ベートーヴェン バガテル作品126より第5番ト長調
2024年9月1日日曜日
Meldway Grand
ベートーヴェン バガテル作品126より第5番ト長調
2023年10月21日土曜日
ピアノ音源・Pianoverse
ネットでピアノ音源の記事を読んで良さそうかもしれないと思って購入してみました。デモ演奏はアップテンポのポップな曲しかなく所謂音の延びとか和音のきれいさはあまりよく判断できなかったので若干不安でしたが、今回は大失敗でした。音源はIK MultimediaのPianoverseで、開発元によれば "最高のコンディションのピアノの調達。熟練調律師によるチューニング。最適なマイク・セットアップの追求。そして、どんな長時間のセッションでも疲れることなく、指定されたヴェロシティにて打鍵を続けてくれる、サンプリング・ロボットの開発。Pianoverseは、そんな、気が遠くなるような過程を経て生まれてきました" とのことで大いに期待していたのですが実際に購入して先ずクラシック曲を弾いてみたところ、50年以上ピアノを弾いてきた私の好みの音では全くないこと(フルコンというよりはあまり状態の良くない中型楽器(ヤマハでいえばC5くらい?)のように聴こえる)、ヴェロシティーカーブが他の音源と違っていてしかもソフトウェア上で細かい調整がきかないので既存のMIDIデータを演奏する場合ベロシティー値を全面的に書き換える必要がある、高域と低域のバランスがあまり宜しくない、和音の響き方がきれいではない(僅かに調律の狂いを感じる)、音が消えるまで延ばした時の減衰が不自然、そしてなんといってもCPUの負荷が大きくプチプチと頻繁にノイズが出る、これは1GB程度のファイルを14個もインストールするので仕方がないか…。中には変なエフェクトがかかった音もあってそれらが無駄なディスク領域を占有しているのですね。自分はリアルで自然なピアノの音が欲しいだけで電子音みたいな余計な音は必要ないしそんなのはわざわざ波形を収録せずともシンセやプラグインエフェクトで充分事足りると思います。うーん、この音源は自分にとって良いところがなくちょっと使えない感じでお蔵入りになりそうです。スタッカートで刻むように弾く軽いポップスには向いているかも知れませんが、まあ、それだったらわざわざこれを買う必要もないです。15490円の無駄遣いでした。飲み屋をハシゴしてしこたま飲酒したと思って諦めます。(T_T) 私の用途では残念乍ら現在愛用しているSession Keys Grand S の足下にも及ばないと感じた次第です。
2021年8月29日日曜日
ライブラリー移動
貯まった楽天ポイントで500GBのSSDを購入しました。先日換装したSSDと同じくWestern DigitalのWD BLUEです。システムをインストールする訳ではないのでちょっと安いCrucialのものにしようかと思ったのですが、ネット上ではあまり芳しくないレビューが散見されたためWDにしました。SSD増設の目的はソフトウェア音源のライブラリー格納専用にするためです。システムディスクにライブラリーがあるとシステム&ライブラリーという事でディスクアクセスの頻度が上がるのではという思い込みからですが(^^;、システムディスクの容量を少しでも多く空けておきたいという思惑もありました。
早速新しいSSDをフォーマットしてライブラリー専用として増設し移動を開始しましたが、最近のソフトウェア音源はライブラリー格納場所が容易に変更できるようになっているので特に苦も無く完了しました。しかしThe Grand (ver.1)だけは古い音源なので移動すると色々と不具合が出たため元の場所に戻し移動は諦めましたが、移動したライブラリーファイルの合計は約120GBと思いの外大きく、システムディスク(システム&ソフトウェア)の合計198GB(ライブラリー移動後)の6割程で既に増設したディスクスペースの1/4を占有してしまいました。SSDに換装する前から音源ライブラリーは専用のドライブに移動したいと考えてきましたが漸く実現できました。システムの安定化とアクセススピードが上がれば御の字なのですが体感的には殆ど変わりません。それでも移動した事で精神的にスッキリしました。(^^;
2021年8月22日日曜日
steinberg The Grand (1) 再インストール
パッケージ表 |
パーケージ裏の必要最小システム表示 |
2021年6月20日日曜日
TRUE KEYS PIANOS 購入
VI Labs True Keys Piano Bandleが71%オフ99$のセールをやっていたので購入しました。これまで何種類もピアノ音源を購入しましたがそのどれにも完全には満足していないので安売りしていると欲しくなってつい買ってしまいます。(^^; 今回はアメリカ、ドイツ、イタリアの3つの代表的なピアノのバンドル版で1種類買うのより安い価格設定です。具体的にはニューヨーク・スタインウェイ、ベヒシュタイン、ファツィオリのピアノです。これ、買ったのはいいのですがインストールが大変でした。iLok(ハードウェアドングルキーではなくソフトウェアライセンスキー)がないと動作しないので数年前に登録したiLokのユーザーネームを探し出すのにPCに保存しているテキストファイルやLastPassの保存データを検索したのですが見つからず、iLokサイトで思いつくユーザー名やメールアドレスを片っ端から試して何とかログインできました。音源のシリアルを登録しようと思ったら違う番号をメモっていたみたいで認証されずもう一度購入したサイトに戻ったら中々次の階層に入れず、キャッシュから手繰って漸く登録情報に辿り着きました。此処までで1時間以上浪費したと思います。購入した商品をインストール開始するまでこんなに時間がかかったのは初めてで一瞬諦めようかと思ったくらいです。
