2021年1月31日日曜日

運転免許証更新

 そろそろ誕生日が近くなってきたので、本日午前中に府中の試験場まで行って運転免許を更新してきました。先週の日曜日に行くつもりだったのですがかなり雨が降っていたので行く気をなくして今日漸く重い腰を上げました。(^^; 前回はゴールド免許だったので近所の警察署で更新できたのですが、今回は1回だけ違反をしてしまい普通免許に格下げされたためわざわざ試験場まで出向いた訳です。朝9時半頃に試験場に着いたのですが凄い人で長い行列に吃驚しました。これ午前中には終わらないかもと一瞬思いましたが、まあ何とか順調に進んで手続き開始までこぎ着けました。今更ですがこういう時にスマホというかネットに繋がったタブレットがあると時間つぶしが出来るので長い列に並ぶのも気持ち的に楽です。手続きの書類に必要事項を書いた後、視力検査以降の行程はスムーズでした。約1時間の講習を受けて免許証を受け取ったのが11時半近くで全行程約2時間でした。以前に試験場で更新した時は講習が終わってから免許証を受け取るのに別の建物に移動して暖房も余り効いていない寒い部屋で待たされかなり時間が掛かったという記憶があるのですが、もう10年以上前の話なので色々と変わったのかも知れません。というかコロナの所為で行程が見直されたのでしょう。ゴールドだと近所の警察署で更新できて講習も30分くらいなので楽で早いのですが、ついつい違反してしまったのが悔やまれます。今までは平日に行けたのですが、仕事の関係で日曜日にしか行けなくなったので不便になりました。自営の頃は時間が自由で本当に良かったですね。また戻りたいです。

2021年1月30日土曜日

無水エタノール入手

 仕事帰りに駅前の薬局に立ち寄ったら無水エタノールが入荷していたので速攻で入手しました。無水エタノールはオーディオ機器などの電気接点(プラグジャックなど)の洗浄、糊などのベタ付き除去、金属の清掃、錆落とし、カメラレンズの汚れ落としなどに非常に有用なのですが、昨今のコロナ禍で「無水」だから通常の消毒用アルコールよりも殺菌効果が高いのだろうと勘違いして、普段は無水エタノールに全く縁のない人たちが買いあさったようで、昨年から店頭在庫が払底して困っていました。勿論無水エタノールにも殺菌効果はありますが、アルコール純度が高く直ぐに蒸発してしまうため通常の殺菌には不向きなのです。酒税も掛かるため少ない容量でも高価です。殺菌効果のみを求めるのであれば、適正な濃度のエタノールに更に他の殺菌成分を配合した殺菌剤や、石英ガラスで紫外線を放出する構造の殺菌灯の方がコストパフォーマンスは高いので殺菌だけが目的の人は無水エタノールを買ってはいけません。(ホントに迷惑!)😠


無水エタノールは溶剤でもありますので塗装されたものを拭くと塗料が溶けて剥離します。なので使い方を誤ると大変なことになります。この性質を利用してラバー塗装されて年月が経ち加水分解でベタベタになったマイクを綺麗にしたこともあります。いずれにせよこのコロナ禍、通常は難なく手に入るものが買えなくなったりして本当に迷惑千万で早く収束して欲しいと切に願っています。

2021年1月1日金曜日

明けましておめでとうござます

 本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
昨年はコロナ禍で大変でしたが、今年こそ皆様にとって佳い一年になりますよう心より祈念しております。

また、昨年はブログ更新を随分サボりましたが、本年はなるべくブランク月が無いように更新していきます。相変わらず、しょうもないネタばかりだと思いますが、ご寛恕くださいませ。(^^;

さて話は変わりますが、申し込んでいた楽天モバイルWiFiが先月30日に2日で届いて使い始めました。


ネットを見ていたらキャンペーンで機器代無料、1年間無料で使えてその後は月額2980円(税抜)という広告に釣られて思わず飛びついてしまいました。(笑) ボディーカラーはホワイトとブラックの2種類ありましたが、汚れや黄ばみが目立ちにくいブラックを選択しました。前からポケットタイプのモバイルWiFiが欲しいとは思っていたのですが、戸外でちょろちょろっとネット接続する用途にしてはどのキャリアも未だ料金が高くて見送ってきました。最初安いように見せかけて少し経つと料金がはね上がったりとまだまだ気軽に導入できません。以前、ガラケーに付いているテザリング機能を使ってiPadでネット接続した時などは大して見ていないのに軽く1万円越えの請求が来て吃驚しました。ただ、楽天モバイルは他と比べてサービスエリアがかなり狭いらしいですが、地方に行くこともないし、自分が試した限りでは特に問題なく接続出来たので何とか使えそうです。激安タブレットスマホを入手した時には格安Simを入れようかと考えましたが、これで部屋から持ち出したiPadやタブレットスマホでwebが見られるようになり取り敢えず満足しています。

