2018年3月26日月曜日

エレキギター購入

近所のリサイクルショップで1000円台のエレキギターを見つけて購入しました。実は実験用にエレキギターのピックアップだけが欲しくて楽器ショップを廻ったりネット通販を見たりしていたのですが、ピックアップだけでも結構いい値段なのですよ。然もハードオフなどの楽器コーナーにある使い古しで錆びて汚いピックアップでも結構高かったりするので、ピックアップが3つも付いていて1000円台というのは破格です。弦や取り付けビスなどは錆びているし本体もかなり汚れていたので部品だけを取り外して本体は廃棄するつもりで買いました。ところが楽器を見ているうちに中古品レストア魂(笑)に火が付いて、錆落としをしたりフレットを磨いたり、更にフレットの端を弄ると尖って痛いのでヤスリがけして丸めたり、汚れがなくなるまで本体を隅々まで掃除したら見違えるように綺麗になったので、古い弦を新しいものに張り替えてギターとして生き存えさせる事にしました。(笑) 画像は掃除した後(after)ですが、比較するために買ったばかりの汚いbefore写真を撮っておけばよかったと後悔しています。(^^;
シールドを差すジャックのカバーなどはかなり錆びていましたが
コンパウンドで磨いて綺麗にしました。
この楽器はPhoto Genicという1万円程度で買える初心者用の安物エレキギターですが、ネットで調べると毀誉褒貶が激しいので楽器として良いものなのか悪いものなのかよくわからなかったのですが、今までにピアノ、ヴィオラ、ヴァイオリン、チェロ、フルート、ピッコロ、クラリネット、篠笛、龍笛など様々な楽器を弄ってきた経験からの勘で、自分としては使える楽器だと思います。こういう安物楽器は「ギターの形をした何か」とかよく言われますが、高価な楽器に比べたら到らない部分があるのは当然でその事を確りと意識して向き合えば楽器入門の敷居を下げている事は評価されるべきだと思います。私が子供の頃はこういった安い楽器がなくて楽器をやりたくてもなかなか出来ませんでした。中高生くらいになると安い楽器が通販などでボツボツと出始めましたがそれこそ安かろう悪かろうの典型で、それに比べたら最近の安価な楽器は例外はありますがなかなかよく出来ていると思います。何とか知恵袋などでも実際に使った事もない何処の馬の骨ともわからない輩が値段とメーカーのイメージだけで好き勝手な事を書いていたりするので全くアテになりません。実際に使った事もなく脳内イメージで語っちゃう辺りはオーディオマニアとそっくりですネ。(笑) 質問者ももっと自分の耳を信じれば良いのにと思うんですが、日本人の多くは兎に角他人の評判を気にし過ぎて自分というものを持ってない事がよくわかります。大して性能が良いとも思えないモニター(私は速攻で売り払いました)が一世を風靡してしまった訳です。(笑) 話を元に戻して、楽器についてはヴァイオリンの時も経験しましたが、調整次第である程度はどうにでもなるので、更にネットでギターの調整方法を調べて我流でやってみました。その過程で、恥ずかしながらこの歳まで生きてきて「オクターブチューニング」なるものの存在を初めて知りました。(^^; これをしないと音痴な楽器になるという事なので入手した初期状態で色々コード(和音)を試してみると確かに響きがちょっと変だったんですよ。弦の全長の中央に位置する12フレットのハーモニクスと12フレットを押さえたピッチを一致させなければならないという事なので早速調整してみました。ピッチを確認する度に弦を緩めてオクターブチューニング用のネジをドライバーで廻すという事を繰り返したので完成するまでにはなかなか大変だったのですが、これをした後は確かに和音が綺麗に響くようになりました。そんなこんなで俄然面白くなってきたので、弦高の調整、ピックアップの調整などをしたら、殆どギターを弾いた事がない私でも以前より良い状態になったのがハッキリわかったので、棄てようと思っていた楽器にも愛着が湧いてきてギターをやってみようかという気持ちになり練習を始めました。(笑) 欠点を言えばペグの作りが多少甘くてピッチの山がなかなか一定せずチューニングにはちょっと苦労するのと(一度合わせてしまえばその後は殆ど狂いませんが)、トーンつまみが急激に変化するので中間値にしにくいです。経験者にとってはその他にも色々欠点が見えるんでしょうがギター超初心者の私にはこれで充分です。(^^;

さて、先ずはごく簡単なコードから練習しようと思い、自分で"Em→Am→Em→B7→Em→C→A→E/E7+9"というコード進行を作曲(笑)して弾いています。弦楽器は他にヴァイオリンとチェロを持っているのですが、フレットがないとさすがに正確な音程を取るのが難しいので(かなり昔に挫折しました(^^;)、取り敢えずギターをある程度弾けるようになるまでは練習を続けようと思っています。ところで当初の目的であった実験用のピックアップの入手は、まあもう後回しでいいです。(笑) ついでに随分前にお遊びで購入したZOOMのオーディオインターフェイスS2tを引っ張り出してきてギターに繋いで使い始めました。S2tは真空管を内蔵していてTUBEレベルつまみを調節すると確かに音が変わって楽しいですね。練習は何時まで続くかわかりませんが、予てからギターが弾けたら良いなぁと思っていたので楽しみながら細々と気長にやってみようと思っています。弾けるようになるのが先か人生が終わるのが先かそれが問題です。(笑)

