2019年4月20日土曜日

またまた衝動買いしてしまいました(^^;

久し振りに近所のハードオフに行ったらローランドの小型ミキサーM-10MXのジャンク品(本体のみの付属品無し)が安かったのでまたまた衝動買いです。完全に病気ですね。(^^;

ジャンクの理由はボリュームのガリということだったので、これはボリュームをグリグリとしつこく廻してやれば直るんじゃないかと安易に判断しました。(笑) 廻しても駄目なら接点をクリーニングすればいいじゃないということでレジで精算して帰宅しました。因みに、本機は単3乾電池でも動作します。幸いな事に電池ホルダーの金具に漏液の腐食もなく非常に綺麗だったので取り敢えずニッケル水素電池を入れてチェックしてみました。各チャンネルの入力ボリュームにはガリがなかったのですがメイン出力のボリュームに確かに酷いガリがありました。経験上ボリュームのガリを直すには何度もしつこくボリュームを廻して接点の汚れを物理的に軽減するのが近道で、電源を入れずにボリュームを廻すのが最も効果があります(通電したままだと殆ど効果はありません)。根気よく300回以上廻したらボリュームのガリが雲散霧消しました。ガリが解消すると気の所為かも知れませんが音の鮮度が上がりますね。入力端子はもとよりヘッドフォン出力の異常はありませんでした。ローランドのサイトで取説をダウンロードしたらACアダプターの電圧は9V、本体の消費電流が250mAなので、ラジオ用に購入したものの使わずに遊んでいたEXCEL SOUNDの安定化回路付きのACアダプターEAC-100が丁度出力300mAだったので試してみたところ全く問題なく使え、更に安定化回路の所為かどうかはわかりませんが、音が太くなったような(勿論良い)印象です。因みに本機はセンターマイナス仕様なのでアダプターの極性も慎重に合わせました。旧製品の取説を無料でダウンロードさせて呉れるローランド社には本当に感謝しています。
M-10MXは小型ながら音質や解像度も良く、最大96kHz, 24bitのデジタル出力も装備しているので良質のADコンバーターとしても使えます。しかもオプティカルとコアキシャルのS/PDIF出力を装備しているので非常に便利です。ハードオフでは以前もガラクタケースの中にジャンク品として埋もれていたシチズン(リズム時計工業)の電波目覚まし時計(300円で購入)を買って全く異常なしで今でもメインの目覚まし時計として活躍していたり(笑)、ジャンク箱の中に超激安で埋もれていたブラザーのパソコンに繋げる高級ラベルライター(別のジャンク箱で専用純正ACアダプターも見つけて速攻でゲット)も不具合なしで未だに使えていたりでなかなか美味しい思いをしております。(^^; 勿論ハズレもあるのでしょうが今の所は当たりが多いので有難く有効に使わせて頂いてます。そろそろ「終活」を始めなければという年齢に達してきましたが、如何せん煩悩塗れなのでジャンク品漁りはなかなかやめられないのですネ。(^^;

2019年4月18日木曜日

ショックマウント購入

先日購入したスモールダイアフラムマイクロフォンNW-410用に劇安ショックマウントをAmazonで購入しました。中国からの発送で薄っぺらなビニール製封筒に入っていましたが単純な構造の商品なので特に輸送上の問題はありませんでした。NW-410の外径は約20mmでクリップで挟み込むタイプのショックマウントでは緩くて使えなさそうだったので適合範囲の広そうなこの商品を購入した次第で、本体2個入りの上スペア替えゴム付で660円というハイコストパフォーマンスな製品です。マイクスタンドへの取り付けネジ部分がプラスチックなので耐久性が少々気になりますが、無茶をしなければまあ大丈夫でしょう。実際にマイクを挿入したところ過不足なく外部振動を抑制してくれそうです。激安マイクにはこれで充分だと思います。こちらも近日中に実戦投入予定です。最近はそこそこの機材が安価で購入できるので本当に有難いですね。

