。今回使用したBehringer C-2は解像力は申し分ないもののちょっと低域が弱いですね。勿論嘗てのSONY程ではないのでイコライザー処理で何とでもなりますが次回は別なのを使ってみたいです。ただC-2の小ささ(短さ)はキャリングケースも含めてなかなか捨てがたいものがあります。私が昔購入したSONYのエレクトレットコンデンサーは当時1本2万5千円しましたのでステレオ収録用に2本で5万円です。今同じ金額を出したらかなり良いものが買えますね。今回使ったC-2は2本ペアで新品6500円程度という廉価品ですが、SONYのそのマイクはC-2に負けています。本当はショップスを使ってみたいのですが価格は勿論、メンテナンスなども考慮するととても個人レベルで購入するものではないですね。しかし改めて振り返ってみると録音機材にかなり金かけてますね。(^^;

という訳でモバイルバッテリー+コンバーターのお陰で、リハのレベルテストも含めて全行程約5時間、ファンタム電源を入れっぱなしの録音でバッテリー消費量は総容量の1/4で済み上々の結果でした。今後もこの遣り方で行けそうです。マイクは上述のように少し低音不足を感じたのでもう少しフラットな特性のスモールを試してみたいと思います。ただ、スピーカーやヘッドフォンによってはあまり低域不足を感じずに聞こえたりするのでちょっと悩ましいところですが。録音については思いっきり間違えた演奏をしてしまったので気が向いたら出します。(^^;

2018年11月27日火曜日

CUBASIS 2

THE GRAND 3を購入してからまだ日も浅いのに、またもやブラックフライデーの半額割引の誘惑に負けてiPad用のDTMソフトCUBASIS 2を購入してしまいました。(^^;
録音用のソフトウェアはフリーのものを既にインストールしてあるのですがサンプリング周波数が変えられなかったりしてちょっと不便なので、12月に開催されるサークルの演奏会をiPadで録音してみようかという野望(笑)の為に、PCで使い慣れているCubaseと同じ開発元のCubasisを導入してみました。この目的のために中古品のFocusrite iTrack Dockも購入したのですが、100Vの電源が引っ張って来られなければPCで使っていたPreSonus AudioBox iTwoとモバイルバッテリーとでやろうかと考えています。態々周辺機器が増えるiPadを使わなくてもいいのですが、ファンタム電源を使うハンディーレコーダーは電池の保ちがちょっと心配なのです。マイクは安く買ったスモールダイアフラム小型コンデンサー、Behringer C-2を使おうと思っています。以前はラージダイアフラムの大きなコンデンサーマイクを持ち運んだのですが、ショックマウントも一緒に持っていくとなるとかなり大がかりになり(重いブームスタンドも2本使うので)、最近はそういうのが面倒くさくなってなるべく機材を減らそうと規模を縮小しています。音響効果の良いスタジオでの録音ではないので、本格的な機材じゃなくてもまあいいかと。(^^;

Cubasisを早速弄ってみましたが、Cubaseを使い慣れているとはいえやっぱりちょっと勝手が違いますね。こういうアプリはタッチパネルよりマウス操作の方が楽です。まあ、慣れてしまえばいいんでしょうけどやっぱり変な場所を触って予期せぬ結果になってしまったりするんですよね。上記2つのオーディオインターフェイスも問題なく認識してサンプリング周波数、ビット数、レイテンシーが確実に設定できるので精神衛生上非常によろしいです。導入前は、iPad miniなので動作が鈍重かなと思ったのですが、取り敢えずはオーディオトラックを2つしか使わないので重いという感じはしないですね。フリーのアプリの方はオーディオトラックに録音するだけという単純なものなのですが録音進行と共に波形を書き換える時にちょっと画面がもたつきます。WAVファイルの書き出し、iCloudを経由してPCのCubaseでプロジェクトの読み込みも問題なく出来ました。通常価格6000円だと購入するのに二の足を踏んでしまいますが、3000円だったら1回飲み会をやったと思えば気が楽です。(笑) 15000mAh(実容量9450mAh)のモバイルバッテリーも購入したので半日くらいの録音は余裕だ思います。録音がうまくいったらこちらでご紹介しようかと思います。

2018年11月24日土曜日

THE GRAND 3

Steinbergからブラックフライデーセールのメールが来て、ソフトウェアピアノ音源、THE GRAND 3が60%オフの6480円で買えるというのでダウンロード購入してみました。
初代のTHE GRANDを未だに愛用していますのでVer.3になってどれだけ良くなったのかとかなり期待して音を出してみましたが、ハッキリ言って初代には遠く及びません。つまり全然駄目だということです。ピアノ音源で一番最初に試してみることはある和音、私の場合はEメジャーの和音をペダルを踏んで弾きそのまま音が消えるまで延ばして音の減衰が自然か、減衰しながらも音の膨らみが再現されているかという部分を聴くのですが、ピアノ音源でこれを満足している製品は滅多にありません。
殆どは大体リニアに無表情に音が減衰していき、ある程度時間が経つと音が消えるのを待ちきれないのかフェードアウト処理が施されています。初代THE GRANDは自然に音が消える瞬間まで丁寧にサンプリングされている唯一無二と言ってもよい優れた音源でしたが、 3になってその辺の凡庸なピアノ音源と変わらなくなってしまいました。しかも低音が軽いというかアンプのバスのトーンコントロールを絞ったようなキンキンする音で深みが全くありません。スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ヤマハのグランドピアノ、アップライトピアノとヤマハのエレピの5種類が収録されていますがどれもキンキンする音で全く使い物にならず、これでソロの曲を演奏しようなどとは思いませんね。アップライトとかエレピは全く要らないので、ちゃんと調律整音されたスタインウェイのフルコン1音色を丁寧に音が消えるまでキッチリとサンプリングしている音源は無いのでしょうか。やっぱりまだまだ初代は棄てられません。Steinbergさんには初代のThe Grandを全く手を加えずにそのまま64bit化していただけないでしょうか、もしくは初代のサンプリングデータを最新版でも読み込めるようにしていただけないでしょうか、切にお願いします。結局自分にとって使えるピアノ音源は初代The GrandとAddictive KeysThe GiantHammersmithくらいしかありませんが、どれも一長一短があってこれだという決定版がないので期待を込めてThe Grand 3を買ってみましたが残念ながらお蔵入りですね。兎に角ガッカリしました。