余談ですが、ギターメーカーのギブソンが倒産寸前らしいですね。ギブソンといえば、旧Mac時代に仕事で愛用していたMIDIシーケンサー、Studio Visionの開発元であるOpcode社を買収して潰した事を先ず思い出します。自分にはVisionのMIDI編集機能が最高度に手に馴染んでもうこれしかないという究極のDTMソフトだったので開発終了は本当にショックでDTM難民になるしかなく、ギブソンには恨みしかありません。その他にも日本のオーディオメーカーであるティアックやモニタースピーカのKRKを買収したりと総合的な音楽企業を目指したのでしょうが、Vision一つ開発継続できなかった会社が複数の会社を傘下に収めて経営できる筈もなく、食い散らかした挙げ句に倒産とかいったい何を考えているのかさっぱりわからない迷惑な会社でした。ざまあみろとは言いませんが、自業自得でしょう。仮令ギターの世界で多大なる業績を残していてもです。

2018年3月11日日曜日

ソケット交換

今まで使ってきたクリップライトにLED電球をねじ込んでみたらスイッチを入れても点灯しないのでおかしいなぁと思って中のソケットを見てみると、ソケット外周の黒い絶縁体の外装が長く、白熱電球の場合は口金とガラス球の根元の太さが殆ど同じなので問題ないのですが、LED電球や電球型蛍光灯は口金付近から本体の縁(外周)がいきなり太くなってるのでそこにソケットの外装が当たって一番奥まで口金をねじ込めない事がわかりました。 これは一種の欠陥商品ですね。
ヤザワのクリップライト
取り敢えず本体からソケットを外して外装の余分に長く出っ張った部分を取ってしまおうと金鋸で切ろうとしたのですが、おそらく材質がベークライトと思われ硬くて一向に切れる様子がなく、もう力業で行くしかないかとペンチで切れ込みを入れようとしたら一部がポロッと割れました。そこで余計な部分だけを割って取り去ってしまおうと何箇所かにペンチを入れたら最初はうまい具合に割れたのですが途中でかなり深く割れてソケットの金具が一部剥き出しになってしまいました。まあ手を触れられる部分ではないので取り敢えず大丈夫そうですが、万が一という事もありますので代替のソケットをネットで探してみました。しかしそれらしいものがなかったので一旦本体にソケットを本体に戻して使っていました。

さて、昨日は池袋に出掛けたついでに秋葉原に行って探してみたら、エレキギターの部品を買うために偶々入った千石電商にミツバ電陶製のソケットが置いてありました。もしかしたらこれが使えるかも知れないと駄目元で買ってみたら取り付け穴の距離も元々のソケットと全く同じでバッチリ使えました。価格は320円也。ただ陶器製である分厚みがありオリジナルソケットを取り付けていたビスの長さ(10mm)では足りないので直径3mm、長さ15mmのビスを別途購入しました。
左が元々のソケットですが外装部分を割りすぎて口金の金属部分が剥き出しに(^^;
右が今回購入した新しい陶器製ソケット
以下、備忘録として(^^;、裏側(配線側)から
陶器製の配線ネジは外していますが製品にはちゃんと付属しています。
表側(口金挿入側)から
同上
定格表示が見えるように裏側から
ソケットを取り付けている金具をクリップが付いている金具と一緒に本体(笠)を挟む形でネジ留めしなければならないので元通りに組み上げるのが非常に大変で、手がもう1本欲しくなりました。(笑) これで白熱電球、電球型蛍光灯、LED電球ともども問題なく安全に使えるようになりました。

2018年2月26日月曜日

メモリー増設

メインPCのメモリーを8GBから16GBに増設しました。最近はメモリーの価格が高止まりで、古い規格のDDR3のメモリーでも4GB1枚で新品が5000円程度しますので、8GB増設だと4GB2枚で1万円を超えてしまうんですよね。なので少々危険(笑)とは思いつつ半額以下の中古メモリーを購入しました。(^^; 少し古いマザーボードなので元々載せているものと同じ定格のDDR3 PC3-12800 4GBを2枚、空いているメモリースロットに挿入して電源を入れると無事認識しました。
ネットでは8GB以上は増設しても目立った効果はないという記事が多かったのですが、ソフトウェア音源をリアルタイムで演奏した時のレイテンシーや音飛びがかなり改善されました。8GBの時はCubaseのVSTパフォーマンスメーターが激しく振れてオーバーの赤色表示が度々点灯してブツブツ音が途切れたりしたのでやむなくオーディオインターフェイスのバッファーサイズを大きくしてレイテンシーが増えるのを我慢していましたが、16GBにしたらバッファーサイズを下げてレイテンシーを少なくしてもオーバー表示が点灯する事は滅多になくなりました。これは非常に快適です。それならばもっと大容量に増設したくなってしまうのですが、これ以上はかなりお金が掛かってしまうのでまあこの辺が落としどころでしょうか。メモリー占有量もCubase+ソフトシンセで60%くらいだったのが増設後は23%になりました。今回のメモリー増設の結果には大満足です。

