2017年6月12日月曜日

オーディオ・インターフェイスのカスケード接続

PreSonus社のFIRESTUDIO シリーズはIEEE1394(Firewire)ケーブル経由で最大4台までカスケード接続(数珠繋ぎ)してチャンネル数が増やせるので、FIRESTUDIO projectに中古で購入したFIRESTUDIO mobile を2台接続して30チャンネル入力、18チャンネル出力として利用しています。但しそれぞれ入力2チャンネルはマイクとパッシブピックアップ専用、その他の入力2チャンネルはS/PDIFのデジタル入力なので、純粋なアナログライン入力は各IFそれぞれ4チャンネル計12チャンネルを除外して結局は18チャンネル(ステレオ9チャンネル)になるのですが、若い頃に愛用していた外部ハードウェア音源が未だに9台残っているので波形(音声)データとして残すのには丁度いいチャンネル数になります。20~30代の頃に仕事や趣味で盛んに作曲した旧Mac用のMIDIデータを時間を見ては現在Windowsで使用している(MacはOS Xになった時点で旧OS(9)の資産を容赦なく切り捨てられましたのでMacを使う事を一切やめて旧時代の資産が生かせる互換性重視のWindowsに移行しました)Cubase用に変換しています。青春時代に作曲した作品たちを汎用のMIDIデータ及び波形データとして残すべく作業していますが、旧Macで愛用していたシーケンサーVisionでは複数のシーケンスデータが1つのファイルに内包されている為それを分離して保存するには結構な作業量になります。旧Macのハードウェアとしての寿命を考慮してなるべく早く全てをWindowsに移行したいのですがなかなか大変なのですね。(^^; 嘗ての音楽制作環境としては明らかにMacに優位性がありましたが、現在ではWindowsでも殆ど同じレベルに達しているので敢えてMacを選ぶ理由がありません。特に旧OSをいとも簡単に切り捨てられてしまった自分としては全く未練がありません。若い頃の作品は当時の雰囲気が凝縮されているので自分にとってはかけがえがなく、チャンネル数をケーブルを使って数珠繋ぎするだけで単純に増やせるPreSonus社の製品には唯々感謝です。

2017年6月11日日曜日

バンド切換接点修復

1970年代から1980年代に大流行したBCL(海外短波放送聴取)ブームの立役者であるソニーのスカイセンサー5900(ICF-5900)は20年程前に秋葉原の九十九電機(現ドンキ、旧ミナミ電気館の対面にあるビル)で中古品を購入して間もなくソニーのサービスセンターでオーバーホールして貰いました。ダブルコンバージョン(スーパー)で現在の最新機種にも劣らす感度が抜群に良いのでずっと愛用していたのですが最近バンド切換スイッチの接点が劣化したらしく、特に中波受信時に音が出なくなったりしていたのであまり気が進まなかったのですが修復してみました。本体の裏蓋を開けて基板を外しバンド切換スイッチを露出させて注射器で無水エタノールを接点部分に注入してスイッチをを何度も往復させて綿棒で汚れを拭き取るという方法で接触不良を修復しました。短波帯の一部は拭ききれなかったので切換時に若干ノイズが出ますがFMや中波帯は殆どノイズレスで頗る快調です。本当はスイッチを取り外して分解して接点を一つずつ磨くのが本道ですが、其処までやる技倆はないので取り敢えず応急処置ということですね。

2017年5月26日金曜日

レイテンシー測定

病院で処方された薬を全て飲み終わって熱は下がりましたが相変わらず咳が止まらずイマイチな体調です。その体調とは全く関係ありませんが、CEntrance社のASIO Latency Test Utilityを入手したので手持ちのオーディオインターフェイスのレイテンシーを測定してみました。ソフトウェア音源を使用する場合に最も重要な事は、リアルタイム演奏をした時に如何にレイテンシーを極小化する事が出来るかという点にありす。これはオーディオインターフェイスによって異なり(勿論PCのCPUパワーに最も依存しますが)、製品によっては全然駄目だったり、かなり縮小する事が出来る優等生もいます。現在、カスケード接続したPreSonus社のFIRESTUDIO project & mobileとFocusrite Scarlett 8i6、TASCAM US-366、ベリンガー UMC204HD相当を取っ替え引っ替え使っていますが以下の結果となりました。US-366やUMC204はあまり良い結果ではありませんが、FIRESTUDIO project & mobileとScarlett 8i6はいい勝負になりました。ソフトウェア音源はレイテンシーによって演奏感覚が全く異なるので出来ればレイテンシーを詰める事が出来る新しいオーディオインターフェイスを物色中です。(笑)

