2021年12月31日金曜日

大晦日

 今日で今年も終わりですね。あっという間の一年でした。例年以上にブログを更新しなかった一年でもありましたが、22歳になる飼い猫の頬が腫れて組織が壊死してしまった影響で物が食べられなくなりそのままだったら死んでいましたが複数の病院(一つは藪医者)に連れて行って施術してもらい何とか一命を取り留めた一年でもありました(既に元気になっていて記事にはしませんでした)。当ブログにご訪問くださった方々には心より感謝申し上げます。来年はもう少し更新頻度を上げられればと考えておりますので懲りずにご訪問くださいませ。昨年まで大晦日の夜は年明けまでお笑い番組を見て過ごしておりましたが、最近はこの時間になると猛烈に眠くなることが多く本日もそろそろ寝てしまおうかと思っております。それではまた来年(笑)。皆様にとって来年が良い年になりますよう心より祈念しております。

2021年12月30日木曜日

91年の歴史に幕

 朝、自転車に乗ろうとしたら後輪のタイヤがパンクしていたのでよく利用する近所の自転車店に修理しに行きました。店の窓には張り紙があって店主が80歳になるので12月31日で閉店すると書いてあったので修理がてら店主に話を聞くと昭和5(1930)年に創業で後継者がいない為、また高齢で仕事が大変になって来たので年末で閉店するという事でしたが店主は80歳には見えなかったのでびっくりしました。現店主とそっくりだった先代(現店主の父上)にもお世話になりました。先代は現役を退いてからも店の奥にいましたが、いつしか見かけなくなりました。素朴な感じの店で修理の時は代車を無料で貸してくれたり対応も良かったのでよく利用しましたが、年末で閉店とは残念至極です。もう修理するのもこれが最後なのでちょっとお金は掛かりましたがタイヤを全部新品にしてもらいました。この店が無くなってしまうとあと近所には商売に敏い店と量販店しか無いので本当に寂しい限りです。91年の営業お疲れさまでした。


2021年12月5日日曜日

マイクプリ用オーディオインターフェイス購入

 11月の演奏会録音に使用したレコーダー TASCAM DR-40はXLRマイク/ライン入力が装備されており単体で使っても結構良い音で録音出来るので特に不満は感じない(ネットのレビューでは内蔵マイクプリについて貶されていますが私はそうは思わない)ものの出来る事なら更に高音質化したいという欲求が湧いてきて単体のマイクプリアンプを物色し始めたのですが価格や可搬性、電源を考えると希望に合致する現行品は皆無です。自分が必要としているマイクプリの条件は、

  1. 小型で持ち運びが容易なもの
  2. ステレオで収録する為2CH以上の良質なマイクプリアンプを装備しているもの
  3. 音量が把握し易いようになるべくセグメント数が多いレベルメーターが付いているもの
  4. 電源が取りにくい場所でも使えるバッテリー電源仕様
  5. 更に、長時間連続運用する為大容量のモバイルバッテリーが使えるUSB端子が付いているも の、或いは5V電源仕様
  6. 商業録音用途ではなくそれ程頻繁に使うものでもないのでなるべく価格を抑えたもの
  7. 多様なレコーダーに対応する為バランス、アンバランス出力両方を備えたもの

などですが、これを実現しようと思ったらミキサーかオーディオインターフェイスしかなさそうです。ミキサーは小型のものも勿論あるのですがやはり可搬性とマイクプリの質、電源仕様などで条件を満たすものが殆ど無く、オーディオインターフェイスの場合はPC無しのスタンドアロンで動作する事が必須ですが自分の所有しているオーディオインターフェイスはスタンドアロンの状態で使用可能なものでもCH1とCH2がモノミックスされてしまうのでステレオでは使えないものばかりです。そこで色々と物色していたら条件をほぼ満たすものを見つけました。イギリスのスタジオミキシングコンソールメーカーSolid State Logic社が最近発売したSSL2+というオーディオインターフェイスです。マイクプリの評判も良いので一番安いネットショップで購入しました。