2018年2月24日土曜日

サイト移動

@PAGESのサービスが今月末で終了するのでサイトをさくらインターネットに統合しました。ホームページの引っ越しは相対パスで記述していたので単にファイルをコピーするだけで済みました(以前はよく知らずに絶対パスで記述していてリンクを書き換えるのが地獄のように大変な作業でした)。

@PAGESは無料で1GBのスペースとPHPやCGIなどが自由に使えて大変重宝していたのですが、世知辛い昨今、広告収入でサービスを維持するのは大変だったのでしょうね。今まで長い間お世話になりありがとうございました。最初にホームページを始めたのが多分1990年代後半くらいで、当時はアップルのエバンジェリストだったので(笑)、アップル系だったリンククラブと契約しました。その後安いホスティングサービスを求めて色々なサーバーを彷徨い歩きました。(笑) 結局さくらと@PAGESの2本立てに落ち着きましたが、アクセスの殆どは某価格サイトや海外のBBSからもリンクされていた@PAGESの方だったので、サービス終了後はアクセス数が激減すると思います。個別頁数が多いのでなかなか手が回らず、取り敢えずトップページには引っ越し先を告知しましたが、余所からのリンクを辿って来る人の殆どはトップページはあまり見ていないんですよね。(^^; 新しいアドレスが検索に引っかかるようになるには時間が必要だと思いますが暫し我慢ですね。

【追記】@PAGESに登録したのが2008年3月8日なので約10年間お世話になりました。

2018年2月20日火曜日

PHSからガラケーへ

20年以上使ってきたPHSを今更ながらガラケーに変更しました。本当はPHSが停波するまで使い続ける積もりでしたが電話機が古くなって電池の保ちが悪くなってきたのと、さすがに機能的に限界を感じてやむなく切り替えました。(笑) スマホという選択肢もあったのですがやっぱり料金が高いし、スマホ中毒になる危険性が非常に高いので踏みとどまりました。(^^; 今回の契約では電話機にテザリング機能が付いていて緊急時にはiPadが使えそうですし、WiFi接続で携帯のネットブラウザ機能が使えるのであまりスマホにする必要性を感じなかったというのも正直なところです。PHSは今はなきアステルやNTTポケットも使いましたが通信の安定度でDDIポケット→Willcom→Y!Mobileと今日まで使い続けてきました。携帯のメールアドレスは変更が面倒なのでPHSのwillcom.comを継承しています。PHSに比べて電話機が大きくなってしまったのが唯一の不満点ですが、ワンセグも見られるし取り敢えずネットも使えるのでかなり便利な環境になりました。

2018年2月12日月曜日

かなり使えるフリーのDAW

DAWソフトウェア、Tracktion 6がフリーで使えるという事を知ったので早速インストールしてみました。操作性が独特なので慣れるには多少時間が必要かも知れませんが、直ぐに立ち上がって動作が非常に軽く(因みに常用しているCubaseはかなり重いです)フリーなのにVSTプラグイン、インスツルメントが使えるというのが素晴らしいです。よく使うピアノ音源Addictive Keysも全く問題なく使えました。
リアルタイムでキーボードを弾いてVST音源を鳴らしてみました
他社のDAWだとフリー版は勿論の事、製品版でもグレードによってはプラグインが使えなかったりしますが、それを考えるとTracktionは大盤振る舞いですね。日本語にも対応しているという事でオプションの言語をインストールしてみましたが、日本語を選択した途端メニューが空欄になってしまいました。
日本語フォントを選択すれば解決するのですがちょっと焦りました。(^^;
Tracktion 6は古いバージョンで、最新版はWAVEFORMと名前が変わり機能も強化されているようですが、それでも他社のDAWに比べるとかなり安価です。自分が必要としている機能が搭載されているかどうかをよく見極める必要はありますが、Linux版もあるのでプラットフォームを選ばず、個性的で非常に良いDAWなので大変気に入りました。

2018年2月1日木曜日

皆既月食

昨夜(1月31日)20時48分に満月が欠け始め、21時51分から23時8分まで皆既になり、2月1日0時11分に食が終わる皆既月食を見ました。月食は小学生の頃、確か夏か秋に一度見た事があってその時はあまり面白いとは感じませんでしたが、今回は真冬で寒かった分はっきりと見え、皆既の状態が1時間以上も続いて赤く暗い月を堪能できました。皆既が終わって部分食が半分くらいになった時にはかなり雲が出てきて最後はボヤッとしか見えなかったのが残念でしたが子供の頃とは全く違った気持ちで見られました。欠け始めは影の感じがちょっと不気味でしたが赤銅色の暗い月は独特の雰囲気がありますね。面白さでは日食に敵わないかなと思いましたが月食も充分面白かったです。記念にデジカメで撮影しましたがやはりイマイチな解像力と手ブレ補正はコンデジの限界ですので御諒承くださいませ。
部分食の終わりと皆既月食の始まり
皆既中の暗い月
皆既月食の終了と部分食の始まり