2007年2月18日日曜日

蝶番&愚痴(^^;

Tユニット用に使う蝶番をホームセンターまで探しに行った。試作2号機までに使用したものは25mm規格の金属(ブロンズ)製のものだったが、滑らかに動作?させるために、所謂遊びが大きかった。これはボタンの操作感覚にかなり影響するものであって、成る可く遊びは小さいに越したことはない。そこでもう少し遊びの小さいものをと下の画像のようなアクリル製の蝶番を買ってみた。今まで使ってきた金属製のものと比べると遊びが余りなくて済み、調子がよさそうだ。こういうものは実際に触れる見本がないので買って試してみないとわからないのが製作する側からすると非効率的ではあるが、まあ仕方ないだろう。自分としては成る可く最小のコストで実用的なものを作りたいのではあるけれども、実際に購入して試してみないと動作感覚がわからないものだから結局は最終の製作コストが高くなってしまう。ある程度ノウハウを蓄積すればいいのだが、それまでは試行錯誤が続くのである。最初の発想をより良い形にするにはコストがかかる。これが所謂「開発費」ではあるが、私のような貧乏人にはこれが結構キツいのだ。(笑) いや、この他に金属製の蝶番を購入してそれの成績が非常に悪かったので、まあ、それに当てつけた単なる愚痴として流していただければ幸いである。(笑) しかし、レシートを見たら品名が「チョウバン」って、こういうところでショップ(会社)そのもののレベルがわかってしまうんですぞ。お気を付け遊ばせ・・・(笑) すみません、酔っぱらって書いてます。(^^;
アクリル製蝶番


2007年2月13日火曜日

二日分まとめて(笑)

昨日(12日祭日)は、コミカレでご一緒しているTさんのご自宅にお邪魔してFCを見せて(触らせて)頂いた。リボンは、オンドに比べると張力が強めだが、レプリカと考えなければこれはこれで充分使えるのではないかと感じた。でもやはりあの単純な指輪だけは何とかしてほしいと思う。(笑) トゥッシュの内部はTさん独自の改良を施されていて感触はなかなかのものだった。その他にもリボンタイプのデバイスやMIDI変換インターフェイスなど面白いものを色々と見せていただいて大変参考になった。トゥッシュユニットのご依頼を頂いているので、Tさん向けに独自付加機能を装備したVer.4を製作する計画である。また、いろいろと業界?やフランスへ行かれた時のお話をきけたのはとても楽しかった。身につまされるものもあったし、僭越ながらオンド・マルトノの将来などのお話しもできて盛り上がった。 P.S. ついつい長居をしてしまいすみませんでした。ワインとても美味しかったです。今度飲みに行きましょう。(^^)

今日は、聖蹟桜ヶ丘の京王アートマンに世界堂が入っているので、ユニット用のアクリルパーツを探しに行った。しかし、アクリル関連は全く扱っておらずガッカリ。別のフロアにあるDIYショップでもアクリル素材はあったものの目的のパーツの扱いはなかった。今までは近所で何の問題もなくいつでも手に入ったものが、いきなり入手できなくなるというのは困ったものだ。こんなことになるなら買い占めておけばよかった。(笑)

2007年2月11日日曜日

MR素子

土曜日、コミカレに出席した後、秋葉原で部品を調達した。トゥッシュユニット改良目的でMR(磁気)センサーを入手した。NECのMRSV92Bというパーツで、一見するとトランジスターにそっくりである。左から1pinがVcc、つまり+側、2pinがGNDで−側、3pinが出力である。テスターや、実際にキーボードのエクスプレッション端子に繋いで実験してみたが、どうもこれはON-OFFの検出用で中間の値は出力しないようで、トゥッシュ用としては使用できないことがわかった。現用の部品が今のところ一番使い勝手がよいのだが、不充分な点もあるので、更に勉強してベストなものを作りたい。

NEC MRSV92B

2007年2月4日日曜日

世界堂縮小 orz

アクリルパーツを買いに近所の駅ビルに入っている世界堂へ行ったら、いきなりCDショップの新星堂に変わっていた。あれ?、無くなっちゃったのかなぁと思って案内板を見ると9階に移動した模様。途中の8階(飲食街)の通路には駅ビルが出来た当時、6階の広いスペースにミニコンサート用?に設置されていた白いグランドピアノが所在なさげに置いてあったのだが、外装は傷だらけ、鍵盤も黄色く変色していて無惨な姿を晒していた。消防法の規定などもあって安易にミニコンサートがしづらくなったのだと思うけれど、使われなくなった後は恐らく調律や整備なんて全くしていないのだろう。楽器に理解のある人がいないと管理がいい加減になって結局ダメになっちゃうんだよね。定期的に調律するだけでも楽器のもちが全然違うんだけれど。あ゛?勿体ないなぁ、要らないんだったら俺に頂戴よ!と思いつつ9階に行ってみると狭っ! 取扱商品数もかなり減っていてアクリルパーツは影も形も無くなりガッカリだ。近所に何軒かあるホームセンターでも扱いが少ないのに唯一品揃えのよかった世界堂からも消えてしまうと、買い出しのために遠出しなければならなくなってしまうのがキツイっす。何故か小分けしたアクリルパーツは東急ハンズでも扱ってないんだよなぁ。それにしても何で売り場移動&縮小したのだろう? 売り場はいつも客が多くてレジでも待たされることが多かったのでこの時期にわざわざ縮小する理由がわからん。いつも思うのだがあのモナリザの絵はヤバイよなぁ。(笑)

