2015年4月20日月曜日

励ます会

今日は夕方から、先日の統一地方選に出馬して惜しくも落選してしまった知人の励ます会をやりました。やはりショックは大きかったらしくかなり悪酔いしていましたが、こういう時は無礼講で大いに発散して貰って、少しでも彼の気が晴れればと思います。帰りはベロンベロンになっていたので皆でタクシーで自宅まで送りました。雨が大したことなくてよかったです。

2015年4月17日金曜日

新しい眼鏡を作りましたYO!

少し前に眼鏡を踏んづけてフレームがかなり変形してしまい、取り敢えずの応急処置として力ずくで無理矢理直して使っていたのですが(^^;、たまたまレンズを拭いていたら蝶番とテンプル(耳にかける部分)の溶接が外れて完全に壊れてしまいました。10年くらい使った眼鏡で、酷使によく耐えてくれたと思います。レンズのコーティングも一部が剥離していて何れ新しい眼鏡を作らなければならないと思っていたのですが、完全に使えなくなってしまったので漸く観念して近所のZoffで新しいのを作りました。(笑) アメリカに住んでいる妹が日本に遊びに来る時にはいつも自分、息子、娘(遺伝で皆近眼です)の為に安価なZoffで眼鏡を作って帰って行きます。アメリカで眼鏡を作ると最低でも5~6万円するそうで、地元では高すぎてとてもじゃないが作れないと言っていました。

私はコンタクトレンズも使っているので(しかも四十過ぎてからの初ハードコンタクトだったので店からはやめておいた方がいいと強く言われましたが、ワンデー・アキュビューはランニングコストが高いので無理してハードにしました。担当の眼科も、私がいい歳こいてハードレンズに慣れてしまった―最初の2日間は滅茶苦茶痛くて地獄のようでしたが―ので呆れ顔でした(笑))、眼鏡が壊れてから暫くコンタクトで凌いでいましたが、ついコンタクトをしたまま眠ってしまい、そのせいで翌日かなり目の見え方がおかしくなってさすがに拙いと思ったので新しい眼鏡を作る決心をした次第です。(^^;

視力検査を経て申し込んでから約45分で眼鏡が出来上がり店員さんには何度も細かく調整して頂きました。視力も検査では以前の眼鏡を作った時と変わっておらず(さすがに近年は老眼が加わってしまいましたが(T_T))、取り敢えずは同じ度数で眼鏡が出来上がりホッとしました。新品のレンズはスッキリしてよく見えますね。ネットで検索したら以前使っていた壊れた眼鏡もフレーム製造のメッカ福井県鯖江の業者さんが直してくれそうなので、予備として修理したいと思っています。余談ですが、メガネの洗浄には自分の経験から、ソフト99 メガネのシャンプーが超お薦めです(お湯での洗浄はコーティングがふやけて剥離するので厳禁です)。

