2017年5月26日金曜日

レイテンシー測定

病院で処方された薬を全て飲み終わって熱は下がりましたが相変わらず咳が止まらずイマイチな体調です。その体調とは全く関係ありませんが、CEntrance社のASIO Latency Test Utilityを入手したので手持ちのオーディオインターフェイスのレイテンシーを測定してみました。ソフトウェア音源を使用する場合に最も重要な事は、リアルタイム演奏をした時に如何にレイテンシーを極小化する事が出来るかという点にありす。これはオーディオインターフェイスによって異なり(勿論PCのCPUパワーに最も依存しますが)、製品によっては全然駄目だったり、かなり縮小する事が出来る優等生もいます。現在、カスケード接続したPreSonus社のFIRESTUDIO project & mobileとFocusrite Scarlett 8i6、TASCAM US-366、ベリンガー UMC204HD相当を取っ替え引っ替え使っていますが以下の結果となりました。US-366やUMC204はあまり良い結果ではありませんが、FIRESTUDIO project & mobileとScarlett 8i6はいい勝負になりました。ソフトウェア音源はレイテンシーによって演奏感覚が全く異なるので出来ればレイテンシーを詰める事が出来る新しいオーディオインターフェイスを物色中です。(笑)

2017年5月21日日曜日

体調不良

先々週の土曜日にサークルの定演があったのですが、風邪をひいていたメンバーがいてどうやらその風邪を貰ってしまったようです。先週月曜の夜から激しく悪寒がして体温が急上昇。火、水と38度5分を辺りをキープして極度の寒気と全身の痛みにうなされていました。今回は咳が酷くて自分の咳で目が醒める程で喉は痛くなる一方でした。木曜日には37度台に下がりましたが夜中にまた38度台に戻ったりと一進一退を繰り返し市販薬では全く歯が立たないので土曜日に漸く病院に行って診察、薬を貰ってきました。それでも相変わらず咳と痰が止まらず一体何時になったら治るのかさっぱり見当が付きません。以前は風邪をひいても2日くらいで治ったのですが最近は歳を取った所為か、ウィルスの質が悪くなったのか長引く事が多いです。一番気を遣うのが同居している親に伝染してしまわないかという事で、極力親との接触を避け換気扇を回しっぱなしにしています。今までの所、親は感染していないようでホッとしていますが。処方された薬の量5日分を呑み終わるまでに治りますかどうか。

2017年5月8日月曜日

WAVELAB PRO 9 アップデート

マスタリングの仕事と個人的な趣味の録音の編集を兼ねてSteinberg社のWaveLabを便利に使っているのですが、Ver.8.5から PRO 9にバージョンアップしたら、KORGのnanoKONTROL2のパンポットつまみに割り当てていた波形の時間軸及びレベル軸の拡大縮小機能が何故か使えなくなってしまい非常に不便な思いをしていました。ところが先日最新バージョン(9.0.35 ビルド642)にアップデートしたら再びこの機能が使えるようになっており、機能復活で嬉しい限りです。WAVELABには非常に有能な機能がてんこ盛りで自分にとってはレコード会社やプレス工場に納入するマスタリング業務には欠かせないソフトです。このソフトウェアはかなり昔に個人的な趣味でCD制作のために購入した同社のGet It On CDという製品のプロフェッショナルバージョンだと思うのですが、Get It On CDは他のCDライティングソフトを寄せ付けない程便利な製品であり、残念ながらマイナー故殆ど注目を集めなかったと思います。機能的には現在のWAVE LABに受け継がれているため私も永年愛用しています。余談ですが、本ソフトウェアはフランス人が一人で開発しているようです。まあ、バージョンアップで機能復活という事で嬉しくなってついついエントリーしてしまった次第です。(笑) 下の動画は実際に操作しているところをキャプチャーしたものです。


2017年5月4日木曜日

コンサート

浜松でのコンサートが終わり、先程帰宅しました。自分の演奏に関してはかなりあからさまなミスをしてしまって少し凹んでいますが、このような稀有な場に居合わせる事が出来、深く感謝しております。

