2021年6月20日日曜日

TRUE KEYS PIANOS 購入

 VI Labs True Keys Piano Bandleが71%オフ99$のセールをやっていたので購入しました。これまで何種類もピアノ音源を購入しましたがそのどれにも完全には満足していないので安売りしていると欲しくなってつい買ってしまいます。(^^; 今回はアメリカ、ドイツ、イタリアの3つの代表的なピアノのバンドル版で1種類買うのより安い価格設定です。具体的にはニューヨーク・スタインウェイ、ベヒシュタイン、ファツィオリのピアノです。これ、買ったのはいいのですがインストールが大変でした。iLok(ハードウェアドングルキーではなくソフトウェアライセンスキー)がないと動作しないので数年前に登録したiLokのユーザーネームを探し出すのにPCに保存しているテキストファイルやLastPassの保存データを検索したのですが見つからず、iLokサイトで思いつくユーザー名やメールアドレスを片っ端から試して何とかログインできました。音源のシリアルを登録しようと思ったら違う番号をメモっていたみたいで認証されずもう一度購入したサイトに戻ったら中々次の階層に入れず、キャッシュから手繰って漸く登録情報に辿り着きました。此処までで1時間以上浪費したと思います。購入した商品をインストール開始するまでこんなに時間がかかったのは初めてで一瞬諦めようかと思ったくらいです。

インストール完了後動かしてみて、それぞれの音色を能く再現しているとは思うのですが、デモで聴いた印象に比べるとどれも何処かイマイチな感じでした。デモが良く聞こえても実際に演奏してみると印象が違うという事は屡々経験しており折角買ったもののこれまでのピアノ音源を駆逐してメインの座を占める迄には至らない感じですかね。万能という感じではなく古典派、ロマン派、近現代で使い分け、使っているうちにバッチリと合うものに出逢えるのを待つといった感じでしょうか。ただ音をフェルマータ・ルンガで長く延ばした時に中途半端なところでフェードアウトせずに自然にほぼ音が消えるところまで長時間サンプリングしているところは大いに評価できます。また動作が比較的軽いのもいいですね。特にファツィオリは太い低音がよく捉えられており曲によっては面白い効果が得られそうです。それでもこれからも一番出番が多そうなのはFocusriteのオーディオインターフェイスにバンドルされているAddictive Keysでしょうかね。まあ、こればかりは好みなのでどうしようもないのですが、99$で3種類のピアノが入手できるというのはやはりお買い得な事には違いありません。(^^;

2021年5月31日月曜日

フィジカルコントローラー CC121

steinberg(ヤマハ)のCubase専用フィジカルコントローラーCC121が仕事で使っている波形編集ソフトウェアWaveLab Proにも対応しているらしいという情報をネットで仕入れたので今更ながら中古品を入手してみました。早速試してみたところ特にカスタマイズせずともWabeLab Proでしっかり使えました。今まではKORGのnanoKONTROL2を使っていたのですがソフトウェア上からフェーダーやパンポットに機能を細かく割り当てなければならず、WaveLab Proをアップデートする度に再設定するのが面倒くさくて純正ならそういう煩わしさから解放されるだろうとの目論見通りCubaseやNuendo共々大変快適に操作できるようになりました。このCC121は価格が高いのが難点で以前から入手したかったのですがなかなか気軽には導入できませんでした。たまたま中古品を安く入手できて良かったと思います。ACアダプターを接続すればモーターフェーダーを使えますが、取り敢えずWave Lab Proでは必要ないのでシンプルにUSBケーブル1本で繋いでいます。価格が価格なのでお勧めしづらいですが、1台あると中々便利です。


2021年5月5日水曜日

Finale26のPDFエクスポート

 なるべく更新頑張ります宣言にも拘わらず2ヶ月も更新をサボってしまいました。日々出勤だとなかなかブログ記事のネタもありませんしやっぱり仕事から帰ると疲れたり眠くなったりでなかなかブログ更新するだけの気力が残っていません(ブログも短い文章ながら推敲したり画像を準備したりしますので結構手間がかかる作業です)。後で記事を見返してみて「あれは何年何月にあったんだ」とわかるのでなるべく休まず続けたいのですがどうなりますか・・・。

さて、アップグレードして使い始めたFinale26ですが、PDFのエクスポート機能が全く使い物にならないということがわかりました。編集画面ではちゃんと表示されているのにPDFに出力すると文字化けして全然ダメです。これまでメインで使ってきたChaconneフォントは表示すらされずビームとステムだけ、タイトルや速度表示記号によく使うLible BodoniやAcademicoは何故かシャープやトリルなどの音楽記号に化けます。crescendやrit.などに使うCenturyOldStyleはイタリック体になりません。PDF書き出しは2003には搭載されていなかったので新バージョンに最も期待していた機能だったのですが心底ガッカリです。ユーザーフォーラムなどネットを検索してみてもPDFエクスポート機能は使い物にならないみたいなので結局2003で使っていたフリーのPDF reDirectという書き出しソフトを使うことになり(これだと文字化けせず正しくPDF化出来ます)、何のためにエクスポート機能を付けたのか意味不明です。この不具合は随分前から放置されたままのようでMake Musicもやる気ないみたいですね。

