2021年11月28日日曜日

再びOS不調

  オーディオインターフェイスのドライバーをインストールしたらいきなりPCの具合が悪くなりました。マウスカーソルが固まって動かなくなったりアイコンをクリックしてもソフトウェアが起動しなくなったり(暫く待てば動作するようになるのですがとても悠長に待っていられない)、特にGoogle  Chromeを起動しても白紙の画面が表示されるだけで内容が全く表示されなかったため強制的に再起動をかけていたら益々症状が悪化してしまって通常の操作もままならなくなってしまいました(狙っていたネットオークションの最終日なのに(笑))。結局、HDDをSSDに換装した時のようにまたOSをクリーンインストールしなければ機能回復しないのかと思って憂鬱になっていましたが、アップグレードインストールというオプションがあって、これは例えばWindows8からWindows10にアップグレードする際に既にインストールしてあるソフトウェアやデーターフォルダを維持したままOSをバージョンアップする方法なのですが、同じWindows10で、しかもより新しいバージョンにインストールディスクの古いバージョンをインストールできるのかどうか不安でしたが、失敗したらクリーンインストールすればいいやと思って試してみたら無事成功しました。昨晩異常が起きてからほぼ徹夜で復元を何度も試みましたが、特定のファイルが復旧に失敗したとのダイアログが出て結局システムの復元ができず、まあ半ばクリーンインストールを覚悟していたので嬉しい誤算?でした。それにしてもOS復元機能は殆ど何の役にも立ちませんね。遣り方は、取り敢えず調子の悪い状態のPCで起動した後に以前の復旧時クリーンインストールに使用したWindows10を収録したDVD-R内のインストーラーを起動してOSのみをインストールします。何度か自動で再起動した後は特に問題なくOSが復旧していてホッとしました。そういえばWindows11の診断ツールがあって試してみたら10年くらい前に自作した現在使用中のPCはさすがにCPUが古くてインストール出来ないようです。まあ、10のサポートが終了してどうしてもWindows11に移行しなければならなくなったら新たにPCを自作しますがそれまでは現PCに特に不自由を感じてはいないので使い倒す積もりです。XPから7にアップグレードする際にハードウェア的に一種の断絶がありましたが、おそらく多くの場合新しいPCに買い替えなければならないようなOSなんて普及するのでしょうかね。

2021年11月7日日曜日

Superlux S502 実戦投入

1年半以上前に(国内では入手できないため)ebayでイギリスから購入したSuperlux S502、ORTFステレオマイク(ショップスのコピー品)を漸くピアノサークルの発表会録音に使用しました。新型コロナの非常事態宣言などで悉く発表会が中止になりこのマイクも長らく休眠状態でした。発表会は長丁場なのでUSB電源が使えるレコーダーも買い足しました。これまで持っていたレコーダーは電池かACアダプター(丸いコネクター)を使う物ばかりでAC電源が取りにくい会場での長時間録音、特にファンタム電源が必要なコンデンサーマイクを使うと電池の消耗が激しく電池をたくさん用意して途中で入れ替えたりとか色々面倒でした。急遽中古でTASCAM DR-40を買いましたがこれはUSB電源で駆動でき実際に15000mAhのモバイルバッテリーでファンタム入れっぱなしで6時間以上使っても全然余裕で、バッテリー容量表示は1目盛りも減りませんでした。

S502ですがとにかく手軽で、スモールダイアフラムのペンシル型コンデンサーペア2本よりも更にセッティングが楽でしたがORTF方式は初めてなのでリハの時間を利用して色々試してよりよい設置位置を探しました。XYのマイクも持っているのですがステレオ感に乏しく独特の音場感覚が嫌いなので殆ど使うことはありません。レコーダーに内蔵のマイクも殆どXYなので自分としては簡易録音や緊急時以外の用途はありません。マイクカプセルがちょっと外側に向きすぎていて中抜けしそうなイメージでしたが実際の結果は上々で違和感なく豊かなステレオイメージで録音出来ました。カプセルの性能も非常に優秀で周波数レンジやバランス、解像度など音質的にも満足のいくマイクでした。勿論オリジナルのショップスに比べれば劣るのでしょうが相手は60万円、こちらの30倍もしますので、この音質と音場感が低価格で得られるのは素晴らしいですね。今後はこの組み合わせ(+音質の良いマイクプリ)が標準になりそうです。

2021年9月12日日曜日

SATAケーブル交換

波形編集ソフトWAVELAB PROで増設HDDのWAVファイルにアクセスしたらいきなり音切れ頻発、ソフトウェアの負荷メーターも振り切れている状態でびっくりです。
WAVELABの画面(処置後で安定しています)
CubaseNuendoStudio OneなどのマルチトラックDAWでは重いソフトウェア音源やプラグインを多用するとインターフェイスの設定によっては音飛びは当たり前ですがWAVELAB自体2トラックでそんなに重いソフトではなく読み込んだファイルも48kHz 24bitなので負荷メーターが振り切れるはずはないしオーディオインターフェイスのバッファーを増やしてみてもダメ、今迄長い間WAVELABを使ってきて音切れなんて初めての経験です。HDDドライブがそろそろおかしくなってきたのかと思ってCrystalDiskInfoで調べてみても正常なので原因はわからずじまい。そこでネットで調べてみると何年も使っていると仮令抜き差しをしなくてもSATAケーブルが経年劣化してトラブルを起こす事があるとのことで早速新しいケーブルを買ってきて交換してみました。結果は嘘のように音飛びがなくなり負荷メータも安定しています。

