2014年9月19日金曜日

景品到着

麦とホップ・輝くゴールドキャンペーンの景品が到着したので、麦とホップを飲みました。


2014年9月17日水曜日

安物 Audio IF マニア?(笑)

最近、ヤフオクなどで安いオーディオIFを見つけるとつい買ってしまって数が増えてしまいました。(笑) 高級品を1台買えばそれで済む話なのですが、根っからの貧乏性なのでついつい色々と試したくなってしまうんですよね。(^^; このクラスのオーディオIFの音質は団栗の背比べとはよく謂われますが、なかなかどうしてやはり各社の音質に対する思想の違いが製品によく現れており、じっくり聴くと音質の差がよくわかります


上から、Native Instruments AUDIO 4 DJ、BEHRINGER UMC204、M-AUDIO FAST TRACK PRO、M-AUDIO ProFire 610、Focusrite SCARLETT 8i6 です。


Native Instruments AUDIO 4 DJは非常に見通しの良いスッキリした音です。DJという型番とは裏腹に高音質HiFiサウンドを聴かせてくれます。本体に入力ボリュームがないのでちょっと使い勝手が悪いのですが、内蔵フォノイコライザーが大変優秀です。また、データ転送の欠落がわかるユーティリティーが付いていて非常に便利です。

BEHRINGER UMC204は落ち着いた音で動作が非常に安定しています。安価ではありますが操作系に不足は全くなくコストパフォーマンスは非常に高いです。本機は96kHz24bitまでの対応ですが、UMC204HDという192kHz24bit対応した新しいバージョンもあります。そちらも2万円以下で購入できるようで更にコストパフォーマンスが良いかも知れません。
【追記】UMC204に最新(2016年4月現在)ファームウェア(V1.12)を適用することによってUMC204HDと同等品(192kHz 24bit対応)になります。こちらを参照ください。

M-AUDIO FAST TRACK PROは非常にニュートラルな音です。USB1.1という古い規格ですが、音飛びもなく非常に安定しています。USB1.1の帯域幅の関係から本機の最大規格96kHz 24bitは入力あるいは出力1系統のみになってしまいますがS/PDF端子も付いており使い勝手が大変良いです。以前オンキョーやRolandのUSB1.1オーディオIFを使っていた頃は音飛びが激しくてとても実用にはなりませんでしたが本機の安定度は素晴らしいです。

上述のFAST TRACK PROと同じ製造元であるM-AUDIO ProFire 610は192kHz 24bit対応という事で今更ながらの導入ですがとにかく音が良いです。スッキリとした非常に見通しの良い音に感激しました。充分リファレンス機材として使用できます。これを使うためにわざわざ(既に時代遅れの?)FireWireカードまで別途購入しましたが、その価値は充分にあります。FireWire接続のオーディオ用途にはテキサス・インスツルメントのチップでないと不具合が出るという情報がありますが、安物のVIAチップでもWindows 7の環境下で全く問題なく動作しています。スタンドアローンでマイクプリアンプ、DA/ADコンバーターにもなるという優れもので、この辺は以前の機種からM-AUDIOの一貫した設計思想を感じて好感が持てます。音といい痒いところに手が届く機能といいすっかりM-AUDIOのファンになりました。現在メインで使っています。M-AUDIOは以前はMIDIMANという社名で90年代にMacでゲーム音楽の仕事をしていた頃、外部MIDI音源モジュールに接続するMIDI インターフェイス MACMANには随分お世話になりました。金属製のかなり重厚なボディーで故障もなく非常に調子が良かったです。現在のM-AUDIOは192/24のオーディオIFは発売していないようで残念至極ですが、同社のヘッドフォンHDH50を本機に繋いで聴いていますが相性もバッチリで解像度も良く満足しています。AV30というパワードモニターも癖がなく良いスピーカーです。いずれは同社のマイクロフォンも使ってみたいですね。

一番下はフォーカスライトのスカーレット8i6で非常に充実した太めの音がして大変好印象です。製造は中国ですが、設計は英国なので信頼できます。但しサンプル周波数、ビットレートの変更には結構シビアで付属のミキサーソフトウェアと波形編集ソフトやシーケンサーのサンプル周波数とビットレートが一致していないとフリーズする事があります。音は非常に良いのですがこの点だけが非常に残念です。M-AUDIOのように特にユーザーが意識しなくてもソフトウェアとの連携(連動)が完璧だったら言うこと無しなんですが。尚、本機は某楽器店で、ヘッドフォンボリュームにガリがあるという理由で中古品を2000円程度で売っていたものを購入しました。殆どタダみたいなものですね。