なので最近はDoricoを使うことが多くなりました。Finaleに比べるとまだまだ機能不足(フランス式連桁を是非とも追加して欲しい)や使いにくい部分はありますが、実際に出力する上で困るような不具合は今の所見当たりません。ピアノ譜などでも途中で楽譜の段数が変わる時は簡単に追加でき、スラーはかなり複雑な曲線が作れて、PDF化や印刷時はFinaleよりも綺麗な感じがします。Finaleは肝心な部分の詰めが甘く、直そうという意志も感じられないのでこれから徐々にDoricoにシフトしていこうかと考えています。あとはどっちのソフトにも言えることですが、サンプリング音源など不要なのでもっと軽快に動くようにして欲しいですね。極端なことを言えば楽譜の入力間違いがわかりさえすれば良いので、貧弱なビープ音が鳴ればよいとすら思っています。

2021年3月5日金曜日

Finale 26

誕生月の10%割引最終日に漸くFinaleを最新版にバージョンアップしました。これまで機能不足と多少の不具合には目を瞑りFinale2003aを使ってきたので18年ぶりのバージョンアップとなります。 (笑) 以前はバージョンが古くなる毎にバージョンアップ代が高くなったのですが今はどのバージョンからも同額で古ければ古いほどお買い得感があります。18年前のソフトが最新OSで取り敢えず動くというのがWindowsの良いところではありますが、さすがに18年も経つとデザインも少し変わっており別ソフトのような印象を受けます。アクティベーション時に2003のシリアル番号は使えなくなり新たに発行された番号を使いますが、新バージョンを買った直後はエラーでアクティベーションが出来ず焦りました。開発元の準備が整わないとアクティベーションが通らないのですね。数日したらアクティベーション出来ました。

Finaleは前世紀MacOS9で動作していたバージョンで制作したファイルをWindows10上でそのまま読み込めるので互換性に関しては実に素晴らしいですね。ただ、現在標準で付属しているKosakuフォントが好みではないのでその前のChaconneフォントを使ってきましたがそれにも段々飽きてきたので(^^;、Elbsoundというドイツのサイトから入手したBeethovenフォント(ヘンレ版のベートーヴェンピアノソナタ全集に使われているものとよく似ている)かHaydnフォント(ペータース版で使われているちょっとレトロ風味なものと似ている)を使っています.。しかし2003とは異なりフォント付加情報というのが必要で、それを格納する場所が「ユーザー」フォルダの中にあるはずなのですがそれが中々見つからず、しかも何かの拍子に変な操作をしてしまいデスクトップからショートカットアイコンは消えるしよく使うフォルダーが行方不明になってしまってほとほと困り果てましたが、何のことはない、操作ミスで隠しフォルダ、隠しファイルになっていたのが原因で全てを元に戻したら見えるようになりホッとしました。それ以外にも音楽記号のフォントがシンボルフォントとして記述(認識)されていないと警告が出るのがちょっと鬱陶しいです。2003ではこういった警告は出ませんでした。

最近購入して段々慣れてきたDoricoと比べてどうかというと、長い間使ってきたのでやはりFinaleの方がわかりやすいです。Doricoは特に多声部の扱いが理解しづらく、思うような表記に中々辿り着けないもどかしさがあります。あとはやっぱりフォントですね。記号の外観を変えると楽譜の印象ががらっと変わるのでフォントの種類は多いに越したことはありません。DoricoはSMuFLフォントという新しい規格を使うので現在は殆ど別フォントの選択肢がなくディフォルトのフォントデザインで我慢するしかありませんがFinale用には数多くのフォントがあるのでヘンレ風、ペータース風などと容易にデザインが変えられるのが便利ですし、フランス式連桁が使えるのでフォントを選べばデュランなどに似せることも出来ます。Doricoにも将来性を感じるのでまあTPOに応じて両方を使い分けていければと思います。