2007年2月3日土曜日

回路図エディタ

ネットで電子部品を検索していたら、とあるサイトのリンクから回路図エディタという便利なソフトウェアがあることを知って、早速ダウンロードして使ってみた。仕事の休憩中にちょっと試してみるつもりが、使い始めたら面白くて結構嵌ってしまった。(^^; これまでコンピューターで回路図を作るときにはOOoのドローソフトを使って記号を一つずつ作成して線を引いて、とかなり面倒くさい作業だったが、このソフトだと今までの苦労が嘘のように簡単快適に回路図が作成できる。これがフリーウェアなのだから作者の方にはただただ感謝するしかない(このソフトは水魚堂オンラインというサイトからダウンロードできる)。PDF出力だと拡大しても曲線がギザギザにならないのがとてもいいし、BMP出力でも等倍だときれいに出る。他の画像形式にも(別の画像変換用フリーウェアを使って)簡単に変換できるし文句なしである。早速、ノートに書いた今製作中のユニットの回路図をこのソフトで作ってみて、(非常に簡単な回路の所為もあるが)ホントにスイスイいくので手放せなくなりそうだ。

2007年1月25日木曜日

トゥッシュ・ユニット第2号機製作開始

Yさん用のトゥッシュユニットの回路が決まり、漸く製作を始めた。下のユニットの画像はシャーシに角穴をあけてボタンを組み込んだ状態のものである(まだ、スイッチ類やボリュームは取り付けていない)。今回はオリジナルに近づけるべくボタンに傾斜を付けてみた(原田先生からご要望をいただいていた箇所である)。

前にも書いたが、一番苦労するのはシャーシの穴あけである。アルミシャーシゆえ、スチール材に比べれば柔らかいので加工は楽だが、それでも大きな穴になると予めドリルで何個も穴をあけ、それをニッパーで切断してヤスリがけして仕上げるという行程を経なければならない。手間のかかる作業とは思いつつ、以前松下電工の電動ハンドドライバーを買ったことを思い出した。今までは手動のハンドドリルを使用していたのだが、ドリルチャックの性能や使い勝手がイマイチだった。卓上ボール盤があればベストだが、使用頻度が少ないので購入にまでには至っていない(大して高価でもないので買ってしまえばいいのだが)。さて、電動式ドライバーは暫く使っていなかったので電池の寿命が心配だったが、充電したら全然問題がなくホッとした。これに合うドリルビットを100円ショップで購入して作業開始。最近は工具類が安価で充実しているのでありがたい。電動ドライバーはもともとネジを締め付けるためのものなので回転数が遅く、所謂「電動ドリル」のように迅速な作業はできないのだが、アルミシャーシの加工くらいなら充分ドリルの代用になり、かなり省力化できた。

ユニット第2号機の仕様はLine専用で、調整ボリュームと音量反転スイッチを装備する予定である。エクスプレッション用のものと比べてシンプルにできそうではあるが、ノイズ関連と音質がちょっと心配だ。(^^; でもよく考えてみると、モリス・マルトノ氏が1928年に巴里のオペラ座で公開なさったオンド・ミュジカルに付属していた(初期に製作された)トゥッシュは実はこういうものではなかったかと思うと(僭越ながら、また技術的には比較にならないほど稚拙であることは重々承知の上で)そのままオンド・マルトノの歴史をなぞっている感じがして、製作にも一層力が入ろうというものである。

▲ユニット(製作中)
▲電動ドライバー(松下電工 EZT121・ブログ主のお薦め品)

2007年1月21日日曜日

お酒の話3

スーパーに買い物に行ったついでに酒コーナーへ寄ったら、懐かしい焼酎を発見して思わずレジへ持っていってしまった。(爆) それは大学時代に友人の家に遊び(宴会?)に行ったときによく買っていた「トライアングル」という焼酎。酒屋でもずっと見たことがなかったので、とっくにディスコンになっていると思っていたが一応存続していたみたいだ。当時とは瓶の形、ロゴが微妙に変わっているので製造者表示を見てみるとサッポロビールと書いてあったのだが、確かこれはキッコーマンが作っていたのではなかったか(ネットで調べたら、キッコーマンの焼酎部門をサッポロが近年買収したようだ)。
帰って早速飲んでみたらこれが結構美味いのだ。安い甲類は殆ど純粋アルコールのような感じで原料の風味が残っていないものが多いのだが、これはちゃんの麦の香りがする。エライ! 学生当時は単に酔えればよかったのと、舌が全然肥えていなかったので(笑)、違いがよくわからなかった。というわけで殆ど味を覚えていなかったけれど、結構美味い酒飲んでたのね・・・(^^; 私は学生当時、これとホワイトブランデー「氷彩」が定番だったのでござる。確か田村正和がTVCMやってたなぁ。氷彩ももう一度飲んでみたいけれど、こちらもそれ以来売っているのを見たことがない。ネットの検索でも殆どヒットしない。メーカーのサイトで調べたらまだ現行商品として存在しているようなので、どなたかもし発見したらご一報下さい。(^^;ナンチャッテ
若い頃は酒に超?弱くて、ワインなんて瓶半分も飲んだらオエ?ってなもんだった(まぁ、弱い方が酒代がかからず経済的なのだ)が、一時期は一瓶(720ml)飲んでも全然足りなかったし(笑)、焼酎も720mlを一晩で空けることもあった(さすがに翌日はかな?り辛かったけれど)。でもさすがにもうそういう無謀な飲み方はヤバいので近年は相当に量を減らしている。で、量を減らすとまた少しずつ酒に弱くなってきたみたい・・・(^^; それにしてもブログタイトルの女の子のイラストと記事の内容が全くマッチしていないのが悲シス。