以上、独断と偏見によるオーディオインターフェイスの試聴レポートでした。(^^;

2014年9月16日火曜日

懐かしいもの(エイトチャージャー)

某有名中古品チェーン店に行くと個人的に非常に懐かしいものを見つけてしまい、値段も激安324円(税込)だっのでついつい買ってしまいました。(笑)

その商品とは乾電池(ニッカドやニッケル水素ではない普通に市販されている乾電池)を充電してパワーを復活させるというエイトチャージャー(双葉電器製)です(勿論、時間はかかりますが2次電池も充電できます)。1970年代、つまり私が小中学生時代には自由になるお金も少なかったため乾電池を大量に消費する訳にも行かず、ラジオやラジカセで消費した乾電池を再利用するために本製品には随分お世話になったのですが、操作法が悪くて電池から液漏れして接点が腐食してしまったため捨ててしまいました。まさかこの時代にまた出会えるとは思わず、懐かしさも手伝ってついつい速攻でレジに持って行った次第です。(笑)

某中古店で見た時には埃まみれで透明な蓋には電源コードから染み出した可塑剤が浸食した跡がありましたが、念入りに分解掃除したら新品同様とはいかないまでもかなり綺麗になりました。接点に腐食が全く見られない事や、電源コードのプラグにも錆がなく裏蓋を開けてみて内部も非常に綺麗だった事から、前オーナーは殆ど使わずに保管していたようです。ちょっと怖かったですが(笑)、電源を入れたら正常に動作しました。裏蓋の表記に型番違いに220Vとあったので、輸出用製品もあったようですね。まあ、この歳になったら遙かなるノスタルジーに浸っても良いかなと思った次第です。(笑) この時代、本体はMade in Japanで、現在とは異なり中国製は全然ダメでまだまだ日本製品がコスト的にも有利な時代だったんですね。当時、愛読書だったラジオの製作などのエレクトロニクス関連の雑誌によく広告が出ていました。一番下の画像は手元に残してあるラジオの製作1976(昭和51)年6月号に掲載されていた広告です。

双葉電器 エイトチャージャー
能書き

ラジオの製作 1976年6月号の広告

2014年8月26日火曜日

ヘッドフォン

15年以上愛用してきたヘッドフォンが遂に壊れました。と言っても断線してドライバーユニットのケースが外れてしまっただけなので修理できない事はないんですが。今までにも何度か断線してその都度半田付けして使ってきましたが今回は根本的に大手術が必要なようです。因みにこのリード線はビニールの被覆を剥いてみると普通の銅線のように見えますが、エナメル線のように透明な絶縁体でコーティングされているので、紙やすりなどで絶縁体を削ぎ落とさないと半田が乗りません。半田付けは結構苦労しました。丁度仕事用のデータを保存していたハードディスクが突然認識しなくなってしまったのでデータ救出用のソフトウェアを急遽買ったりして、修理に費用を回せなくなってしまい暫く代用品で凌ぐ事にしました。

SONY MDR-CD900
酷使した為イヤーパッドはボロボロ、ドライバーユニットのケースも一部凹んでいます
壊れたのはソニーのMDR-CD900というヘッドフォンで、音楽業界では標準モニターとして使用されている定番品です。解像力が非常に高く、これで音源を聞くとアラがすっかり判ってしまうので音源修復や編集する場合の必需品です。リスニングには使えないという評を見ますが、私は全ての用途にこれ1本でやってきました。リスニングにも全然問題ありません。現在はMDR-CD900STという型番で売られていますが、私のものは、このヘッドフォンが一般に認知されて大々的に売られるようになる前に業務用として一部の店で扱っていた頃の物でSTというサフィックスがありません。同じ型番の民生用もありましたがそれとは異なり無地の白い箱に入っていました。勿論説明書もSMEのものでした。ネットで調べたら、現在のSTとはドライバーユニットが違うので音質も異なるような事が書いてありました。結構レアもののようです。(笑) いずれちゃんと修理するつもりです。因みに、赤い"for DIGITAL"シールはCDが発売された当時、デジタル音源にも対応していますよとアピールするためにソニーのオーディオ機器に貼られていたものと同じもので、これを見ると何となく懐かしい気持ちになります。(笑)

さて代用品は?

