2011年6月19日日曜日

古い録音

YouTubeに22歳の時にコンサートホールで収録した即興演奏をアップしました。友人が所属する合唱団のピアノ伴奏を頼まれ、コンサートの当日、午前中からホールで自由にピアノが弾けるということで、カセットレコーダーと小型マイクロフォンを持っていって、誰もいない武蔵野市民大ホールで調律直後のコンサートグランドピアノを朝からガンガン弾きまくりました。タダで最高級ピアノを最高の状態で好きなだけ弾けたのだから本当に有り難い機会でした。(笑) まだ若いだけあって実に青臭い音楽ですね。こんな音楽でも気に入って下さる方がいらっしゃるので世界は広いです。(^^; そういえば、前の年にモーツァルトのピアノ協奏曲第17番を共演させて頂いた東京ゾリステンの方(同じく合唱の伴奏で来られていたチェリストとクラリネット奏者)に会ったりもしました。あちらの方も私のことを覚えておられました。まあ、懐かしい青春の思い出です。 ※ ソースがカセットテープなので音質が宜しくないことをご了承下さいませ。


即興演奏「青春の断片」 所謂、芸術は爆発だ!系です。(笑)


即興演奏「遠い響き」 こちらは生意気にもピアノの響きを追求してみました。

2011年6月15日水曜日

念願のLP入手

以前のエントリーやっと聴くことができた音源でご紹介したリー・ホールドリッジ&ジョン・デンバーのLPをひょんなことから入手することができました。しかし中古品だったので案の定、針を降ろすと78rpm盤のような物凄いノイズの嵐。まあ、400円程で入手したので文句は言いません。現物が存在するだけで有り難いことです。そこで、レイカのバランスウォッシャーでクリーニングしました。それでも頑固なノイズがなかなか取れず、結局バランスウォッシャーで5回処理して漸くノイズがある程度治まりました。このバランスウォッシャーは非常に効果がありますので、古いLPを復活させたい方には強くお薦めします。ノイズの少なくなったLPを聴いて、以前手に入れた復刻CDはかなり元音源をノイズ処理していて本来の音質を損なっているものだとわかりました。恐らく、状態の悪いLP盤から板起こしして、コンピューターでノイズ処理したのでしょう。今回入手したLPは細かい傷が多いのですが、それでも復刻CDよりは格段に音が良く、愛用しているお気に入りのフォノカートリッジAT33LTDを使って96kHz/24bitでデジタルデータ化しました。これで漸くオリジナルの素晴らしい音質で青春時代の想い出に浸ることができます。(笑)

LP演奏中

2011年6月4日土曜日

納品

漸くマスタリングCDRを納品しました。今回は短時間にCD3枚分の編集とマスタリングをしなければならず、いつになく過酷な作業でしたが漸く期限前に納品しホッとしました。あとは納入先様で検聴して頂いてクレームがなければ終了です。折角先様まで出向いたので神保町の古書街を散策し、秋葉原まで足を伸ばしてパーツ類を購入して帰宅。一杯引っ掛けて寝ます。(笑)

2011年5月15日日曜日

LEDライトの修理・改造

LEDライトの内蔵バッテリーがダメになり、最近LEDがかなり暗くなりました。ARIYSのSUPER ECO LED LIGHT S-6000という製品なのですが、メーカーによるとバッテリーは交換できないとのことなので、自分で修理することにしました。


このライトは、手回し発電機を廻して充電でき(疲れますが (^^;)、ランプヘッドの角度を変えることができ、磁石で金属にくっつくので便利です。このライトにはニッケル水素電池が内蔵されているのですが、この手の充電池はスイッチを切り忘れて過放電状態になるとすぐにダメになります。それに、500~1000回充電できるいうことになっていますが、経験上そんなに使えた験しがないです。いずれにしてもLEDの寿命より電池の寿命の方が短いので、折角ライトの部分は使えるのに捨てることになってしまい、製品名とは違ってあまりエコではないです。


