2007年9月30日日曜日

甥っ子

アメリカから甥っ子が遊びに来た。甥っ子はテキサス州にある軍の学校で勉強していて、ついこの間課程を修了したばかりである。軍に入る前は長髪だったが、今は坊主頭である。妹の話では、制服を着ると普段とは違ってシャキッとするそうである。(笑) この後、すぐにドイツの基地へ赴任するらしい。まあ、父親(私の義理の弟・アメリカ人)にはドイツ人の血も入っているとの事なので、随分薄まっているには違いないが、一応ご先祖様の地である。それまでの約1週間の束の間の休暇をこちらで祖父、祖母と過ごすためにやってきたというわけである。ここのところイスラエルがシリアを爆撃したり、アメリカもイランで戦争をやる気満々なので今後の情勢がちょっと心配だが、整備関係の仕事という事で一応私としては安心してはいる。日本でもインド洋での給油(所謂テロ特措法)について揉めているが、当事者としての自覚があまりにもなさ過ぎる。戦争はない方がいいに決まっているけれど、平和を確保するには影では汚らしい程の暗闘があるという事を忘れるべきではないと思う。綺麗事で平和と繁栄は享受出来ないという事だ。甥っ子を見ていてふとそんな事が頭をよぎり、自分は本当に幸福な国に何不自由なく暮らしているのだなぁと改めて感じた次第である。

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