2018年10月20日土曜日

タイヤ交換

4月頃に皹が入っているのを見つけて欺し欺し乗っていた車のタイヤを漸く交換しました。安くタイヤ交換できる近所の店をネットで見つけて電話して訊いてみたら4本全交換で2万円程度のタイヤを紹介されたのですが、安全を考えると車を買ってから今まで約6年間ノートラブルで活躍してくれたタイヤのグレードは下げたくなかったので同じメーカーの同等品を依頼したところ、値段は廃タイヤ処理費等全て込みで43,873円でした。30分くらいで交換が終わって走ってみると明らかに滑らかで、以前のタイヤがかなり硬く劣化していたことがよくわかりました。
経年劣化で皹が入った交換前のタイヤ
以前停車中に自転車で追突された事故の際のディーラー(というか店長)の態度が良くなかったので、次回の車検はディーラーをやめて今回タイヤ交換した店で安くやって貰おうか検討中です(今回のタイヤ交換の費用はディーラーが見積もりで出した金額とあまり変わらなかったのですがディーラーに金を払うのが嫌だったのでこちらの店でやって貰った次第です)。(^^;

2018年10月8日月曜日

ミニギター

Sepia Crueのミニギター”W-50-TS”を購入しました。このギターはスチール弦を張って販売されていますがそのままだとオクターブチューニングが合わないのでフレット音痴になります。6弦12フレットでほぼ半音シャープしてしまいポジションが高くなるほど音程が合わず変な和音になるのでネット上でも散々な評価をされています。実際にスチール弦を張ったオリジナルの状態では私も使えないなぁと感じます。フォークギターのブリッジのサドルは各弦のオクターブチューニングを補正するために一般的に弦に対して傾斜がついているのですがこのギターはクラシックギターのように真っ直ぐ水平(弦に対して直角)です。然もナットの溝はスチール弦を張るには随分太くてネックにはトラスロッドも無いので、このギターは本来はガット弦用なのではないかと勝手に思い込み、試しに300円くらいで売っているMATSUOKAというブランドの激安ナイロン弦を張ってみました。ちなみにこのブランドは松岡良治(1924~2012)というギター製作家の名前を、Sepia Crueの発売元でもある楽器販売会社キョーリツコーポレーションがクラシックギターのブランドとして引き継いで使用しているもののようです。


ヤマハのギターとの大きさ比較
ナイロン弦は極一部を除いてスチール弦のようなボールエンドにはなっていないので弦の端を2回固結びして(1回だけだと特に細い弦はすっぽ抜けます)こぶしを作って張ってみました。するとオクターブピッチがよく合いフレット音痴も殆ど解消され、高いポジションの和音も綺麗に響くようになりました。ナイロン弦なのでチューニングが安定するまでには少々時間がかかりますが、一度安定してしまえばそれ程大きく狂うということもなくなります。弦長が短いのでテンションが緩めで、更に共鳴胴の容積が小さい為に低音はやはりフルサイズのギターのような幅の広さや奥行き、深みはなく箱鳴りのような感じで全体的にチープな響きですが、一応の低音感はあるのでガットギターらしい音が出ます。サドルは厚みが少し薄く(2.5mm)頼りなかったのでブリッジの溝にぴったり合うものを新たに作りました。ネックの幅が狭いため多少押弦しにくいですがそれを除けば小さくて軽く楽しい楽器です。ちょっとギターを触りたい時に傍にあると重宝します。このミニギターはスチール弦を張るにはどうしても無理があるので、ガットギターとして使えば大方の不満はほぼ解消できると思います。

2018年9月13日木曜日

BEHRINGER GUITAR LINK UCG102

近所の楽器屋の中古品コーナーを漁っていたら、ベリンガーのUSBインターフェイス、ギターリンクUCG102が通電チェック済みジャンク品として格安で売っていたのでよせばいいのにレジに持って行ってしまいました。どうもこういうものを見つけると持って帰る習性が・・・(^^;

今使っているPCには以前インストールしたPloytecのUSB Audio Driverが残っていたので、そちらのドライバーで先ず認識しました。以前にベリンガーがUCG102専用ASIOドライバーとして配布していたものと同じもののバージョン違いです。これは昔、別のオーディオインターフェイスをASIO化するためにPloytec社から直接購入したものでした。余談ですが、Ploytec社は幾つかのハードウェアメーカーからドライバーの開発を請け負っていて、例えばTASCAMのオーディオインターフェイスのドライバーはPloytec社のものです。UCG102は現在はフリーウェアのASIO4ALLでASIO化するようになっています。

このUSB Audio Driverはあるソフトウェアと一緒に使うと、バッファーの値を調整するコントロールパネルを呼び出した際にクラッシュしてしまうので一旦USB Audio Driverをアンインストールして所謂OS標準ドライバーで使おうと再接続したのですが本体の青色LEDが点かず全く認識してくれません。デバイスマネージャーには不明のデバイスとして!マークが付いています。プロパティを見るとドライバー名の所に「Burr-Brown USB Audio Codec 2902 (commercial 2.8.45)」と表示され開発元がPloytecと出るのでどうやらUSB Audio Driverの残骸のようです。何度USBケーブルを別のポートに差し込み直しても認識せず、標準ドライバーを自動でインストールしようという動作も見られません。さて困ったぞと思いつつBurr-Brown USB Audio Codec をネットで探してみたらあるにはあったのですが、どれも専用のドライバー探索ソフトウェアをインストールしてから入手しなければならず、余計な費用も発生しそうなので取り敢えずやめました。USBケーブルを抜いたり挿したり、PCを再起動したり色々やっていたら、「設定」→「Bluetoothとその他のデバイス」に「USB Audio CODEC(標準ドライバー)」が表示されたので、もう一度USBを抜き差ししたらドライバーのインストールが始まり、やっとLEDが点灯し認識してくれてホッとしました。

UCG102はUSB1.1規格でサンプリング周波数は上限が48kHz、16bit迄なので本格的な録音再生には少し力不足です。ASIO4ALLもレイテンシーに限界があってそれ程詰められる訳でも無く、実用範囲ギリギリでちょっとストレスが溜まります。特にStudio Oneで使うとバッファーの値をいくら調整してもレイテンシーに伴うバリバリとしたノイズが必ず出てしまいます。Cubaseの場合は安定して使えるのでホストにするソフトウェアによって差が出るようです。勿論、これはASIO4ALLの方にも問題があると思います。ただ、音質に関しては全く問題なくヘッドフォン端子は若干非力ではありますがベリンガーらしいニュートラルでクリーンな音質で解像力もあります。録音の音質に至ってはエレキギターのハムノイズが殆ど皆無と言っていいくらい聞こえず非常に優秀です。

余談ですが、エレキギターを自分で弄ってみて先ず感じたのが非常にノイジーということでした。弦や金属部分に手を触れてアースしないとブーンというハムノイズが常に出て驚きました。最初は安物ギターだからかなとも思ったのですが、ネットで調べてみると「こういうもの」なんですね。ギターアンプに繋いでも、オーディオインターフェイスのHi-Zに繋いでも弦に触れない限りはハムノイズが聞こえてくるので、今はもう慣れましたが最初の頃は違和感ありまくりでした。

