2022年12月11日日曜日

ライスクッカーミニDX

 普段一人用の小型の電気炊飯器を使っているのですが炊きあがりがボソボソと今一つで、まあ不満を感じつつも消費電力が少なく20分程で炊けるので我慢している訳ですが、たまたま出先で直火用の炊飯器を見掛けたので買ってみました。というのも、知り合いの家に遊びに行ったとき直火炊きのご飯が美味しかったのでそれが再現できないかと、取り敢えずキャンプ用みたいですが値段も手頃なので試したくなった訳です。

早速夕飯を炊いてみましたが何しろ初めてなのでおっかなびっくりです。(笑)

説明書の通り先ず強火で炊き始め、蓋が蒸気でカタカタいい始めたので弱火に切り替え蒸気が出なくなるのを待ち火を止め、5分程蒸らして何とか炊きあがりました。焦げたら嫌なので少し早めに火を止めたせいか少し柔らか目でしたが、件の電気炊飯器よりも遥かに美味しかったです。電気炊飯器だとスイッチを入れるだけですが直火式は炊飯の経過を見ていないといけないものの炊飯時間も更に短く炊きあがりも良いのでこれから水の量や火にかける時間を調整していろいろやってみたいと思います。とにかくご飯が美味しかったです。

炊飯中

2022年12月4日日曜日

別れ

今日お寺さんに亡くなった猫の供養をお願いしに行きました。府中にある慈恵院というペットのお寺さんで、20数年前に先代の猫もこちらで供養してもらいました。明日午前中に荼毘に付されるということです。猫については一通り終わりましたが、もう家に帰ってもいないんですよね。ペット用の給水器や残った餌、猫のトイレを見るたびに寂しさが募ります。😢

ここ数年は弱って来ていたので事ある毎に撫でてあげながら長生きしておくれと声をかけてきましたが、その声に応えて22年も生きてくれました。本当にお疲れさまでした。ゆっくり休んでね。自分がそちらに行った時は遊んでやってください。

2022年12月1日木曜日

飼い猫の旅立ち

 今朝、飼い猫のタロベー(本名ハナ)が旅立ちました。22歳の大往生でした。家族は、鼻に黒い模様があったのでハナと呼んでいましたが自分は面白おかしくタロベーと呼んでいました。1週間ほど前から急に食欲がなくなり、トイレを見てもウンチをしていないのでおかしいと思い病院に連れて行ったところ脱水症状とのことで泊まりで点滴をしましたが、先生曰く検査をしたらかなり悪い結果で腎臓がもう殆ど駄目になっており毒素が排出できないため、あとはだましだまし栄養を与えて様子を見るしかなく猫用のミルクを飲ませなさいとのことでした。一応毒素を少しでも吸着するように炭の錠剤とミルクを与えるためのシリンジを貰って帰りました。

炭を砕いてミルクに混ぜシリンジで与えましたが手(前足)をバタバタさせてすごく嫌がって最初は吐き出しましたが何とかシリンジ1本分を飲ませました。食欲が恢復しなかったので時間を決めてミルクを与えましたが段々嫌がって抵抗する力が弱っていくのがよくわかりました。昨晩は体温がかなり下がっており、本当にもう最期かもしれないから意識のあるうちにと思って横になっているハナを撫でながら色々と話しかけました。長い間一緒に暮らしてくれてありがとうとお礼を言い、本当はもっとしてあげられることがあったかもしれないけれどできなくてごめんねと謝りました。あとは具合が悪くなってからも何とか自力でトイレに行こうとしていたこと、最後の最後は粗相してしまったけれど褒めてあげました。話しかけていると私の目を見ようと顔をこちらに向けて少し私を見ているのですが苦しいのか直ぐに元の体勢に戻ってしまうので無理しなくていいからねと身体をさすってやりました。離れて少し経つとか細い声で啼くので呼んでいるのかと思ってそのたびに側に行って撫でてやりました。そんなことを4~5回繰り返しましたがもう涙でハナの顔が滲んで仕方ありませんでした。ハナはいつも母と一緒に寝ているので最後の夜も安心して寝たと思います。