上が今まで使っていた眼鏡。かなり確りした造りでしたがテンプルが完全に壊れてしまいました。

2015年4月12日日曜日

コミカレ等々

土曜日に出席したコミカレでは久々に新しい曲をやりました。バッハの無伴奏チェロ組曲第1番ト長調です。分散和音や反復する音型をオンド・マルトノの鍵盤でバランスよく(粒を揃えて)弾くのは非常に難しいです(オンド第一人者の原田先生も難しいと仰言っていました)。リボンでの分散和音にも挑戦してみましたが、よっぽど意識していないと慌てずにゆったりと弾けません。バッハのように音楽のエッセンスが凝縮されたような曲は譜面上は簡単そうに見えて本当に難しいです(インヴェンションや平均律などの鍵盤作品は譜面上も難しいのですが)。今回チェロ組曲をやろうと思って楽曲の背景を色々と調べていたら、バッハはこの曲をヴィオラ・ポンポーザ(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)というヴィオラより一回り大きい5弦の肩掛け式の楽器を用いて自分で弾いたのではないかという記述がありました。この楽器はガット弦に金属線を2重に巻きつけて弦の質量を増す事でチェロより小さいボディーながら全く同じ音域を出す事が出来、更に楽器が小さい故に独特のひなびた音が出るようです。この辺の事情は音域の低さに対してボディーの大きさが小さすぎる為に枯れた音が出るヴィオラと同じですね。ヴィオラの音域を出すためには音響学的に少なくとも倍の容積が必要だそうです。この復元楽器によるCDもあります。ヴァイオリンとほぼ同じ感覚で弾けるので、ヴァイオリンは演奏したけれどもチェロは弾かなかったバッハがこの楽器で自作の組曲を演奏したという説には充分説得力を感じます。因みに、私が中学校に入学した時に弦楽合奏部に入った時に与えられたのはヴィオラでした。本当はチェロをやりたかったのですが人気のある楽器は先着順で埋まっていて、残っていた(人気のない)ヴィオラ担当になって仕舞い(笑)、アルト記号が読めなくて苦労しました。結局その年の夏に引っ越して転校したので弦楽器とは10年以上前に中国製の安価なチェロを通販で買うまでは暫く縁がありませんでした。ヴィヴァルディの有名な「春」のヴィオラパートの冒頭「ソ♯ラシシシシミー」は未だによく覚えています。(笑) おっと話がずれましたネ。(^^;

長い間コミカレのレッスン終了後は皆さん忙しかったり利用していた喫茶室が無くなったりで自然解散状態だったのですが、今回ベルギーから修士論文執筆の取材のために日本を訪れた学生さんもいらしたので久し振りに喫茶店に行き色々喋りましたが楽しくて仕方がなかったです。その後、南池袋のピザ屋に移動して食べたピザと豆乳オレンジも美味しくて幸せでした。(^^) その店は客足が途切れることなく常に満員状態でしたね。帰る途中に寄った大正時代創業の和菓子屋で母親のお土産として豆大福とどら焼きを買いましたが、こちらもあんこが甘すぎずに好評でした。皆さんと別れた後は秋葉原の千石電商にゴムベルトを買いに行きました。数日前に部屋を整理していたら高校時代に使っていた古いカセットテープレコーダー(簡易型デンスケ)が出て来たのですが、動かなくなっていたので修理しようと思って伸びてしまったベルトの寸法を予め計っておき、念のため近い寸法で大小2種類のゴムベルトを買っておいて実際に取り付けてみたら大(∅80✕1.6T,∅50✕1.6T)の方はスカスカで使い物にならず、小(∅75✕1.6T,∅45✕1.6T)の方でピッタリフィットしました。30年以上経つとゴムベルトは2センチ近く伸びてしまうんですね。(^^; 修理は何とか完了しましたがカセットテープはやはりどうしても微妙に音揺れがあります。まあ、故障したまま放っておくのが何となくいやだったので修理しても多分使わないんですけどね。(^^; 昔はこれでよく生録していました(YouTubeにアップしたショパンのスケルツォ2番はこれで録音しました)が、現在のメモリーレコーダーに比べると録音性能は天地の差ですね。技術の進歩に改めてビックリしました。(笑)

ゴムベルトを交換したSONY TC-2220(1976年発売)

修理用ゴムベルト
既にメーカー純正部品が入手出来ない中、様々な大きさのゴムベルトを扱っている千石電商に感謝です。

2015年4月4日土曜日

今更ながら MOTU midi express 128を導入

ブログ更新を長らくサボっておりました。久し振りの更新となります。(^^;

ここ2週間以上の間、ハードな音源修復作業の疲れが溜まっていた所為か体調が絶不調だったのですが、漸く恢復してきたので早速出掛けたら出先で MOTU MIDI Express 128 を発見して購入してしまいました。(笑)

