2015年7月14日火曜日

musescore

最近フリーの楽譜制作ソフトmusescoreに嵌まってます。(^^; Finaleは2003年バージョンからアップグレードしていないのでWindows7では修正パッチが当てられず挙動が非常に怪しいですし、Sibeliusはどうしてこんな簡単な表記が出来ないんだろうと不思議に思う事が屡々あるので、手短に代替出来るソフトはないかなぁと探したら、まずLilyPondというフリーウェアを見つけたのですが、これは音符をテキストで入力して行く方式(例えばe4 d c...etcという風に各要素をテキストエディターに記述して行き、最終的にPDFファイルに変換する)でかなり面倒臭そう。というか1990年代に、アメリカのリーランド・スミス氏(作曲家でもあり、ダリュス・ミヨーにも師事しています)が一人で開発していたDOS上でしか動作しない"SCORE"(当時としては画期的なノーテーション・ソフトで幾つかの出版社で商業的に導入されていました。当時は音楽ソフトのリーディングカンパニーであったパスポート・デザイン(現パスポート・ミュージック)社の扱いで20万円でした。SCOREで楽譜を入力している時にふとテレビをつけたら湾岸戦争でミサイルが発射、或いは空爆の画像が映っていた事を未だによく覚えています)を使っていた事があって、それがこの形式と似ているのです。SCOREはある程度複雑な表記が出来る迄には習熟しましたが、何といっても記述がテキストベースなので原譜と睨めっこしながら入力しなければならず、画面上に五線譜が表示されて即興的に楽譜が作れるというものではなかったのですね。まあ、プロフェッショナルな出版用途なのでそれはもう仕方がないのですが(同じ時期のFinaleは未だ未だ発展途上でした)、もう一度一からそれをやるのには抵抗があったので(笑)、FinaleやSibeliusのように五線を目で見ながら楽に入力出来るものはないかと探していたらmusescoreを見つけてそれを試してみたら、フリーの割に中々よく出来たソフトで、勿論市販商品に比べれば機能は明らかに劣りますが、Finaleの簡易バージョンよりは遙かに実用的です。それなりの楽器音で再生も出来ますし、無料でここまで使えれば全く文句の付けようがありません。このmusescoreには専用のフォーラムがあり、自分で作った楽譜が投稿出来ます。幾つか自作と思われる曲を聴いてみたら(その場でプレイボタンを押せば聴けます)、まあ酷い。音の使い方が滅茶苦茶。(笑) これならヘボい自作曲でも文句は言われないだろうと安心して(笑)、幾つか投稿してみました。高校時代に自分の苦手な音型を克服しようと書いた「チェルニー60番擬き」の練習曲には「弾いたよ」というコメントがついて吃驚しました。まあ、元々自分用に書いただけなのですが、ネットで世界の何処かの誰かが見て弾いて呉れるというのは何だか嬉しいものですね。(^^)

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