オーディオテクニカ ATH-A7R

A7の限定高級バージョン品でMDR-CD900と大体同じ頃リスニング用に買いました。イヤーパッドは材質に良い物を使っている上級機のA10と共用ですが、下位機種の廉価品も装着できます。



これは高音域が独特でしかも低音が余り出ないかなり癖のある音質で、側圧が比較的強く長時間着けていると耳が痛くなるので仕事でもリスニングでも殆ど使いませんでした。改めて今聞くとそれなりに良く聞こえますが、仕事用には×。

スタントン DC PRO 2000



これは型番にDJと入っていますが特に低音重視のラフな音という訳でもなく、なかなかバランスの良い音で、然も精細な面も持っておりクラシック音楽も問題なくいけます。側面のスイッチでモノラルに切り替えられるのが便利で、装着感も悪くないです。イヤーパッドが経年劣化でボロボロになったので交換しようとしたらメーカーで部品を作っていないようで結局は使い捨て? 購入時は10000円近くしたのですが交換部品すら用意されていないとは、物がかなり良いだけにガッカリです。○

ヌー HX3000




何かの付属品だと思いますが低音だけがやけに出て、しかももっさりした音で全体的な見通しが悪くかなり聴き辛い音質です。リスニングにも仕事にも殆ど使えません。×

ベリンガー HPM1000



これは800円くらいで売られている物でシャレで買いました。時々ベリンガーには性能対価格比が異常に良好な製品があるのでそれを期待しましたが残念乍らハズレでした。(笑)
ヌーのHX3000と同じく低音がボンボン出ます。高音域はヌーよりは出ているようですが解像度があまり良くないため、修復しようとするノイズが殆ど聞き取れません。ソフトというか芯のない音なので、余りに鮮烈すぎて耳が痛くなるような音源を聞くには好いかもしれません。仕事には×ですが特定のソースであればリスニングも可かも知れません。△

パイオニア SE-MJ5



このヘッドフォンはなかなか充実した立派な音なのですが、高音域が少し弱いせいで全体的に若干ナローな感じを受けます。モニターというよりはリスニング向きでかなり音楽的な鳴り方をします。ただ、耳たぶに乗せるタイプで、しかも側圧が非常に強く2時間程装着していると耳が痛くてどうしようもなくなりますから長時間ヘッドフォンを装着する仕事には全く向きません。音は決して悪くないのにこの点だけが惜しいです。

SUPERLUX HD681B



スーパーラックスは石鹸みたいな名前ですが台湾のプロ用音響機器メーカーで各社にOEM供給しているようです。安くて良いヘッドフォンがないかとインターネットを検索していたらこのヘッドフォンを見つけました。ユーザーの評判も上々でアマゾンで2,551円と圧倒的に安かったのでダメ元で買ってみました。笑っちゃうくらいAKGとそっくりなデザインです。681シリーズは、無印がフィリップスのHP890、Fがオーディオ・テクニカのATH-AD500、BがAKGのK240の周波数特性に合わせてあるようです。音質は評判に違わず、2500円程度という値段からは考えられないくらい非常に良好です。解像度もそこそこあって仕事にも充分使えます。安くて大変良い買い物をしました。同社の他のヘッドフォンも試してみたくなりました。暫くこの素晴らしいヘッドフォンで凌ぐ事にします。

2014年8月22日金曜日

ジャンクスピーカー

先月は夏風邪で高熱を発し3週間程寝込みましたが、下旬に漸く調子を取り戻して現在は通常の生活に戻りました。夏もそろそろ終わりだというのにここ4日ばかりはもの凄い暑さですね。夜になっても全然涼しくならなくて、この時期に夏風邪に罹らなくて本当に良かったです。何しろ夏風邪は自身の発する高熱+周囲の気温の高さのダブルパンチ+物を(水さえも)飲み込めない程の喉の痛み(トリプルパンチ)で本当に生き地獄でしたから。(^^;

