2007年9月30日日曜日

甥っ子

アメリカから甥っ子が遊びに来た。甥っ子はテキサス州にある軍の学校で勉強していて、ついこの間課程を修了したばかりである。軍に入る前は長髪だったが、今は坊主頭である。妹の話では、制服を着ると普段とは違ってシャキッとするそうである。(笑) この後、すぐにドイツの基地へ赴任するらしい。まあ、父親(私の義理の弟・アメリカ人)にはドイツ人の血も入っているとの事なので、随分薄まっているには違いないが、一応ご先祖様の地である。それまでの約1週間の束の間の休暇をこちらで祖父、祖母と過ごすためにやってきたというわけである。ここのところイスラエルがシリアを爆撃したり、アメリカもイランで戦争をやる気満々なので今後の情勢がちょっと心配だが、整備関係の仕事という事で一応私としては安心してはいる。日本でもインド洋での給油(所謂テロ特措法)について揉めているが、当事者としての自覚があまりにもなさ過ぎる。戦争はない方がいいに決まっているけれど、平和を確保するには影では汚らしい程の暗闘があるという事を忘れるべきではないと思う。綺麗事で平和と繁栄は享受出来ないという事だ。甥っ子を見ていてふとそんな事が頭をよぎり、自分は本当に幸福な国に何不自由なく暮らしているのだなぁと改めて感じた次第である。

2007年9月27日木曜日

秋の月

今日は満月だった。夕方、東の空に昇った月は雲もなくとても綺麗に見えた。ここで酒を少々呑んでいい気分に。(^^; 夜遅くなってからデジカメで写真を撮ろうと思ったらかなり雲がかかってしまっていた。それでもめげずに撮ったのが下の画像である。酒を呑む前に撮っておけばよかった。(笑)

 
早朝、西の空に沈みゆく月(28/6:00AM更新)

なんてこったい!(笑)

一昨日のエントリーに書いた「行方不明の知人」からいきなり電話がかかってきた。もうホントに「ビックリしたなぁ、もう~!」である。約3年ぶりにゆっくりと話をした。ブログから送ったメッセージを読んだのかどうか訊いてみたら、長い間インターネットに接続していないので全く読んでいないとの事(当然私のブログも見ていない)、最近は遠出もしていないそうなので、スーパーの件もやはり別人だった(声をかけなくてよかった(^^;)。オカルト的にいうとシンクロニティーというやつなんだろうか。あの「スーパーで見かけたそっくりさん」は、電話がかかってくる事を予告するために天から遣わされたのか?(^^; あまり深く追求すると「彼岸へ行ってしまいそう」なので取り敢えずこの辺でやめておく。(笑) 電話番号や住んでいる場所もわかり、元気でやっているとの事なのでこれで一安心だ。引っ越す予定だった新宿近辺のマンションは、例の有名なA建築士が係わった物件で、結局取り壊しになったというオチまでついていた。それにしても何というタイミングだろう! 不思議な事もあるものだ。


2007年9月25日火曜日

他人の空似

近所のスーパーへ買い物に行ったら、3年くらい音信不通の知人にそっくりな人を発見した。髪型といい顔の輪郭といい、肥え具合といい顎が若干しゃくれた感じといい、まさに瓜二つである。インスタントラーメンを大人買しているところもよく似ていた。(笑) ただ背丈が違っていたのと、最後に連絡した時に新宿近辺に引っ越すという話だったので当地のスーパーに居るはずもなく、さすがに声はかけなかった。(^^; でも容貌が似ているという事は行動パターンも似てしまうのだろうか? ラーメンコーナーでは思わず本人か?と思ってしまったほどだ。(笑) 

件の知人は、携帯も解約し、フリーメールアドレスも削除してしまったので現在全く連絡が取れずにいる。ブログの残骸だけはあって、そこからメッセージを何度も送っているのだが全く反応がない。まあ、以前もこういうことがあって、ある日ひょっこり電話が来たりしたので忘れた頃に連絡が来るのかも知れないが。ただ元気でやっているのかそれだけが気になる。

さて、スーパーの帰りに東の空に目を向けると月が出ていた。登って間もない東側にある(沈む前の西側もそうだが)月は、天頂にある時よりもはるかに大きく見える。目の錯覚か大気の所為かよくわからないけれど、気持ちが悪いくらい巨大に見える。一旦家に戻ってからデジカメを持ち出して撮影したが、今ひとつ迫力が伝わってこない。(笑) こういう時は一眼レフタイプだともっと良く写るんだろうなぁ。少し前、「半月」くらいの時には、すぐ西側に木星が明るく輝いていて、そのすぐ下に蠍座のアンタレスが赤く光っていたのだが、今は月が離れてしまって一緒には見られなくなった。