2020年12月31日木曜日

本年もお世話になりました

 あっという間の大晦日です。今年は仕事が忙しくて疲れてしまったこともあって4ヶ月近くもブログが更新できませんでした。長くブログをやっていますがこんなに長く更新しなかったのは初めてでした。来年はなるべくブランクが無いように続けていきたいと思います。

さて、今年の最後のエントリーですが先日カルチャースクール出席後に寄ったヤマハ池袋店でミヨーの「ボヴァリー夫人のアルバム」を見つけて買いました。3600円で、語りの文章(フランス語と英語)が印刷されたシートが入っていました。この曲集は楽天的で明るいミヨーの作風とはちょっと違って愁いに満ちているというかどことなく悲しさが漂っていて好きな曲集です。随分前にアレクサンドル・タローのピアノ、マドレーヌ・ミヨーの語りが収録されたナクソスのCDを聴いて耳コピーして全曲を楽譜に起こしたくらい気に入った曲集で漸く本物の楽譜を入手できて嬉しい限りです。

それでは皆様、よい年をお迎えください。

2020年12月30日水曜日

JVC Bluetooth ヘッドフォン

 タブレットスマホやiPad mini4で音楽を聴くためにJVC HA-AL102BTを買ってみました。実はAppleのAirPodsも持っているのですが自分の耳の形には合わないのです。棒?の方を下に向けて装着するとゆるゆるで音漏れして音質も悪いしちょっと頭を動かしただけで外れそうになります。紛失しそうでとても外では使えません。自分の耳にしっかり装着するには棒?を斜め上向きにしないと駄目で、そうするとかなり音が変わってしまいます(低音が出過ぎる)。しかも棒?に触れて再生をコントロールする為には一寸耳から動かさなければならず、その拍子に光センサー?に外光が当たり再生が止まってしまったりしてかなり苛々します。そんな訳で自分にとっては装着感、操作性とも相性が悪くて程なく使わなくなってしまい、何処にしまったか今は行方不明です。(^^; それからはまた旧来のワイヤードイヤフォンに戻っていましたが音は良いもののやっぱりコードがぶら下がっているのは鬱陶しいです。そこで安かったHA-AL102BTを試した訳ですが、これが中々音が良いのです。帯域バランスが整っていてクラシックもいい感じで鳴らして呉れます。普段聴きによく使うJVCのヘッドフォンHA-RZ510は約2000円と安価ですが店頭で聴いて音のバランスが非常に良かったので即購入しました。同じメーカだからかHA-AL102BTはそれとよく似ています。耳掛式なのでメガネのツルと当たってしまいますが、一旦メガネを外してから装着するとうまく行きます。AirPodsはiPad以外にはBluetoothがうまく接続出来なかったのですがHA-AL102BTはAndroid、iOS、Windows共々ちゃんと使えます。耳掛式なので使用感が独特ですが、それが気にならない人になら安価だしお薦めできます。


2020年12月29日火曜日

steinberg UR22C

 steinberg (YAMAHA)のオーディオインターフェイスUR22Cを購入しました。32bitで録音出来るというのにも惹かれましたが、ソフトウェア音源をリアルタイムで演奏してどの程度のレイテンシーなのかを試してみたかったのです。

上がUR22C、下はこれまで使っていたPreSonus STUDIO2|6 USB

現行機種の新品購入なのでもし結果が悪かったら売り飛ばせばいいやという安易な考えで購入しましたが、愛用のソフトウェアピアノ音源Addictive KeysNuendo上で演奏してみたところ非常に良い結果が出ました。今まで数多くのオーディオインターフェイスでリアルタイム演奏でのレイテンシーチェックをしてきましたが、UR22Cは一番遅延の少ないインターフェイスでした。これまではZOOMのUAC-2がトップの成績でしたが、それを凌駕して非常に安定しています。Nuendo(Cubase)のオーディオパフォーマンスメーター(経験上最も正確にPCやインターフェイスの負荷状態を表示出来るツールだと実感している)を見ていると、レイテンシーが極小と云われているZOOM UAC-2でもバッファー設定でレイテンシーを10ms位にすると音数が多く速いパッセージでは時折メーターが振り切れてオーバーの赤ランプが点滅しバリバリというノイズが出てしまいます。UR22Cの場合はレイテンシーが同じ10ms程度でも時々メーターが振り切れそうにはなるのですが赤ランプは点かずノイズも出ません。ZOOM UAC-2はUSB3でないと高いパフォーマンスが発揮できないのですが、UR22CはUSB2で動作させている状態でこの低レイテンシーは素晴らしいです。漸くソフトウェア音源演奏時のレイテンシーを気にしなくてよくなりそうです。
Nuendoの画面

