2008年3月24日月曜日

プロコのスコア

昨日、近所のブックオフに行ったら、プロコフィエフの交響曲第7番のスコア(全音版)があり、しかもセールで通常の半額だったのでついつい買ってしまいました。(^^; この曲は高校時代にジャン・マルティノン指揮、パリ音楽院管弦楽団のデッカ(キング)盤LPをよく聴いていたので、スコアリーディングしているとその音が脳裏に甦ってきます。帰ってから早速当時聴きこんだLPを引っ張り出してスコアを見ながら聴いていると、当時気づかなかった発見とともに、当時の雰囲気や自分の思推まで思い出しました。この交響曲の副題は「青春」ですが、まさに自分の青春と重なっているわけです。また、当時の安物プレーヤーに比べて今は遙かに良い再生装置を使っているので、当時は聴けなかった細かい音まで再現されて、懐かしさとともに新鮮な気持ちで聴きました。このLPは一度CDで再発売されたみたいですが、現在国内版CDは廃盤のようです。

2008年3月14日金曜日

またまた纏めて・・・(^^;

8日(土)はコミカレ。演奏の方は相変わらずです。いつもながら先生の鋭いご指摘を受け、真面目にメトロノームを使ってきっちりリズムを合わせて練習しようと思います。徹夜明けだったので、自分の番が終わったら途中で居眠りしそうに・・・(^^; 先生や講習生の皆さんと色々話が出来るので、コミカレは心のオアシスになってます。(笑) この辺が個人レッスンとは違ってグループレッスン?のいいところです。

9日(日)は、miiさんが東京へ遊びに来るので東京案内、といっても却って地元だと名所が思いつかないんですよね。(^^; 昼に新宿で待ち合わせして秋葉原-お茶の水と歩きました。秋葉原の大通りは歩行者天国だったので、コスプレやアングラ?パフォーマンス集団がいてかなりの人だかり。涼宮ハルヒ(名前と絵は知ってますがどういう内容の漫画かはさっぱりわかりません(^^;)のコスプレが多くて、人気があるみたいですね。でも、中の人が、キャラのイメージと著しく異なるのが何とも・・・(笑) 鈍器(旧ミナミ電気館)前には凄い行列が出来ていて何かと思ったらAKB48が来るらしい。秋葉は私が足繁く通った頃とは全く変わってしまいましたね。(笑) 折角来たのでT-BOX用のICを調達したのですが、スペック表を忘れてしまったのでICの周りに取り付ける部品が買えず失敗しました。(T_T) その後、お茶の水の楽器屋でギターを見て回り(miiさんが弾くそうです)、途中で中古楽譜を見つけて、スカルラッティのソナタ集、モイーズのフルート練習曲集、カプースチンと3冊買ってしまいました。総額1万円近くが1500円くらいで買えたのでホクホクです(特にフランス・ルデュック社のモイーズが高い)。(笑) 最後に新宿の居酒屋で夕食兼飲酒(といってもmiiさんはまだギリギリ未成年なので一人で酒盛りでしたが)して帰宅しました。


調達した東芝製IC
そして今日は確定申告のため税務署へ。期限ギリギリでしたが天気が悪かったせいか空いてました。(^^;

2008年2月29日金曜日

自作metallique用のパーツ

純正metalliqueに刺激されて、開発(製作)中断している部品を改めて並べてみました。製作には難関?が二つあって、一つはボイスコイルの筒に嵌るようにある程度厚みのある木材を真円にカットすることと、振動伝達バーを保持するために金属板に正確に六角形の穴を開けることです。スピーカー(ドライバー)はこの状態で信号入力するとかなり激しく振動するので充分銅鑼を鳴らすことが出来ると思いますが、銅鑼の径が小さいので軽め(高め)の音になりそうです。早く製作したいのですが、時間が取れないのが悩みの種です。(^^;

左から、コーン紙を取り除いたドライバー・振動伝達バーと蝶ねじ・中国武漢製の銅鑼

2008年2月26日火曜日

まとめ日記(^^;

超多忙だったり体調を崩して寝込んだりで更新できませんでした。(T_T) 