2017年5月21日日曜日

体調不良

先々週の土曜日にサークルの定演があったのですが、風邪をひいていたメンバーがいてどうやらその風邪を貰ってしまったようです。先週月曜の夜から激しく悪寒がして体温が急上昇。火、水と38度5分を辺りをキープして極度の寒気と全身の痛みにうなされていました。今回は咳が酷くて自分の咳で目が醒める程で喉は痛くなる一方でした。木曜日には37度台に下がりましたが夜中にまた38度台に戻ったりと一進一退を繰り返し市販薬では全く歯が立たないので土曜日に漸く病院に行って診察、薬を貰ってきました。それでも相変わらず咳と痰が止まらず一体何時になったら治るのかさっぱり見当が付きません。以前は風邪をひいても2日くらいで治ったのですが最近は歳を取った所為か、ウィルスの質が悪くなったのか長引く事が多いです。一番気を遣うのが同居している親に伝染してしまわないかという事で、極力親との接触を避け換気扇を回しっぱなしにしています。今までの所、親は感染していないようでホッとしていますが。処方された薬の量5日分を呑み終わるまでに治りますかどうか。

2017年5月8日月曜日

WAVELAB PRO 9 アップデート

マスタリングの仕事と個人的な趣味の録音の編集を兼ねてSteinberg社のWaveLabを便利に使っているのですが、Ver.8.5から PRO 9にバージョンアップしたら、KORGのnanoKONTROL2のパンポットつまみに割り当てていた波形の時間軸及びレベル軸の拡大縮小機能が何故か使えなくなってしまい非常に不便な思いをしていました。ところが先日最新バージョン(9.0.35 ビルド642)にアップデートしたら再びこの機能が使えるようになっており、機能復活で嬉しい限りです。WAVELABには非常に有能な機能がてんこ盛りで自分にとってはレコード会社やプレス工場に納入するマスタリング業務には欠かせないソフトです。このソフトウェアはかなり昔に個人的な趣味でCD制作のために購入した同社のGet It On CDという製品のプロフェッショナルバージョンだと思うのですが、Get It On CDは他のCDライティングソフトを寄せ付けない程便利な製品であり、残念ながらマイナー故殆ど注目を集めなかったと思います。機能的には現在のWAVE LABに受け継がれているため私も永年愛用しています。余談ですが、本ソフトウェアはフランス人が一人で開発しているようです。まあ、バージョンアップで機能復活という事で嬉しくなってついついエントリーしてしまった次第です。(笑) 下の動画は実際に操作しているところをキャプチャーしたものです。


2017年5月4日木曜日

コンサート

浜松でのコンサートが終わり、先程帰宅しました。自分の演奏に関してはかなりあからさまなミスをしてしまって少し凹んでいますが、このような稀有な場に居合わせる事が出来、深く感謝しております。

故ジャンヌ・ロリオさんが率いるオンド・マルトノ六重奏団が初来日した時に渋谷に2日連続で聴きに行きましたが、当時私はまだ21歳でした。あれから随分と年月が経ちましたが、まさか自分が六重奏に参加させて頂けるとは夢にも思いませんでした。今回のコンサートは本当に貴重な体験で生涯忘れられないと思います。これから先も末永くこの楽器を続けていけたらと思います。

そして貴重な楽器を惜しげも無く練習に使わせて頂いた原田先生には感謝の気持ちしかありません。また出演者の皆さん、楽器博物館のスタッフの皆様にも感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

浜松では丁度3日から浜松祭りが始まり付近の道が午後5時から交通規制される為、早く車を出さなければならず終演後は楽器の搬出で慌ただしく(かなりの量でした)、折角来て下さった方にろくにご挨拶をする間もなく大変失礼致しました。

おかげさまで5時少し前に会場を出発する事が出来ましたがやはり疲れたらしく運転中に少し眠くなってきたので夕空に富士山がうっすらと見えたのを機に富士川サービスエリアで休憩を取りました。渋滞は多少ありましたが何とか無事に帰宅できました。
オンドがズラリと並んだ貴重なショット


富士川SAから望む富士山
(おまけ) 行きの東名高速由比PA付近で燃費値記録を更新しました。(笑)