2019年4月14日日曜日

NEEWER NW-410 激安ペンシルマイク購入

Amazonに、指向性の異なる3種類のカプセルを付属しステレオペアで7499円(税、送料込み)という超激安スモールダイアフラムコンデンサーマイクがありました。一時品薄の時には2万円以上の値段を付けて売っていた不届き者もいましたが、また元の値段で供給が再開されました。ユーザーレビュー(Amazon U.S.A.含む)を読む限りは良さそうな感じなので更にネットで色々調べてみたら、諸元からどうやらiSKのLittle Gemというマイクと同じものであろう(断言は出来ませんが)という事がわかりました。幸いにもiSKのサイトには各楽器を個別に録音したサンプルがあって、自分が一番録音する機会の多いピアノのサンプルを聴いたらこれがなかなか良く、コントラバスのソロでも低音が確り録れていたので早速購入しました。前回の演奏会の録音ではベリンガーのC-2というマイクを使ったのですが取説のF特グラフを見ても判る通り、500Hz辺りから徐々に減衰が始まり50Hzでは10dBも減衰しているため低音不足が顕著で、編集時に逆カーブ(低音ブースト)のイコライザー処理をして漸く使い物になるといった感じでした(ハイパスフィルタースイッチが付いている意味がわからないです(笑))。ただ、細かい音は良く拾うので録音自体は繊細な感じなのですが如何せん低音が不足しているのでやや使いにくい感じは否めません。YouTubeで廉価ペンシルコンデンサーマイクの聴き比べをしましたが、C-2は動画でも私の感じたとおりの音質でした。ネット機材通販サイトを頼りに候補に挙げていたマイクの音質が予想以上に悪くて同じ動画に登場した別のマイクにしようかと思案していましたが、結局はメーカーサイトのサンプル音源が決め手となりました。
この立派なケースだけでも値が張る筈
早速届いたので開封、テストしてみました。立派なアルミケースに入っていて本体を手に持つとズッシリと重く、マットブラック仕上げでなかなか高級感があります。Amazonの商品画像ではNEEWER社のトレードマークが大きくプリントされていてちょっとお下品なイメージでしたが、届いたものには控えめに小さくNEEWERと印字されているだけなのでサスペンションホルダーに挟んだら多分ほぼ見えなくなる感じで大変よろしいと思います。因みにNEEWERはニューワーと読むようで、カメラ用品などを主に扱っているメーカーです。テストは取り敢えず現在メインで使っているM-AUDIOのオーディオインターフェイスM-TRACK 2X2Mに接続して行いました。3種類のカプセルを交換しつつのテストですが、環境音では家の前の道路を走る車の低音を良く拾いノイズのレベルもごく普通です。楽器音はギターをポロポロと鳴らした程度ですがこちらもよく録れています。カプセルごとに音の違いもあり、オムニは低音が豊かで、ハイパーカーディオイドは若干高音寄りになります。値段なりの部分は勿論ありますが、全体的に見るとコストパフォーマンスは抜群に良いです。マッチドペアとの表記はありませんが耳で聴く限りは2本の特性差を殆ど感じませんので、ステレオペアとして全く問題なく使えます。Anazonのレビューには更なる音質向上を目指した改造記事へのリンクがあり確かにかなり音質が向上しそうですが、自分としては折角調子が良いものを素人が下手に手を入れて不具合を起こすのは嫌ですし、ディフォルトの状態でも充分良品だと思いますので改造せずにこのままの状態で5月の演奏会に実戦投入してみる積もりです。尚、本体を叩くと2本のマイクで振動(共振)周波数が異なりますが、他に所有している国内オーディオメーカーF社製のペアで2万円ほどのペンシル型コンデンサーマイクもやはり2本で本体の振動周波数が全然違いますし、2本のレベル(感度)差が大きく5dB程度もあってマッチドペアと銘打たれているにも拘わらずとてもそうとは思えず実際の録音現場でも非常に使い辛いので、今回購入した激安マイクの諸性能は充分過ぎるほど合格です。ネットオークションなどで使用履歴や現在の状態を確かめられない中古のマイク(レコスタで使われている有名定番品含む)を買うような危険を冒すなら激安でも新品を買った方が確実に幸せになれます(中古品を購入して何度も討ち死にしている自らの切実な経験談です(笑))。
なかなかいい感じですネ(^^;
【追記】その後録音スタジオに常備されている定番マイクを購入し実際に録音してみてその懐の深さには本当に感銘を受けました。改造して高級機に近づけようという試みはある程度の成果は得られるのかも知れませんがオリジナルの性能が良い高級機種に対してはやはり太刀打ちは出来ないのではないかと感じます。やはり超えられない一線というものは確実に存在するのですね。といってもこのマイクを貶すつもりは全くありません。基本性能は性能対価格比で非常に優れていますからこのまま使用したとしても一定の成果は得られます。実際にライブ録音に使用して非常に好結果が得られましたのでこれからも用途に応じて使っていこうと考えています。これまでの長い録音経験から一番大切なのはマイキングだと断言します。越えられない一線はあるにしても極端に帯域が偏っていたり解像度に難がある場合以外はマイキング次第です。本製品は基本的な特性は良いので大きな失望は感じないと思います。安価なマイクはマイキングで弱点をカバーせよ、真に誰もが納得するような好結果を得たいならばある程度の金額のマイクを購入せよ、というのが現在のセオリーです。現在はAmazonでも扱いが無いようですが、8000円程度で各種指向性のカプセルが付属してこの性能なら全く文句はありません。2020/5/31