ソフトウェア音源全盛の時代に今更マルチポート MIDI インターフェイスを買うなんてアナクロニズムの極致なんですが(笑)、音色が気に入らなくて手放したものを除いて、まだハードウェアMIDI音源モジュールを10台程、今はなき Opcode 社の骨董的シリアル MIDI インターフェイス Studio 4(シリアルポートにしかコンピューターに接続出来ない超骨董品)に繋いだまま持っていて、Mac OS9 の Vision DSP や Digital Performer 2.72(古!)で制作した、音源を複数台駆使したシーケンスデータを現用のWindows 7で当時そのままに再現するには、この Studio4 が Windows で全く使えないのがネックになっていて、どうしてもUSBのマルチポートMIDIインターフェイスが必要なのでした。レガシーな Mac OS9 と最新の Windows 両方で動作するハードウェアとドライバーを現在も提供し続けてくれている MOTU 社には深く感謝しています。他に M-Audio のは Free MIDI(古!)に対応していなかったり、その他のメーカーも多チャンネルのマルチポートインターフェイスの生産をやめて久しいので MOTU の存在は実に有り難いのです。古い Mac の DPデータをそのまま読み込んでくれるならばいちいち SMF に変換する必要も無いので最近漸く Windows に対応した DP8 も欲しいところです。そういえばローランドさんが SC-88PRO のソフトウェア音源を iOS 用に発売しましたが、是非ともPC用の音源(VSTi)も出してください。当時の音楽関係の仕事では SC-88PRO が業界標準音源で専用データが沢山残っていて絶対に買いますから。

今はもう Mac で作曲する事はないのですが、十数年振りに昔のシーケンスデータを色々鳴らしていたら完全に忘れ去っていた懐かしい自作品もありつい嵌まってしまって時間を忘れて聴き込みました。(^^; Mac の HDD に残っている一番古いデータの制作年月日が「1995年4月18日(火)3:06PM」で、もう既に20年前になるんですよね。それ以前に使っていた MSX の YAMAHA FM Music Composer や PC-9801RX にインストールしたカモンミュージック・レコンポーザーで制作したデータは残念ながらもう残っていません。それにしても約20年もの間現役で動いている Power Macintosh 7600 も凄いです(CD音源修復作業では今でも仕事に使っています。昔の SCSI HDD は堅牢ですね)。

実際に聴いてみて→う~ん、当時はインスピレーションに満ち溢れていてオーケストレーションも上手かったんだなぁ。(^^; 弦楽合奏の対旋律がなかなかにいい感じで、何といっても音楽が若々しいなぁ。(涙) 久し振りに一杯やりながらデータを聴いていたら当時の想いや仕事をしていた情景(何度もリテイクを喰らって極度に落ち込んだり、締め切り前夜の徹夜仕事で明け方の微睡みの中で突然素晴らしいインスピレーションを得て動画につけた曲が好評を得たり、好きに仕事をさせて貰ってこれ以上無い幸福感を味わった事など)までが鮮明に蘇ってきてアルコールの所為なのか何だか泣けてきましたよ。

いろんな意味で、今回の MOTU MIDI Express 128 は実によい買い物でした。


下が今回導入した MOTU midi express 128、上は現用中の MOTU micro express USB




2015年1月5日月曜日

【忘備録】CubaseにおけるMIDI機器のコンフリクト

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。m(_ _)m

随分長い間ブログの更新をサボっていました。(^^;

さて、久し振りにMIDIデータの編集しようと思ってCubaseを立ち上げて演奏させたら何故かいきなりハングアップしてしまいました。最近はソフトウェア音源ばかりを使っていて不具合はなかったのですが、古いデータだったのでMIDIインターフェイスを経由して外部MIDI音源モジュールを鳴らそうとしたらCubaseが操作不能に陥り終了できなくなりました。タスクマネージャーで強制終了させてからMIDI IFのドライバーを再インストールしたり、必要の無い機器は外したりしてみましたが全く症状が治まらず、挙げ句の果てにはブルースクリーンになってしまう始末。Cubaseで外部MIDI機器は無理かと一旦諦めかけました(他のMIDIシーケンサでは問題なし)が、KORGのnanoKONTROL2の再生ボタンの赤ランプが点きっぱなしだったのでUSBケーブルを外したらMIDI再生が正常に戻りました。色々と検証した結果nanoKONTROL2とMOTUのUSB MIDI IFのドライバーがコンフリクトを起こしている事がわかりました。他のシーケンサーでは正常なのでCubase上で起きる不具合のようです。

