ブラームスのハイドンの主題による変奏曲の楽譜をやっと入手しました。うちの近辺だとあんまり2台ピアノ用の楽譜って売ってないんですよね。全音の楽譜なのに・・・。しかもオーケストラ版のポケットスコアの方が安かったです。(^^; 帰ってざっと弾いてみましたが後半がかなり大変そうです。まずはゆっくりと練習ですね。完璧に弾けたら爽快だと思うので演奏会に向けてじっくりと取り組むつもりです。
ブラームスを練習していたら、変ロ長調繋がり?で突然アイヴズのコンコードソナタの「オルコット家」を弾きたくなって野積みの楽譜の中から引っ張り出しました。(^^; この楽譜は当時5000円位したんですけどどうしても欲しかったので買ったものです。「オルコット家」の楽章はディアトニックで穏やかで親しみやすく、初めてLPを聴いた時から民謡風な感じがよくて気に入ってしまった曲です。勿論他の現代音楽的な楽章「エマーソン」「ホーソーン」「ソロー」も好きです。この作品はマサチューセッツ州コンコードの超絶(超越)主義思想家にちなんだもので、彼らのシンボルであったベートーヴェン、それも「運命の動機」が至る所に現れます。ピアノソナタなのにヴィオラやフルートがでてくるというのも面白いです。演奏も超絶技巧が要求されます。
チャールズ・エドワード・アイヴズという作曲家は我が国では今ひとつ知名度がありませんが、当時としては非常に革新的な手法を大胆に取り入れた(12音技法もシェーンベルクより先んじて実践した)人で、しかも一生アマチュアの作曲家として過ごした(所謂アマチュアというのとは違って彼は専門的な教育もちゃんと受けており「不協和音のために飢えるのはご免だ」といって保険業を興して成功し、作曲を本業とはしなかった)という面白い人です。20世紀の名曲のひとつですので是非聴いてみてください。何か話題が完全にズレてる・・・(^^;
A Charles Ives Website
2006年3月6日月曜日
2006年3月5日日曜日
タバコを吸ってしまった
夢を見ました。(^^; 吸った途端に頭がクラクラくるような、かなりリアルな夢だったので「あ?、結局禁煙は1ヶ月もたなかったか?」と後悔の念とともに「こーなりゃヤケクソだ、畜生?!」と続けざまに2本吸ってしまいました。(笑) 朝、目が覚めて夢だったことがわかって一安心。いやぁ、ホントにホッとしましたよ?。吸いたいという気持ちは表面上失せたはずなのですが、無意識の領域ではまだその願望が残っているのでしょう。いくら夢とはいえ、気を付けないと危ないです。(笑)
2006年3月1日水曜日
記憶に存在しない録音
部屋で野積みになっている(笑)CDを整理していたら奥の方でCDとCDの隙間に落っこちていた8cmCDRを発見。レーベルには Sonate pour piano とマジックで書いてあり、こんなのあったかなあと思いつつプレイバックしてみて吃驚。弾き方の癖から考えて演奏しているのは自分に間違いないのですが、何時何処で演奏し録音したものなのか全く記憶にないのです。とうとうボケが始まったのでしょうか。(T_T) 音質から判断してもスタジオを借りて、しかも自作を録音しているので忘れるはずはないのですが、この演奏だけは使ったピアノのメーカーさえもどうしても思い出せないのです。自分で弾いているのにも拘わらず何だか他人の演奏を聴いているような不思議な感覚に陥りました。しかし下手くそながらも自分にしてはなかなか落ち着いて演奏しているのでこれにもちょっと吃驚しました。(笑) この楽章は全曲録音したものが幾つかありますがどれも今ひとつで、とても人様にお聴かせできるようなものはなかったので一番いい出来のこの録音を公開することにしました。思いがけない場所からへそくりを発見したような、ちょっと得した気分です。(笑)←喩えが変・・・(^^;
タイトル変更
��月に入って気分一新ということでブログのタイトルを変えました。
「をこにていとよし」というのは別に暗号ではありません。(笑) これは清少納言の枕草子に出てくる一節です。中学の時だったか、それとも高校の時だったか古文で枕草子をやったときに出てきたこの言葉が妙にひっかかって(気に入って)ずっと覚えていました。多分私の「をこセンサー」がゲゲゲの鬼太郎の髪の毛みたいにピーンと反応したのでしょうね。(笑) 「をこ」というのはバカという意味なので「バカげていてとってもいいんじゃな?い?(嘲)」という感じでしょうか。まさにこのブログというか自分にピッタリの言葉ですね。ということで今後ともよろしくお願いいたします。m(_ _)m