商品が届いて実際に試してみるとスタンドアロンで何の問題もなく2CHの(ステレオ)マイクプリアンプとして使えましたしマイクプリは高品質で、限られた予算の中では非常に満足出来るものでした。同社製ミキシングコンソールの音質を模した4Kボタンは全体のレベルが約2dB程上がり、高域では更に約2dB上がり音が煌びやかになりますので、録音状況やマイクによって使い分けたいと思います。他の諸条件も満たしており自分が想定している用途にはピッタリで、オーディオインターフェイスとして使ってもこの価格帯では大変良い出来です。ミキシングコンソールから一部分を切り出してきたかのようなデザインも使い易くて気に入りました。何といっても見ているだけでコンソールの前にいるような感じでモチベーションが上がりますね。(笑) ただ、半導体不足の煽りを食って値上げされたオーディオインターフェイスがぼつぼつと出始めてこのSSL2+も1万円程度値上がりしてしまいました。値上げ前にゲットできたので良かったですが。次回このマイクプリを経由して録音するのが楽しみです。それに買い溜めたもののコロナ禍で出番がなかったマイクが他にもあるので色々と試してみようと思います。

2021年11月28日日曜日

再びOS不調

  オーディオインターフェイスのドライバーをインストールしたらいきなりPCの具合が悪くなりました。マウスカーソルが固まって動かなくなったりアイコンをクリックしてもソフトウェアが起動しなくなったり(暫く待てば動作するようになるのですがとても悠長に待っていられない)、特にGoogle  Chromeを起動しても白紙の画面が表示されるだけで内容が全く表示されなかったため強制的に再起動をかけていたら益々症状が悪化してしまって通常の操作もままならなくなってしまいました(狙っていたネットオークションの最終日なのに(笑))。結局、HDDをSSDに換装した時のようにまたOSをクリーンインストールしなければ機能回復しないのかと思って憂鬱になっていましたが、アップグレードインストールというオプションがあって、これは例えばWindows8からWindows10にアップグレードする際に既にインストールしてあるソフトウェアやデーターフォルダを維持したままOSをバージョンアップする方法なのですが、同じWindows10で、しかもより新しいバージョンにインストールディスクの古いバージョンをインストールできるのかどうか不安でしたが、失敗したらクリーンインストールすればいいやと思って試してみたら無事成功しました。昨晩異常が起きてからほぼ徹夜で復元を何度も試みましたが、特定のファイルが復旧に失敗したとのダイアログが出て結局システムの復元ができず、まあ半ばクリーンインストールを覚悟していたので嬉しい誤算?でした。それにしてもOS復元機能は殆ど何の役にも立ちませんね。遣り方は、取り敢えず調子の悪い状態のPCで起動した後に以前の復旧時クリーンインストールに使用したWindows10を収録したDVD-R内のインストーラーを起動してOSのみをインストールします。何度か自動で再起動した後は特に問題なくOSが復旧していてホッとしました。そういえばWindows11の診断ツールがあって試してみたら10年くらい前に自作した現在使用中のPCはさすがにCPUが古くてインストール出来ないようです。まあ、10のサポートが終了してどうしてもWindows11に移行しなければならなくなったら新たにPCを自作しますがそれまでは現PCに特に不自由を感じてはいないので使い倒す積もりです。XPから7にアップグレードする際にハードウェア的に一種の断絶がありましたが、おそらく多くの場合新しいPCに買い替えなければならないようなOSなんて普及するのでしょうかね。

2021年11月7日日曜日

Superlux S502 実戦投入

1年半以上前に(国内では入手できないため)ebayでイギリスから購入したSuperlux S502、ORTFステレオマイク(ショップスのコピー品)を漸くピアノサークルの発表会録音に使用しました。新型コロナの非常事態宣言などで悉く発表会が中止になりこのマイクも長らく休眠状態でした。発表会は長丁場なのでUSB電源が使えるレコーダーも買い足しました。これまで持っていたレコーダーは電池かACアダプター(丸いコネクター)を使う物ばかりでAC電源が取りにくい会場での長時間録音、特にファンタム電源が必要なコンデンサーマイクを使うと電池の消耗が激しく電池をたくさん用意して途中で入れ替えたりとか色々面倒でした。急遽中古でTASCAM DR-40を買いましたがこれはUSB電源で駆動でき実際に15000mAhのモバイルバッテリーでファンタム入れっぱなしで6時間以上使っても全然余裕で、バッテリー容量表示は1目盛りも減りませんでした。

