2006年6月25日日曜日

20年以上前に

 エアチェックしたカセットテープが出てきました。別の音源ソースを探していてチェック再生していたら何とも懐かしい音楽が聴こえてきて、当時の感動が蘇ってきました。これを聴くのは本当に二十数年ぶりですね。所謂会話録音用のローコストタイプのカセットですが、意外によい音質で録音されていて、ほぼ劣化することなく残っていたのにもちょっと吃驚して、探していた音源のことを忘れて暫し聴き入ってしまいました。(^^; なんの気なしにエアチェックしたこのテープの内容は、1982年2月7日にNHK-FMで放送された「現代の音楽」という番組で、解説の故・上浪渡さんの声が懐かしいです。曲目は、藤田正典作曲・「オーロラIII」、一柳慧作曲・「輪」、石井眞木作曲・「入破II」で、特に藤田氏のこの作品を聴いて現代音楽に目覚めた私にとっては本当に貴重なテープなのです。

 早速CD化しようと思ってテープを巻き戻したら、経年劣化のためにリーダーテープの部分が破断してしまいました。(T_T) 昔のフジのカセットテープはこの部分が弱いというか劣化しやすいのでよく破断します。まあ、でもリーダーの部分なので、繋ぎさえすれば本編は全く問題なく再生できます。さて、テープを繋ぐためのスプライサーは以前持っていましたが、ここ10年以上カセットを聴かなくなってしまったので行方不明。仕方がないのでセロテープで応急処置(笑)後、ピッチと磁気ヘッドのアジマスを慎重に合わせてできる限り録音時の特性を正しく再現しつつCD化しました。(^^; 余談ながら、民生用カセットデッキのアジマスを弄ることは、録音と再生の整合性がとれなくなってしまうので御法度なのですが、一応基準テープがあるのと、新たにカセットテープに録音することはないと割り切っているのでガンガン弄っています。決してお薦めはしませんので念のため・・・

 「オーロラIII」は最初ゆったりとした琴の旋律から始まり、煌めくようなピアノと、動きが細かくなった琴の上にヴァイオリンや尺八の朗々としたソロが奏され、まさにオーロラの光が交錯するような非常に官能的な、それでいてどこか禁欲的な作品です。それまで古典派からロマン派の世界にどっぷりと浸っていて「現代音楽など音楽ではない」と考えていた自分の目(耳)を開かせてくれた忘れられない曲です。勿論、今聴いても本当に素晴らしい。一柳さんの曲は、内容的にも作品構造的にも、いかにも一柳的な作品で、特に自作自演のピアノの音色が美しく、つくづくピアノの上手い人なんだなあと感じました。「一柳さんの音」なんですよね。石井さんの作品は和と洋を現代的な解釈で融合させようという意思や、エネルギッシュな展開がいいですね。いずれも1981年の作品ですが、「日本の現代音楽が至極充実していた時代」だからこそ生み出されたものではなかったかと個人的には思っています。これ以降「現代の音楽」という番組が楽しみになり、現代曲に接する時間の方が長くなって現在に至るわけですね・・・(笑)

思い出のカセット?(笑)

2006年5月31日水曜日

楽譜印刷に適した用紙

パソコンで作成した楽譜(私はFinaleを使っています)を印刷する場合に一番気になるのが紙の色です。普通の印刷用紙だと若干青みがかった白色で、用紙自体の色としてはクールでいいのですが、実際に印刷されたものを見ているとどうしても目がチカチカしてしまうので、あまり楽譜に適しているとはいえません。実際の出版譜は大概少し黄色みがかった紙を使っています。その方が見やすいからですね。プリンタ用紙というのは紙の色に限ってはあまり選択肢がないので、ついありきたりの用紙を使ってしまうのですが、最近楽譜印刷用として色合いの良い用紙を見つけましたのでご報告?します。(笑)