2019年3月16日土曜日

カーボン弓

ネットを徘徊していたら、そこそこ評判の良い4/4ヴァイオリン用のカーボン弓があったのでAliExpressで買ってみました。値段は送料込みで$29.75(約3300円)。AliExpressを利用するのは初めてで、中国からの発送なのでちゃんと到着するのか少々不安でしたが、3月4日に注文して14日に(10日間で)届きました。弓はプラスチック製の筒に入っていて梱包は意外に確りしており、弓にはVingo Bow とプリントされていて毛を張ってみましたが特に問題ないようです。超々初心者がこんな事をいうのは誠に烏滸がましいのですが、ブラジルウッド製の安弓よりは運弓に手応えがあってコントロール性は良いのではないかと感じました(超々初心者なので鵜呑みにしないで下さい(^^;)。
梱包用の円筒
カーボン弓
ネットオークションで中古の弓を買うより安いですね。(笑) サイトを見ていると安い商品が山のようにあるのでつい色々と買いたくなってしまうのですが取り敢えず暫く我慢です。(^^;

2019年3月10日日曜日

シャノのヴァイオリン、他

土曜日は午前中にコミカレに出席した後お茶の水に行き、ヴァイオリン用のクリーナーを買おうと下倉楽器に入ると入り口のショーウインドウにフランソワ・シャノ(François Chanot)のヴァイオリンが飾ってありました。このヴァイオリンは新しい弦楽器の開発が相次いだ1820年前後に海軍の技術者だったシャノ(父親はヴァイオリン製作者)が楽器全体をよりよく響かせようと独自に設計したもので、縊れの部分のコーナーがなく丸くなだらかで、弦も緒留めではなくギターのように表板のブリッジに直接留めるようになっており、ペグボックスのスクロールは逆向きです(このヴァイオリンは表板のブリッジが埋められて普通の緒留めを使うように改造されています)。本体とf字孔に相当する細いサウンドホールの縁には黒檀と象牙がはめ込まれています。シューベルトの作品で有名なアルペジオーネも同じ時期に作られた楽器です。当時は人気があったようですが、この時代に作られた様々な新楽器は程なく消えてしまいましたので、おそらく博物館でしか見る事の出来ない珍しい楽器が楽器店のショーケースに何気なく飾られているのはなかなか素晴らしいですね。この楽器店の担当者はかなりの目利きだと思います。ネット通販でシャノのヴァイオリンのレプリカを売っているのでいつか入手したいですね。(^^;
 

