2021年5月31日月曜日

フィジカルコントローラー CC121

steinberg(ヤマハ)のCubase専用フィジカルコントローラーCC121が仕事で使っている波形編集ソフトウェアWaveLab Proにも対応しているらしいという情報をネットで仕入れたので今更ながら中古品を入手してみました。早速試してみたところ特にカスタマイズせずともWabeLab Proでしっかり使えました。今まではKORGのnanoKONTROL2を使っていたのですがソフトウェア上からフェーダーやパンポットに機能を細かく割り当てなければならず、WaveLab Proをアップデートする度に再設定するのが面倒くさくて純正ならそういう煩わしさから解放されるだろうとの目論見通りCubaseやNuendo共々大変快適に操作できるようになりました。このCC121は価格が高いのが難点で以前から入手したかったのですがなかなか気軽には導入できませんでした。たまたま中古品を安く入手できて良かったと思います。ACアダプターを接続すればモーターフェーダーを使えますが、取り敢えずWave Lab Proでは必要ないのでシンプルにUSBケーブル1本で繋いでいます。価格が価格なのでお勧めしづらいですが、1台あると中々便利です。


2021年5月5日水曜日

Finale26のPDFエクスポート

 なるべく更新頑張ります宣言にも拘わらず2ヶ月も更新をサボってしまいました。日々出勤だとなかなかブログ記事のネタもありませんしやっぱり仕事から帰ると疲れたり眠くなったりでなかなかブログ更新するだけの気力が残っていません(ブログも短い文章ながら推敲したり画像を準備したりしますので結構手間がかかる作業です)。後で記事を見返してみて「あれは何年何月にあったんだ」とわかるのでなるべく休まず続けたいのですがどうなりますか・・・。

さて、アップグレードして使い始めたFinale26ですが、PDFのエクスポート機能が全く使い物にならないということがわかりました。編集画面ではちゃんと表示されているのにPDFに出力すると文字化けして全然ダメです。これまでメインで使ってきたChaconneフォントは表示すらされずビームとステムだけ、タイトルや速度表示記号によく使うLible BodoniやAcademicoは何故かシャープやトリルなどの音楽記号に化けます。crescendやrit.などに使うCenturyOldStyleはイタリック体になりません。PDF書き出しは2003には搭載されていなかったので新バージョンに最も期待していた機能だったのですが心底ガッカリです。ユーザーフォーラムなどネットを検索してみてもPDFエクスポート機能は使い物にならないみたいなので結局2003で使っていたフリーのPDF reDirectという書き出しソフトを使うことになり(これだと文字化けせず正しくPDF化出来ます)、何のためにエクスポート機能を付けたのか意味不明です。この不具合は随分前から放置されたままのようでMake Musicもやる気ないみたいですね。

なので最近はDoricoを使うことが多くなりました。Finaleに比べるとまだまだ機能不足(フランス式連桁を是非とも追加して欲しい)や使いにくい部分はありますが、実際に出力する上で困るような不具合は今の所見当たりません。ピアノ譜などでも途中で楽譜の段数が変わる時は簡単に追加でき、スラーはかなり複雑な曲線が作れて、PDF化や印刷時はFinaleよりも綺麗な感じがします。Finaleは肝心な部分の詰めが甘く、直そうという意志も感じられないのでこれから徐々にDoricoにシフトしていこうかと考えています。あとはどっちのソフトにも言えることですが、サンプリング音源など不要なのでもっと軽快に動くようにして欲しいですね。極端なことを言えば楽譜の入力間違いがわかりさえすれば良いので、貧弱なビープ音が鳴ればよいとすら思っています。