2021年8月12日木曜日

メモ

Google Chrome ブックマークの復元

以前はブックマークをhtmlファイルに書き出して遣り取りしていましたが、インポートすると表示される順番がグチャグチャになるので以前と同じ順番に並び替えるのが非常に面倒でした。何とかその儘の状態で移動できないかと思って今回の再インストールで以下を試してみた処上手くいきましたので備忘録としてエントリーしました。

(復元)元のドライブ名:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default フォルダにある"Bookmarks"と"Bookmarks.bak" ファイルをコピーして、現在使用している(復元先の)新しいドライブ名:\以下同じ階層にペースト。これで以前使用していたブックマークが全く同じ状態で復活しました。但し、バージョンが変わるとファイルの位置も変更される可能性があります。

尚、あくまでも自分用の備忘録なので、同じようにやって上手くいかなかったりシステムがおかしくなっても一切責任は取れません。悪しからずご了承願います。

2021年8月11日水曜日

お詫び

 久し振りにブログにアクセスしてメニューを弄っていたら幾つかのエントリーにコメントを頂いていた事がわかりました。コメントを頂くと通知が来るように設定しているのですが、全く音沙汰が無かった為まさかコメントを頂いていたとは思いもよらず非常に焦りました。中には数年前に頂いたコメントもあって実に失礼千万、今更ながら急遽返信いたしましたが時既に遅し、本当に申し訳ございませんでした。このような場末のブログにも拘らず丁寧なコメントを頂戴しまして心より感謝申し上げます。

今後はこのような粗相が無いように細心の注意を払って行く所存ですので、今後ともご愛顧の程、よろしくお願いいたします。コメントを頂戴した方々には重ねてお詫び申し上げます。

2021年8月10日火曜日

PCクラッシュ〜復旧

 先月末頃からオーディオインターフェイスのドライバーの挙動が怪しくなり、インターフェイスのコントロールパネルが開かなくなったりDAWソフトウェア上でインターフェイスを認識しなくなった(OS上では認識して使える)ので、ドライバーのアンインストールや再インストール、再起動を繰り返していたら何だかPCそのものの具合が益々おかしくなってきて、ここぞとばかりにレジストリークリーナー(外部ユーティリティー)を実行したのが運の尽き、デスクトップに置いてあるソフトウェアのショートカットアイコンをダブルクリックしても訳のわからない警告ダイアログが出て全く起動しなくなってしまいました。幸いファイルのコピーだけは出来たので急いで外部メディアに必要なファイルを待避させて怖々再起動したら「修復します」と一応は修復する素振りは見せるものの、最後の再起動段階で何分待ってもハードディスクが全く反応しなくなり二進も三進もいかなくなりました。

何度やってみても同じ事の繰り返しなので、ダメだこりゃ!という事でOSの再インストールと思ったのですが、肝心のPCが動かないのでインストールディスクを作ることも出来ず、苦し紛れにiPadやアンドロイド端末でファイルのダウンロードを試みるも途中でエラーが出て途方に暮れていた処、マザーボードの構成などが原因でWindows7にアップグレードできなかった古いPCが10年位押し入れの中に眠り続けている事を思い出してダメ元で早速電源を入れてみたらちゃんと起動して懐かしいXPが立ち上がりました。よく見たらDVDドライブを2台、しかも1台はブルーレイディスク再生対応という豪華(笑)仕様で随分金をかけていたんだなあと感慨も一入。折角ですが、あまり感慨に浸っている余裕もないので、早速インターネットにつないでWindows10のISOディスクイメージをダウンロード、DVDに焼いて起動ディスクを作成する事が出来ました。処分しないで本当に良かった。本当に助かりました。(笑) 今のPCに戻りディスクをBDドライブに入れて再インストールを実行しましたが、起動ドライブを変更するためにBIOSを弄るのも久しぶりでそういえば昔Windows7をインストールした時にはシリアル番号を入力した記憶があるのですがWindows10の場合は取り敢えず空白の儘でもインストールが開始できたので大丈夫かな、後で立ち上げた時にシリアルを要求されて入力しないと使えないなんて事はないよなぁ?とちょっと不安が過りました。