最初に接続した時は一応PCのUSB3の端子に繋いだのですが何故かUR-22Cのコントロールパネルに「接続している端子若しくはケーブルがUSB2用なのでUSB2で動作中です」という注意書きが表示されたので、思い切って玄人志向のUSB3.2増設カードUSB3.2C-P2-PCIE3を購入してUSB3対応のUSB-Cケーブルで接続したら注意書きが消えてUSB3で動作するようになりました。USB2でもレイテンシーは変わらないので無駄な投資なのですが精神衛生上スッキリしました。(笑) それにしてもUSB3対応のUSB-Cケーブルは高いですね。UR22Cは32bit録再云々は取り敢えず置いておくとしても音質はスッキリして見通しが良いです。PreSonusのも明朗で屈託が無く良い音なのですが、UR22Cは更にもう一皮剥けたようなクリアな感じがします。ソフトウェアピアノ音源のリアルタイム演奏にはこれ以上の音質は必要ないでしょう。

もう一つ使えるのがループバック機能で、一昨日ピアノサークル仲間とオンラインピアノ弾き合い会なるものをFacebookでやったのですが、PC(WEB)カメラ+Nuendo上のソフトウェア音源リアルタイム演奏直出力で動画配信できました。

元々レイテンシーが少ないのでPCの負荷を減らすためにバッファー値を通常より少し下げましたが特に演奏性が悪くなることも無く、リアルタイムで快適に(自分からはわからないので見ている側から教えて貰いました)動画配信されたようなのでUR22Cには非常に満足しています。今まで実験用?に使用したオーディオインターフェイスはネットオークションで売ろうかと画策しています。(^^; ネット上で一応プロと称する方がオーディオインターフェイスのレイテンシーを専用のソフトウェアで計測して記事として公開されているのですが、ソフトウェア音源リアルタイム演奏派の自分としてはそれらの記事は殆ど役に立たないので結局種々のオーディオインターフェイスを自腹を切って購入して試してみるしかありません(対象ユーザーが異なるのでネットで記事を配信されている方を悪く言う積もりは毛頭ありません)。その過程で得られたオーディオインターフェイスのメーカー別のおおよその音質、レイテンシーの傾向について近日中に書いてみようかと考えています。

2020年12月25日金曜日

Dorico Pro 3.5導入

 これもかなり時間が経ってしまったエントリーですが、ノーテーションソフトウェアDorico Pro 3.5が約15000円でFinaleやSibelius等からクロスグレード出来るキャンペーンをやっていたので導入してみることにしました。随分昔にDoricoのファーストバージョン体験版を使ってみた時は残念ながら極基本的な事以外は殆ど何も出来なかったという記憶があってずっと選択肢から外れていましたが最新版は中々良さそうな感じでした。まあ、昔からずっと使っているFinaleがあれば特に不自由はしないのですが、もしFinaleでは不可能なことが出来ればという淡い期待がありました。(笑)

早速インストールして楽譜を作り始めましたが、Finaleに慣れているとDorico独特の操作手順に困惑します。先ず、記譜モードと浄書モードの二段構えになっているのが理解不能でした。スラーや記号の位置は浄書モードでないと微調整できません。記譜モードでも単音と和音入力が別項目なっていていちいち切り替える必要があります。Finaleも多層構造で必要な機能に到達するまでに項目を掘り下げていかなければなりませんが、Doricoは余計な操作が常につきまとうという感じです。一番やりにくさを感じたのはタイトルなどの文字入力でした。自分の好きな場所に文字入力できずフローという概念も難解で、かなり迂回しないとやりたい操作に辿り着けない感じです。Sibeliusも自分にとって使いやすいソフトではありませんでしたがDoricoはそれ以上です。Finaleが五線に直接手で触ってかなり好き勝手なことが出来るとすれば、Doricoは常にリモートで操作していてピンポイントに決めるのに手間が掛かり更に時々遅延が発生するというイメージでしょうか。慣れれば色々出来るのでしょうが慣れるまで苦労しそうです。

Doricoのメリットはプリント出力が綺麗で記号の収録数が多いことでしょうか。Finaleだとフェルマータなどの記号を移動すると何処かにすっ飛んで行方不明になることが多々ありましたが、Doricoではそういう理不尽なことは起こりません。(笑) フォントに関してはFinaleとは規格が異なるので共用できません。つまりフォントを変えてそれぞれに偽装?した楽譜は作れないということです。しかし、かなり音楽記号用に拡張された規格なのでFinaleではやむなく図形モードで作成していたような記号まで収録されているのは良い点です。現代音楽のような複雑な記譜が出来るのかは未だ試していませんが折角導入したので色々やってみようとは思います。下は導入直後にああでもないこうでもないと独り言を呟きながら作成した楽譜です(パート譜を作るのが精一杯でした。本当は大きな文字でSONATEと書いて改行してから小さな文字でフォントスタイルを変えpour Arpeggione et Pianoと続けたかったのですが、どうやってもそれが出来なかったので已む無く1行にしています)。