2017年11月16日木曜日

ハードディスク交換

最近パソコンを起動する際にOSが立ち上がるまでに時間がかかるようになり、時折動きが鈍く動作が重くなるので新しいハードディスクドライブに交換しました。ハードディスクの製造年を確認したら2012年だったのでもう5年も使っていたのですね。ついこの間交換したような気がしたのですが年月が経つのは本当に早いです。ハードディスクの健康状態を「Crystal Disk Info」を使ってチェックしたところ「注意」表示が出てそろそろヤバい感じです。特にこのハードディスクドライブは暫くアクセスが無いと勝手にスリープ状態になってしまい、その度に停止と起動を繰り返すためモーターに余計な負荷がかかるので頗る評判が悪くスリープ状態にしない為の、有志が作成したユーティリティがあるくらいです。確かに時々キュイーンというモーター起動音がよく聞こえていました。

今使っている環境をそのまま移行したかったのでハードディスク入れ換え専用のコピーソフトを色々調べてみました。フリーウェアもありましたが、折角コピーしたのに実際には起動しなかったというクレームがいくつかあったので、メインシステムの更新だし確実な方がいいだろうと市販のコピーソフト「HD革命 CopyDrive Ver.7」を購入しました。Fall Creator’s updateに対応したアップデータをインストールし、新しいハードディスクドライブを外付けUSB3ケースに入れた上でコピーを実行しました。全く同じものを作りたかったので送り側と受け側の容量は同じ2TBでパーティションの変更もしません。ソフトウェアの画面の指示に従って直ぐにコピーを始め、全部終わるまで約6時間かかりましたが、途中で「不良セクタが見つかったのでスキップしますか?」というダイアログが出たのでちょっと不安になりました。さてコピー終了後ドライブを入れ換えて電源を入れたら取り敢えず無事に起動して一安心したのも束の間、画面右側の通知欄に「ディスクエラーを修復するので再起動してください」というメッセージが頻繁に出るので指示に従って修復、再起動するのですがまたもや何度も修復を促されるのでもしかしたら新しいハードディスクに既に不良セクタがあるのかも知れないと思って一旦ハードディスクを元に戻してからフォーマットして不良セクタをチェックするHDD SCANで検査してみました。3時間以上掛けてチェックしたところ不良セクタは無かったのでもう一度コピーのやり直しです。
検査結果の画面
途中でまた不良セクタを検知して警告が出ましたがそのまま進めます。再度6時間掛けてコピーして入れ換え、パソコンを立ち上げました。相変わらずディスクエラーの通知が出ますが、受け側のディスクはエラーなしだったので恐らく元ディスクの不良セクタをコピーしなかった所為だと思います。試しにソフトウェアを何個か起動してみたらExact Audio Copyとワープロの一太郎がエラーで立ち上がりません。しかもExact Audio Copyはアンインストール時にもエラーが出る始末。強制削除ユーディリティーでアンインストール後再インストール、一太郎も一旦削除後に再インストールしましたがダウンロード販売されたものなので元ファイルを探すのに苦労しました。(^^; 取り敢えずこの処置後はディスクエラーの通知は出なくなりましたが、先日OSをアップデートした際にはDTMソフトウェアのライセンス再登録が必要だったのでそれが一番気がかりです。しかしこちらはソフトウェア音源のライセンスも含めて特に問題なかったのでちょっと拍子抜けしました。粘っこい動作も少なくなり気持ちが良いです。本当はSSDに交換したかったのですが1TB位の容量だとまだまだ高価なので今回は見送りました。以前はハードディスクをまっさらにフォーマットしてからOS、ソフトウェアを一からインストールし直しましたが、さすがに元のインストールディスクを探したりシリアルナンバーを一々入力したり、ソフトの再認証で発売元の登録サイトにアクセスしたりするのが面倒なので今回はお手軽にコピーソフトで済ませました。コピーは不良セクタがあったりすると今一スッキリしないのですが、この歳になるとたかだかハードディスクの入れ換えに手間と時間を掛けたくないんですよね。(^^; こうして専用コピーソフトのお陰で簡単に入れ換えができて良かったです。HD革命 CopyDriveは各種設定もそのまま引き継ぐ事が出来て本当に優れものだと思います。

2017年11月5日日曜日

Windows 10 Fall Creators Updateでの不具合

Windows 10 Fall Creators Updateをインストールしましたが音楽ソフトウエアで幾つか不具合がありました。まずSteinberg、Cubaseを起動したところ、eLicenserのハードディスクのみのライセンス部分がおかしくなり「ライセンスは許可しないよ。使いたかったらライセンスプログラムの問題を修正してね。」と警告が出ました。許可されないのは有効期限が切れた既に使っていない古いソフトのライセンスなので削除しても構わないのですが何故か個別に削除できない上に悪さまでする始末。取り敢えず一度管理者から実行したら警告は消えました。
次はFocusrite Scarlett 2i2 G2にバンドルされていたピアノ音源「Addictive Keys Studio Grand」が何故かデモンストレーションモードになってしまいました。この音源はかなり使えるのでXLN Audioのユーザー登録サイトにログインしてライセンスを再取得して事なきを得ました。