無事にインストールを始めましたがどのパーティションにするかという処で迷いが生じ、というか1台のHDDを殆ど同じ容量で区切っていたので、何処が元々のシステムが入っていた領域かが判断できず、一旦中止となりました。間違えてデータ保存用のパーティションにインストールしてしまうと折角その儘残っているデータが全部消滅してしまうので安全のため元のHDDに再インストールするのはやめにして新たに1台HDDを用意しようと思い立ち、この際なのでSSDにしようと翌日近所の家電量販店に買いに行く事にしました。念のため購入前にネット通販サイトのカスタマーレビューを見てみましたが、某密林では、新品を買った筈なのに中古品が送られて来て大激怒というような記事が幾つかありやっぱりちょっと危ないですね。不良が出た場合に直ぐ交換返品が出来るので翌日家電量販店で3.5インチ→2.5インチ変換ベイ、SATAケーブル、分岐用電源ケーブルと一緒にWestern Digital WD BLUE 1TBを購入しました。やはりネット通販よりは少し高かったですがまあ安心料ということで我慢します。それにしてもSSDは軽くて小さいですね。モーターなどのメカニズムがない半導体オンリーなので軽いんでしょうが今迄のハードディスクドライブのイメージからするとかなりプラスチッキーです。まあ、ちゃんと動いてさえくれればどうでもいい事なのですが。(笑)

SSDの外箱
帰宅後早速取り付けて再インストールしました。以前Windows7をインストールした時には文字入力や選択する項目が沢山あり、何度も再起動を繰り返して半日くらいかかった記憶があるのですが、今回は最初にキーボードの種類を選択したり最後にPINを設定する位しか入力項目がなく、1時間程度で終わってしまって拍子抜けです。(笑) 早速正式に起動してみるとやっぱり早いですね。今迄は起動してから安定してちゃんと操作を受け付けるようになるまで5~10分くらいかかって苛々していましたがさすがはSSD、あっという間に起動安定します。まあ、今迄は7から10にそのままの状態でアップグレードして長期間使っていたので不要なゴミ等も増えて重くなっていたのだと思いますが、クリーンインストールはサッパリして実に気持ちがいいです。もしかしたらまだ使う事があるかも知れないと、普段殆ど使わないソフトウェアを中々アンインストール出来ずに残しておいた為にディスクスペースを圧迫していたのがまさかの強制リセット、一種の断捨離みたいなものですかね。(笑) これまでは、もう暫くしたらシステムドライブ(パーティション)の部分だけSSDにクローンコピーして再利用しようと目論んでいましたが、そうするとソフトウェア類の再インストールは免れるものの蓄積された矛盾もそのまま引き継ぐ事になってしまうので、早晩再びシステムトラブルが起きる事になったでしょう。

クリーンインストール後は一番面倒なソフトウェアの再インストールですが、最近は特に音楽制作用のソフトウェアは開発元のサーバーにシリアルナンバーや購入履歴が保存されており、USBドングル内には登録情報が格納されているので思ったほど手間がかからずに済みました。普段は煩わしいと感じるプロテクションですがまっさらの状態に再インストールする場合には、特にUSBドングルの場合はシリアルナンバーを入力せずともソフトが普通に起動するのでその一面では便利でした。ただドングルが壊れた場合は大変な事になりますが。実は自分にとって音楽用ソフトよりも重要なのがメールソフトで、JUST SYSTEMのSHURIKENというソフトウェアを2001年から使っていて、その頃(昔契約していたプロバイダーのメールアドレス宛のもの)から現在迄のユーザー登録やサポート問い合わせ、仕事等の超重要なメールは全部保存してあるのですがそれがちゃんと復旧できるかが一番のポイントでした。ソフトウェアのバックアップを保存してある筈ですが、かなり階層の深い場所に保存してあり見つけ出すのに時間がかかりました。データの方もいろんな場所に保存してありどれが最新のものか実際にリストアしてみないとわからなかったため、なかなか時間がかかってしましましたが、ようやく復旧したときには「やったぜ!」思わず声を上げてしまいました。(笑) このメーラーは毎週日曜日にバックアップを取る設定にしてあり、もう20年使ってきて手放せないです。同じ開発元のワープロ一太郎も長く使って来て馴染んでいて、過去にピアノ仲間と開催したコンサートのプログラムなどもあるので見つけ出して再インストールしました。数あるフォントは元システム領域にあったファイルからダブルクリックで再インストール。フォントについてはワープロのみならず楽譜制作でも必須なのでこれまでに集めたものは一種の財産ですよね。

という訳で一時はどうなるかと気を揉んだPCは何だかんだで1週間位かかってほぼ復旧しました。後は32bitソフトウェア音源の再インストールですがこれはまあボチボチとやっていきます。心配だったWindows10のシリアルですが、新しいドライブにインストールしたらヤバいかなと思ったものの、同じPCであれば特に問題ないみたいですね。今回得た教訓は、普段からのデータのバックアップは勿論ですが、システム用とデータ保存用のドライブはパーティションで分けるのではなく物理的に別のドライブにしておくべきだという事、システムの再インストールは新しいドライブに行い、これまで使っていたドライブはデータ保護の為に最大限手つかずの儘残すべき、PCがどんなに不調であってもレジストリーには絶対に触る勿れ(特にWindows10では余計な事をする必要が無い為ご法度)、です。所謂システム修復系のソフトウェアももう懲り懲りなので今後は一切使わないつもりです。