SATAケーブルを抜き差ししなくても経年でダメになるというのは本当でした。同じ方向に長時間力が加わるとプラスチック製のコネクターが変形してコネクターとケーブル部分の接触が悪くなったり接点部分が腐食するという事が原因のようです。先日交換したSSDには同時に購入した新しいケーブルを使っていますが、このPCは2012年くらいから使っているのでこの際SSD以外の内部ドライブのSATAケーブルを全部交換しました。これで、ケーブル以外の部分にトラブルが発生しなければ暫くは安心して使えそうです。

2021年8月29日日曜日

ライブラリー移動

 貯まった楽天ポイントで500GBのSSDを購入しました。先日換装したSSDと同じくWestern DigitalのWD BLUEです。システムをインストールする訳ではないのでちょっと安いCrucialのものにしようかと思ったのですが、ネット上ではあまり芳しくないレビューが散見されたためWDにしました。SSD増設の目的はソフトウェア音源のライブラリー格納専用にするためです。システムディスクにライブラリーがあるとシステム&ライブラリーという事でディスクアクセスの頻度が上がるのではという思い込みからですが(^^;、システムディスクの容量を少しでも多く空けておきたいという思惑もありました。

早速新しいSSDをフォーマットしてライブラリー専用として増設し移動を開始しましたが、最近のソフトウェア音源はライブラリー格納場所が容易に変更できるようになっているので特に苦も無く完了しました。しかしThe Grand (ver.1)だけは古い音源なので移動すると色々と不具合が出たため元の場所に戻し移動は諦めましたが、移動したライブラリーファイルの合計は約120GBと思いの外大きく、システムディスク(システム&ソフトウェア)の合計198GB(ライブラリー移動後)の6割程で既に増設したディスクスペースの1/4を占有してしまいました。SSDに換装する前から音源ライブラリーは専用のドライブに移動したいと考えてきましたが漸く実現できました。システムの安定化とアクセススピードが上がれば御の字なのですが体感的には殆ど変わりません。それでも移動した事で精神的にスッキリしました。(^^;

2021年8月22日日曜日

steinberg The Grand (1) 再インストール

ピアノ音源 steinberg The Grand (Ver.1) のパッケージを久し振りに引っ張り出してきて現行PCに再インストールしました。以前のエントリーにも書きましたが、この音源は音を長く延ばした時に途中でフェードアウト処理せず本当に音が消えるまで丁寧にサンプリングされており、音が延びている時にもピアノ特有の「うなり」がちゃんと再現される秀逸な音源で勿論収録に使用された楽器の音色も良いのでなかなか手放せません(最新バージョンThe Grand 3も持っていますが、ここまで丁寧な作りではありません)。先日いきなりPCの調子が悪くなってHDDをSSDに換装してWindows10を新規インストールしたのでそれまで使っていたソフトウェアや音源類を再インストールする羽目になり一通りの復元作業がほぼ終了したので最古参の音源を再復活させました。もう20年近く前の製品で、当時のPCやオーディオインターフェイスの性能ではレイテンシーがあまりにも大きくてリアルタイム演奏は不可能だったためにMIDIピアノ(キーボード)の内部音源を鳴らしながら演奏してCubaseやNuendoなどのDAWにMIDIデータとして記録したトラックを演奏後この音源に割り当ててオーディオファイルとして書き出すという面倒くさいことをやっていました。(笑)
パッケージ表
パーケージ裏の必要最小システム表示
MacOS9時代にPowerPCで使い始めたものの処理速度の点で使い物にならなかったため(当時はDAWといえどもMIDIシーケンサーとしての側面がまだ大きくてオーディオ波形データを自由自在に扱うレベルにはまだ達していませんでした)、自作PCを新調してWindows Meだったか2000に乗り換えましたがそれでも処理速度が足りず、結局大幅にスペックアップした自作PC上のXPで漸くまともに動作するようになり、Windows7にアップグレード、その後またまたクリーンインストールなしでアップグレードしたWindows10で使い続け今に至ります。パッケージを見ると対応OSがWindows95、98、ME、2000(MacではOS9.x)と表記されているので、クリーンインストールしたまっさら状態のWindows10にそのままインストール出来るのか非常に不安でしたがオリジナルのCD-ROM(DVDではないところが時代を感じさせます)3枚から何も問題なく無事にインストールが完了しました。32bitプラグインなので以前と同様にJBridgeを使って64bitに対応させて問題なく動作し旧PC環境復元の大峠は越えました。(笑)

