2006年2月27日月曜日

ピアノの上の楽譜

昨日の演奏会に刺激されて夕方からピアノの練習をしていました。指の独立のためブラームスの51の練習曲から幾つか弾きましたが頭と指がこんがらがってフリーズしそうになりました。(笑) この練習曲は一日に長時間やると肉体的にも精神的にも危険を伴うので(楽譜の解説にそう書いてあります(^^;)少しずつやっていこうかと考えています。さて、次は何をやろうかと探していたらピアノの上に乱雑に置かれていた楽譜の中から懐かしい楽譜が出てきました。自作のオンド・マルトノとピアノのためのJeu(戯れ)。この曲はフルート教室でご一緒しているちょうど古稀を迎えた生徒さん(笑)のためにお祝いとして書いて献呈した作品で、オリジナルはフルート用ですが、一昨年の12月、コミカレのクリスマスコンサートで演奏するため急遽オンド用に改訂したものです。指番号とかタンブルやディフューザーの指示(実演では殆どできませんでしたが(^^;)が書き込まれていたり、メシアンのヴォカリーズ・エチュードの楽譜が一緒に綴じられていて当時を思い出しました。ハラダ先生には跳躍が多くて弾きにくいピアノパートを演奏して頂いたことを今でも大変申し訳なく思っています。私は作品を仕上げてしまうともうその作品のことは殆ど頭の中から消えて(忘れて)しまうので、今日約1年ぶりに思い出したわけですが、楽譜には「作曲者の能書き或いは戯れ言」という解説ページがあって、こういう余計なことは書かない方がよかったとちょっと反省しました。(笑)

4 件のコメント:

  1. こんばんは。(^^)
    楽しい曲ですね。フルートでも聴かせてくださいな。
    atmarkさんの楽譜って解説がおもしろいから
    理論的なことは苦手な私だけど、何となくわかった
    ような気になっちゃう。(笑) この曲の解説も読みたいな♪
    最近、新曲はないんですか?

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  2. あるこりっく2006年2月28日 1:15

    葉弥さん、こんばんは。
    お褒め下さり恐縮です。楽しんでいただければ嬉しいです。フルート演奏は練習の時間がかかりそうです。(^^;
    解説については殆ど牽強付会で、理論などという高級なものでは決してありませんのであまり鵜呑みにされないようにお願いします。私のようなヘボ作曲家はこのような屁理屈でも付けないと精神的に安心できないのです。(笑)
    ここで解説を公開するのもどうかと思いましたが折角のご要望がありましたので、調子に乗って公開しちゃいます。もう、葉弥さん限定ですよ?。(^^; (←他の人も見てるって・・・)
    新作は時間がなくてあまり芳しくありません。「猫の組曲」なるものを作曲中ですがいつ完成するのやら・・・(^^;

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  3. こんばんは。(^^)
    わざわざ解説を載せて下さってありがとうございました。
    軽々しくお願いしちゃってゴメンナサイ・・(泣)
    今回のは難しくておバカな私にはちんぷんかんぷん。(笑)
    でも牽強付会なんてそんなことはないですよ。
    atmarkさんの作品に対する真剣な姿勢がよく伝わってきました。
    きっと献げられた方は嬉しいだろうなと思います。
    新曲、無理しないでゆっくりと・・ね。(o^ー')

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  4. あるこりっく2006年2月28日 23:03

    コメントありがとうございます。m(_ _)m
    評価していただいて恐縮しています。それから私の好きでやっていますのでどうか謝らないでくださいね。
    私の性分としてどうしてもマニアックな方向に走ってしまう傾向があるので、葉弥さんが理解に苦しまれるのもよくわかります。(笑)
    このような拙い作品でも一応いろいろと考えながら作曲しているということをわかっていただければ嬉しいです。強い思い入れのある曲はどうしてもエモーショナルな説明をしてしまうのですが、この作品のように時間に追われて作った曲というのはそれよりも技術的な面を強調してしまいますね。ご勘弁ください。(^^;
    新曲は時間がかかりそうなので首を長くしてお待ち下さい。←かなり無責任ですね・・・(^^;

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コメントありがとうございます。
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