その後秋葉原に寄って写真撮影用のLEDリングライトを買った後サークルの練習会に参加するために川崎に行きました。二次会で飲んだ後、南武線の終電で帰宅しました。

2019年1月11日金曜日

デジタルマトリクスパッチベイ内蔵電池交換

 購入してからかれこれもう20年位は愛用しているデジタル信号マトリクスパッチベイ(スイッチャー)FRIEND-CHIP、digi・ma'x(ドイツ)が去年辺りから電源を切ると設定したパッチ(入出力の組み合わせ)を忘れるように(記憶されなく)なりました(電源を入れるとSOURCE<INPUT>1のみLEDが点灯しDESTINATIONS<OUTPUT>は全部不点灯)。
本機はDAT、CDP、PCメインボードのオプティカル、デジタルミキサーやオーディオインターフェイスなどのデジタル(S/P DIF)出力をDAコンバーター、別のオーディオインターフェイスやデジタルレコーダーなどに送るのに大変重宝していて、未だに仕事にも使っているので手放せません。ハイレゾ対応の機器を使い始めた最近わかったことですが、かなり昔の製品なのに96kHzは勿論のこと、何と192kHzにも対応している優れものです。勿論光を同軸に変換したり(逆も可)複数の機器に分配することも出来ます。長らく大変便利に使っていたのですが電源を切る度に設定したパッチがリセットされてしまうので、使う度にやり直さなければならないのが面倒になり、電池交換を思い立ちました。

 裏蓋を取り外すとこんな感じです。
 既に記憶保持用の電池は取り外した後です。基板に半田付けされていたタブ付きの電池からは液が漏れ出していて基板の一部を侵蝕していました。
 これは漏れ出した液が乾燥して粉のようになった残骸を拭いた後のもので、電極全体に黄緑色の物質が付いていました。最初は一般的なリチウム電池で記憶を保持しているのではないかと考えていましたが、蓋を開けてみたら何と充電式のニッカド電池でした。リチウム電池ならまだ入手しやすいのですが積層型のニッカドは秋葉原のパーツ屋でも殆ど見たことが無いのでちょっと厄介だなぁと思ってネット検索したら同じようなものがアマゾンであっさりと見つかりました。オリジナルの電池は3.6V 65mAhですが全く同一容量のものはなく、3.6V 60mAhか3.6V 80mAhしかなかったので容量が大きめの80mAhの方を選択しました。以前だったら需要の少ない特殊なパーツの入手は諦めるしかなかったのですが、ネットのお陰で本当に便利な世の中になりましたね。
左(青色)が元々基板にマウントされていた電池、右(緑色)が新しく購入したタブ付電池
因みに"AKKU"とはドイツ語で充電式電池を意味するようです。
 基板を全て外して分解してから半田鏝を当てて古い電池を取り外して新しいタブ付き電池をまた基板に半田付けするのは手間が掛かる上に何度も熱を加えるとプリントされている銅箔が剥離する危険性もあるので、タブから電池だけを物理的に取り外して基板上にタブを残そうと思ったのですが、引っ張る力を加え過ぎてタブごと基板から外れてしまったので、基板に僅かに残った銅箔にテスターを当てて導通があるか確認した後、リード線を半田付けして基板から離れた場所に電池を取り付けることにしました。
 元々電池が取り付けられていた場所にマジックで+と-の目印を書き込み、そこからリード線を延ばします。ホームセンターで購入したELPAの結束バンドベースを本体底面に貼り付けてその上に結束バンドで新しい電池を固定し、リード線を半田付けしました。リード線は半田の熱や今後のことも考え長めにして余裕を持たせています。
 これでまた電池の寿命が来ても次回は基板に触れることなく簡単に交換できます。交換後、電池の充電の為暫く電源を入れっぱなしにしてから様子を見ましたが、電源を切っても設定したパッチをちゃんと記憶していますのでこれで大丈夫だと思います。

2019年1月9日水曜日

フルート衝動買い

もう松の内も過ぎてしまいましたが改めて明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

元日は観音崎に初日の出を見に行きました。雲が多かったのでご来光を拝めるか不安でしたが、対岸の房総半島とその直ぐ上の空を覆う雲の間に僅かな隙間があって何とか初日の出を見ることが出来ました。日の出から少し経ったら上空の雲に太陽が隠れてしまったのでラッキーでしたね。昔高尾山に初日の出を見に行った時は凍えるような寒さでしたがやっぱり沿岸部は暖かいですね。
日の出直前の月と金星(左下)
ご来光(この後間もなく雲に隠れてしまいます)
さて、今日はフルート(中古品)を衝動買いしてしまいました。ムラマツのEXという入門モデルで新品で買うと20万円以上する楽器が驚きのプライスでショウケースに展示されていました。う~ん、この値段は中国製或いは台湾製の新品フルートと大体同じくらいなので、買い取った商品をそのまま手を入れずに売っている店の性格からして楽器店と同じような値付けだと売れないとは思いますが、それにしても破格の安さです。