伊東屋から発売されているクーリエ ウーブ オイスター(厚さ 90g/m2)CR101(イギリス製)という用紙で大変好結果を得ました。厚さも色合いも楽譜には丁度いいです。透かしが入っているのがちょっと残念ですが、透かしなしのバージョンだとオイスターという色がないので仕方ないですね。楽譜を印刷される方はどうぞお試し下さい。

当該用紙詳細
【追記】2013年現在、本用紙は既に扱っていないようです。

2006年5月30日火曜日

エマ嬢ご帰宅

一週間エマ様が帰ってこなかったので、事故にあったのか、それとも連れ去られたのかと殆ど諦め気味だったのですが、ひょっこり帰ってきました。一週間何処へ行っていたのか知る由もありませんが、いつもながらの涼しい顔をしています。とりあえず一安心、ホッとしました。猫ってホントに気まぐれですねぇ・・・(^^;

玄関の上にある桟の上でくつろぐエマ嬢


2006年5月20日土曜日

とりあえず

生きております。(^^;

仕事もそうなんですが、その他にもいろいろとありましてブログを1ヶ月以上サボってしまいました。これからもゆる?いペースでの更新になると思いますが時々覗いてやってくだされば幸いです・・・。

殆ど放置状態でしたのでせっかくコメントをくださった方には返信できず心よりお詫びいたします。ホントにゴメンナサイ・・・m(_ _)m

2006年4月7日金曜日

ショウさん帰郷

今朝早く6時半にショウさんを駅まで送っていきました。昨晩は遅くまで話し込んでしまったので寝不足で、ショウさんを送った後また一眠り。(笑) 昨日は銀座でお昼にmegwaiさんにわざわざ出てきていただいてランチタイム。そのあと新橋の喫茶店へ行ったりヤマハで楽譜を買ったりしました。
megwaiさん、お忙しい中いろいろとありがとうございました。私も楽しい時間が持てて感謝しています。m(_ _)m 帰りはお茶の水の下倉楽器でバイオリン見学。(笑) 近所の居酒屋で食事兼飲み会(アルコールは勿論私だけです(^^;)。私は酒が入ってしまった所為で結構ハイになって喋りまくっていました。(笑) それでも話し足りず?帰宅後も遅くまで話していました。ショウさんの本音も聞けて楽しかったです。ショウさんが上京してから3日間、普段は行かないところに行ったり、バイオリン、フルート、ピアノで合奏したりして私も充実した日々でした。今日は一眠りした後、やりかけの用事を片づけて夜はフルート教室へ(全然練習してない(T_T))。何か忙しい一日でした。(^^;

2006年4月5日水曜日

某映画の聖地?

に、ショウさんと行ってきました。自宅から非常に近いところにあることは知っていましたが一度も行ったことがありませんでした。ショウさんの上京目的の一つにこの聖地?訪問が含まれていたので、散歩がてら(笑)行って参りました。天気がよく丁度桜が満開で、丘陵地からの眺めも素晴らしくとても気持ちのよい一日になりました。丘を越えて坂道を登ったり降ったりで2時間ほどかけてかなりの長距離を歩いたのでショウさんは少々バテ気味。私も足が痛くなりました。(笑) 春休みの所為か他にも聖地訪問している人も見かけました。(笑) 下はその聖地?の写真ですが、知っている人が見たらすぐに何処かわかるはず。(^^; ショウさんといろいろ話しながらの散策は楽しいものでした。若い時代の旅先での風景は心に残ると思いますが、私にとってもいい思い出になることでしょう。

 
 
 
 

2006年4月2日日曜日

やっと更新(汗

��月末締め切りの仕事で滅茶苦茶忙しかったため、こちらのブログには殆どアクセスしていなくて更新が半月ほどできませんでした。m(_ _)m コメント欄に書き込んでくださった方、メールをくださった方には深くお詫びいたします。さて、明日ショウさんが東京に遊びに来られます。お会いすることを楽しみにしています。(^^)