2020年4月24日金曜日

時計電池交換

自室の電波掛時計 SEIKO KX317W の時刻が常に5分遅れるようになり、そろそろ電池の寿命が近いので交換しました。CR2477という分厚い(という事は容量も大きい)リチウム電池2個を使用するのですが、この時計を購入したのが2013年10月なので6年半使えた事になります。メーカー発表の定格電池寿命は5年ですが、暗くなると秒針が停止する機能があって秒針停止中の分だけ電池の寿命が延びるという事だったので夜間は部屋の照明がなるべく時計に当たらないようにして秒針停止時間を長くしてきた結果、定格寿命より1年半ほど長く電池が保ったようです。電池交換したら遅れがなくなって快適に動作しています。この時計は余計な装飾もなく設備時計のように見易く、店頭で実物を見て一目惚れして購入しました。こういうシンプルなデザインの時計は市販品ではなかなか無かったので、以前は中古で電気子時計を入手して30秒運針させるためにシンクロナスモーターを使って有極パルス発生器を自作し20年程使いました。電気子時計は30秒毎に+と-が入れ替わる1秒程度の直流パルスで運針しますが、その際コイルを巻いた電磁石でロータを廻すので、そこに直流電流を流すとスイッチが切れると同時に高電圧(キック電圧)が発生しスイッチの接点がそのスパークで焼けて直ぐに駄目になってしまうのです。当初は本当に困り果てましたが、色々と調べた結果、ZNRバリスターというサージ電圧吸収素子を使って解決しました。20年という長い間使えたのはその所為だと思います。さて、この電波掛時計が自作機同様にこの先14年(20年から第1回電池交換するまでの時間を差し引いた)保つのかどうかはわかりませんが結果を確認するのが先か、はたまた自分の寿命の方が先なのか微妙なところです。(笑)
電池交換後、動作に支障が無いSEKO KX317W
交換したリチウム電池 Panasonic CR2477

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