帰宅すると、門柱の上で猫(おや)がコロコロ転がっていた。この猫は転がるのが好きで、暇さえあればコロコロやっている。(笑) 「おや」は、もう一匹よく来る雄猫「おトラ」の母親だからという理由でつけた安易な名前である。コロコロやっているからコロでもいいのだが。(笑) 尤も家族は何故か「もも」と呼んでいる(どういう由来かは不明)。ちなみに「おトラ」のことは「ロン」、エマ嬢のことは「ハナ」と呼んでいる。全く不統一な家族である。(笑)

2007年9月22日土曜日

カマキリ夫人

いや、単にカマキリの話なのだが・・・(まだ「夜のエマ嬢」を引きずっている)。(笑)

夜、暑いので窓を開けたら網戸に大きなカマキリがとまっていた。2階の窓までよく飛んでくるものだと感心?した。まぁ、家は田舎にあるので昆虫以外にもいろんなものが飛来する。(笑) 雨戸を閉めようとしたら蝙蝠(コウモリ)がいたこともあった。蝙蝠は律儀に頭を下にした逆さ吊り状態(多分彼らにとってはこの体勢がディフォルトなのだろう)で雨戸の裏にへばりついていて、指を近づけると「キー!」とこちらを威嚇するのであった。(笑) 糞(フン)もかなり落ちていたので、多分雨戸を塒(ねぐら)にしていたのだろう。蝙蝠の本体(?)は鼠によく似ていて、鼠に羽根が生えていると表現したらよいだろうか。蝙蝠の羽根を拡げると、骨や皮の様子といい本当に雨傘を開いたような感じで、「こうもり傘」とはよく言ったものだと改めて感心した覚えがある。また、別の部屋の雨戸の戸袋の中には毎年のように鳥が巣を作っていた。巣(藁)の中には鮮やかな水色の卵(ウズラくらいの大きさ)があった(どうやらムクドリらしい)。この色だったらきっとミント味がするに違いない!と勝手に妄想し、茹で卵にして食べようかと思ったがやめた。(爆) 近所に大きな道路が出来て、周囲に田圃がなくなった頃から蝙蝠も鳥も来なくなった。

さて、件のカマキリ(カマちゃん)は丁度目の高さの場所にとまっていたので暫く観察してみた。鎌の部分をなめたり(多分掃除しているのだろう)、自分の足を鎌で挟んで口まで持ってきてなめていた。また、何のためだかよくわからないが時々躰を斜めにしたりいろんなポーズを取ったりする。もしエマ嬢が見つけたら早速飛びつくのだろうが(よく蝉を捕ってきた)、丁度外出中だったのでカマちゃんも事なきを得たようだ。(^^; 虫つながりだが、今年は強烈な暑さの所為か蚊が少なかった。例年なら蚊取り線香を焚きまくりなのだが、今年は殆ど出番がなかった。しかし11月くらいまではよく出没するので未だ安心出来ない。って、何だか脈絡のない話になってしまって恐縮です。(^^;

カマちゃん(虫の嫌いな人はクリックしない方がいいかも・・・(^^;)

2007年9月19日水曜日

夜のエマ嬢

何だか○○○映画のタイトルみたいですが・・・(笑)

最近ブログのネタに事欠いているので、深夜に遊び呆けている悪い女、エマ嬢を激写!

ポーズが悩ましい?
もう一枚、化け猫デス(笑)

2007年9月17日月曜日

雨樋の修理

今日(既に昨日・日曜日)は先日の台風で破損してしまったベランダの庇の雨樋を修理した。台風が通り過ぎた翌日、隣の家の人から雨樋のパイプが飛んできたとの連絡があって、よくよく見てみたらベランダの庇から延びていた雨樋がすっぽりと無くなっていたのを確認した訳である。飛ばされた雨樋は千切られたように破損していて、そのままでは全く使えないのでホームセンターで新しいパイプとエルボ、接着剤を買ってきた。ベランダからは手の届かない場所だったので大きな梯子を架けて補修したのだが、アルミ製の梯子なので結構撓(しな)るのだ。落下して死ぬかも(大袈裟(笑))などと身の危険を感じながらの修理だったが、幸い何事もなく無事修理を終えた。(笑) 当地はこの連休丁度お祭りで、山車がすぐ家の傍の道路を通ったりする。長閑な山車のお囃子と、撓る梯子上での緊迫感が妙に対照的だった。まあ、家も古くなるといろいろとガタが来るが、手抜き工事が横行した時代の建売住宅なので、今更ながらこの程度の破損?だけでよく保っているなあと半ば呆れてます。(爆)

