2016年3月21日月曜日

お別れ会

といっても人ではなくて、友人の家が新築のために取り壊されることになったので、主に友人の奥さんが主催する会のメンバーが集まって宴会をしました。高校時代から付き合いがある友人の家は1950(昭和25)年に建てられた都営住宅で(何とトイレは未だにオリジナルの汲み取り式で、つい最近市役所から水洗にしろと警告が来たそうです(^^;)、何度も行きました。友人の祖母がまだご存命の時には遊びに行くたびに色々とお世話になり私にとっても思い出深い家です。まあ、物持ちの良い友人なので、スーパーのいなげやの話の最中にブルーチップというクーポン券が配られていたという話題が出た時に実物のブルーチップセービングブックが押し入れから出てきました。リスのキャラクターが懐かしかったのですが、驚いたことに未だにブルーチップって存在していたんですね。すっかり見なくなったのでとっくの昔になくなったと思っていたのですが・・・(笑) しかも、昔貯めた古いものでも景品に交換できます。(@_@) その他、余興でピアノを弾いたのですが、フローラという国産アップライトピアノは長い間使われていなかったので調律はもとよりアクションもへたっていて鍵盤のタッチが一つ一つ違ったので弾くのに苦労しました。(^^; 本格的なオーバーホールが必要ですね。

19時過ぎに終会で小平から自転車で帰宅しました。今月末に取り壊しが開始され、8月末頃に完成するとのことでした。昭和初期のレトロな家を目指して古い資料を参考に設計し、建築屋を何軒も廻って漸く建ててくれる業者を見つけたそうです。話を聞いて驚いたのは、我が家は1975(昭和50)年に購入した安い建て売り住宅なのですが、今同じものを建てようとすると滅茶苦茶お金がかかるらしいです。というのは柱などに使う木材に良い物がなくて、1975年には普通だった殆ど節のない木材は現在は超高級グレードだそうです。予め出来合いの材料を使ってプラモデルのように組み立てるものが主で、一から設計して材料も吟味してということは殆どやらないそうですね。なので希望の住宅を建ててくれる業者が中々見つからず、かなり苦労したようです。木材に良い物がないというのはピアノの響板や他の楽器などにも当てはまり、拘る人は1970年代以前の古いピアノを探すという話をよく聞きます。私のヤマハのアップライトピアノは昭和40年代のものなので、今よりはまだ良いのでしょうかね。サイレントに改造してからは殆ど弦を鳴らすことはないのですが、たまには鳴らしてやらないといけませんね。何だか結語が楽器の話になってしまいました。(笑)

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