12日(火)は宮地楽器小金井店にピアノを弾きに行って来ました。ヤマハ、スタインウェイ、ベーゼンドルファー(2台)、ベヒシュタイン、計5台の小型グランドピアノを45分間無料で試弾できるという情報をaki-nyanさんから教えて頂き、特にベヒシュタインは初めてだったので楽しみにしていました。まず、一番弾きたかったベヒシュタインを弾いてみたのですが、タッチが軽く音も明るく気に入りました。ヤマハは一番弾く機会が多いのですが、よく調整されていないものも多く、余り期待していなかったのですが、ここのピアノは状態がよく綺麗な音でヤマハを見直しました。スタインウェイは楽器の調子があまり良くなくのか、ちょっとくすんだ音でした。尤も私のスタインウェイの音の基準はフルコンなので期待が大きすぎたのかも知れません。ベーゼンドルファーはクラヴサンのような独特の倍音がいい感じでした。ベーゼンドルファーはフルコンより中~小型の方が音色的な良さが出やすいのかも知れません。45分はちょっと短かったですが、ちょっとしたスタジオを借りても1時間2000~4000くらい取られるので充分すぎる程ピアノを堪能しました。やはりグランドはいいですね。練習していないので指が回らずボロボロでしたが、一応録音しましたので音色のサンプルとして聴いてやってください。


バッハ:シンフォニア No.3 D-dur (Boesendolfer)

バッハ:シンフォニア No.12 A-dur (Bechstein)


一昨日(24日)はコミカレでご一緒しているTさんのお宅にお邪魔して、Martenot純正metalliqueを見せて頂きました。吊り下げられている大きなシンバルの金色と、それを支えている木の(塗装された)赤系統の色のコントラストが独特の雰囲気を醸し出していて、宗教的な神々しささえ感じさせる非常にインパクトのあるものでした。シンセサイザーで試奏させて頂いたのですが、う~ん、いいですね~。グワワ~ンという唸りや、コンコンと打楽器的なアタックが素晴らしいです。まるでオンドを演奏しているような気分になります。暫く弾きまくっていました。(笑) 倍音が整数じゃないので、1オクターブの中でも残響するポイントがいろいろあって、意外な音の組み合わせで残響が大きくなったりしていつまで鳴らしていても飽きません。その後、お酒と食事を頂いていい気分になりながら談笑したのですが、専門分野以外の話も色々と出て、久しぶりに仕事を忘れて本当に楽しい時間を過ごせました。Tさん、気を遣って頂いてどうも有難うございました。また宜しくお願いします。m(_ _)m 帰りは終電を乗り継いで1時半頃帰宅しました。(^^;


2008年2月11日月曜日

土曜日

仕事が非常に忙しくて、ブログ更新もままならない状態でしたが、土曜日は楽しみにしているコミカレなのでちょっと一息。技術的にはまだまだダメですが、H先生の鋭いご指摘には、同じ曲をフルートで吹いていた時には気づかなかった点が多々あって、本当に勉強になります。T-BOXのご依頼も頂いたので少し本腰を入れて取り組もうと思っています。そのためにも早く仕事を片づけてしまわないと・・・(^^;

帰りは吉祥寺に寄って買い物。製本用のリングだけ買ったら帰ろうと思っていたのですが、ちょっと中古CD屋へ寄ったところ、以前から買おうと思っていたブラームス・51の練習曲集が格安であったのでゲットし、その他にもミケランジェリのドビュッシーピアノ曲集などを買ってしまいました。(^^; で、よせばいいのにその後家電量販店を覗いたら、USBのワンセグチューナーが2千円台で売っていたのでこちらも衝動買い。困ったもんです。(^^; 私は普段テレビは殆ど見ませんが、パソコンの画面で天気予報やちょっとしたニュースが見られたら便利だなと以前から思ってたので渡りに船(違うか・・・(^^;)。

家は電波環境があまり良くないので、ワンセグチューナーのロッドアンテナだけでは受信できませんでした。悔しいので、テレビ受像用のアンテナコンセントにUHF分波器を繋いでケーブルを延ばし、鰐口クリップでロッドアンテナに接続したら一応見ることが出来ました。でもワンセグだけあって画質は悪く、You Tubeの動画でも見ているような感じです。ちょっとした情報収集ならこの程度でも充分ですが。夜は雪がすごかったですね。さすがのエマ嬢も早く帰ってきました。(笑)