楽譜作成ソフトのSiberiusは、取り外して使っていないUSBオーディオインターフェイスをのドライバーを勝手にインストールし始めた挙げ句にハングアップしてしまったのでタスクマネージャーから強制終了して当該ドライバーを削除してから立ち上げたら正常に動作するようになりました。

今迄のアップデートでは全く不具合が起きなかったので、今回のWindows 10 Fall Creators UpdateはOSの基幹部分にも影響を及ぼすようなかなり大きな変更があったようです。これからアップデートを考えている方は、プロテクトが掛かったソフトウェアのライセンス情報に齟齬が生じる可能性がありますので充分お気をつけください。

【追記】
インストールしてあるSteinberg WaveLab Pro9 は起動そのものには問題ありませんでしたが、リモートデバイスが初期化されていて、KORG nano KONTROL2 の再設定を余儀なくされました。設定後は正常に動作しています。(2017/11/07)

2017年10月31日火曜日

ショックマウント修理

ラージダイアフラムコンデンサーマイク用ショックマウント(サスペンションホルダー)の吊りゴムが経年劣化で伸びてヨレヨレになって使い物にならなくなってしまったので修理しました。修理といっても単にゴム紐の交換なのですが。(^^;

どこのメーカーでも純正のショックマウント補修用ゴムというのは殆ど用意していないので、伸びてしまったら似たようなもので自作するしかありません。まず100円ショップに行ってみたら髪の毛を束ねるゴムのリングはあったのですがどれもマイクの重量に堪えられそうにありませんし耐久性も無さそうなので却下。次にユザワヤに行ったら良さそうなものを見つけました。元々ショックマウントに付いていたものと外観がほぼ同じ3mm幅のアウトドア用のゴムロープ3mと爪付き留め金具4個入り、これで間違いないだろうと購入しました。因みにゴムロープが321円、金具が172円、合計493でした。
元々付いていたゴムと外観は同じです
アウトドア用なので耐久性もありそうです
 ショックマウントはアメリカの音響機器メーカーSAMSON社製のSP01という機種で、外側の金具のゴム挿入部分同士の長さは1辺9.5cmなので単純計算でゴム紐を38cmに2本(上下用)切って留め金具で輪にしました。ゴムの太さも3mmピッタリで我ながらなかなか上手く行きました。(^^; 紐の長さはもうちょっと短くても良かったかなと思いましたがあまりパンパンに張りすぎても振動防止の点で良くなさそうですし、マイクを水平に傾けても特に支障はなかったのでこれで良しとします。ステレオ録音用に同じものがもう一つあるのですが、そちらも交換予定です。SAMSON社は日本では扱いが少ないのですが安価ながら良い製品が多いですね。私はノイズキャンセリングヘッドフォン、ヘッドフォンアンプやUSBマイクなど結構愛用しています。
なかなかいい感じに仕上がりました。(^^;
マイクは同じSAMSON社のC03です。

2017年10月2日月曜日

ホワイトレーベルに最適な筆記具

最近のCDR、DVDR、BDRは殆どがインクジェット用のホワイトレーベルになってしまって非常に記入がしにくくなりました。ディスクメディア対応のインクジェットプリンターがそんなに普及しているとも思えないんですけどね。私はカシオのディスクタイトルプリンターを持っているのですが殆ど出番がなくなりました。

ホワイトレーベルは吸湿しやすいのが困りものです。以前プラケースに収納していたホワイトレーベルのCDRとタイトルを書いた紙が長期間接触した状態で吸湿して紙がレーベル面に貼りついてしまい紙を剥がそうとしたらホワイトレーベルごとごっそりと剥がれた事があったのでそれ以来ホワイトレーベルは信用していません。太陽誘電のセラミックコートが耐久性の点で最良だったのですが既にメディア事業から撤退してしまっているので他に選択肢がなく長期保存用のメディアという点では殆どの製品が失格だと思います。そんな状況でも仕事等でCDRをはじめとしたディスクメディアを使用しなければならないのですが、インクジェット用のレーベルは吸湿性が高い所為で筆記用具のインクも異常に吸収するのでタイトルを記入する際にサインペンなどの水性ペンを使うと数文字書いただけでインクが出なくなって擦れてしまいます。一度そうなったペンは普通の紙に書いてもインクが出ず結局捨てる羽目になりますので捨てずに済むペンを探して色々と試してみました。インクがスラスラと出る万年筆でも書いている途中でインクフローが悪くなって擦れたりしますし、レーベル面の埃がニブの先端に詰まりやすいです。その他色々試しましたが結局好結果だったのはぺんてるのトラディオ・プラマンでした。これは全く擦れずにスイスイと気持ちよく書けましたのでホワイトレーベルの記入でお困りでしたら是非お試しください。