という訳で、UCG102にエレキギターを繋いだ時には本当にノイズが少ないのでエレキを綺麗に録音するにはこれだ!と思った次第。ドライバーの問題も無事解決したし格安で購入できて良かったです。某密林や某楽器通販ショップのレビューではあまり評価がよろしくない(最近は値上がりしてしまってコストパフォーマンスが下がった)のですが、私はなかなかの良品だと思いますよ。また、UCG102には中国製ノーブランドのパチ物があり、ベリンガー自体ちょっとパチ物っぽいところがあるのですが、更にそのパチ物が存在するというのでこちらにもビックリです。(^^;

鍵盤修理

壁に立てかけていたキーボードのキーに短パンの裾が引っかかったと同時に根元から折れて外れてしまいました。取り敢えず瞬間接着剤で付けてみましたが力が掛かる部分なので直ぐに外れてしまいます。瞬間接着剤というのは自分の経験では殆ど役に立ったことが無いですね。カシオのMA-150というミニキーボードなのですが、電池駆動できたりMIDI出力端子が付いているのでDTMの入力デバイスとしても使えてなかなか重宝します。
赤丸印が折れて外れたキー(修理後)
こういう力が掛かる部分の接着はやはりプラリペアでの補修が一番です。以前のエントリーでご紹介したことがありますが樹脂がガッチリと固まって強力に接着できます。
わかりづらいですが赤い矢印の奥まった部分に固まったプラリペアの樹脂が見えます
修理した鍵盤を元通りに納めて裏蓋の捻子を締めたら何故かこのキ-だけが押し下げられたような状態になっているのでよく見たら本体の内側の出っ張りに補修して盛った樹脂が当たっていたことが判明し、ヤスリで削りましたが硬化した樹脂は造形に使われることでもわかるとおり非常に硬いので所定の高さにまで削るのが大変でした。またキーが外れた時に無理な力が掛かってキーの高さを保持する腕のような部分が曲がってしまいこのキーだけ高くなってしまうので保持する部分の先端をプラリペアで盛って高さ調整をしました。

修理後のキーは手触り(タッチ)も他のキーと変わらず無事修理が成功しました。鍵盤のキーの支点などの継続的に力が掛かる場所の修理はプラリペア一択ですね。

2018年9月10日月曜日

ワイドハイター EXパワー

リサイクルショップを覗いてみたら4000円くらいするソフトギターケースが980円で売っていたので埃除けの保管用に買ってみました。こういう中古楽器用品やヤフオクなどで落札した音楽機材にはよくある事なのですが、ちょっとヤニ臭いのです(プラスして置いてあった部屋の臭いも若干)。まあ、私も10年くらい前まではタバコをガンガン吸っていたので今でもヤニ臭さが取れないもの(書籍など)も少し残っています。よく云われることですが、喫煙経験がある方がタバコをやめた時に臭いには非喫煙者より敏感になりますね。この蓄積されたタバコの臭いは兎に角頑固で洗濯したくらいでは取れませんし、消臭剤や活性炭など全く効きません。一応ソフトケースごと普通に丸洗いしたのですがやはりヤニ臭さは殆ど取れておらず、スプレー式の消臭剤も案の定全く効果無し。ネットで調べると消臭用の洗濯洗剤があったのですが近所のドラッグストアでは全く扱っておらず、花王のワイドハイター EXパワーという製品が簡単に入手でき、効きそうな感じだったのでダメ元で試してみました。

これは洗濯洗剤と一緒に使うのですが、念のため能書きよりも多めに入れて洗濯機を廻しました。脱水が終わって洗濯機の蓋を開けてみると殆ど臭いません(洗濯洗剤だけの時は蓋を開けた途端に臭ってきましたが)。若干洗剤の臭いは残っていますが不快なヤニ臭は殆ど消えています。スプレー式の消臭剤は1本400円くらいしますがこれは1本250円くらいで安く回数も多く使えて効果があり実に素晴らしいです。クッションが入っている楽器用ソフトケースの丸洗いは如何なものかと思われる向きもあると思いますが、私は楽器用ソフトケースに限らずトートバッグやショルダーバッグなど汚れていたり臭いのするものは嫌なので問答無用で洗濯しています(一部に皮革を使っているものは洗いませんが)。勿論、中の緩衝部材が水分や洗剤分で劣化する可能性は充分ありますし、表の布に皺が入ったりするので決してお勧めはしませんが非常に効果があったので、布などに染みこんだヤニ臭にどうしても堪えられない人は自己責任でお試し下さい。

2018年8月13日月曜日

ギター弦高調整

ブログの方は長らくサボっておりました。(^^; ギターの方は一応毎日触っていますがダラダラとやっているのでなかなか上達しません。(笑) エレキやアコギの方はひとまず一段落して、随分昔に中古で買ったヤマハのクラシックギターC-200(製造期間1976~1983年、定価2万円)で練習しています。
このギター、入手した時から多少草臥れていて美品ではありませんでしたが、2011年の東日本大震災の時には棚から落ちて大きな打痕が残ったり、それ以前から扱いが悪くて無用な傷を付けてしまったり、特にこの夏は酷暑で汗をかきながら弾いていたらラッカー塗装が汗でくすんでしまったので慌ててギターポリッシュを買って拭いたりと、もう満身創痍です。また古い楽器なのでネックの反りや表板の若干の膨れもあって弦高(6弦)が4.5mmと高くて弾きにくく、実験も兼ねてサドルを削って弦高を調整してみました。元々付いていたサドルは加工せず保存する事にして、近所の楽器屋でクラシックギター用の未加工のサドルを買ってきました。初めてのサドル加工なので失敗しても直ぐに諦めがつくように(笑)、162円で売っていた一番安いプラスチック製のPICKBOY NS-NO.7Sにしました。

このサドルは横の長さが82.1mmで、C-200が79.55mmなので2.55mm程削らなければなりません。弦高は1mm程度下げたいのでサドルの高さを測って2.5mm程削ることにしてマジックで目印の線を引いてみました。上にあるのは元々楽器に付いていたサドルです。
この線が消えるまで底面が平らになるように気を付けながらヤスリで削ります。少し削ってはまっすぐに削れてちゃんと平面が出ているかいろんな方向から光に当てて確認しながらの作業なので時間はかかるしかなりしんどいです。サドルの底面が平らになっていないとブリッジの溝の底面と面接触しない(振動がロス無く本体に伝わらない)ので気を遣います。
最後に1500番の耐水ペーパーで仕上げて加工終了です。手はプラスチックの削りカスまみれになるしサドルを削って小さくなると持ちにくいしで疲れました。元々楽器に付いていたサドルをよく見ると加工した跡があり、底面が斜めだったり横も一直線では無く所々波を打ったようにムラになっていて如何にも見よう見まねの素人の工作といった感じです(勿論、私も素人ですがネ・・・(^^;)。

