2016年6月1日水曜日

Flightradar24

最近Flaghtradar24.comというサイトを見つけまして結構嵌まっています。(^^;

先ずこのサイトを見て意外だったのは、非常に多くの飛行機がリアルタイムで空を飛んでいるという事でした。今まではニュース等で「ニアミス」といわれても中々ピンと来なかったのですが、このサイトの画面を見ていてこれだけ飛行機が飛んでいればニアミスも普通に起きるんだろうなと思った次第です。飛行機は燃料や所要時間も含めて最短距離で目的地まで到着するために大圏ルートに即した航路を選ぶのですが(偏西風や天候などの諸条件により必ずしも大圏ルートをそのまま飛ぶ訳では無い)、これが通常のメルカトル図法の世界地図では非常にわかりにくいんですよね。例えばヨーロッパの主要都市の場合、メルカトル図法だと西北西(殆ど西)を目指せば良さそうに考えますが、実際の方角は北北西なんですね。アメリカのロサンゼルスに行くには真東を目指せば良さそうですが、実際には北東の方角です。これは球面を平面図に表記した所為でもある訳ですが、中学生の頃海外短波放送を効率的に受信するためにはどちらの方角にアンテナを向ければ良いのかを知るために雑誌に載っていたいびつな大圏ルート地図を見て何となくは知っていたものの、実際にこのサイトで航路の軌跡が表示されると納得します。

それにしても飛行機というのは改めて速いなぁと感じました。飛行機は鳥を参考にして作った物ですが、鳥も移動速度は非常に速いです。父親がまだ生きていた頃入院していた病棟の窓からぼんやりと鳥を見ていたのですが、JR中央線の国分寺駅から西国分寺駅まで鳥たちの集団は10数秒で移動していました。今回この飛行機のサイトで羽田発フランクフルト行きの全日空機の軌跡を見ていたら、飛行ルート上にあったJR吉祥寺駅から西武線大泉学園駅までほぼ20秒でした。まあ、ミクロ的には数十秒なのですが、出発から到着までは10時間くらいかかりますし、自動操縦&副操縦士の存在を考えてもパイロットは人命を背負っているという強烈なプレッシャーもある訳で、精神的にも肉体的にもかなり大変ですよね。私などは東京~名古屋5時間の運転でグロッキーだったので本当に想像を絶する大変さだと思います。(^^;

まあ、ネット時代になって以前には考えられなかった飛行機の軌跡がリアルタイムで見られるのは本当に面白いと思います。

羽田発フランクフルト行きの航路表示
実際に飛んでいるかのような3D表示

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