2006年3月6日月曜日

ピアノの楽譜

ブラームスのハイドンの主題による変奏曲の楽譜をやっと入手しました。うちの近辺だとあんまり2台ピアノ用の楽譜って売ってないんですよね。全音の楽譜なのに・・・。しかもオーケストラ版のポケットスコアの方が安かったです。(^^; 帰ってざっと弾いてみましたが後半がかなり大変そうです。まずはゆっくりと練習ですね。完璧に弾けたら爽快だと思うので演奏会に向けてじっくりと取り組むつもりです。
ブラームスを練習していたら、変ロ長調繋がり?で突然アイヴズのコンコードソナタの「オルコット家」を弾きたくなって野積みの楽譜の中から引っ張り出しました。(^^; この楽譜は当時5000円位したんですけどどうしても欲しかったので買ったものです。「オルコット家」の楽章はディアトニックで穏やかで親しみやすく、初めてLPを聴いた時から民謡風な感じがよくて気に入ってしまった曲です。勿論他の現代音楽的な楽章「エマーソン」「ホーソーン」「ソロー」も好きです。この作品はマサチューセッツ州コンコードの超絶(超越)主義思想家にちなんだもので、彼らのシンボルであったベートーヴェン、それも「運命の動機」が至る所に現れます。ピアノソナタなのにヴィオラやフルートがでてくるというのも面白いです。演奏も超絶技巧が要求されます。
チャールズ・エドワード・アイヴズという作曲家は我が国では今ひとつ知名度がありませんが、当時としては非常に革新的な手法を大胆に取り入れた(12音技法もシェーンベルクより先んじて実践した)人で、しかも一生アマチュアの作曲家として過ごした(所謂アマチュアというのとは違って彼は専門的な教育もちゃんと受けており「不協和音のために飢えるのはご免だ」といって保険業を興して成功し、作曲を本業とはしなかった)という面白い人です。20世紀の名曲のひとつですので是非聴いてみてください。何か話題が完全にズレてる・・・(^^;

A Charles Ives Website

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