早速ギターのブリッジの溝に挿れてみましたが結構ピッタリと嵌まりなかなか上手く行ったと思います。(笑)
早速緩めた弦を張ってチューニングすると弦高(6弦)は丁度4mmになりました(6弦だけを張ってチューニングしその他は緩めたままだと3.5mmなのですが、全ての弦を張るとネックが持ち上がって4mmになります)。新しいサドルには3弦の当たる部分に切り込み(オフセット)がなく平らですがオクターブチューニングもほぼ問題ありません。あと0.5mm下げられたら最高でしたがやはり経年のネックの反りなどが関係しているのか、画像でわかると思いますが第1弦のサドルの高さに調整できる余裕が殆ど残っていないのでこれでもう精一杯ですね。これ以上削るとブリッジに弦が接触するでしょう。しかしたった0.5mmの違いですが随分と押弦がし易くなりました。セーハも前に比べるとやりやすくなったような気がします(未だにうまく弾けませんが(^^;)。まあ、古いギターにはどうしてもネックに反りが出てくるものがあるので、フォークギターのようにトラスロッドでネック調整ができないクラシックギターに関しては余程の銘器でもない限りは古い物に拘るよりも新品を買った方が良さそうですね。最近は安物でも随分良くなっているようですし。まあ、折角調整したので暫くこれで練習してみますが。
さて、サドルを削っていて思ったのですが、ホームセンターで購入した平ヤスリ(上)で削っていると何故か底面が斜めになってしまうんですよね。それで100円ショップで買ったヤスリ(下)を使ってみたらちゃんと平らに削れるしなかなか調子が良いです。100円ショップの工具類は経験上殆ど使い物にならないのですが、このヤスリは使えます。(笑)

2018年5月29日火曜日

ナットファイル

少し前に中古のアコースティック(フォーク)ギターを1980円で買ったのですが、弦を張ってみると第2弦(si)の弦高が高く、弾いていると指が痛くなるのでナットを見てみると第2弦の溝だけ浅い事が原因でした。安く手に入れた楽器なので金をかけまい(笑)と、特に何もせず我慢して弾いていたのですがローポジションだとやっぱり指に弦が食い込む感じでかなり痛いので修正用のナットファイルを買おうとネットで探しました。ところがどれも値段が高くてヤスリ1個だけでも1000円以上するんですよね。特殊なサイズなのでホームセンターでは扱っていないし、ギター専用の工具なので高いのは仕方がないのですが1980円の楽器に1000円はやはり高い。(笑) それに溝の太さもよくわからない超初心者なので間違えて買ったりすると目も当てられず、他に安いものはないかと探していたら13種類の太さが揃った780円のナットファイルを見つけたので買ってみました。エレキとも共用できそうです。
届いた実物を見て如何にも華奢なので本当に削れるのかどうか半信半疑でしたが、ちゃんと使えました。第2弦(0.14)の溝には一番細いファイルがピッタリとマッチしたので削り過ぎないように、そしてファイルを曲げたり折ったりしないように少しずつ慎重にやりましたが、少し削るとファイルの溝に削りカスが溜まり滑ってしまうので刷毛で落としながらの作業です。両側の弦(1弦と3弦)の高さと見比べながら目分量で大体いいだろうと思う深さになったので弦を張って試してみるとビビリもなくかなり楽に押さえられるようになりました。まだ若干高いような気もしますが取り敢えず弾きやすくなったので安全を見て(削り過ぎると元に戻せないので)この辺でやめておくことにしました。このナットファイルは、真っ新な状態で溝を掘るには全く向かないと思いますが、予め掘ってある溝の深さの修正には十分使えると思います。

2018年5月25日金曜日

Windows Update 1803 の不具合

長らく更新をサボっておりました。(^^;
昨日Windows updateを実行してみたらバージョン1803というのがあったので当ててみました。
大規模なアップデートのようでダウンロード、インストール、再起動までかなり時間が掛かりました。アップデート後にネットでこのバージョン1803の不具合の多さを知りましたが後の祭り。(^^; 取り敢えず問題なく動作していますが、以前のFall Creators updateの時と同様、CubaseとAddictive Keysに不具合が発生しました。ライセンス情報がおかしくなるようでeLicenserでライセンス情報の再構築をし、Addictive Keysの方はコンピューターのIDが不正だとのメッセージが出たので開発元に登録してあるPCの情報を消去して改めて登録し直しました。
こういう大規模アップデートの度に挙動がおかしくなるソフトウェアが出るのは困りものです。特にライセンス情報を伴う不具合なので情報が消えて使えなくなってしまわないかといつもビクビクしています。その他のソフトは今の所大丈夫そうですが、ワープロソフトの機能の一部に不具合が出るらしく、もしも重大な不具合があったら以前のバージョンに戻そうと思いますが、これにも期限があるのでなかなか難しいです。大規模アップデートの際はネットで不具合情報をよく調べた方がよいですね。

2018年4月15日日曜日

JBridge導入

Cubaseは8.5までは32bit版を別途インストールできたのですがVer.9になってから64bit版オンリーになって32bit VSTプラグインが使えなくなりました。VSTピアノ音源The Grand(Ver.1)をずっと愛用してきたのでわざわざ8.5をアンインストールせずに残しておいて必要な時に立ち上げて使っていました。まあThe Grandを最新版にバージョンアップすれば良いのですが、デモを聴いた限りでは音色がちょっと違っているような感じで、ダンパーペダルを踏んで伸ばした音がそのまま自然に完全に消え去るまでの長い時間の全てがサンプリングされており(他のピアノ音源の殆どは自然に音が消える前に人工的なフェードアウト処理が施されています)、音の減衰途中に経験する振幅が膨らんだように感じるピアノ独特の弦のうねる様子が忠実に再現されるVer.1をなかなか捨てられないのです。

つい先日ギブソンに買収された所為で完全終了した製品開発が何とシンガポールの会社で再開され、しかもフリーで配布されるようになったCakewalk BandLab版を早速インストールしてみましたが、こちらは64bit版でも32bitプラグインがそのまま使えるんですよね。昔使っていたCakewalk Home Studio 2002(Windows7以降は正常に動作しなくなりやむなく使用を中断してCubaseに本格的に乗り換えました)を思い出してちょっと懐かしくなりました。(笑) やっぱり1つのソフトウエアで32、64bitのプラグインが両方とも使えるのは大変快適です。ならば無料になったCakewalkに乗り換えてしまえばと思うのですが、長い間Cubaseを使ってきてその操作性に慣れてしまったので以前使っていたものと同系列のソフトとはいっても機能が大幅に拡張された別ソフトなので再び操作手順に慣れるのがもう億劫で、それ以外にも何故か処理が遅くて待たされる(その間フリーズしたようになって何も出来ない)事が多く不安要素もあり、開発再開で無料化されたもののそれが何時(about画面には当面の使用期限が2018年10月5日と表示される)まで続くのか不透明で開発が再び突然終了する事も充分考えられます(無料なので苦情を言う筋合いでもない)ので、一度慣れてしまった、現行品でありユーザー数の多さから消滅しそうもないCubaseから全面移行というのは色々な意味でちょっと危険なのです。