2021年6月20日日曜日

TRUE KEYS PIANOS 購入

 VI Labs True Keys Piano Bandleが71%オフ99$のセールをやっていたので購入しました。これまで何種類もピアノ音源を購入しましたがそのどれにも完全には満足していないので安売りしていると欲しくなってつい買ってしまいます。(^^; 今回はアメリカ、ドイツ、イタリアの3つの代表的なピアノのバンドル版で1種類買うのより安い価格設定です。具体的にはニューヨーク・スタインウェイ、ベヒシュタイン、ファツィオリのピアノです。これ、買ったのはいいのですがインストールが大変でした。iLok(ハードウェアドングルキーではなくソフトウェアライセンスキー)がないと動作しないので数年前に登録したiLokのユーザーネームを探し出すのにPCに保存しているテキストファイルやLastPassの保存データを検索したのですが見つからず、iLokサイトで思いつくユーザー名やメールアドレスを片っ端から試して何とかログインできました。音源のシリアルを登録しようと思ったら違う番号をメモっていたみたいで認証されずもう一度購入したサイトに戻ったら中々次の階層に入れず、キャッシュから手繰って漸く登録情報に辿り着きました。此処までで1時間以上浪費したと思います。購入した商品をインストール開始するまでこんなに時間がかかったのは初めてで一瞬諦めようかと思ったくらいです。

インストール完了後動かしてみて、それぞれの音色を能く再現しているとは思うのですが、デモで聴いた印象に比べるとどれも何処かイマイチな感じでした。デモが良く聞こえても実際に演奏してみると印象が違うという事は屡々経験しており折角買ったもののこれまでのピアノ音源を駆逐してメインの座を占める迄には至らない感じですかね。万能という感じではなく古典派、ロマン派、近現代で使い分け、使っているうちにバッチリと合うものに出逢えるのを待つといった感じでしょうか。ただ音をフェルマータ・ルンガで長く延ばした時に中途半端なところでフェードアウトせずに自然にほぼ音が消えるところまで長時間サンプリングしているところは大いに評価できます。また動作が比較的軽いのもいいですね。特にファツィオリは太い低音がよく捉えられており曲によっては面白い効果が得られそうです。それでもこれからも一番出番が多そうなのはFocusriteのオーディオインターフェイスにバンドルされているAddictive Keysでしょうかね。まあ、こればかりは好みなのでどうしようもないのですが、99$で3種類のピアノが入手できるというのはやはりお買い得な事には違いありません。(^^;

2021年5月31日月曜日

フィジカルコントローラー CC121

steinberg(ヤマハ)のCubase専用フィジカルコントローラーCC121が仕事で使っている波形編集ソフトウェアWaveLab Proにも対応しているらしいという情報をネットで仕入れたので今更ながら中古品を入手してみました。早速試してみたところ特にカスタマイズせずともWabeLab Proでしっかり使えました。今まではKORGのnanoKONTROL2を使っていたのですがソフトウェア上からフェーダーやパンポットに機能を細かく割り当てなければならず、WaveLab Proをアップデートする度に再設定するのが面倒くさくて純正ならそういう煩わしさから解放されるだろうとの目論見通りCubaseやNuendo共々大変快適に操作できるようになりました。このCC121は価格が高いのが難点で以前から入手したかったのですがなかなか気軽には導入できませんでした。たまたま中古品を安く入手できて良かったと思います。ACアダプターを接続すればモーターフェーダーを使えますが、取り敢えずWave Lab Proでは必要ないのでシンプルにUSBケーブル1本で繋いでいます。価格が価格なのでお勧めしづらいですが、1台あると中々便利です。


2021年5月5日水曜日

Finale26のPDFエクスポート

 なるべく更新頑張ります宣言にも拘わらず2ヶ月も更新をサボってしまいました。日々出勤だとなかなかブログ記事のネタもありませんしやっぱり仕事から帰ると疲れたり眠くなったりでなかなかブログ更新するだけの気力が残っていません(ブログも短い文章ながら推敲したり画像を準備したりしますので結構手間がかかる作業です)。後で記事を見返してみて「あれは何年何月にあったんだ」とわかるのでなるべく休まず続けたいのですがどうなりますか・・・。