2014年10月9日木曜日

ジャンク スピーカーを修理しました

以前このブログで紹介した、DALIのウーファーユニットですが、この程スピーカー用のリード線が入手できましたので早速修理しました。


↑これがリード線です。秋葉原を探し回ったのですが特殊な部材らしく扱っている店がなく結局入手できなかったので、インターネットを検索したところ1件だけあり速攻で注文しました。スピーカーのリコーン・パーツの専門店で他にも面白そうなパーツを沢山扱っています。注文してから到着も早くありがたかったです。

早速切断されたリード線に入手したこのリード線を継ぎ足して修理しました。編み線で見た目は柔な感じがしますが、ニッパーにかなりの力を入れないと切れないくらい強靱です。デジタルメーターで導通を確認して、アンプに繋いで鳴らしてみました。

箱に入れず全くの素の状態(裸)なのですが、意外にバランス良く鳴りました(大抵は高音がキンキンするだけで低域は殆ど聞こえない)。勿論箱無しなので低音は全く不足していますがそれでも聴けなくはないくらい整った音が出ました。アンプにはALESISのRA150を使いました。このユニット自体には定格が書いていないのでインピーダンスや許容入力は不明ですが、エピコン6のカタログには5Ωと書いてあったのでおそらくこのユニットも同じだと思います。RA150は4Ω時75Wの出力で、かなりボリュームを上げても全く歪まず大丈夫だったのでパワーは相当入りそうです(メーカー発表だと50~300Wのアンプが推奨されています)。ちゃんとした箱に入れたら相当大きな音が出そうですし、フルレンジユニットとしても充分使えると思いました。ジャンク品が甦ってホントに良かったです。(^^)

下の動画は実際に裸の状態で音を出し、それをハンディー・レコーダーTASCAM DR-05の内蔵マイクをコーンに近接させて録音したものです。サンプル音源は自分で演奏、録音したベートーヴェンのピアノ・ソナタ第2番の中から、第1楽章の提示部です。練習不足で音を外しまくりで恥ずかしいのですが、どんな音なのか参考までにお聴きくだされば幸甚です。

2014年10月1日水曜日

腕時計の曇り取り

暫く使わなかった腕時計を久し振りに着けようとしたら、風防ガラスがかなり曇っていて吃驚! 一応10気圧防水なので普通に使っていて(着用して風呂に入ったり水泳などはしていません)これ程曇るはずはないのですが、安物だから仕方がないのかも知れませんね。


シースルーの裏蓋もこの有様です。曇って機械部分がよく見えません。


機械が錆びないように湿気を逃がしてやる必要もありますし、開腹してガラスの曇り取りをすることにしました。


工具で裏蓋を開けます。この黄色い固定具は使いやすくて非常に便利で気に入っています。


次に竜頭を抜きます。竜頭を抜くためのピン(ボタン)「オシドリ」は時計によって場所が異なり、見つけるのに苦労します。なかなか上手く抜けない事もあるので慌てず力ます慎重に作業します。


ムーブメントを慎重に取り出します。元々買った時からガラスがちょっと曇り気味だったのでダイアルのギョーシェ模様がこんなにキラキラしていたとは今まで気がつきませんでした。時計を扱う場合の最大の注意点として、文字盤には決して手を触れないようにしましょう。埃が付いていたら、カメラ用のエアブロワ-で吹き飛ばすか、極柔らかい毛の筆でほんの軽く払う程度にします。