「をこにていとよし」というのは別に暗号ではありません。(笑) これは清少納言の枕草子に出てくる一節です。中学の時だったか、それとも高校の時だったか古文で枕草子をやったときに出てきたこの言葉が妙にひっかかって(気に入って)ずっと覚えていました。多分私の「をこセンサー」がゲゲゲの鬼太郎の髪の毛みたいにピーンと反応したのでしょうね。(笑) 「をこ」というのはバカという意味なので「バカげていてとってもいいんじゃな?い?(嘲)」という感じでしょうか。まさにこのブログというか自分にピッタリの言葉ですね。ということで今後ともよろしくお願いいたします。m(_ _)m
2006年2月28日火曜日
禁煙半月目
今日で2月も終わり。そしてタバコをやめてから約半月が経過しました。禁煙3日目くらいまでは吸いたくて挫折しそうになりましたが、今はもう全然吸いたくなくなりました。実は先日の日曜日のピアノサークルの演奏会では休憩時間に知人がタバコを吸うので危ないかな?と思ったのですが、「すみません、一本もらえます?」なんてことにはならずにすみました。(笑) それよりも知人に染みついた?タバコのにおいが結構気になりましたね。タバコをやってた時には全然気にもとめませんでしたが、今ではすごく気になります。というか自分も半月前まではヤニ臭かったんですよね。周りにいた人、ごめんなさい。(笑) 今までにも何回か禁煙に挑戦したことがあるんですが、ただ本数減らしただけとか、2日やめた後に1日だけ吸ってまた2日やめるとか、何だか訳のわからないことをやって失敗してきました。多分本気で禁煙しようという気持ちがなかったのでしょう。(笑) 今回の禁煙はかなり重い心づもりで始めたことなのであまり苦労せずに続いているのだと思いますが、この緊張が解けた時がヤバイのかも知れませんね。(^^;
2006年2月27日月曜日
ピアノの上の楽譜
昨日の演奏会に刺激されて夕方からピアノの練習をしていました。指の独立のためブラームスの51の練習曲から幾つか弾きましたが頭と指がこんがらがってフリーズしそうになりました。(笑) この練習曲は一日に長時間やると肉体的にも精神的にも危険を伴うので(楽譜の解説にそう書いてあります(^^;)少しずつやっていこうかと考えています。さて、次は何をやろうかと探していたらピアノの上に乱雑に置かれていた楽譜の中から懐かしい楽譜が出てきました。自作のオンド・マルトノとピアノのためのJeu(戯れ)。この曲はフルート教室でご一緒しているちょうど古稀を迎えた生徒さん(笑)のためにお祝いとして書いて献呈した作品で、オリジナルはフルート用ですが、一昨年の12月、コミカレのクリスマスコンサートで演奏するため急遽オンド用に改訂したものです。指番号とかタンブルやディフューザーの指示(実演では殆どできませんでしたが(^^;)が書き込まれていたり、メシアンのヴォカリーズ・エチュードの楽譜が一緒に綴じられていて当時を思い出しました。ハラダ先生には跳躍が多くて弾きにくいピアノパートを演奏して頂いたことを今でも大変申し訳なく思っています。私は作品を仕上げてしまうともうその作品のことは殆ど頭の中から消えて(忘れて)しまうので、今日約1年ぶりに思い出したわけですが、楽譜には「作曲者の能書き或いは戯れ言」という解説ページがあって、こういう余計なことは書かない方がよかったとちょっと反省しました。(笑)
2006年2月26日日曜日
演奏会
午前11時丁度に代々木上原駅に到着。小田急線は何だか列車種別が多くてどれに乗ればよいのかイマイチわかりませんでした(笑)が、代々木上原は全ての電車が停車するので発車が一番早い区間準急?というのに乗りました。駅を降りてかなり急な坂を上って会場のMusicasaへ到着。自由席なので適当な場所に座っていたら今回誘ってくれたTeppelinさんがいらしてご挨拶。正式なプログラムをもらってざっと見たら2台ピアノあり、連弾あり、室内楽あり、しかもクラシックだけに留まらずジャズやポピュラーもあって本当に盛りだくさん。Teppelinさんは一番最初の部でベートーヴェンの田園ソナタを弾くので先ずはそれを拝聴。いい仕上がりですね。以前のオフで聴いた時よりも細部を詰めていて感心しました。ミヨーのスカラムーシュ(2台ピアノ)は実演で初めて聴きましたがこれもなかなかよい演奏でした。