2007年9月14日金曜日

かぐや姫の里帰り

今日、日本初の月周回衛星「かぐや(SELENE)」の打ち上げが成功した。これは素晴らしいことだ! 一年間の予定だそうだが、その間故障することなく探査を続けて成果を上げてほしいと切に願う。

月は我々にとって最も身近な星だが謎だらけだ。地球の衛星として、月はあまりにも大き過ぎるし、地球よりも古い天体らしい。月は、木星や土星クラスの大きな惑星の衛星であれば丁度いい大きさなのである。木星のガニメデ(太陽系で一番大きな衛星)の直径が約5,300km(木星・約143,000km)、月が約3,500km(地球・約13,000km)だから、どれほど地球に不釣り合いな大きさなのかがよくわかる。しかも嘗てはもっと地球に近い軌道を回っていたので、地球からは更に巨大に見えたらしい(現在は地球から離れつつある)。月が地球の衛星になった理由に関しては様々な説が唱えられたが、現在はジャイアント・インパクト(巨大衝突)説に落ち着いているようだ。地球に火星くらいの大きさの天体が衝突し、その破片が纏まって月になったという。しかし単純に考えて、この説にもかなり無理があり、困った科学者が机上で考えた単なる辻褄合わせのように感じてしまうのだ。火星程の大きな天体が衝突したとすれば地球も粉々になってしまうような気がするし、もし運よく破壊を避けられて地球が生き延びたとすれば、破片の余りであともう一つや二つ小さな衛星を従えていてもおかしくないのだが。(^^; まあ、月に関しては自分なりの仮説はあるにはあるが、トンデモなので一切公表は出来ない。(爆)

また、TLP(Transient Lunar Phenomena)も大昔から屡々目撃されている。これは月面の一部分が一時的に光ったり煙のような物が出現したりする現象の事で、アルフォンススやアリスタルコスクレーターなど、よく起きる特定の場所がある。月は枯れた(死んだ)天体とされているので、何故こんな事が起きるのか未だによくわかっていない。

月の極く近くから観測して、数々の謎が少しでも解明出来たら面白いだろうなと思う。かぐや姫の活躍に大いに期待している。(^^)

2007年9月11日火曜日

今日のエマ嬢

日中殆ど家におらず、一体何処をほっつき歩いているのかさっぱりわからないエマ様。(^^; 今日は珍しい事に家の庭(まさに猫の額のような広さ)で毛繕いをしていたので、窓を開けて「おいで~」呼ぶと一瞬こちらに来るような素振りを見せつつひょいっと塀に登ってしまった(写真はその時のエマ嬢)。全く憎たらしいのである。(笑) エマ様は大抵深夜に帰宅することが多く、その時は(多分腹が空いているのだろう)やたら私の足に身体をすり寄せて「グルグルニャ~」と甘えた素振りを見せるのだが、食後満腹になると呼んでも早速シカトされてしまう。まあ、こちらもあまり頻繁に甘えられても鬱陶しいから、このツンデレ状態で丁度いいのかも知れないが、今まで飼った猫の中では一番気まぐれで、どう考えても癒し系ではない。(笑) ついでだが、アイシア(旧マルハ)のお魚ジャーキーまぐろに目がないお嬢様(いや、既におば様)である。

2007年9月10日月曜日

スカルラッティのソナタ

ドメニコ・スカルラッティのソナタは軽快な感じが独特の魅力で以前から弾いてみたかったのだが、なかなか纏まった楽譜が入手しづらく、というか500曲以上あるので全部揃えるのがかなり大変で殆ど手つかずの状態だった。バロック時代のソナタは「器楽曲」という意味合いくらいしかなく、古典派以降の「ソナタ形式に則った楽曲」とは別物である。しかも、もともとチェンバロやクラヴィコードのためのものなのでピアノで弾くと少し重い感じになるが、それでも楽曲の魅力は決して損なわれないと思う。

仕事の合間にネットを彷徨っていたらパブリックドメインの楽譜をみつけて、早速全部ダウンロードした。(笑) 特にお気に入りの曲は、ロンゴ番号487、カークパトリック番号125、ト長調のソナタである。楽譜を見た限りではそれ程難しいようには思えないのだが、実際に弾いてみるとこれがなかなか難しい。ベートーヴェンやショパンとはまた別の難しさがある。強いて言えば、ある種ハイドンやモーツァルトに近いと表現したらよいだろうか。やはり、チェンバロとピアノでは基本的に演奏技術が違うのだろう。別の楽譜(チェンバロ用)では右手と左手の指定があったりする。特に、2声部しかない曲は誤魔化しが利かない。(T_T)

さて、性懲りもなく調子に乗ってメトロノームに合わせてMIDI録音したデータのミスタッチを修正してクオンタイズをかけたものをアップしたのでお暇でしたら聴いてやってください。(^^;