そんなわけで64bitのホストプログラムで32bitプラグインが使えないかとネットを見ていたらJBridgeという優れものを見つけました。時間制限ありのデモバージョンをインストールしたらThe GrandがCubase 9でスンナリ使えるようになりました。これは感激です。プラグインのブリッジングファイルを新たに設置した専用フォルダーに格納した後、Cubase側でそのフォルダーを指定しなければなりませんが、優れたプラグインを使える事に比べればそんな事は大した手間ではありません。リアルタイムでの演奏性能に影響するレイテンシーも64bitネイティブのプラグイン使用時と変わらず非常に快適です。暫くデモバージョンを使っていましたがフルバージョンは現在の為替レートで2078円と非常にリーズナブルなので購入しました。今の所、32bit VSTインスツルメント、エフェクトともCubase 9で問題なく使えています。古いプラグインがどうしても使いたい場合に非常に有用で優秀なアプリケーションだと思います。但し、全てのプラグインが動作するとは限りませんのでデモバージョンで予め動作確認してください。
JBridgerを起動して64bit hostを指定する。

ブリッジングファイルを格納するフォルダーを指定する。
これを行う前に予め専用フォルダーを作成しておきます。
ブリッジングファイルの生成が終了したら、後はホストアプリケーションでプラグイン格納フォルダーを指定するだけです。64bitホストアプリケーションで読み込めるようになった32bitプラグインにはファイル名の末尾に".64"の文字列が自動的に付加されるので、プラグイン選択欄でも容易に識別できます。現在まで特に不具合もありません。

2018年4月3日火曜日

ミニギターアンプ

ギターを入手してから大体毎日触っています。ギターアンプがないためオーディオインターフェイスに繋いでヘッドフォンで聞きながら練習していますが(笑)、その度にいちいちパソコンやDTMソフトを立ち上げるのが面倒なので小型のギターアンプを物色し始めました。VOXのamPlug2でもいいのですが楽器本体より高い(笑)ので、スピーカー付で安いもの(買ったギターと大体同じ価格)を見つけてJOYOというメーカーのMini Amp JA-01を買ってみました。尚、JOYOは中国のメーカで、有名エフェクターのコピー(パクリ)商品でよく知られているようです。(笑)
外観は安いラジオみたいですが本体側面には一応ヘッドフォン端子をはじめとして外部入力端子やACアダプター端子が一通り付いていてなかなか便利です。日本のメーカーからもこういう大胆不敵な商品を出して欲しいなぁ。(笑)
スピーカーの音質は外観から大体想像できると思います。(笑) まあ、ほぼ中音域のみの超ナローレンジで音も割れやすいですが私のような初心者の練習用には充分だと思います。電源スイッチを兼ねてクリーンとディストーションの切り替えスイッチがあって、ディストーションモードにするとゲインを上げて歪ませるという塩梅です。勿論ヘッドフォンも使えますし、ヘッドフォン使用時はスピーカから音が出なくなります。使用電池が006P 9Vなので持ちはイマイチですが、互換性がある充電式のニッケル水素電池を持っているので無問題です。ただ、ギターに付けてみるとやっぱり大きいですね。しかも不格好。(笑)
重量もあるので一定方向のみを向けさせておく事が困難で重い方を下にくるっと廻ってしまうのはご愛敬。(笑) まあギター直結コードレスなので気軽に使えるし思ったほどひどい音ではないのでそこそこ満足しています。(^^;

2018年3月26日月曜日

エレキギター購入

近所のリサイクルショップで1000円台のエレキギターを見つけて購入しました。実は実験用にエレキギターのピックアップだけが欲しくて楽器ショップを廻ったりネット通販を見たりしていたのですが、ピックアップだけでも結構いい値段なのですよ。然もハードオフなどの楽器コーナーにある使い古しで錆びて汚いピックアップでも結構高かったりするので、ピックアップが3つも付いていて1000円台というのは破格です。弦や取り付けビスなどは錆びているし本体もかなり汚れていたので部品だけを取り外して本体は廃棄するつもりで買いました。ところが楽器を見ているうちに中古品レストア魂(笑)に火が付いて、錆落としをしたりフレットを磨いたり、更にフレットの端を弄ると尖って痛いのでヤスリがけして丸めたり、汚れがなくなるまで本体を隅々まで掃除したら見違えるように綺麗になったので、古い弦を新しいものに張り替えてギターとして生き存えさせる事にしました。(笑) 画像は掃除した後(after)ですが、比較するために買ったばかりの汚いbefore写真を撮っておけばよかったと後悔しています。(^^;
シールドを差すジャックのカバーなどはかなり錆びていましたが
コンパウンドで磨いて綺麗にしました。
この楽器はPhoto Genicという1万円程度で買える初心者用の安物エレキギターですが、ネットで調べると毀誉褒貶が激しいので楽器として良いものなのか悪いものなのかよくわからなかったのですが、今までにピアノ、ヴィオラ、ヴァイオリン、チェロ、フルート、ピッコロ、クラリネット、篠笛、龍笛など様々な楽器を弄ってきた経験からの勘で、自分としては使える楽器だと思います。こういう安物楽器は「ギターの形をした何か」とかよく言われますが、高価な楽器に比べたら到らない部分があるのは当然でその事を確りと意識して向き合えば楽器入門の敷居を下げている事は評価されるべきだと思います。私が子供の頃はこういった安い楽器がなくて楽器をやりたくてもなかなか出来ませんでした。中高生くらいになると安い楽器が通販などでボツボツと出始めましたがそれこそ安かろう悪かろうの典型で、それに比べたら最近の安価な楽器は例外はありますがなかなかよく出来ていると思います。何とか知恵袋などでも実際に使った事もない何処の馬の骨ともわからない輩が値段とメーカーのイメージだけで好き勝手な事を書いていたりするので全くアテになりません。実際に使った事もなく脳内イメージで語っちゃう辺りはオーディオマニアとそっくりですネ。(笑) 質問者ももっと自分の耳を信じれば良いのにと思うんですが、日本人の多くは兎に角他人の評判を気にし過ぎて自分というものを持ってない事がよくわかります。大して性能が良いとも思えないモニター(私は速攻で売り払いました)が一世を風靡してしまった訳です。(笑) 話を元に戻して、楽器についてはヴァイオリンの時も経験しましたが、調整次第である程度はどうにでもなるので、更にネットでギターの調整方法を調べて我流でやってみました。その過程で、恥ずかしながらこの歳まで生きてきて「オクターブチューニング」なるものの存在を初めて知りました。(^^; これをしないと音痴な楽器になるという事なので入手した初期状態で色々コード(和音)を試してみると確かに響きがちょっと変だったんですよ。弦の全長の中央に位置する12フレットのハーモニクスと12フレットを押さえたピッチを一致させなければならないという事なので早速調整してみました。ピッチを確認する度に弦を緩めてオクターブチューニング用のネジをドライバーで廻すという事を繰り返したので完成するまでにはなかなか大変だったのですが、これをした後は確かに和音が綺麗に響くようになりました。そんなこんなで俄然面白くなってきたので、弦高の調整、ピックアップの調整などをしたら、殆どギターを弾いた事がない私でも以前より良い状態になったのがハッキリわかったので、棄てようと思っていた楽器にも愛着が湧いてきてギターをやってみようかという気持ちになり練習を始めました。(笑) 欠点を言えばペグの作りが多少甘くてピッチの山がなかなか一定せずチューニングにはちょっと苦労するのと(一度合わせてしまえばその後は殆ど狂いませんが)、トーンつまみが急激に変化するので中間値にしにくいです。経験者にとってはその他にも色々欠点が見えるんでしょうがギター超初心者の私にはこれで充分です。(^^;