一時間ほどで第1部が終了、丁度お昼になったのでちょっと抜けて、Teppelinさん、ご友人夫妻と近所のレストランで食事。そのご友人はクラリネットを演奏されるそうで、移調楽器の苦労話で盛り上がりました。私もかつてクラリネットをやろうと思って教則本を買ってきたらいきなり移調楽譜だったのですぐさま挫折したクチです。(^^; フルートと同じでサイレントにできない(ミュートできない)ので夜中に練習ができないというのは大いに共感。正しい音程がなかなか取れないというのもフルートと共通。まあ、(テオバルト・べームが)フルートを改良したやりかたでクラリネットも改良されたのでそういう点は似ているのかも知れませんね。しばらく雑談をした後会場に戻ると丁度第3部(プログラムでは2.5部となっています)が始まるところでした。
この部ではジャズ風な弦楽四重奏曲、ブラームスのピアノ四重奏曲、フルート+弦楽四重奏+ピアノでバッハのブランデンブルク協奏曲第5番が演奏されてとてもよかった。やっぱりこういうアンサンブルを至近距離で聴くっていうのは感激します。その後は演奏会終了の午後6時までずっと聴いていました。この演奏会で一番感動したのがシューベルトのアルペジオーネソナタです。この曲はアルペジオーネというフレットが付いたチェロ(ガンバ)に似た弦楽器のために書かれた作品ですが既に楽器が絶滅しているので、代わりにチェロやフルートなどで演奏されます。サキソフォンでというのは初めて聴きました。翳りのある曲調とサックスの柔らかい音がマッチして本当に素晴らしい。フルートでやるよりよっぽどいいです。体が震えるくらい感動しました。これが聴けただけでも来た甲斐があったというものです。ご出演の皆さんはアマチュアとはいえ、かなりのレベルに達しているので安心して聴けました。かなりの長時間でしたがそれもあまり気にならず、6時過ぎに全演奏終了。その後新宿でちょっと寄り道して帰宅しました。帰りの道すがら、多分今年の年末くらいの演奏会でTeppelinさんと一緒にやる予定のブラームスの変奏曲(2台ピアノ用)の事を考えていました。
一時間ほどで第1部が終了、丁度お昼になったのでちょっと抜けて、Teppelinさん、ご友人夫妻と近所のレストランで食事。そのご友人はクラリネットを演奏されるそうで、移調楽器の苦労話で盛り上がりました。私もかつてクラリネットをやろうと思って教則本を買ってきたらいきなり移調楽譜だったのですぐさま挫折したクチです。(^^; フルートと同じでサイレントにできない(ミュートできない)ので夜中に練習ができないというのは大いに共感。正しい音程がなかなか取れないというのもフルートと共通。まあ、(テオバルト・べームが)フルートを改良したやりかたでクラリネットも改良されたのでそういう点は似ているのかも知れませんね。しばらく雑談をした後会場に戻ると丁度第3部(プログラムでは2.5部となっています)が始まるところでした。
この部ではジャズ風な弦楽四重奏曲、ブラームスのピアノ四重奏曲、フルート+弦楽四重奏+ピアノでバッハのブランデンブルク協奏曲第5番が演奏されてとてもよかった。やっぱりこういうアンサンブルを至近距離で聴くっていうのは感激します。その後は演奏会終了の午後6時までずっと聴いていました。この演奏会で一番感動したのがシューベルトのアルペジオーネソナタです。この曲はアルペジオーネというフレットが付いたチェロ(ガンバ)に似た弦楽器のために書かれた作品ですが既に楽器が絶滅しているので、代わりにチェロやフルートなどで演奏されます。サキソフォンでというのは初めて聴きました。翳りのある曲調とサックスの柔らかい音がマッチして本当に素晴らしい。フルートでやるよりよっぽどいいです。体が震えるくらい感動しました。これが聴けただけでも来た甲斐があったというものです。ご出演の皆さんはアマチュアとはいえ、かなりのレベルに達しているので安心して聴けました。かなりの長時間でしたがそれもあまり気にならず、6時過ぎに全演奏終了。その後新宿でちょっと寄り道して帰宅しました。帰りの道すがら、多分今年の年末くらいの演奏会でTeppelinさんと一緒にやる予定のブラームスの変奏曲(2台ピアノ用)の事を考えていました。
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