今朝様子を見ると既に硬直していたので真夜中に旅立ったようです。子猫の時から抱っこされるのを嫌がって抱くと暴れましたが、それ以外では引っ掻いてくるようなこともなく餌をやっていると指を舐めてくれたりしました。毛を梳いてやると気持ちよさそうにゴロゴロと喉を鳴らしこちらも癒やされました。ハナは2回ほど生命の危機に遭遇しており、1回目はもう10年以上前になりますが1週間ほど姿が見えなくなりある日出窓の屋根の上でうずくまっていたのを見つけて直ぐに下ろして様子を見ましたが全く元気がなく食欲もないので病院に連れて行ったら胸に水が溜まっているとのことで1週間ほど入院させました。退院してもまだ水が溜まるので根気よく薬を与えました。治癒してからは特に何事もなかったのですが、去年頬が異様に腫れて動けなくなってしまったので病院に連れて行ったらもっと大きな病院でないと処置できないといわれたので別の病院に行ったところ壊死した頬の皮膚を全て取り去る処置をして骨が見えるくらいだったのですがこちらも根気よく毎日消毒を繰り返したら皮膚が再生してちゃんと毛も生えてきたのでした。ハナは強運で2回の難関をくぐり抜けてきましたが、さすがに寄る年波には勝てず静かに旅立ちました。ハナの母親はモモという名前で人懐っこい猫でしたが自宅近くの道路で車にはねられ亡くなりました。丁度自室の窓から見えたので直ぐに遺骸を取りに行きました。願わくばあちらで親子再会してくれればと思います。

いずれ別れの時が来ることはわかってはいるのですが、飼っている生き物が死ぬとやはり辛いですね。

気持ちよさそうに寝ている数年前の在りし日のハナ

2022年11月29日火曜日

ZOOM H6 BLACK

 この間の祝日にピアノサークルの演奏会があったのですが、とにかくこの1ヶ月ほどは殺人的に忙しく演奏会当日午前3時までマスター盤制作、殆ど眠れず朝8時に近所の宅急便営業所からマスターメディアを発送してから演奏会に出発というハードスケジュールだったためピアノの練習もろくに出来ませんでした。前から録音を考えておりそのために入手困難なZOOM F3を折角入手したのですがその他にマイク2本、ケーブル、マイクスタンドを準備する時間的精神的余裕もなく、しかもかなり雨が降っていたため機材一式担いで行くのも面倒になり録音計画を大幅に縮小、結局F3の前に購入したハンディーレコーダーZOOM H6 BLACKと小型の三脚だけにしました。

会場でマイキングしつつセッティング、テスト録音を繰り返しながら再生してみると結構いけるかもと感じました。今迄ZOOMのH4初代機から始まって、同じZOOMのH2、H4n、TASCAM DR-05、DR-07、Roland R-26など色々と使ってきてやはり内蔵マイクでの録音はどれもイマイチだったので結局XLR端子とファンタム電源が使えるハンディー、或いはフィールドレコーダーに別途コンデンサーマイクという組み合わせで録音してきました。なので今回は本当に応急的な録音、取り敢えず聴ければいいやという積もりで殆ど期待していなかったのですが、H6の内蔵マイクは単体コンデンサーマイク並みにいい感じで録音出来ました。これならマイキング次第でメインの録音機としても使えそうですが自分はXY方式のステレオイメージが好きではないので編集時にDAWでステレオエンハンサーを少しかけてより自然な感じになるようにしています。今回は念のため-12dBでサブ録音出来る機能を使いましたが、幸いなことにオリジナルトラックがピークアウトすることはなかったので一安心です。いずれにしても今回生録音に投入してみてH6が単体でかなり使えるレコーダーということがわかりましたので機材運びが億劫だったりそれ程重要ではないときにはH6を使おうと思います。