さて、先ずはごく簡単なコードから練習しようと思い、自分で"Em→Am→Em→B7→Em→C→A→E/E7+9"というコード進行を作曲(笑)して弾いています。弦楽器は他にヴァイオリンとチェロを持っているのですが、フレットがないとさすがに正確な音程を取るのが難しいので(かなり昔に挫折しました(^^;)、取り敢えずギターをある程度弾けるようになるまでは練習を続けようと思っています。ところで当初の目的であった実験用のピックアップの入手は、まあもう後回しでいいです。(笑) ついでに随分前にお遊びで購入したZOOMのオーディオインターフェイスS2tを引っ張り出してきてギターに繋いで使い始めました。S2tは真空管を内蔵していてTUBEレベルつまみを調節すると確かに音が変わって楽しいですね。練習は何時まで続くかわかりませんが、予てからギターが弾けたら良いなぁと思っていたので楽しみながら細々と気長にやってみようと思っています。弾けるようになるのが先か人生が終わるのが先かそれが問題です。(笑)

余談ですが、ギターメーカーのギブソンが倒産寸前らしいですね。ギブソンといえば、旧Mac時代に仕事で愛用していたMIDIシーケンサー、Studio Visionの開発元であるOpcode社を買収して潰した事を先ず思い出します。自分にはVisionのMIDI編集機能が最高度に手に馴染んでもうこれしかないという究極のDTMソフトだったので開発終了は本当にショックでDTM難民になるしかなく、ギブソンには恨みしかありません。その他にも日本のオーディオメーカーであるティアックやモニタースピーカのKRKを買収したりと総合的な音楽企業を目指したのでしょうが、Vision一つ開発継続できなかった会社が複数の会社を傘下に収めて経営できる筈もなく、食い散らかした挙げ句に倒産とかいったい何を考えているのかさっぱりわからない迷惑な会社でした。ざまあみろとは言いませんが、自業自得でしょう。仮令ギターの世界で多大なる業績を残していてもです。

2018年3月11日日曜日

ソケット交換

今まで使ってきたクリップライトにLED電球をねじ込んでみたらスイッチを入れても点灯しないのでおかしいなぁと思って中のソケットを見てみると、ソケット外周の黒い絶縁体の外装が長く、白熱電球の場合は口金とガラス球の根元の太さが殆ど同じなので問題ないのですが、LED電球や電球型蛍光灯は口金付近から本体の縁(外周)がいきなり太くなってるのでそこにソケットの外装が当たって一番奥まで口金をねじ込めない事がわかりました。 これは一種の欠陥商品ですね。
ヤザワのクリップライト
取り敢えず本体からソケットを外して外装の余分に長く出っ張った部分を取ってしまおうと金鋸で切ろうとしたのですが、おそらく材質がベークライトと思われ硬くて一向に切れる様子がなく、もう力業で行くしかないかとペンチで切れ込みを入れようとしたら一部がポロッと割れました。そこで余計な部分だけを割って取り去ってしまおうと何箇所かにペンチを入れたら最初はうまい具合に割れたのですが途中でかなり深く割れてソケットの金具が一部剥き出しになってしまいました。まあ手を触れられる部分ではないので取り敢えず大丈夫そうですが、万が一という事もありますので代替のソケットをネットで探してみました。しかしそれらしいものがなかったので一旦本体にソケットを本体に戻して使っていました。

さて、昨日は池袋に出掛けたついでに秋葉原に行って探してみたら、エレキギターの部品を買うために偶々入った千石電商にミツバ電陶製のソケットが置いてありました。もしかしたらこれが使えるかも知れないと駄目元で買ってみたら取り付け穴の距離も元々のソケットと全く同じでバッチリ使えました。価格は320円也。ただ陶器製である分厚みがありオリジナルソケットを取り付けていたビスの長さ(10mm)では足りないので直径3mm、長さ15mmのビスを別途購入しました。
左が元々のソケットですが外装部分を割りすぎて口金の金属部分が剥き出しに(^^;
右が今回購入した新しい陶器製ソケット
以下、備忘録として(^^;、裏側(配線側)から
陶器製の配線ネジは外していますが製品にはちゃんと付属しています。
表側(口金挿入側)から
同上
定格表示が見えるように裏側から
ソケットを取り付けている金具をクリップが付いている金具と一緒に本体(笠)を挟む形でネジ留めしなければならないので元通りに組み上げるのが非常に大変で、手がもう1本欲しくなりました。(笑) これで白熱電球、電球型蛍光灯、LED電球ともども問題なく安全に使えるようになりました。

2018年2月26日月曜日

メモリー増設

メインPCのメモリーを8GBから16GBに増設しました。最近はメモリーの価格が高止まりで、古い規格のDDR3のメモリーでも4GB1枚で新品が5000円程度しますので、8GB増設だと4GB2枚で1万円を超えてしまうんですよね。なので少々危険(笑)とは思いつつ半額以下の中古メモリーを購入しました。(^^; 少し古いマザーボードなので元々載せているものと同じ定格のDDR3 PC3-12800 4GBを2枚、空いているメモリースロットに挿入して電源を入れると無事認識しました。
ネットでは8GB以上は増設しても目立った効果はないという記事が多かったのですが、ソフトウェア音源をリアルタイムで演奏した時のレイテンシーや音飛びがかなり改善されました。8GBの時はCubaseのVSTパフォーマンスメーターが激しく振れてオーバーの赤色表示が度々点灯してブツブツ音が途切れたりしたのでやむなくオーディオインターフェイスのバッファーサイズを大きくしてレイテンシーが増えるのを我慢していましたが、16GBにしたらバッファーサイズを下げてレイテンシーを少なくしてもオーバー表示が点灯する事は滅多になくなりました。これは非常に快適です。それならばもっと大容量に増設したくなってしまうのですが、これ以上はかなりお金が掛かってしまうのでまあこの辺が落としどころでしょうか。メモリー占有量もCubase+ソフトシンセで60%くらいだったのが増設後は23%になりました。今回のメモリー増設の結果には大満足です。

