2017年6月11日日曜日

バンド切換接点修復

1970年代から1980年代に大流行したBCL(海外短波放送聴取)ブームの立役者であるソニーのスカイセンサー5900(ICF-5900)は20年程前に秋葉原の九十九電機(現ドンキ、旧ミナミ電気館の対面にあるビル)で中古品を購入して間もなくソニーのサービスセンターでオーバーホールして貰いました。ダブルコンバージョン(スーパー)で現在の最新機種にも劣らす感度が抜群に良いのでずっと愛用していたのですが最近バンド切換スイッチの接点が劣化したらしく、特に中波受信時に音が出なくなったりしていたのであまり気が進まなかったのですが修復してみました。本体の裏蓋を開けて基板を外しバンド切換スイッチを露出させて注射器で無水エタノールを接点部分に注入してスイッチをを何度も往復させて綿棒で汚れを拭き取るという方法で接触不良を修復しました。短波帯の一部は拭ききれなかったので切換時に若干ノイズが出ますがFMや中波帯は殆どノイズレスで頗る快調です。本当はスイッチを取り外して分解して接点を一つずつ磨くのが本道ですが、其処までやる技倆はないので取り敢えず応急処置ということですね。

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