初代H6はラバー塗装だったので経年でボディーがベトベトになりますが、
BLACKはプラスチック外装なので経年劣化の憂いがなくなりました。

2022年11月26日土曜日

DPアップグレード

 先日、Nuendoをアップグレードしたばかりですが、Digital Performerが半額セールをやっていたので、よせばいいのにこちらもアップグレードしてしまいました。DPも歴史が長く旧Macをメインで仕事に使用していた頃、愛用のシーケンサーVisionが終了してしまったので代替としてDP2.8を購入しました。USB MIDIインターフェイスがぼちぼち出てきて、シリアル接続のMIDI IFだと音数が多い部分でテンポが若干よれたり各パートのタイミングが合わなかったりするのですが、MOTUは対応ハードウェアとDPを一緒に使うことによってより正確にMIDIデータを送受信できるMTSという規格を開発したのでそれにも魅力を感じてDPを導入しました。何しろ当時はPCでオーディオデータを扱うには全く非力(ソフトウエア音源もありましたがレイテンシーが大きすぎて使い物になりませんでした)で、まだまだMIDI音源モジュールが大活躍していた時代でした。確かにMIDIデータの遅れは少なくなり、他のメーカーも同じような方式のMIDI IFを売っていましたね。

DPは長い間Mac専用でVersion8になってからやっとWindowsに対応したのでその時にデモ版を使ってみましたが日本語は使えないしトラックの縦幅が拡大できず非常に見にくく、ネットでは動作不安定という噂も見て保留にしました。なぜ他のDAWがあるのにわざわざDPまで導入したかったのかというと、旧Macのシーケンスデータの遺産が結構あって、デモ版を使ったときMacで制作したDPのデータをWinのDPで直接読めたからです。Visionもそうでしたがチャンクという機能があり、一つのファイルに複数のシーケンスを含ませる事が出来ます。Aというシーケンスを一部変えた別テイクBというヴァリアントを作って聴き比べをしてより良いテイクを選択したり楽器編成を変えた別バージョンを作ったりと、わざわざ別ファイルを読み込んだり保存することなく一つのファイル内で瞬時に別テイクに切り替えが出来るため非常に便利でした。中には10以上のヴァリアントを含んだものもありそれを他のシーケンサーにデータ移行するとなると標準MIDIファイルをチャンクの数だけ書き出さなければならず大変手間がかかり、ネイティブでファイルが読み込めれば一発でロード出来る(トラック名もそのまま継承出来る)のでいつかは購入したいと考えており、バージョンも上がって日本語にも対応しており不安定との噂も聞かなくなったので半額セールを機会にアップグレードしました。2000年に2.8を導入しているので22年ぶりのアップデートになります。Version8が2013年なのでそれでももう10年弱経っていることに驚きです。最初に2.8を導入したのがまだ30歳代、月日が経つのは本当に早いですね。

Version8の時にアップグレードしようと考えた際には、確か代理店にソフトウェアパッケージに付属しているシリアルナンバーの画像(コピー)を送って承認されてからでないと購入できなかったはずですが、今はそういう面倒なことも必要なく普通にアップグレードできました。サポートには全く期待できない日本の代理店(しかもころころ変わる)を通さず直接MOTUから買えればいいのにと本当に思います。以前、MOTUに直接問い合わせをしたことがあるのですが、返信も早く親切でした。それに比べると日本の代理店は返信が遅いばかりでなく無視されることもあって総じて駄目です。

さて、使ってみましたがやはり2.8の時とは印象が違いますね。操作の明快さが薄れて使いにくくなっているかも。ただ、他のDAWと同様にほぼMIDIだけの時代とは異なりプラグインエフェクトが増えたり波形編集の機能も細分化されているのでこれは仕方がないですね。CubaseやNuendoに慣れてしまっているのでメインの座を占める可能性は低いとは思いますが、DPにしか出来ないこともあるはずなので気長に付き合っていきたいと思います。