さて、近所の某リサイクルチェーン店を久し振りに覗いたら面白いものを発見しました。DALI のハイエンドスピーカー、EPICON 6 (ペアで約120万円)用のウーファードライバーなのですが、プライスタグに「(構造見本用の)サンプル品なので動作しません(ジャンク品)」という注意書きがありました。

DALI EPICON 6 用ドライバーユニット

上の写真のように元箱入りで手に取るとズッシリと重くなかなかの美品ですが、裏返してみるとまずボイスコイルに繋がるリード線がバッチリ切られていました。(T_T)

切断されたリード線

これでは動作しませんね。ただリード線があるという事はこの先にボイスコイルも付いている筈だと思って更に内部をよく見るとありました!

ボイスコイル

断線もなさそうなきれいなボイスコイルです。私は構造見本というので、てっきりボイスコイルもマグネットもついていない形だけ似せたパッシブドライバーのようなものを想像していましたが、本物のドライバーのリード線を切っただけのようです。だとしたら、リード線を繋げば鳴るかも!と思ってレジに直行しました。(笑) もし鳴れば儲けものですがどうでしょうね。(^^;

箱のレーベル
帰宅して取り敢えず1.5Vのコイン電池(使い古して弱ったもの)を残ったリード線に繋いだらボソボソと音が出たのでちゃんと鳴りそうです。ボイスコイル接続用のリード線を調達して近々修理したいと思います。

DALI のスピーカーは、確か1990年代後半に仕事に必要な機材を物色していて、ふと立ち寄った秋葉原のオーディオ店で小型ブックシェルフスピーカーを色々聴かせてもらった時に、店員が「とても良いスピーカーがありますよ」と言って同社のメヌエットを聴かせて貰ったのが最初で、確かにそれまでに何台も聴いたスピーカの中でも突出して音の良いスピーカーでした。小さなキャビネットからは想像できない程低音は良く出るし、何といっても音が素晴らしく綺麗だったのが印象に残っていて、当時 DALI は新興メーカーで余り聞いた事のある名前ではありませんでしたが、DALI といえば美音というイメージがその時に出来上がりました。メヌエットがペアで10万円、非常に欲しかったのですが他に必要な機材があったので結局買わずじまいでした。モニタースピーカーは当時業界標準だったヤマハのテンモニを持っていたのですが直ぐにその出音の窮屈さが嫌になり、タンノイのシステム600に替えたりしました。最初にメヌエットを買っておけば幸せだったろうなと今にして思います。DALI は今でも一番欲しいスピーカーメーカーなので、ユニットだけでもとついつい買ってしまいましたが、ちゃんと復活しそうで楽しみです。

2014年6月11日水曜日

自作自演

先月末、五反田文化センター音楽ホールで行われたピアノサークル定演の録音で自作自演です。汚い自筆譜とシンクロさせてみました。録音レベル超過で所々歪んでおります。


2014年5月24日土曜日

またまた衝動買い(笑)

中古のオーディオIFが安かったのでをまた購入。(^^;
今度はNative InstrumentsのAUDIO 4 DJです。アナログディスクからの取り込み用にRCA端子装備とフォノイコライザー内蔵で96kHz 24bit 対応ということで食指が動いてしまいました。どうもRCA→標準プラグ変換コネクターを挟むと音質劣化するような気がしていたので・・・まあ、気の所為なんですけどね?(笑) 本機の型番にDJとあるように、所謂アナログディスクを扱うDJ向けに作られたハードウェアのようですが、ピュアオーディオ用としても非常にクリアな高音質なので大変満足しています。トランスを噛ませばMCカートリッジも充分いけますし、実際にAT33LTD+AT660T/OCCの組み合わせでLPを取り込んでみたところ本機の内蔵フォノイコは大変優秀で通常使用では充分過ぎる音質です。更にオルトフォンSPU Classic GE+T20MK2 に替えたら相性抜群で実に素晴らしい。LED表示もわかりやすく非常にスマートで好感がもてます。前回衝動買いしたFocusrite Scarlettはぎっしり詰まった濃い音、今回のNI製はスッキリとしたHiFiでそれぞれ長所があって甲乙つけ難い感じです。用途によって使い分けが肝要ですね。

NI AUDIO 4 DJ
設定画面
フォノのゲイン調整画面