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2017年10月2日月曜日

ホワイトレーベルに最適な筆記具

最近のCDR、DVDR、BDRは殆どがインクジェット用のホワイトレーベルになってしまって非常に記入がしにくくなりました。ディスクメディア対応のインクジェットプリンターがそんなに普及しているとも思えないんですけどね。私はカシオのディスクタイトルプリンターを持っているのですが殆ど出番がなくなりました。

ホワイトレーベルは吸湿しやすいのが困りものです。以前プラケースに収納していたホワイトレーベルのCDRとタイトルを書いた紙が長期間接触した状態で吸湿して紙がレーベル面に貼りついてしまい紙を剥がそうとしたらホワイトレーベルごとごっそりと剥がれた事があったのでそれ以来ホワイトレーベルは信用していません。太陽誘電のセラミックコートが耐久性の点で最良だったのですが既にメディア事業から撤退してしまっているので他に選択肢がなく長期保存用のメディアという点では殆どの製品が失格だと思います。そんな状況でも仕事等でCDRをはじめとしたディスクメディアを使用しなければならないのですが、インクジェット用のレーベルは吸湿性が高い所為で筆記用具のインクも異常に吸収するのでタイトルを記入する際にサインペンなどの水性ペンを使うと数文字書いただけでインクが出なくなって擦れてしまいます。一度そうなったペンは普通の紙に書いてもインクが出ず結局捨てる羽目になりますので捨てずに済むペンを探して色々と試してみました。インクがスラスラと出る万年筆でも書いている途中でインクフローが悪くなって擦れたりしますし、レーベル面の埃がニブの先端に詰まりやすいです。その他色々試しましたが結局好結果だったのはぺんてるのトラディオ・プラマンでした。これは全く擦れずにスイスイと気持ちよく書けましたのでホワイトレーベルの記入でお困りでしたら是非お試しください。

2017年3月12日日曜日

三菱鉛筆削り器 KH-18の修理

三菱鉛筆製の小型鉛筆削り器 KH-18 のクリップのゴムが経年劣化してボロボロになり鉛筆を挟んでも空回りしてうまく削れなくなったので修理しました。
↓先ずこの穴の部分にプラスドライバーを入れてネジを外すとクリップの部分が本体から分離します。
↓分離したクリップ部の裏側下にある四角い穴にマイナスドライバーを入れて爪を外して更にカバーを分解します。
↓これが分解後の全ての部品です。
↓経年劣化して切れた、鉛筆を保持する部分に巻いてあったゴム部品。所々ヒビが入っていて再生使用は出来ません。
↓メーカーに部品を注文すれば即解決かも知れませんが、取り寄せが面倒くさそうなのでこのゴム部品の代用として以前ホームセンターで購入した防振用のゴムシートを使う事にしました。
↓オリジナルのゴムの幅に近くなるように取り敢えず大雑把に切り出します。実際にクリップに巻きながら部品の幅に合うようにカッターで調整します。さらにリング状にするために接着剤を使うのですが、重なる部分の表面にヤスリがけをして荒らして接着剤が良く付くように予め加工しておきます。
↓これも以前に靴底を補修した時に購入した強力接着剤で1本300円しなかったと思います。ヤスリがけした部分に薄く均一に塗ってベタベタしなくなるまで約15分ほど乾かしてから圧着します。
↓接着してリング状に加工したゴムをクリップのプラスチック部品に取り付けます。オリジナルのゴム部品はこのシートの1.5倍くらいの厚みがあるので2重になっている接着部分が丁度鉛筆に当たる側になるように嵌めます。さすがは靴用の強力接着剤、少しきつめのサイズにしましたが全く剥がれる様子はありません。
↓クリップの軸受けにはサンハヤトのプラスチック用グリースPGR-57、金属同士で擦れ合う部分に石鹸グリースを塗ってから部品を元通りに組み上げカバーを取り付けます。
本体に戻しネジ留めして修理完了です。使ってみたところバッチリ鉛筆を保持して滑る事がなくなり快適です。あとは耐久性がどのくらいあるかですね。劣化したらまた修理しますのでその時に報告します(覚えていたら・・・(笑))。

2016年1月28日木曜日

楽譜向きのプリント用紙探索

楽譜印刷にどうかなと思って森本化成の「琥珀」という用紙を購入してみました。随分前に伊東屋から発売されていたクーリエ・ウーブ・オイスター(イギリス製)という用紙が色味、厚さともに非常に良かったのですが程なく生産中止になって今ではもう入手できません。そこで代替になる用紙をずっと探していて以前家電量販店で「高級書籍用紙」と銘打たれたこの用紙が目にとまり試してみようと思っているうちにこれまた店頭での取り扱いがなくなったのでてっきり生産中止になったのだとばかり思っていましたが、つい先日ネット通販サイトを見ていたらたまたまこの用紙が表示されたので早速購入してみました。紙の色は大変よくほぼ満足なのですが、これであとほんの少し青みがなければ言う事無しです。厚さはクーリエ・ウーブ・オイスターよりは薄く(坪量が84.3g/m2なので普通のコピー用紙よりは厚いです)インクジェットで両面印刷すると若干裏写りが気になりますが(レーザー・プリンターであれば問題ないと思います)、表面は大変滑らかでいい感じです。A4 250枚で2000円程度とちょっと高いのですが、他にあまり楽譜印刷に適した用紙がないのでこれを使っていこうと思っています。「楽譜印刷にもどうぞ!」とかキャッチフレーズがついているともう少し需要が伸びるような気がするのですが、廃番にならないように祈るばかりです。(^^;