2017年9月28日木曜日

ミシン購入

小型のミシンが2480円で売っているのを見つけたのですが、余り聞いた事がないSISというメーカーのFHSM-505という商品でした。一旦帰ってネットで調べてみたら一応ちゃんとしたミシンでした。まあ自分の場合はたまに物入れを作ってみたり簡単な直しをする程度なので本格的なものでなくても取り敢えず一通り縫えればいいし、以前から手軽なミシンが欲しかったので試しに買ってみました。
なんだか小さい女の子が使うようなおもちゃみたいな外観ですが一応フットスイッチも付いていて実際に使ってみるとこれがなかなかどうして問題なく良く縫えます。これまで手縫で電気シェーバー、小型ラジオなどのケースを作ったのですが、どうしても直線に縫えないので見た目がみすぼらしくなってしまうんですよね。(^^; しかしさすがは安くてもミシン、気持ちよくバッチリ縫えます。テストも兼ねて勢いで物入れ(袋)を3つばかり作りました。(笑) 単3電池4本でも動くのでコードレスで使えるところも良いです。内部はプラスチック部品を多用しているので耐久性は?ですが、毎日酷使するようなものでもないので趣味で使うのにはこれで充分でしょう。

2017年9月17日日曜日

外付けハードディスク故障

久し振りにLPレコードをパソコンに取り込んでいたら途中で何度もフリーズしたようになり、またファイルの読み込みにも時間が掛かるようになったので、もしかしてハイレゾ(192kHz, 24bit)で録音していたからかなと思っていたのですが、以前は同じモードでも止まるような事は一度もなかったので不思議に思っていたら、どうやら録音に使っていた外付けUSBハードディスクの寿命でアクセス速度がいきなり極端に遅くなってしまったようです。その内パソコン起動時にも「チェックサムの数が合わない」等のダイアログボックスが出て愈々ヤバくなってきたので、一旦使用を中止してアクセス不能になる前にデータを救出する事にしました。その前に中に入っているハードディスクの製造年を確かめようと思ってケースを分解しようとしたのですが、ネジらしいものが見当たらず難儀しました。この外付けドライブはアイオーデータの製品なのですが、また何かあった時のために分解手順を備忘録として残すことにします。ケースの片方の側面に小さな四角い穴が3つ並んでいるのでここに爪楊枝や細いドライバーなどを3つ同時に差し込んで押し下げると爪が解除されるのでそのまま蓋をスライドさせると取り外す事が出来ます。




ハードディスクとUSB-SATA変換基板を取り付けてある金属フレームはただケースに嵌まっているだけなので直ぐに外れます。
ハードディスクを固定しているネジを外してハードディスクを取り出してみるとWestern Digital 2009年製でした。ケースの裏側にも2009年を示す刻印がありましたので8年で寿命が来た事になります。
2009年9月9日製造
ケースの製造年月
HDD冷却に急遽使用したUSBファン(笑)
もっと短い年月でにダメになる個体もありますからよく保った方でしょうかね。確認後はケースに戻してデータのコピーです。データ量は704GBで、今の所それだけの空き容量の余裕があるドライブがないので買いに行きました。取り敢えず2TBのもの買いましたが思わぬ散財です。(T_T) まあ8年も使いましたしデータ救出の為には仕方がないですね。早速コピーを始めましたが兎に角遅いです。遅くても反応があるだけまだましなのですが。結局昼夜問わずパソコンを常に起動したまま10日間掛けて漸く終了しましたが、途中暑い日もあったので急遽USBファンでハードディスクを冷やしました(以前洒落で買ったのですが案外役に立ちました(笑))。データ転送量にはかなりバラツキがありましたので計算上になりますが1日(24時間)の平均データ転送量は7GBでした。どうしてもエラーが出てコピーできなかった2つのファイルを除いて救出できて良かったのですが日頃のバックアップは大切ですね。これで漸くパソコンの電源が切れます。起動OSを収納している本体内蔵のメインハードディスクも(こちらも随分長く使っているので異常が出る前に)そろそろ交換ですね。

2017年9月10日日曜日

昨日と今日

昨日はコミカレ終了後車をディーラーに車検に出しオーディオ用セレクター Laxman AS-4II を持参してT氏宅にお邪魔しました。フォノ出力ライン上のセレクターでハムノイズが発生するとの事でアース端子を装備した本機で解決出来ないかと考えて試して頂きましたが一応効果があってホッとしました(どうしてもハムが出てしまうカートリッジもありましたが)。購入したのは30年くらい前になりますが、シンプルな構造なので故障もなく未だ現役です。テストする過程でレコードを聴かせて頂きましたがやっぱりターンテーブルとアーム、フォノイコが良いといい音が出ますね。自分は普及品で満足していましたが、良いものを聴くと欲しくなりますね。(^^; その後は貴重な楽器を弾かせて頂いたりお酒や大変美味しい食事をご馳走になり本当にありがとうございました。楽器も他に自分が弾かせて頂いたものと余りにも違う弾き心地と音色に改めて驚くとともに感激した次第です。

本日は車検が終わって車の引き渡しがありましたので買い物をしつつ夕方ディーラーに行きました。よく晴れて昼間は暑かったのですがさすがに夕方になると随分涼しくなって秋だなあと感じた次第です。