かなり曇ってますね。少し透明になっている部分は指で拭ってみた箇所です。


風防ガラスもこの通り曇っています。


湿気を逃がすために暫く放置してから無水エタノールで丁寧に拭きました。


こちら側も大分綺麗になりました。


裏蓋と竜頭の防水パッキングにシリコングリスを塗り、ムーブメントを元に戻して裏蓋を閉めました。裏蓋を閉める前にガラス内側の表面に付着している細かいゴミをエアブロワーで飛ばし、拭き残しの跡が残っていないか念入りにチェックします。少しでも残っていたらやり直しです。実はこの工程が一番気を遣います。身近にあるティッシュペーパーや布を使うと細かいカス(リント)が出てそれを除去するのに非常に苦労しますが、キムワイプで拭くと大変具合が良いです。


取り敢えず完成。見通しが良くなり大変気持ちがいいです。今までガラスがくすんでいたのでそれ程気にならなかったのですが、ハッキリくっきり見えるようになると青焼き風(勿論塗装ですが)の針がちょっとお下品かも。(笑) ギョーシェ模様もよく見えるようになりました。高級品だとなかなか怖くて出来ませんが、安物の雑貨ウォッチだと気軽に蓋を開けられますね。(^^;
この時計、安物の自動巻にも拘わらず巻き上げ効率がなかなか優秀で、ハック機能、パワーリザーヴ、手巻き完備なので使いやすいです。ジュネーヴ・ヨット・クラブという怪しげな(笑)銘柄なんですが確かマルマン・プロダクツが発売元だったはずで、おそらくムーブメントはミヨタ(現シチズンファインデバイス)辺りの汎用品でしょう。


【追記】ネット検索を通じてこの記事を閲覧して下さる方が多いので、取り敢えず腕時計の曇りに関する私の見解を書きます。(この時計は、曇り取りをしてから1年経ちますが、日常使用でも特に曇る様子も無く今の所きれいな状態を維持しています。)

時計の曇りに就いては、除去しようと思って強力な乾燥剤を入れた密閉箱に入れて様子を見た事もありましたが、私の場合には殆ど改善が見られませんでした(乾燥したとしても風防ガラスの内側に曇りの跡がうっすらと残ってしまいます。輝度の高い光源、例えばフィラメントが直視できる透明な白熱電球、点光源に近いLED電球の光を当てると跡がよく見えます)。安物時計ということもあって修理に出すのも憚られたため(修理を受け付けてくれない場合も考えられます)、このエントリーのように思い切って自分で曇り取りを試してみた次第です。元来時計大好き人間なので工具類は以前に購入しておりました。高価な時計でしたらちょっと怖くて自分でやろうとは思わなかったでしょう。(^^; 曇りが発生する原因はパッキング(風防側、裏蓋側、竜頭側とありますが特に竜頭側)の材質劣化(勿論バックの締め不足も考えられます)、或いはパッキングに塗布したシリコングリースが経年で不足して防水性能が劣化する為ではないかと思われます(シリコングリースを充分に塗布し、バックの締め圧を上げたらその後湿気の影響を殆ど受けなくなりました)。

風防ガラスのごく一部が曇っても1日程度で曇りが消えてしまうような軽度な場合はそのままでも特に問題ないと思いますが、この時計の様に一旦湿気が内部に入って中々消えない曇りを生じた場合は仮令(たとえ)強力乾燥剤の使用によって一時的にある程度の改善が見られたとしても、その後の使用によって結局また曇って来ますので根本的な解決策ではありません(乾燥剤での曇り取りには時間がかかりますのでその間に時計内部の金属部分に錆が発生する可能性も考えなければなりません)。ですから、本当に大切にしている腕時計に湿気で曇りが生じた場合には早めに信頼できる時計店に修理(オーバーホール)を依頼するのが一番確実です。私のように安物時計を幾つも持っていてメンテナンスにその都度それ程費用をかけられない場合には、自分で分解修理するというのもありだと思いますが、それはそれぞれの価値観で違ってきますし、慣れ(技術的な習熟度)もありますので(最初は力の入れ加減がわからず、只単に裏蓋を開けるだけでも時計にいらぬ傷を付けてしまったりします)、積極的にはお薦めいたしませんのでご了承ください。(2015年11月16日)