これが内蔵電池です。劣化して粉を吹いていました。単4(AAA)サイズ4本の組電池で、サイズがわかれば後は簡単です。組電池は再度劣化した際の入手と交換が面倒なので(実際AAA4本の組電池は殆ど見かけない)、汎用の単4型ニッケル水素電池4本を使うことにします。修理とはいっても元の電池の配線を切断して電池ボックスを取り付けるだけのごく簡単なものです。ただ、黒色(マイナス極)のビニール被覆線を剥いてみたら中の導線が黒っぽく酸化しており、きれいな部分を使おうとして更に切って剥いても同じように何処も酸化していたので被覆線そのものを新しいものに付け替えました。基板上の半田も艶がなくくすんだ錆びたような色で半田鏝を当ててもなかなか溶けず、全体的に見て、あまり良い部材は使っていないようです。分解はネジを外すだけなのですが、底面に、磁石で他のものにくっつけた際に傷かつかないよう、スポンジ状の黒く薄いシートが貼り付けてあるのでこれを上手く剥がさなければなりません。

電池ボックスをこういう感じに接続し、使用する電池はちょっと古い物を流用しました。このまま組み込むと中でガタガタと暴れるので、梱包用の柔らかいシートを折り畳んで詰め込み修理完了です。電池を交換したら眩しい程明るく点灯するようになりました。これでまた暫く使えます。(^^)

【追記】やっぱり中国製オリジナル商品は品質が全くダメですね。ACアダプターで充電していたところ、突然内蔵回路そのものが壊れたらしく全く充電できないのみならず、手回し発電機での充電機能もお釈迦になりました。何をやっても全く点灯せず、折角の緊急用ライトが只のゴミと化してしまいました。ラジオなどでもそうなんですが、中国で設計生産された電化製品は信頼性、耐久性が著しく低いということを痛感しました。日本製だったら40年前の商品でもちゃんと使えますが、その感覚で中国製を見てはいけません。日本の家電メーカーの中国生産品以外のオリジナル中国製品はその場凌ぎの使い捨てでゴミを増やすだけです。少し高くても国内製品を買いましょう。(2014年3月20日)

2011年5月11日水曜日

天体ショー

夜明け前の東の空に4惑星が集合へ(CNN) という記事を読んだので是非実際に見てみたいのですが、あいにく天気が悪く見られそうにありません。ということで愛用の天文ソフトのSrella Theater Proで試してみました。少し離れて天王星、もっと遠くに小惑星セレスもありますね。


5/11、3:57のシミュレートですが、午前四時くらいだともうかなり空が明るいので実際には金星と木星くらいしか見えないかも知れませんね。しかも雨が続くようで残念。

2011年5月5日木曜日

BBQ

ピアノサークルの有志が集まりバーベキューをやりました。昨日は雨天だったので今日は晴れるかどうか心配でしたが、朝からよく晴れて気持ちのいい一日でした。場所は相鉄二俣川駅近くの、バーベキューの設備がある公園。自宅からは非常に遠いのでどうやって行こうか調べたところ、小田急多摩センターから新百合ヶ丘を経由して相模大野で江ノ島線に乗り換え、更に大和駅で相鉄に乗り換えるのが安くて時間がかからない経路でした。実際に乗り換えもスムーズで、多摩センター7:58発、二俣川到着8:54でした。横浜線や南武線を使ったら最低でも2時間くらいかかったと思います。連休ということもあって公園は結構な人出でした。バーベキューはかなりボリュームがあって早めに満腹になりました。後はビールや日本酒を引っ掛けていい気分。(笑) 17時過ぎまで遊んだ後、2次会でもう一杯(^^; 久し振りに休日を満喫しました。

2011年5月1日日曜日

ハードディスクドライブ換装

買い物に出かけたついでに近所の家電量販店のパソコンコーナーに行くと、またまた何だか怪しげな商品を発見しました。(^^;


これですが、2.5インチSATA規格のハードディスクを3.5インチIDEハードディスクとして認識させるキットで、MARSHAL社のMAL-2725SBKという製品です。IDE(PATA・パラレルATA)は現在のSATA(シリアルATA)の一つ前の古い規格で、3.5インチハードディスクやDVD-Rなどの光学ドライブの生産は既に終了しています(2.5インチハードディスクはまだあるようですが、こちらも生産終了するのは時間の問題でしょう)。私もパソコン関連ではもうIDEのドライブは使っていないのですが、楽器収録(生録)で使っているFOSTEXのVF08というマルチトラックレコーダーがこのIDE規格のHDDを使っているんですね。