2018年2月24日土曜日

サイト移動

@PAGESのサービスが今月末で終了するのでサイトをさくらインターネットに統合しました。ホームページの引っ越しは相対パスで記述していたので単にファイルをコピーするだけで済みました(以前はよく知らずに絶対パスで記述していてリンクを書き換えるのが地獄のように大変な作業でした)。

@PAGESは無料で1GBのスペースとPHPやCGIなどが自由に使えて大変重宝していたのですが、世知辛い昨今、広告収入でサービスを維持するのは大変だったのでしょうね。今まで長い間お世話になりありがとうございました。最初にホームページを始めたのが多分1990年代後半くらいで、当時はアップルのエバンジェリストだったので(笑)、アップル系だったリンククラブと契約しました。その後安いホスティングサービスを求めて色々なサーバーを彷徨い歩きました。(笑) 結局さくらと@PAGESの2本立てに落ち着きましたが、アクセスの殆どは某価格サイトや海外のBBSからもリンクされていた@PAGESの方だったので、サービス終了後はアクセス数が激減すると思います。個別頁数が多いのでなかなか手が回らず、取り敢えずトップページには引っ越し先を告知しましたが、余所からのリンクを辿って来る人の殆どはトップページはあまり見ていないんですよね。(^^; 新しいアドレスが検索に引っかかるようになるには時間が必要だと思いますが暫し我慢ですね。

【追記】@PAGESに登録したのが2008年3月8日なので約10年間お世話になりました。

2018年2月20日火曜日

PHSからガラケーへ

20年以上使ってきたPHSを今更ながらガラケーに変更しました。本当はPHSが停波するまで使い続ける積もりでしたが電話機が古くなって電池の保ちが悪くなってきたのと、さすがに機能的に限界を感じてやむなく切り替えました。(笑) スマホという選択肢もあったのですがやっぱり料金が高いし、スマホ中毒になる危険性が非常に高いので踏みとどまりました。(^^; 今回の契約では電話機にテザリング機能が付いていて緊急時にはiPadが使えそうですし、WiFi接続で携帯のネットブラウザ機能が使えるのであまりスマホにする必要性を感じなかったというのも正直なところです。PHSは今はなきアステルやNTTポケットも使いましたが通信の安定度でDDIポケット→Willcom→Y!Mobileと今日まで使い続けてきました。携帯のメールアドレスは変更が面倒なのでPHSのwillcom.comを継承しています。PHSに比べて電話機が大きくなってしまったのが唯一の不満点ですが、ワンセグも見られるし取り敢えずネットも使えるのでかなり便利な環境になりました。

2018年2月12日月曜日

かなり使えるフリーのDAW

DAWソフトウェア、Tracktion 6がフリーで使えるという事を知ったので早速インストールしてみました。操作性が独特なので慣れるには多少時間が必要かも知れませんが、直ぐに立ち上がって動作が非常に軽く(因みに常用しているCubaseはかなり重いです)フリーなのにVSTプラグイン、インスツルメントが使えるというのが素晴らしいです。よく使うピアノ音源Addictive Keysも全く問題なく使えました。
リアルタイムでキーボードを弾いてVST音源を鳴らしてみました
他社のDAWだとフリー版は勿論の事、製品版でもグレードによってはプラグインが使えなかったりしますが、それを考えるとTracktionは大盤振る舞いですね。日本語にも対応しているという事でオプションの言語をインストールしてみましたが、日本語を選択した途端メニューが空欄になってしまいました。
日本語フォントを選択すれば解決するのですがちょっと焦りました。(^^;
Tracktion 6は古いバージョンで、最新版はWAVEFORMと名前が変わり機能も強化されているようですが、それでも他社のDAWに比べるとかなり安価です。自分が必要としている機能が搭載されているかどうかをよく見極める必要はありますが、Linux版もあるのでプラットフォームを選ばず、個性的で非常に良いDAWなので大変気に入りました。

2018年2月1日木曜日

皆既月食

昨夜(1月31日)20時48分に満月が欠け始め、21時51分から23時8分まで皆既になり、2月1日0時11分に食が終わる皆既月食を見ました。月食は小学生の頃、確か夏か秋に一度見た事があってその時はあまり面白いとは感じませんでしたが、今回は真冬で寒かった分はっきりと見え、皆既の状態が1時間以上も続いて赤く暗い月を堪能できました。皆既が終わって部分食が半分くらいになった時にはかなり雲が出てきて最後はボヤッとしか見えなかったのが残念でしたが子供の頃とは全く違った気持ちで見られました。欠け始めは影の感じがちょっと不気味でしたが赤銅色の暗い月は独特の雰囲気がありますね。面白さでは日食に敵わないかなと思いましたが月食も充分面白かったです。記念にデジカメで撮影しましたがやはりイマイチな解像力と手ブレ補正はコンデジの限界ですので御諒承くださいませ。
部分食の終わりと皆既月食の始まり
皆既中の暗い月
皆既月食の終了と部分食の始まり

2018年1月31日水曜日

特定健診

本日が最終日でしたので近所の病院で特定健診を受けてきました。歳を取る度に代謝が悪くなっている上に昨年10月に足を挫いてしまったので、ウォーキングや運動が2ヶ月弱殆ど出来ず、検診日までに目標量体重を落とせなかったのが通湖運の極みです。検診の結果を待たず、運動継続中です。

2018年1月28日日曜日

33年ぶり

Facebookのメッセンジャーにメッセージが来ていたので読んでみると、差出された方は1984年のピアノ協奏曲のコンサートに一緒に出演された方でした。師事していた先生は同じでしたが、私は既に音大進学を諦めピアノも辞めて普通の大学に通っており、大学3年の夏休みのある日に音大受験のために師事していたT先生からピアノ協奏曲をやらないかと有難い電話を頂いてレッスンを再開したため、その方とはコンサート当日まで全く面識がありませんでした。しかもコンサート当日にご一緒しただけでその後の交流も無かったので33年ぶりに突然連絡を頂いて吃驚した次第です。T先生は今もお元気でしょうかというお問い合わせでしたが、私もコンサートが終わってからはレッスンをしていないので現在の先生の消息はわかりませんと返事をしておきました。父親がまだ生きていた頃に通っていた病院の直ぐそばに先生のご自宅があって学生時代にはレッスンでよくお邪魔していたので、親父が病院に行く時に先生にお礼とご挨拶が出来ればと思って行ってみたのですが区画整理で既にご自宅はなくなっていました。音大から脱落していたにも拘わらず、ピアノ協奏曲のソリストに私を抜擢してくださった先生のご恩は今でも決して忘れていませんので、是非とも一度お目にかかってお礼を言いたいとずっと思い続けていますし、コンサートから随分と時間が経ち私も歳を取りましたが当日の事は今でも昨日のようによく覚えています。一緒に出演した方から思いがけず連絡があるのもネット社会故でしょうか。本当に便利な世の中になったものです。連絡をくださった方はプロとしてピアノをされている方で、一つの事を一貫してやってこなかった私にとってはただただ羨ましい限りです。T先生がお元気でおられる事を願うばかりです。