インストール完了後動かしてみて、それぞれの音色を能く再現しているとは思うのですが、デモで聴いた印象に比べるとどれも何処かイマイチな感じでした。デモが良く聞こえても実際に演奏してみると印象が違うという事は屡々経験しており折角買ったもののこれまでのピアノ音源を駆逐してメインの座を占める迄には至らない感じですかね。万能という感じではなく古典派、ロマン派、近現代で使い分け、使っているうちにバッチリと合うものに出逢えるのを待つといった感じでしょうか。ただ音をフェルマータ・ルンガで長く延ばした時に中途半端なところでフェードアウトせずに自然にほぼ音が消えるところまで長時間サンプリングしているところは大いに評価できます。また動作が比較的軽いのもいいですね。特にファツィオリは太い低音がよく捉えられており曲によっては面白い効果が得られそうです。それでもこれからも一番出番が多そうなのはFocusriteのオーディオインターフェイスにバンドルされているAddictive Keysでしょうかね。まあ、こればかりは好みなのでどうしようもないのですが、99$で3種類のピアノが入手できるというのはやはりお買い得な事には違いありません。(^^;
2018年11月24日土曜日
THE GRAND 3
初代のTHE GRANDを未だに愛用していますのでVer.3になってどれだけ良くなったのかとかなり期待して音を出してみましたが、ハッキリ言って初代には遠く及びません。つまり全然駄目だということです。ピアノ音源で一番最初に試してみることはある和音、私の場合はEメジャーの和音をペダルを踏んで弾きそのまま音が消えるまで延ばして音の減衰が自然か、減衰しながらも音の膨らみが再現されているかという部分を聴くのですが、ピアノ音源でこれを満足している製品は滅多にありません。
2018年4月15日日曜日
JBridge導入
つい先日ギブソンに買収された所為で完全終了した製品開発が何とシンガポールの会社で再開され、しかもフリーで配布されるようになったCakewalk BandLab版を早速インストールしてみましたが、こちらは64bit版でも32bitプラグインがそのまま使えるんですよね。昔使っていたCakewalk Home Studio 2002(Windows7以降は正常に動作しなくなりやむなく使用を中断してCubaseに本格的に乗り換えました)を思い出してちょっと懐かしくなりました。(笑) やっぱり1つのソフトウエアで32、64bitのプラグインが両方とも使えるのは大変快適です。ならば無料になったCakewalkに乗り換えてしまえばと思うのですが、長い間Cubaseを使ってきてその操作性に慣れてしまったので以前使っていたものと同系列のソフトとはいっても機能が大幅に拡張された別ソフトなので再び操作手順に慣れるのがもう億劫で、それ以外にも何故か処理が遅くて待たされる(その間フリーズしたようになって何も出来ない)事が多く不安要素もあり、開発再開で無料化されたもののそれが何時(about画面には当面の使用期限が2018年10月5日と表示される)まで続くのか不透明で開発が再び突然終了する事も充分考えられます(無料なので苦情を言う筋合いでもない)ので、一度慣れてしまった、現行品でありユーザー数の多さから消滅しそうもないCubaseから全面移行というのは色々な意味でちょっと危険なのです。
そんなわけで64bitのホストプログラムで32bitプラグインが使えないかとネットを見ていたらJBridgeという優れものを見つけました。時間制限ありのデモバージョンをインストールしたらThe GrandがCubase 9でスンナリ使えるようになりました。これは感激です。プラグインのブリッジングファイルを新たに設置した専用フォルダーに格納した後、Cubase側でそのフォルダーを指定しなければなりませんが、優れたプラグインを使える事に比べればそんな事は大した手間ではありません。リアルタイムでの演奏性能に影響するレイテンシーも64bitネイティブのプラグイン使用時と変わらず非常に快適です。暫くデモバージョンを使っていましたがフルバージョンは現在の為替レートで2078円と非常にリーズナブルなので購入しました。今の所、32bit VSTインスツルメント、エフェクトともCubase 9で問題なく使えています。古いプラグインがどうしても使いたい場合に非常に有用で優秀なアプリケーションだと思います。但し、全てのプラグインが動作するとは限りませんのでデモバージョンで予め動作確認してください。
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JBridgerを起動して64bit hostを指定する。 |
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ブリッジングファイルを格納するフォルダーを指定する。
これを行う前に予め専用フォルダーを作成しておきます。
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