このレコーダーを買ったのは2001年なので既に10年経過しています。レコーディングデータをバウンスして一人で2台分のピアノを即興演奏(オーバーダビング)してみようかなぁという軽い気持ちで購入しました。(笑) 当時6万円くらいだったと思います。主な用途としてはギターを録音した後にボーカルを重ね録りをしたりと、所謂宅録用の機材なので音質的には全然期待していなかったのですが、実際に生楽器をライブ録音してみたら、非常に鮮烈な音が収録できたので驚きました。このレコーダーのマイクプリアンプは実に優秀で、クラシック音楽も超ローノイズで非常に高音質で収録できます。ただ、データエクスポート用の外付けのCD-RドライブがSCSI規格だったりと流石に古過ぎるので、売却してしまおうかという誘惑に何度か駆られたことはあるのですが、使い慣れていて音質が非常によいので捨てがたく、何だかんだ言いつつ手放せないで今まで来ました。ところが、先日演奏会を収録してそのデータをCD-Rに転送しようとしたところ、エラーが頻発し一時使用できなくなりました。演奏会の録音を参加者にCDとして渡す約束をしていたので本当に困り果てました。レコーダーを休ませながら騙し騙し3日がかりで何とか全てのデータを救出できたので一応事なきを得ましたが、結局内蔵の純正ハードディスク(富士通製)はカタカタと異音を発した末におシャカになってしまいました。あまり頻繁に使っていたわけではないのですが、10年くらいでHDD(回転系)もダメになるようですね。そこで内蔵ハードディスクの代替品を探すことになったのですが、既に3.5インチIDEハードディスクの新品は売っていません。中古品はありますが、ハードディスクに関してだけはちょっと危なっかしくて積極的に中古品を使う気にはなれません。次に、IDE-CFメモリーカード変換アダプターを試してみました。これが使えればハードディスクのようにモーターで動く部分が無くなるので静音化と長寿命化がはかれるのですが、エラーで認識してくれませんでした。他に数種類の変換アダプターやシリコンディスクビルダーも使ってみましたが認識しても全くアクセスしに行かなかったり、レコーダーが拒絶反応?を起こしたりとどうしてもダメで諦めていたところ、この商品を見つけて何とかならないかなぁと最後の望み?を託して買ってみました。


外観は3.5インチのハードディスクにそっくりなデザインなのがご愛敬ですが、ケースはまるでプラモデルのような質感です。(笑)


コネクターの部分も3.5インチIDEハードディスクと全く同じです。マスターとスレーブの切換スイッチ付きです。


新品で売っていた日立の2.5インチSATA、80GBのハードディスクを内蔵してみました。早速、VF08に取り付けて電源を入れてみます。Initial...という表示が3回程点滅した後、ハードディスクを認識して「フォーマットしますか?」という表示が出ました。ここまではIDE-CFカード変換アダプターでも到達したことがありましたが、「YES」を選択すると結局フリーズして終了というパターンでした。恐る恐る「YES」を選択するとフォーマットが始まりました。SATAですがIDEと認識し、アクセスランプが点滅し、順調に進んでいます。


長い時間をかけてやっと終了し(このレコーダーのハードディスクフォーマットには滅茶苦茶時間がかかります)、次のような表示が出ました。


おっ、成功しました! テスト録再も大丈夫でしたので、これで暫く使い続けることができそうです。2.5インチに換装してからはハードディスクの動作音が殆どきこえなくなって更に快適になりました。変換キットはプラモデルのような外観ですが、非常に立派な仕事をしてくれました。(^^) 変換キット2080円、2.5インチ80GBハードディスク1480円、しめて3560円でした。漸く動いたということで長文になってしまいました。(^^;

【追記】

試しに東芝のSATA2.5インチ500GBのハードディスクをこのキットに取り付けてレコーダーを起動してみました。


このレコーダの発売時期を考えると、所謂Big Drive非対応だと思ってはいましたが、やはり137GB迄しか認識しませんでした。スタンダードフォーマットをすると恐らく数日間かかりそうなので、取り敢えずクイックフォーマットのみで試しています。


録音再生は特に問題なくできましたが、無駄になってしまう領域が360GBもあるのはやはり勿体ないですね。(^^;