 

2008年1月6日日曜日

ヘッドフォンの修理とDVD

かれこれ8年以上使っている愛用のモニターヘッドフォン、SONY MDR-CD900のR側の音が出なくなりました。数年前に同じ症状(コード内部の断線)になり修繕しましたが、再びおかしくなってしまったようです。絶縁&保護用に被せた熱収縮チューブを切開して問題部分を切断して、もう一度接合し直しです。被服を剥くとウレタン塗装された撚り線が2本出てくるのですが、そのままでは接合できないので、紙ヤスリ等でウレタン塗装を剥がしてから半田付けします。以前修理した時には絶縁用にエポキシ接着剤を流し込んだしたのですが、今回は紙を巻いて絶縁し、その上に熱収縮チューブを被せて処理しました。本来なら新しい部品を入手して完全に修理すべきなのですが、仕事の最中だということと、正月休みでパーツが直ぐに入手できないので緊急補修です。さあ、何時まで持つか? (笑)

このMDR-CD900というヘッドフォンは民生用ではなく、「ソニー信濃町スタジオバージョン」というやつで、同じ型番の民生用とは細部が違っている業務用製品です。現在MDR-CD900STという型番で売られているものと同じもので、解像度が高いのでスタジオワークとか耳コピーで楽譜起こしをする場合等に特に適したヘッドフォンです。他のヘッドフォンでは聞こえない細かい音がちゃんと聞こえるんですよね。そんな訳で、純粋な音楽鑑賞には向かないとも云われていますが、自分としては音楽鑑賞にもガンガン使っています。これを導入するまではコンシューマーオーディオ用のヘッドフォンを使っていましたが音に癖があったのと1時間も着けていると耳が痛くなるので、購入と同時に完全にこれに切り替わってしまいました。長時間装着しても殆ど耳が痛くならない(編集作業で8時間以上着けっぱなしなどという事はしょっちゅうです)のでホントに重宝してます。既に自分の「標準モニター」になってしまったので、一朝有事の際には仕事に差し支えてしまうわけです。今回は度重なる修理でコードが短くなってしまった所為で、みすぼらしい仕上がり?です。それにしてもソニーの業務用は民生用と違って頑丈ですね。(^^; いずれ部品を取り寄せて完全に修理しようと考えていますが取り敢えず応急処置で元通り使えるようになったのでホッとしました。もう一個予備を買っておかないと危険かなぁ・・・(笑)


それから、待望のDVDが届きました。カール・ベームとヴィルヘルム・バックハウスの演奏で、バックハウスの動画は今まで見たことがなかったので楽しみでした。2枚組で、1枚目には「のだめ」でお馴染みになったベートーヴェンの交響曲第7番とピアノ協奏曲第4番、2枚目にはシューベルトの交響曲第9番とモーツァルトの交響曲第33、39番が収録されておりどれも素晴らしいんですが、何といってもお目当てはバックハウスのピアノ協奏曲です。バックハウスはもう40年近く前に亡くなったドイツ人ピアニストですが、子供の頃から彼の弾くベートーヴェンピアノソナタ全集のレコードを聴きながら育ったので、自分の中では最も親しく、そして尊敬しているピアニストです。亡くなる2年前、つまり最晩年の映像ですが、自宅でのインタビューに始まりベームとの共演、しかもカラーで撮影されており、音声もステレオでファンとしては感涙ものです。さすがに80歳を越えての演奏なので多少の衰えはありますが嘗て「鍵盤の獅子王」と渾名されただけの事はあり、堂々たる演奏です。特に、カデンツァを弾くバックハウスの姿がとても印象的でした。こういう貴重な映像を高画質で見られるなんていい時代になりました。長生きはするものですね。(笑) 他にもクナッパーツブッシュと共演したものもあるようなので、そちらも入手したいですね。

2008年1月1日火曜日

新年

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。m(_ _)m

新年早々、オンドネタを・・・。
ようつべに、”Jean Laurendeau and the Ondes Martenot”という動画がありましたのでリンクを張りました。※ Real Player の最新バージョンがインストールしてあると、FLVファイルそのものをダウンロードして、オフラインでいつでも見られます。(^^)