2021年2月9日火曜日

カード情報流出

昨年、音響機材のパーツを注文した某ネットショップ(私がいつもよく使う有名な機材サイトではなく、偶々必要だったパーツが掲載されていたショップ)から、不正アクセスがあり貴殿のカード情報が漏洩した可能性があるというメールが来たので慌てて該当のカード利用明細を調べてみたら特に怪しい取引はなくてホッとしたのも束の間、カードが使えなくなりました。それで、カード会社に連絡したら情報漏洩の件でカードを止めているとのことで、カード会社に残っている記録から心当たりのない取引はあるかと質問されました。するとカード不正利用には至らなかったものの約3件程心当たりの無い怪しいものがありました。1つはスカイプでの決済、2つ目は日本の某インターネットプロバイダーでの不正利用、3つ目はディズニーのサイトでの不正利用、いずれも自分が全くアクセスしないサイトです。幸にも実害を被らずに済みましたが、確実に情報漏洩していました。結局今日カード会社に連絡した時点でカードは無効になり新しいカードを発行することとなりましたが、そのカードで自動車保険とインターネットプロバイダーの支払いをしているのでまた面倒くさい変更手続きをしないといけません。

情報漏洩した某ネットショップではネットには掲載されていたものの商品の在庫がなくて結局キャンセルになったんですよね。要らない取引でただ単にカード情報だけを抜かれたという実にお粗末きわまりないもので、在庫管理からセキュリティーシステムまで杜撰な会社で腹が立ちます。今回実害がなかったのでそのショップの実名は出しませんが、もし不正利用の被害があったら大々的に宣伝?してやるつもりでした。不正アクセスして情報を盗み出す輩が一番悪いのは当然ですが、ネットでショップを運営しているのにセキュリティー対策が甘いような会社は本当に迷惑千万です。皆様もお気を付け下さい。といっても対策のしようがないですが・・・。

2021年1月31日日曜日

運転免許証更新

 そろそろ誕生日が近くなってきたので、本日午前中に府中の試験場まで行って運転免許を更新してきました。先週の日曜日に行くつもりだったのですがかなり雨が降っていたので行く気をなくして今日漸く重い腰を上げました。(^^; 前回はゴールド免許だったので近所の警察署で更新できたのですが、今回は1回だけ違反をしてしまい普通免許に格下げされたためわざわざ試験場まで出向いた訳です。朝9時半頃に試験場に着いたのですが凄い人で長い行列に吃驚しました。これ午前中には終わらないかもと一瞬思いましたが、まあ何とか順調に進んで手続き開始までこぎ着けました。今更ですがこういう時にスマホというかネットに繋がったタブレットがあると時間つぶしが出来るので長い列に並ぶのも気持ち的に楽です。手続きの書類に必要事項を書いた後、視力検査以降の行程はスムーズでした。約1時間の講習を受けて免許証を受け取ったのが11時半近くで全行程約2時間でした。以前に試験場で更新した時は講習が終わってから免許証を受け取るのに別の建物に移動して暖房も余り効いていない寒い部屋で待たされかなり時間が掛かったという記憶があるのですが、もう10年以上前の話なので色々と変わったのかも知れません。というかコロナの所為で行程が見直されたのでしょう。ゴールドだと近所の警察署で更新できて講習も30分くらいなので楽で早いのですが、ついつい違反してしまったのが悔やまれます。今までは平日に行けたのですが、仕事の関係で日曜日にしか行けなくなったので不便になりました。自営の頃は時間が自由で本当に良かったですね。また戻りたいです。

2021年1月30日土曜日

無水エタノール入手

 仕事帰りに駅前の薬局に立ち寄ったら無水エタノールが入荷していたので速攻で入手しました。無水エタノールはオーディオ機器などの電気接点(プラグジャックなど)の洗浄、糊などのベタ付き除去、金属の清掃、錆落とし、カメラレンズの汚れ落としなどに非常に有用なのですが、昨今のコロナ禍で「無水」だから通常の消毒用アルコールよりも殺菌効果が高いのだろうと勘違いして、普段は無水エタノールに全く縁のない人たちが買いあさったようで、昨年から店頭在庫が払底して困っていました。勿論無水エタノールにも殺菌効果はありますが、アルコール純度が高く直ぐに蒸発してしまうため通常の殺菌には不向きなのです。酒税も掛かるため少ない容量でも高価です。殺菌効果のみを求めるのであれば、適正な濃度のエタノールに更に他の殺菌成分を配合した殺菌剤や、石英ガラスで紫外線を放出する構造の殺菌灯の方がコストパフォーマンスは高いので殺菌だけが目的の人は無水エタノールを買ってはいけません。(ホントに迷惑!)😠


無水エタノールは溶剤でもありますので塗装されたものを拭くと塗料が溶けて剥離します。なので使い方を誤ると大変なことになります。この性質を利用してラバー塗装されて年月が経ち加水分解でベタベタになったマイクを綺麗にしたこともあります。いずれにせよこのコロナ禍、通常は難なく手に入るものが買えなくなったりして本当に迷惑千万で早く収束して欲しいと切に願っています。