2008年10月18日土曜日

蜂の巣

今年の夏は2階のベランダの庇の下に蜂が巣を作りました。巣に気がついたのが7月24日。撤去しようと思いましたが、ネットで調べたところ巣の形からこの蜂はアシナガバチで、こちらが刺激しなければ襲ってくるようなことのない大人しい蜂だということがわかりました。また、毛虫などの害虫を食べてくれる益虫で、子孫繁栄のために頑張っているので無慈悲に撤去するのも可哀想だと思い、もし襲ってきたらその時に撤去すればよいとそのままにしておくことにしました。


それにしても見事な六角形(ハニカム構造)です。本能でこのような形を作るとはいえ、本当に不思議ですね。白いところには蜂の子が入っています。まだ初期の段階なので巣も小さく働き蜂の数も多くありません。こちらが危険を感じるようなことは全くありませんでした。

↑これは9月9日の巣です。規模が大きくなり蜂の数も増えています。せわしなく動いて一生懸命に仕事をしています。ある程度子が育ってくると気が荒くなるようですが、洗濯物を干すためお袋が何度もベランダに出てもこちらを攻撃する様子もなく大人しくただただ子育てに励んでいました。9月下旬のある晴れた日、何故かその一日だけ蜂の出入りが特に激しく、ベランダの低いところまでブンブン飛んでいましたが、それでも殆どこちらの存在を気にする様子もありません。ただ一つ心配だったのは、スズメバチがアシナガバチを見つけて襲撃してくることで、あるブログで、同じようにベランダに巣を作ったアシナガバチがスズメバチに攻撃されて全滅したという記事を見てハラハラしていましたが、結局そのようなこともなく平穏そのものでした。

↑10月18日の巣の様子ですが、まだ数匹仕事をしていました。夜になるとさすがに少し寒くなってきたのでそろそろ蜂の活動も終焉を迎えるのかも知れません。

↑月日、とうとう蜂がいなくなりました。約3ヶ月間、蜂の子育てを見てきましたので空き家になった巣を見るとやっぱり寂しいですね。幸いなことに刺されることもなく穏やかに去っていきました。巣は再び使われることはないので、来年はまた別の場所で頑張ってほしいです。(笑)

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントありがとうございます。
なるべく早くご返信できるように心がけておりますがブログの設定上、取り敢えず承認形式となっておりますのでコメントの反映とご回答まで少々お持ちいただければ幸甚です。よろしくお願いいたします。