DP11の画面
それにしてもMOTUという会社は1980年設立なのでもう42年、歴史が長いです。かつてはComposer's Mosaicという楽譜作成ソフトもリリースしており当時購入して持っています。パッケージにはベートーヴェンがデザインされていました。ハードウェアは当時Micro Express USB(MIDI IF)を使っていてその後FastLaneやmicro lite、MIDI Express 128なども買い足しました。いずれも旧Macでも動くので重宝しています。オーディオインターフェイスではaudio express、M4を持っており曲種や気分で使い分け、特にaudio expressはわざわざ自作機に増設したPCIe IEEE1394カードに接続して未だに時々思い出したように使っていたりします。😆 audio expressは2011年発売なのでとっくに生産終了していると思いきや、今でも販売されているというのはすごいですね。当時オーディオインターフェイスを新調しようと思ってRolandにするかMOTUにするかで随分悩んだのもいい思い出です。audio expressはサンプリング周波数が最高で96kHzなので最新のオーディオインターフェイスには見劣りしますが、192kHzなんてまず使わないので十分なスペックで音も明るくて良いです。なんといっても最近の素っ気ない面構えのオーディオインターフェイスに比べるとディスプレイがカラフルでかつ情報量が多く見ていて楽しいですね。おっと、DPからaudio expressの話になってしまいました。DTMの話題は若い頃の懐かしさもあってついつい余計なことまで書いてしまうんですよね。ご容赦くださいませ。😅

2022年11月7日月曜日

Nuendo アップグレード

 steinbergのDAW NuendoがMega saleで半額になっていたので11から12にアップデートしました。


今回のアップデートでライセンス認証方法が変わりUSBドングルが不要になったのでより使いやすくなりました。とは言ってもプラグインの中にはまだUSBドングルが必要な物があるので、そちらのアップデートも早くしていただきたいです。今回のアップデートではCubase PRO12もそうでしたが動作が少し重くなった印象です。ソフトウェア音源の負荷が少し高くなって以前よりオーバーロードが多く起きるようになりました。機能が増えて便利になったのは評価できるのですがもう少し軽く動作するようにしていただけると有り難いですね。これまで低レイテンシーでは最高成績だったオーディオインターフェイス、steinbergのUR22CがZOOMのUAC-8にトップの座を明け渡しました。UAC-8は超低レイテンシーで音質も大変よろしいのですが既にディスコンというのが非常に残念です。

2022年10月1日土曜日

ピレコ購入

 ピレコというのは河合楽器製作所製のピアノ専用録音装置PR-1のペットネームで、特製マイクロフォンを使って周囲の雑音を殆ど拾わずピアノの音だけを収録するという画期的なシステムでしたが随分前に生産中止になっています。以前から試してみたいと思っていたのですが、標準小売価格が結構高かったせいか中古でもいい値段が付けられていてなかなか買う迄には至らなかったのです。友人が最近アップロードしたピアノ演奏動画で音の収録にピレコを使っていてそれが切っ掛けでたまたまネットオークションを検索してみたら電源アダプターと取説無しのジャンク品がなんと3000円で出品されているのを見つけて速攻で落札しました。何というタイミング。(笑) 純正電源アダプターは出力DC15V4Aという特殊仕様で純正品は7700円もしますが取り敢えずジャンク品として出品されていたので万一動作しなかった場合を考えてAMAZONで同じ仕様の互換アダプターを2000円前後で購入しました。商品が届いて恐る恐る互換品ACアダプターを接続して無事電源は入りました。オークション出品時の画像を見ると2008年製の古い物なので多分動かないのではないかと思っていたCDRドライブは確りと動作し、木製のケースに収納された特殊専用マイクも全く問題なしの完動品です。ちょっと手間なのでアップライトピアノには取り付けずに取り敢えず自分の声でどんな音がするのかチェックしてみました。結果は事前の予想より遙かに低音をよく拾っておりなかなかいい感じです。専用マイクは設置方法からピエゾではないかと思っていたのですが自然な感じの音質なのでダイナミックかもしれません。この製品は価格が高いこともあって殆ど売れなかったのではないかと思いますがなかなかの良品でした。なんといっても使用感はあるものの3000円(電源アダプターと送料合わせて計約6500円程度)で完動品を入手できたのが嬉しいです。これだからジャンク漁りはやめられない?(笑) この装置で録音したピアノ演奏はいずれアップロードする予定ですがいつになるかは未定です。