故ジャンヌ・ロリオさんが率いるオンド・マルトノ六重奏団が初来日した時に渋谷に2日連続で聴きに行きましたが、当時私はまだ21歳でした。あれから随分と年月が経ちましたが、まさか自分が六重奏に参加させて頂けるとは夢にも思いませんでした。今回のコンサートは本当に貴重な体験で生涯忘れられないと思います。これから先も末永くこの楽器を続けていけたらと思います。

そして貴重な楽器を惜しげも無く練習に使わせて頂いた原田先生には感謝の気持ちしかありません。また出演者の皆さん、楽器博物館のスタッフの皆様にも感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

浜松では丁度3日から浜松祭りが始まり付近の道が午後5時から交通規制される為、早く車を出さなければならず終演後は楽器の搬出で慌ただしく(かなりの量でした)、折角来て下さった方にろくにご挨拶をする間もなく大変失礼致しました。

おかげさまで5時少し前に会場を出発する事が出来ましたがやはり疲れたらしく運転中に少し眠くなってきたので夕空に富士山がうっすらと見えたのを機に富士川サービスエリアで休憩を取りました。渋滞は多少ありましたが何とか無事に帰宅できました。
オンドがズラリと並んだ貴重なショット


富士川SAから望む富士山
(おまけ) 行きの東名高速由比PA付近で燃費値記録を更新しました。(笑)

2017年4月28日金曜日

ミヨー 10枚組CD

ネットを彷徨っていたら偶々ダリウス・ミヨー没後40周年記念CD10枚組を見つけて、信じられないくらい安かった事もあって速攻で注文しました。値段は10枚組で送料込み2668円、1枚辺り約267円という超破格値なので発売元には儲けが出るのか逆に心配してしまいます。(笑) 基本的にエラート・レーベル(現ワーナー)なのですが最近のレコード会社の統廃合故、当初ユニバーサルに売却されてその後ワーナーに移管されたEMI(フランス、パテ・マルコーニ)の録音も入っています。注目すべきは1961年録音の「オンド・マルトノとピアノのための組曲」でオンド・マルトノ愛好家にとっては真空管時代の古い楽器の音が収録されているこの1枚だけでも値千金の価値があります(演奏者は勿論イヴォンヌとジャンヌ・ロリオの姉妹)。他にも学生時代=若き青春時代に聴いたLP音源が収録されている事もあって聴いていて非常に懐かしい気持ちになりました。

我が一世一代の浜松でのコンサート(笑)が終わった少し後にピアノサークルの定演があってそこで弾く曲をダリウス・ミヨーの「春」第1輯に決めたのですが、本CD集に収録された音源はジャック・フェブリエ氏の演奏で古い録音という事もあって今ひとつ状態が良くなかったです。その意味ではLP時代に聴いたピアニストの方が演奏も洗練されていて断然良かったのですけれど。それに特に私が大好きな「ピアノとヴァイオリン、クラリネットの為の組曲」が収録されていなかったのが至極残念ではありますがまあ、何れにしてもミヨーの作品が充実したのは良かったと思います。

2017年4月27日木曜日

本日も練習

夜、師匠宅にお邪魔して伴奏合わせとオンドの練習をしました。楽譜は枚数が多くて譜面台に乗せる事が困難なので僅かに縮小して枚数を少なくするべく楽譜自体を作り直しました。曲想が切り替わる部分で改段及び改ページすると見通しが悪いのでレイアウトを詰めて変化する部分が段の最後にちょっと顔を出すように変更したら随分覚えやすくなり、また伴奏しやすくなりました。あともう少しですが時間がある限りピアノをガンガン弾こうと思います。

オンド・マルトノの方は随分コツが掴めてきました。まだ時々前の音を引っかける事がありますが8割方解消した感じです。やはりスタッカートまでは行かないまでもモルト・レッジェーロ(molto leggero)で弾くのが有効です(余談ですが音楽用語のleggieroは古い綴り方なんですね。現代イタリア語では" i  "が付きません。他にも楽語には古い綴り方が幾つかあります。まあ2~300年くらい前の用語ですからさもありなんですが)。自分はバスのパートなのでミスが目立ちやすく練習を始めた時は全く皆目見当も付かずどうしようかと悩みましたが漸く先が見えてきました。これも自由に楽器を練習させてくださった師匠のお陰と感謝してもしきれません。是非ともコンサートを成功させたいと願っています。