2016年6月18日土曜日

楽器店とピアノ

今日はよく晴れて暑かったですね。梅雨に入って天気が悪い日が多くなり毎日ウォーキングできないので今日は夕方からウォーキングを兼ねてららぽーとの宮地楽器にドビュッシーの楽譜を買いに行きました。

店内にはグランドピアノが2台(C1X、C3X)置いてあったので楽譜を買った後しげしげと見ていたら店員さんが寄ってきて色々と教えてもらいました。最近はトランスアコースティックという方式があるそうでC1Xにはそれが搭載されていました。ピアノの響板にトランデューサー(スピーカーみたいなもの)が仕込んであって楽器全体を鳴らす仕組みだそうで、サイレントモードにして鍵盤を弾くと内蔵音源のいろんな音色がピアノから出てきます。サイレントピアノだと音をヘッドフォンで聴いたりアンプに繋いでスピーカーから音を出しますが、ピアノそのものが鳴るというのが面白いです。グランドのサイレントは弾いた事がなかったのでちょっと触らせてもらいました。音を全く出さないとやっぱり違和感がありますが、ピアノから内蔵音源の音を出すとかなり解消しました。やっぱり幾らグランドピアノとはいってもサイレントモードで音を出さないと電子ピアノみたいな感じですね。(笑) で、店員さんが隣のC3Xをやたら薦めるのでちょっと弾かせてもらいました。こちらはサイレント機構のない普通のピアノです。ドビュッシーの「西風のみたもの」を半分くらい弾いたのですが、pp~ffまでコントロールしやすくて中々良かったですね。西風の冒頭はppなのですが、弾いた途端「おおっ」と思いました。サークルの練習会やスタジオでよく弾くピアノだとここがちょっとうるさくなってしまう(技術が足りない(^^;)のですが、ソフトペダルなしでも結構いい感じに弾けたんですよね。Xシリーズになってから良い音が出せるようにかなり改良されたらしいのですがその成果を感じる事ができました。フルコンサートグランドピアノはスタインウェイ以外にはちょっと食指が動かないのですが(^^;、小型からセミコンまでだったらやっぱり変な癖のないヤマハがいいです。

カタログをもらってきたのですが、随分ラインナップが増えましたね。創業125周年の新シリーズC1X、C2X、C3X、C5X、C6X、C7X、旧シリーズを踏襲しているC1TD(TDはトラディショナルを意味するようです)、C3TD、一番小さいグランドGB1K、コンサート用の高級ピアノS4B、S6B、CF4、CF6、フルコンCFXなどなど。家に1978年発行のヤマハピアノの古いカタログが残っているのですが、一番安いG2Eが67万円、C3Bが90万円、フルコンのCFが290万円です。今日もらってきたカタログの値段を見るとC2Xが180万円、C3Xが220万円(C3TDが195万円)、フルコンのCFXが1900万円!(@_@)でした。いやぁ、ビックリです。でも1番小さいのでいいからグランドピアノ欲しいなぁ・・・(店員さんの評価では私の演奏を聴いた限りではC5X位でないと厳しいとかなんとか・・・。セールストークなんでしょうけどネ(笑))。

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