2010年5月28日金曜日

レクチャー

昨日に引き続いてミュライユ氏のレクチャーがあったので国立音大まで行って来た。ロビーでコミカレでご一緒しているKさんとそのご友人と会った。17:30から始まったレクチャーではまず氏のピアノ作品「Cloches d'adieu, et un sourire...」(メシアンへのオマージュ)が演奏されてその美しい響きに感動した。マックの画面をプロジェクターで大スクリーンに映しながらミュライユ氏が色々と説明。通訳の人がフランス語の専門家ではなかったため要領を得ないところがあり少しイライラしてしまった。倍音成分から特定の音列を抽出するまでのプロセスなど興味深い話が多く、特に楽器によっては倍音成分のうち必ずしも基音が一番強いわけではないという話は目から鱗であった。途中10分間の休憩を挟んで20時までのレクチャーは非常に中身が濃く記憶に残るものだった。

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