2018年1月22日月曜日

給湯器交換、三脚ケース修理

先週の金曜日に突然給湯器が故障し業者に見て貰ったら、もう15年以上前の製品で修理も出来ないので交換しかないといわれ、今日交換しました。午前10時半くらいに業者が来た時には既に雪が降り始めていたので大丈夫かなとちょっと心配でしたが12時半くらいに無事交換が終わりました。確か3年くらい前に都市ガスのパイプラインが自宅前の道路に敷設されたので交換しようかどうか検討した事があったのですが、ガス代を計算してみたらプロパンの方が安かったのでやめました。その時に勧誘に来た業者が給湯器を交換すると25万くらい掛かると言っていたので今回も同じくらい掛かるのかなと思って見積もりを出して貰ったらその約半額で交換できました。これでやっと風呂に入れます。(^^;

午後になって降雪がひどくなってきたので何処にも出ず、ファスナーが壊れた三脚ケースを夜までかかって修理していました。一応寸法を測り、ユザワヤで仕入れた長さ35センチのファスナーを付けようとしたのですが、ビニール製の布?が堅くてなかなか針が通らず指に刺したりしてかなり難儀しました。1500円程度で同じサイズのケースが買えるのですが貧乏性なのでつい直してしまうんですよね。(^^; 労働時間(時給)に換算したら新品を買った方がはるかに安上がりです。(笑) 縫っている時はかなりの苦行なのですが仕上がった物を見ると自己満足ながらそれなりの達成感はありますね。(^^;
ファスナーを交換した三脚ケース

2018年1月2日火曜日

筋肉痛?

早朝に目が覚めてもう一度身体を横にして少し寝てから目が覚めたら臍の横(左側)の腹部(身体を横にした時に下になっていた側)に激痛が走って居ても立っても居られなくなり、これはもう救急車を呼ぶしかないかとかなり焦りました。昨日一日中あちこち歩き廻って(歩数計で21216歩をカウント)疲労した所為なのか、それにしてもこの部位でこの痛みの強烈さは初めての経験です。内臓の痛みではなく明らかに表層から来る痛みで(筋肉が痙攣を起こしたのか?)、寝る事も出来ず(横になったとしても我慢できない痛み)、痛みが激しすぎてかなりやばい状態でした。如何ともし難かったのですが、以前階段で足を滑らせて挫いた時に病院で処方して貰った痛み止めのロキソニンが残っていた事を思い出し、藁にも縋る思いで飲んでみました。暫くすると痛みが殆ど消えて事無きを得ましたが、あの痛みが続いていたらと思うと本当にゾッとします。正月という時期が時期だけに病院は何処も休みなので、この痛みが再発しないように願うしかありません。年齢が上がってくると身体もポンコツになってくる事を実感しています。(涙

2018年1月1日月曜日

明けましておめでとうございます

今年は近年には珍しく初日の出を見に行きました。友達と京急川崎駅で待ち合わせて川崎大師に初詣に行き、その後みうら元旦号で三浦海岸に初日の出を見に行き、三崎周辺で遊んだり昼食を摂る予定でしたので、品川駅に行きみさきまぐろ切符を買おうと思って京急線への乗り換え口にある窓口で訊いたら始発にならないと切符を発行できないとの事だったので、取り敢えずそのままJR京浜東北線で川崎駅まで行きました。地元の駅から出発して品川で降りると720円、川崎まで行くと620円だったので京急に乗り換えなくて良かったです。(笑) 京急川崎駅まで歩いて友達と落ち合い川崎大師で初詣。今年は人出が少なかったようで、特に待たずにすんなり参拝できました。その後みうら元旦号に乗る予定だったので暫く時間を潰して京急川崎駅でみさきまぐろ切符を買おうと窓口に行ったらこちらでも始発にならないと・・・と言われたので、みうら元旦号に乗る予定で始発電車より早く切符を買わないと間に合わない旨を説明したらやっと発行してくれました。みうら元旦号は京急川崎、横浜、終点の三浦海岸にだけ停車する貸切列車で川崎から三浦海岸まで約1時間、日の出の時間に合わせて運行する元日特別企画で快適でした。
みうら元旦号先頭車両(三浦海岸駅到着時)
同上
三浦海岸駅 駅前広場
三浦海岸駅に到着したら早朝にも拘わらず対面のホームに鉄道マニアが多数カメラを構えており驚きましたが、徒歩で海岸まで行きご来光を拝みました。高尾山に行った時の極寒の記憶があったのですがさすがは海岸、暖かかったです(本当は寒いのでしょうが高尾山の夜中に比べたら天国のような暖かさでした)。(笑) 残念ながらごく僅かに雲が出ていてスッキリとした初日の出ではなかったですが雲間からご来光が拝めました。写真で水平線上に山のように見えるのは対岸の房総半島です。
三浦海岸での日の出
無事初日の出を見た後はバスに乗って油壺のマリンパークに行きましたが、元旦というのに行列が出来るほどの盛況ぶりでした。イルカショーなどを見て園内を散策中、快晴の海の彼方に富士山がよく見えました。
マリンパークから見る富士山
その後三崎港に行き昼食を摂りましたが元日なのでみさきまぐろ切符を使える店の大半は休業で営業している数少ない店に行きました。さすがに混んでいて暫く待たされましたが美味しいマグロ料理を食べる事が出来ました。食後は城ヶ島に行こうと思ったのですが、友達がお目当てにしていたスカイトップバスが出るまで数時間待たなければならないので諦めて船底のガラス窓から海中が見える「にじいろさかな号」に乗りました。船が出発すると直ぐに船の周りにカモメが沢山飛んできました。乗客が与える餌目当てで鳶まで飛んできて船の周りは鳥だらけです。(笑)
にじいろさかな号
船の周囲に群がるかもめ

暫く魚の集まるポイントに停泊して魚の様子を見ましたが、なんといっても船が揺れるので酔わないようにするので精一杯でした。(^^; 約40分の行程を終え、船から下りてバスで城ヶ島へ向かいました。城ヶ島灯台と近くにある馬の背洞門を訪れた時に日没を迎えました。
城ヶ島 馬の背洞門付近から見た日没
城ヶ島と言えば私にとってはCD復刻の仕事でよく聴いた「雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利休鼠の 雨がふる~」の城ヶ島の雨なんですよね。詩を書いた当時の白秋の身辺は複雑な様相を呈しており、その事はにじいろさかな号で流れたアナウンスでも少し触れていました。日没とともに元旦の行程はほぼ終了して三崎口駅から電車に乗って帰宅しました。一日中ほぼ快晴という好天に恵まれてなかなか楽しい元日でした。同行したYさん、Wさん、お疲れさまでした。

ご来訪頂いた皆様にとってこの一年が良い年になりますよう祈念しております。