2016年11月30日水曜日

ミニチュアスコア

近所のブックオフで割引セールをやっていたので楽譜を3冊ほど購入した。バッハの平均律全2巻と松平頼則氏のピアノ作品集である。バッハの平均律はミニチュアスコアなので研究をする際や持って歩くのには非常に便利である。古いフランツ・クロール校訂版なので最新の原典版のような蓄積された研究成果を盛り込んでいないのは仕方が無いが、ツェルニー版のように恣意的な編集をしていないのでよしとしよう。割引セール+100円割引券で市価の半額以下で買えたのは非常にありがたい。楽譜をつらつらと眺めていたら、学生時代に練習した曲が意外に多かった事を発見した。(笑) 当時は与えられた曲を次のレッスンまでの一週間で全て暗譜して師匠の前で演奏しなければならず、今だったらとても出来ないが若い頃は必死こいて練習してこなしていたのだった。改めて自分のような才能の無い人間にとってさえ若かった当時は掛け値無しに何でも出来たと思うと、若いという事はそれだけで無限の価値があるのだ。その事を当時理解できなかった私は歳を重ねた今、何だか切なくなってしまうのだ。もしもこのエントリーを見ている若い人がいるとしたら、無理をしてでも自分の限界に挑戦すべきだと言いたい。

2016年11月23日水曜日

かなり大変かも知れない(^^;

昨日の夜に尊敬する師匠から手書きの楽譜のコピーが届いたので先程まで一心不乱にFinaleに入力していた。他にも3曲あるがどれもかなり難しい。何故かというと私の手に馴染んだパターンとは方向性が全く異なるので予期せぬ音が出てきたり指使いが一筋縄ではいかないのである。何れにしても天才のエクリチュールである事には間違いなく、そのような作品を凡人の私を信頼してくださって演奏できる事はこの上もない光栄であり心から感謝するとともに確りと練習しようと決意を新たにした。音大受験以来である。その他にも六重奏にて音楽の基礎である低音パートを担当する事になったので自分の音楽性が大いに問われる事になる。先日のピアノサークルの定演とは比較にならないほど高度な音楽性と完成度が要求されている訳であり、こういう恵まれた機会は自分の人生では恐らく最後になるだろうから、心を入れ替えて全身全霊を傾ける覚悟である。

2016年11月22日火曜日

緊急警報

深夜に説明書を見ながら何となくラジオの緊急警報の設定をしたら早朝地震が発生していきなり警報が鳴って自動的に受信が始まった。あまりのタイミングに吃驚である。このラジオで緊急放送を受信したのは初めてだが、一定以上に音量が下がらないようになっている。まだ津波を警告する緊急放送は続いている。

地震についてだが今年中或いは来年早々にもっと大きいのが来るような気がしている。杞憂だったらいいのだが本気で心配している。
ラジオの緊急警報ランプが点滅している

2016年11月20日日曜日

サークルの定演

昨日はサークルの定演に出演した。ごく短い時間だったがリハーサルをやったもののやはり練習不足は否めず、しかも前日夜に間違えた音で暗譜しているのに気がついて修正をしたのが裏目に出てしまい全くよろしくない出来だった。次回の定演は来年5月だが、同じ頃に別の演奏をする事になっているので並行して進めようか断念しようか考慮中である。定演終了後は3次会まで出席して東神奈川駅から横浜線の終電に乗って帰宅した。今日は昨日の定演で録音した音源の編集をしていたが、音作りは同じ会場と楽器でも演奏者毎に変えなければならなかった。演奏者一人一人のタッチが違うのだから当然といえば当然だがレコーダーに内蔵されたマイク4個(2ステレオペア)で同時録音したものをミックスすると各人の音質の差が強調されるように思う。因みに私の演奏は五月蠅いのでバランスを取るのに苦労した。(笑)

2016年11月16日水曜日

お遊びピアノ

100円ショップのおもちゃコーナーでトイピアノを見つけたので思わず買ってしまった。対象年齢6歳以上だから私でもOKだ。(笑)

単3乾電池2本でちゃんと鳴るのだが黒鍵はダミーで白鍵しか音が出ないのはご愛敬。もちろん和音は出せないが、ピッチはA=443Hzで各音ともほぼ合っている。これで黒鍵が使えてイヤホン端子が付いていたら持ち運べる超簡易作曲ツールとして使えた?のに実に惜しい! まあ、100円の商品に其処まで求めるのは酷だが、200~300円になってもいいから出してくれないだろうか。(笑)

さて、ありがたい事に今日はある役を仰せつかりこれから暫く大変だけれど好きな事なので楽しんでやっていければと思う。あともう少しで定演だが、これが終わったら基礎練習を始めよう。

一日遅れの月

昨日は折角のスーパームーンだったが雨が降って見られなかったので1日遅れでもう満月ではないが、今夜月を改めてゆっくりと眺めた。深夜2時くらいに見るとかなり高い位置にあって見上げると首が痛くなる程で非常に明るく普段より一回り大きく見えた。今夜は深夜だというのにそれ程寒くない。そこでデジカメと三脚を持ち出して撮影を試みたものの、コンデジではどうやってもうまく撮影できない。通常のプログラムモードだと先ずピントが合わないし露光も明るすぎてうまくいかない。それではと夜景モードにするとピントは無遠限に合うが何回か撮影したものを合成するので形が歪になるしやはり露出に難がある。かといって一眼レフのデジカメには全く食指が動かない。銀塩フィルム時代は一眼レフを数台持っていて使い分けていたのだがデジカメの場合は撮像素子や周辺回路の性能が日進月歩なので買っても直ぐに陳腐になってしまうし、フルサイズの一眼レフカメラは相変わらず値段が高いので買う気にもならないのだ。フィルムカメラは6×7の中判カメラまで持っていて写真の趣味にかなりのめり込んだ時期もあったが、銀塩カメラが事実上終焉してしまうのと同時に写真の趣味からも遠ざかってしまった。スーパームーンの話からデジカメの話になってしまったがコンデジはやっぱり特殊撮影には全く使えないと改めて感じた次第である。
夜景モードで撮影した月
ゴーストが出まくりである。月の左側にあるのは牡牛座のアルデバラン(-0.5等)。
アルデバランは月が明る過ぎて肉眼では見る事が出来なかった(デジカメでは撮影出来た)。

2016年11月15日火曜日

スーパームーンは結局見られず

折角の68年ぶりのスーパームーン、深夜に晴れるかと思って待ったものの結局雨が降って見られなかった。次は2034年という事で、私もかなりいい歳になっていてそれまで生きているかどうかもわからない。(笑) 明日は(既に今日だが)、既に欠け始めてはいるが地球からの距離はそんなには変わっていないはずなので天気が良ければもう一度見てみたい。因みに13日は夕方までは何とか普段よりも大きな月は見られたが、夜は雲で覆われてボヤッとしか光しか見られなかった。それを考えると2012年5月の金環食は天気が良くよく見られたものだと改めて思う。天体現象は一期一会なので生きている内に出来る限り多く見たいものである。