S502ですがとにかく手軽で、スモールダイアフラムのペンシル型コンデンサーペア2本よりも更にセッティングが楽でしたがORTF方式は初めてなのでリハの時間を利用して色々試してよりよい設置位置を探しました。XYのマイクも持っているのですがステレオ感に乏しく独特の音場感覚が嫌いなので殆ど使うことはありません。レコーダーに内蔵のマイクも殆どXYなので自分としては簡易録音や緊急時以外の用途はありません。マイクカプセルがちょっと外側に向きすぎていて中抜けしそうなイメージでしたが実際の結果は上々で違和感なく豊かなステレオイメージで録音出来ました。カプセルの性能も非常に優秀で周波数レンジやバランス、解像度など音質的にも満足のいくマイクでした。勿論オリジナルのショップスに比べれば劣るのでしょうが相手は60万円、こちらの30倍もしますので、この音質と音場感が低価格で得られるのは素晴らしいですね。今後はこの組み合わせ(+音質の良いマイクプリ)が標準になりそうです。

2021年9月12日日曜日

SATAケーブル交換

波形編集ソフトWAVELAB PROで増設HDDのWAVファイルにアクセスしたらいきなり音切れ頻発、ソフトウェアの負荷メーターも振り切れている状態でびっくりです。
WAVELABの画面(処置後で安定しています)
CubaseNuendoStudio OneなどのマルチトラックDAWでは重いソフトウェア音源やプラグインを多用するとインターフェイスの設定によっては音飛びは当たり前ですがWAVELAB自体2トラックでそんなに重いソフトではなく読み込んだファイルも48kHz 24bitなので負荷メーターが振り切れるはずはないしオーディオインターフェイスのバッファーを増やしてみてもダメ、今迄長い間WAVELABを使ってきて音切れなんて初めての経験です。HDDドライブがそろそろおかしくなってきたのかと思ってCrystalDiskInfoで調べてみても正常なので原因はわからずじまい。そこでネットで調べてみると何年も使っていると仮令抜き差しをしなくてもSATAケーブルが経年劣化してトラブルを起こす事があるとのことで早速新しいケーブルを買ってきて交換してみました。結果は嘘のように音飛びがなくなり負荷メータも安定しています。

SATAケーブルを抜き差ししなくても経年でダメになるというのは本当でした。同じ方向に長時間力が加わるとプラスチック製のコネクターが変形してコネクターとケーブル部分の接触が悪くなったり接点部分が腐食するという事が原因のようです。先日交換したSSDには同時に購入した新しいケーブルを使っていますが、このPCは2012年くらいから使っているのでこの際SSD以外の内部ドライブのSATAケーブルを全部交換しました。これで、ケーブル以外の部分にトラブルが発生しなければ暫くは安心して使えそうです。

2021年8月29日日曜日

ライブラリー移動

 貯まった楽天ポイントで500GBのSSDを購入しました。先日換装したSSDと同じくWestern DigitalのWD BLUEです。システムをインストールする訳ではないのでちょっと安いCrucialのものにしようかと思ったのですが、ネット上ではあまり芳しくないレビューが散見されたためWDにしました。SSD増設の目的はソフトウェア音源のライブラリー格納専用にするためです。システムディスクにライブラリーがあるとシステム&ライブラリーという事でディスクアクセスの頻度が上がるのではという思い込みからですが(^^;、システムディスクの容量を少しでも多く空けておきたいという思惑もありました。

早速新しいSSDをフォーマットしてライブラリー専用として増設し移動を開始しましたが、最近のソフトウェア音源はライブラリー格納場所が容易に変更できるようになっているので特に苦も無く完了しました。しかしThe Grand (ver.1)だけは古い音源なので移動すると色々と不具合が出たため元の場所に戻し移動は諦めましたが、移動したライブラリーファイルの合計は約120GBと思いの外大きく、システムディスク(システム&ソフトウェア)の合計198GB(ライブラリー移動後)の6割程で既に増設したディスクスペースの1/4を占有してしまいました。SSDに換装する前から音源ライブラリーは専用のドライブに移動したいと考えてきましたが漸く実現できました。システムの安定化とアクセススピードが上がれば御の字なのですが体感的には殆ど変わりません。それでも移動した事で精神的にスッキリしました。(^^;