2015年12月27日日曜日

100円万年筆

某100円ショップで万年筆を見つけて買ってみました。以前はプラチナのリヴィエールというプラスチック軸の万年筆を売っていたのですが、今回のは一応金属(アルミ?)製で重く、パールホワイト塗装なので外観も安っぽくなくてgoodです。インクカートリッジはヨーロッパ規格だと思います。


ニブにはイリジウム・ポイントと刻まれていて確りした作りです。早速インクを装填して書いてみましたが、非常にいいですね。


大分前ですが、O社製のF-ラパという1000円の万年筆を買ったことがあるのですが、そちらはペンポイントの調整がイマイチで書き出しでよく掠れました。書き始めでインクが乗らないとホントにイライラします。曲線などでもよく掠れるので耐水ペーパを使って自分でペンポイントを研いでみましたが殆ど改善せず使っているうちに軸の金属部品が外れたりで散々でした。こちらはその1/10の価格ですが、掠れることもなくスラスラ書けて気持ちがいいですね。とても100円とは思えない書き味です。

下手な字ですみません・・・
このインクを使い切ったら、手持ちのロットリング製コンバーターを着けて他のインクも試してみようと思っています。インクを変えるとまた書き味が違ってくると思いますが。気に入ったので予備にもう一本買おうかなぁ。(笑)

2015年6月25日木曜日

シャーボ部品交換

古いシャーボのシャープペンを使おうとノックしたら、メカニカルペンシル(シャープ部機構)のプラスチック部分がポッキリと折れて壊れてしまいました。接着剤で修理しようかとも一瞬考えましたが、力が掛かる部分なので仮令うまく接着できたとしても、実際に使ったら物理的に耐えきれず直ぐにまた折れてしまうのは今までの数々の接着経験(笑)から明白なので、この際余計な事は考えずに製造元のゼブラのサイトを見たところ部品コーナーがあって通販で入手出来そうなので、早速しまうま倶楽部に入会してネットで購入、今日部品が届きました。

本体と交換前のボールペンリフィル(93年11月の表示)
本体は”シャーボライト”という定価500円の古い廉価品で、元々入っていたボールペンリフィルには93年11月と製造年月が印字されている(勿論もう書けません)ので購入したのはおそらく94年頃の筈で、もう20年以上経過しています。ついこの間買ったような気がしていましたが・・・。(^^;

古いものなのでもう廃棄して同等の現行品を買えばいいのですが、貧乏性なのでどうしても部品交換(修理)で延命させようと考えてしまうんですよね(新品を買った方が安い場合も・・・)。(笑) 勿論、この製品の型名はメーカサイトにも掲載されていませんでしたが、販売しているシャープ部機構は4種類あって、まあ安い部品なので間違ってもいいやという軽いノリで、壊れた部品とサイトの拡大画像を見比べて一番外観が似ている”シャープ部機構B”を選択しました。(^^;

上が新しい部品で、下が白いプラスチック軸が折れてしまったもの

実際に届いた部品を見ると金属部分が多少長めに見えましたが、本体に取り付けて軸を回したら丁度良い長さで先端が顔を出し、正常に芯送りも出来ました。勿論完全に収納も出来ます。外観が似ているというだけで購入しましたが、ちゃんと使えて一安心です。(^^; 送料無料なので部品1個だけを注文するのも申し訳ない気がして、同時にボールペンの替え芯、もう1本持っているシャーボ用の替えゴムも注文しました。ポイント割引を含めて、しめて390円也。

今回注文したもの
今回購入したメーカー直販のしまうま倶楽部は部品1個から送料無料で、初回からポイントが使えるので本当に助かります。部品を用意してくれているというのも有り難いです。今回”シャーボライト”の正式な型番を調べるためにネットを検索したら、デッドストック品を864円(定価500円)で売っていたり、ネットオークションで2500円で落札されていたり、古い文具を蒐集している人ってやっぱりいるんですよね。(^^;


2012年1月25日水曜日

多穴パンチ

リサイクルショップを覗いたら、プラスの多穴パンチPU-030TAが1200円で売っていたので即買いしました。出版譜以外のプリントアウトした楽譜などを30穴のルーズリーフ用バインダーに綴じておくと捲りやすく便利で、また何といっても楽譜の散逸を防げるので殆どのプリント譜を綴じて使っておりまして、今までは簡易型で2000円程度と安価なカール製ゲージパンチで穿孔していたのですが、これだと6個しか穿孔できない小さなパンチをゲージに載せて移動しながら5回同じことを繰り返さなければならないず、しかもプラスチック製の軽く柔なゲージに紙を挟むので途中で紙がずれたりすることがあり、綺麗な直線状に穴を開けるのには結構熟練のワザが要るんですね。(笑) 特にページ数が多い時はパンチする回数も正比例して多くなり面倒くさくて仕方がなかったのですが、今日入手したものは5枚まで一度に30穴穿孔できるので非常に能率的です。 で、このパンチの定価はいくらするのかとネットで検索してみたら、何と24150円だったのでビックリしました。安いところでも18000円程度でした。まあ、こういった需要の少ない事務用機器は概ね高いんですよね。製本関連の事務用品なども結構高くて、仕事で大量に処理するのでなければ個人の趣味程度ではなかなか手が出る金額ではありません。この多穴パンチも18000円だったら絶対に買っていなかった商品です。(笑) 実際に使ってみたら非常に便利なので、楽譜以外にもいろいろとファイルに綴じてしまいそうです。(^^;