余談ですが、パッケージの中に買った時のレシートが残っていて2002年2月26日(火)19:33に新宿西口のヨドバシカメラで29,715円(税抜28,300円、2,972ポイント発生)で購入しています。オリジナルのCD-ROMは紙ジャケットに入っているのですが、ディスクに傷がついて読み取りエラーが出るのが嫌で(紙って結構硬いので傷が付きやすいのです。だから今流行り?の紙ジャケットCDは嫌いです)、直ぐに別途CD4枚収納のプラケースを買ってその中に入れて保管していました。懐かしい。そのお陰かどうか分かりませんが長い時空を経ても何のエラーも無く、あっさりとインストールが完了。当時プラケースに入れ直した自分でもまさか約20年後に再インストールするとは夢にも思いませんでした。(笑)あとは、Windowsのようにシェアが圧倒的に大きいOSの場合はMacのようにユーザー無視のOS及び規格の切捨てが簡単に出来ないので、当時はMacフリークでWindowsは余り好きではありませんでしたがOSXを機にMacに見切りを付けてWindowsに乗り換えたのも幸いしたかも知れません。まあ、Windowsだって今後大幅に変わってしまう可能性が無い訳ではありませんのでその時が来たら流石に諦めますが。(笑)
The Grand の発売元であるsteinberg社のいいところは、相当古いソフトウェア(steinberg銘で発売していたハードウェア用のドライバー類も含む)でも自社のftpにアーカイブが残してある事です(勿論全てではなくサポートも一切ありませんが)。以前は造作なくftpにアクセス出来たにも拘らず現在のブラウザーではリンクをクリックしても何の反応もせずダウンロードするには一工夫必要なのでちょっと難儀しましたが、The Grand(ver.1) 用のアップデーターもちゃんとあり、自分のは1.00だったので最終バージョン1.06に無事アップデートする事が出来ました。これは本当に有り難くて、ローカルや保存媒体に当時のアップデーターが残っていなくても20年前のソフトウェアが未だに最終バージョンにアップデートできるなんて他では余り考えられない事です。ftpを見ているとAtariというフォルダーがあったので極初期!のCubaseのものまであるようです。実に素晴らしい!

2021年8月21日土曜日

マイクプリBlueTube DP V2の電球交換

 PreSonus製マイクプリアンプBlueTube DP V2のVUメーター内部照明ランプが切れてしまったので交換しました。このマイクプリは中古で購入したもので、以前のブログ記事でもご紹介した内部基板を支持している部分が壊れて自分で部品を買ってきて修理したのでメーカーサポートが受けられない事と、もし修理受付されたとしても技術料という名目の費用がかなりかかりそうなので自分で交換しました。分解するのには結構手間がかかります。まず背面のXLRコネクターを留めている捻子を9本外し、左右側面の金属外装(捻子4本)を外し(真空管を交換する時はここまで)、更にVUメーターが格納されているプラスチック部品を外すためにボリュームノブ4つを留めているナットとワッシャーを外し、プラスチック部品を固定している透明テープを剥がして漸くVUメーター内部にアクセスできます。オリジナルの電球は左右からそれぞれリードが出ている横長のものでバルブに青いフィルターがコートしてありました。半田付けされていたので外して同じような形状の電球をネットで探したところ12V仕様のものは見つかりましたが、本機に使われている電球は15V(基板上に15Vの表記があり実際にテスターで測ったところ14.98V)で12Vのものは使えません。中途半端な電圧なのでなかなか無くて、漸くネットオークションで15Vの麦球を見つけましたが横長ではなくてリードが下に2本出ている縦長のタイプでした。横長のものと比べると配光特性が異なるのでどうかとは思いましたが他に15V仕様の電球が見つからなかったためあるだけ有り難いと思って購入しました。その他に通販で電球色のLEDも購入してみましたが別途点灯用の固定抵抗器が必要で最低10本単位でしか購入できなかったので今回は取り敢えず麦球で修理しておいてまた切れたら次はLED化しようと思います。

VUメーターの電球を麦球に交換
画像変更しました(20210826)

性能が悪いガラケーのカメラの画像では全く参考にならないため、実際の見え方となるべく同じになるように露出補正したコンデジで撮り直しました。明るさは丁度画像のような感じで配光はオリジナルの電球に比べると中央部分が少し暗い感じはしますが視認性には特に問題ありませんので暫くはこれで大丈夫でしょう。

2021年8月12日木曜日

メモ

Google Chrome ブックマークの復元

以前はブックマークをhtmlファイルに書き出して遣り取りしていましたが、インポートすると表示される順番がグチャグチャになるので以前と同じ順番に並び替えるのが非常に面倒でした。何とかその儘の状態で移動できないかと思って今回の再インストールで以下を試してみた処上手くいきましたので備忘録としてエントリーしました。

(復元)元のドライブ名:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default フォルダにある"Bookmarks"と"Bookmarks.bak" ファイルをコピーして、現在使用している(復元先の)新しいドライブ名:\以下同じ階層にペースト。これで以前使用していたブックマークが全く同じ状態で復活しました。但し、バージョンが変わるとファイルの位置も変更される可能性があります。

尚、あくまでも自分用の備忘録なので、同じようにやって上手くいかなかったりシステムがおかしくなっても一切責任は取れません。悪しからずご了承願います。