さて、アップグレードして使い始めたFinale26ですが、PDFのエクスポート機能が全く使い物にならないということがわかりました。編集画面ではちゃんと表示されているのにPDFに出力すると文字化けして全然ダメです。これまでメインで使ってきたChaconneフォントは表示すらされずビームとステムだけ、タイトルや速度表示記号によく使うLible BodoniやAcademicoは何故かシャープやトリルなどの音楽記号に化けます。crescendやrit.などに使うCenturyOldStyleはイタリック体になりません。PDF書き出しは2003には搭載されていなかったので新バージョンに最も期待していた機能だったのですが心底ガッカリです。ユーザーフォーラムなどネットを検索してみてもPDFエクスポート機能は使い物にならないみたいなので結局2003で使っていたフリーのPDF reDirectという書き出しソフトを使うことになり(これだと文字化けせず正しくPDF化出来ます)、何のためにエクスポート機能を付けたのか意味不明です。この不具合は随分前から放置されたままのようでMake Musicもやる気ないみたいですね。

なので最近はDoricoを使うことが多くなりました。Finaleに比べるとまだまだ機能不足(フランス式連桁を是非とも追加して欲しい)や使いにくい部分はありますが、実際に出力する上で困るような不具合は今の所見当たりません。ピアノ譜などでも途中で楽譜の段数が変わる時は簡単に追加でき、スラーはかなり複雑な曲線が作れて、PDF化や印刷時はFinaleよりも綺麗な感じがします。Finaleは肝心な部分の詰めが甘く、直そうという意志も感じられないのでこれから徐々にDoricoにシフトしていこうかと考えています。あとはどっちのソフトにも言えることですが、サンプリング音源など不要なのでもっと軽快に動くようにして欲しいですね。極端なことを言えば楽譜の入力間違いがわかりさえすれば良いので、貧弱なビープ音が鳴ればよいとすら思っています。

2021年3月5日金曜日

Finale 26

誕生月の10%割引最終日に漸くFinaleを最新版にバージョンアップしました。これまで機能不足と多少の不具合には目を瞑りFinale2003aを使ってきたので18年ぶりのバージョンアップとなります。 (笑) 以前はバージョンが古くなる毎にバージョンアップ代が高くなったのですが今はどのバージョンからも同額で古ければ古いほどお買い得感があります。18年前のソフトが最新OSで取り敢えず動くというのがWindowsの良いところではありますが、さすがに18年も経つとデザインも少し変わっており別ソフトのような印象を受けます。アクティベーション時に2003のシリアル番号は使えなくなり新たに発行された番号を使いますが、新バージョンを買った直後はエラーでアクティベーションが出来ず焦りました。開発元の準備が整わないとアクティベーションが通らないのですね。数日したらアクティベーション出来ました。

Finaleは前世紀MacOS9で動作していたバージョンで制作したファイルをWindows10上でそのまま読み込めるので互換性に関しては実に素晴らしいですね。ただ、現在標準で付属しているKosakuフォントが好みではないのでその前のChaconneフォントを使ってきましたがそれにも段々飽きてきたので(^^;、Elbsoundというドイツのサイトから入手したBeethovenフォント(ヘンレ版のベートーヴェンピアノソナタ全集に使われているものとよく似ている)かHaydnフォント(ペータース版で使われているちょっとレトロ風味なものと似ている)を使っています.。しかし2003とは異なりフォント付加情報というのが必要で、それを格納する場所が「ユーザー」フォルダの中にあるはずなのですがそれが中々見つからず、しかも何かの拍子に変な操作をしてしまいデスクトップからショートカットアイコンは消えるしよく使うフォルダーが行方不明になってしまってほとほと困り果てましたが、何のことはない、操作ミスで隠しフォルダ、隠しファイルになっていたのが原因で全てを元に戻したら見えるようになりホッとしました。それ以外にも音楽記号のフォントがシンボルフォントとして記述(認識)されていないと警告が出るのがちょっと鬱陶しいです。2003ではこういった警告は出ませんでした。

最近購入して段々慣れてきたDoricoと比べてどうかというと、長い間使ってきたのでやはりFinaleの方がわかりやすいです。Doricoは特に多声部の扱いが理解しづらく、思うような表記に中々辿り着けないもどかしさがあります。あとはやっぱりフォントですね。記号の外観を変えると楽譜の印象ががらっと変わるのでフォントの種類は多いに越したことはありません。DoricoはSMuFLフォントという新しい規格を使うので現在は殆ど別フォントの選択肢がなくディフォルトのフォントデザインで我慢するしかありませんがFinale用には数多くのフォントがあるのでヘンレ風、ペータース風などと容易にデザインが変えられるのが便利ですし、フランス式連桁が使えるのでフォントを選べばデュランなどに似せることも出来ます。Doricoにも将来性を感じるのでまあTPOに応じて両方を使い分けていければと思います。