裏蓋を取り外すとこんな感じです。
既に記憶保持用の電池は取り外した後です。基板に半田付けされていたタブ付きの電池からは液が漏れ出していて基板の一部を侵蝕していました。
これは漏れ出した液が乾燥して粉のようになった残骸を拭いた後のもので、電極全体に黄緑色の物質が付いていました。最初は一般的なリチウム電池で記憶を保持しているのではないかと考えていましたが、蓋を開けてみたら何と充電式のニッカド電池でした。リチウム電池ならまだ入手しやすいのですが積層型のニッカドは秋葉原のパーツ屋でも殆ど見たことが無いのでちょっと厄介だなぁと思ってネット検索したら同じようなものがアマゾンであっさりと見つかりました。オリジナルの電池は3.6V 65mAhですが全く同一容量のものはなく、3.6V 60mAhか3.6V 80mAhしかなかったので容量が大きめの80mAhの方を選択しました。以前だったら需要の少ない特殊なパーツの入手は諦めるしかなかったのですが、ネットのお陰で本当に便利な世の中になりましたね。
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左(青色)が元々基板にマウントされていた電池、右(緑色)が新しく購入したタブ付電池 因みに"AKKU"とはドイツ語で充電式電池を意味するようです。 |
基板を全て外して分解してから半田鏝を当てて古い電池を取り外して新しいタブ付き電池をまた基板に半田付けするのは手間が掛かる上に何度も熱を加えるとプリントされている銅箔が剥離する危険性もあるので、タブから電池だけを物理的に取り外して基板上にタブを残そうと思ったのですが、引っ張る力を加え過ぎてタブごと基板から外れてしまったので、基板に僅かに残った銅箔にテスターを当てて導通があるか確認した後、リード線を半田付けして基板から離れた場所に電池を取り付けることにしました。
元々電池が取り付けられていた場所にマジックで+と-の目印を書き込み、そこからリード線を延ばします。ホームセンターで購入したELPAの結束バンドベースを本体底面に貼り付けてその上に結束バンドで新しい電池を固定し、リード線を半田付けしました。リード線は半田の熱や今後のことも考え長めにして余裕を持たせています。