 もう15年くらい前になりますが、フルートを習っていた頃お遊びで予備の(メイン楽器をリペアに出した時などに応急的に使う)楽器として台湾製の激安フルートを買ってみたのですが、手に持った感じがずんぐりしていて(精密感が無く)、キイの下に貼りついているクッションのゴム(本来はコルク)が直ぐに剥がれたり、音もあまり良くなくて予備としても使えそうにない楽器でした。直ぐにネットオークションで二束三文で売ってしまいましたが。(^^;

 フルートを習い始めてから、ヤマハの7万円くらいの楽器から、リッププレートのみが金製のミレニアム限定特別バージョンで20万円程度の三響製楽器に買い換えて練習しました。三響のは明るくて陽性な音なのですが少し上擦っていて僅かに深みに欠ける感じがずっとしていました。勿論、楽器としては決して悪いものである筈もなく、単に私の吹き方があまりにも未熟なので楽器本来の音色を全く以て引き出せていなかった事に間違いないのですが、ある時池袋の楽器店でムラマツの楽器を吹かせて貰ったら自分が求めていた音がすんなりと出て、笑ってしまうくらい超初心者の演奏ではあっても楽器によっては全然音が違うんだなあと吃驚した記憶があります。ですから「いつかはムラマツ!」と決めていましたが、程なく先生のご事情でフルート教室が終了してしまい、レッスンをやめてから2~3年は吹いていたものの、それ以降は殆どフルートを吹かなくなってしまいました。三響のフルートは何処か奥にしまったらしく現在行方不明です。(汗

 そんなこんなで今日このフルートを見てからまた再開してみたくなって店員にショウケースの楽器を見せて貰いました(ムラマツ以外だったら完全にスルーしていたと思います)。中古品なので傷や変色(化学変化による銀の黒ずみ)は当然ありましたが(私の三響のフルートは手が滑って頭部管を落とした時に一部が凹んでしまいましたし良く手が触れる部分の鍍金が浮いてきた箇所もあるのでそれに比べたら綺麗です)、キイメカニズムは特定のキイの動作に少し粘っこいところがあるものの一見してタンポも草臥れていないし全体的には自分の楽器よりも綺麗でした。おそらく楽器専門店ではなくリサイクルショップだったので格安の値付けだったのだと思います。自分としてはこの楽器は合格点で全く問題なかったので、これでやっと「念願のムラマツフルート」が手に入ると思うと嬉しくなって即そのままレジに直行しました。(笑)

ウキウキしながら帰ってから色々と吹いてみましたが非常に良く鳴りますし、私の苦手な低音部もスッと吹けます。さすがにムラマツの楽器はバランスが良いですね。楽器店で試奏させて貰った時の事をつい思い出しました。それに、前の楽器はどれも、頭部管を胴部管に差し込んだりリッププレートの向きを調整する時ににきつくて回しにくかったりしたのですが、これは非常にスムーズで感激しました。シリアルナンバーから推察すると少し古い楽器だとは思いますが調子は頗る良好です。暫くフルートを吹いていなかった所為で運指をすっかり忘れていて、然も使っていなかった肺機能が低下しているのかちょっと疲れました。(^^; ただ、フルートを吹くといつも思うのですが、身体の中の毒気(毒素?)が音と共に外に排出されるようで何とも気持ちが良いのですよ。(笑) 新品の約1/10という爆安で良い楽器が手元に来て呉れて大満足です。これも何かの縁なのでしょうね。(^^) 昔、フルートの手入れによく使っていたバズ・シルバークリーナーと仕上げ拭き用のシリコンクロスを買って来て綺麗に掃除しようと思います。