ドメニコ・スカルラッティのソナタは軽快な感じが独特の魅力で以前から弾いてみたかったのだが、なかなか纏まった楽譜が入手しづらく、というか500曲以上あるので全部揃えるのがかなり大変で殆ど手つかずの状態だった。バロック時代のソナタは「器楽曲」という意味合いくらいしかなく、古典派以降の「ソナタ形式に則った楽曲」とは別物である。しかも、もともとチェンバロやクラヴィコードのためのものなのでピアノで弾くと少し重い感じになるが、それでも楽曲の魅力は決して損なわれないと思う。
仕事の合間にネットを彷徨っていたらパブリックドメインの楽譜をみつけて、早速全部ダウンロードした。(笑) 特にお気に入りの曲は、ロンゴ番号487、カークパトリック番号125、ト長調のソナタである。楽譜を見た限りではそれ程難しいようには思えないのだが、実際に弾いてみるとこれがなかなか難しい。ベートーヴェンやショパンとはまた別の難しさがある。強いて言えば、ある種ハイドンやモーツァルトに近いと表現したらよいだろうか。やはり、チェンバロとピアノでは基本的に演奏技術が違うのだろう。別の楽譜(チェンバロ用)では右手と左手の指定があったりする。特に、2声部しかない曲は誤魔化しが利かない。(T_T)
さて、性懲りもなく調子に乗ってメトロノームに合わせてMIDI録音したデータのミスタッチを修正してクオンタイズをかけたものをアップしたのでお暇でしたら聴いてやってください。(^^;
演奏ステキでした♪さすがですね^^
返信削除これを機にチェンバロも始められてはいかがですか?(笑)
ぜひ!
コメントありがとうございます。m(_ _)m
返信削除お褒めの言葉を頂いて恐縮しております。(^^;
バロックをやるならやっぱりチェンバロですよね~。時間に余裕が出来たらチェンバロは是非やってみたいです。(^^)