2011年12月23日金曜日

下水管修繕

自分の家から市の下水管に接続する直前の箇所にある塩ビパイプの蓋(詰まった時などに外して処理をする)の部分が外れてしまったので、それ程大事ではないと判断して自分で直そうと思いホームセンターで塩ビ用接着剤と保護テープを買ってきて修繕を試みた。私はてっきり塩ビパイプの蓋が何らかの衝撃で折れて蓋の部分が本管から分離してしまったと思っていたのだが、外れた蓋の部分と元の塩ビパイプ部分(本管)の切り口の面の角度がどうしても合わないのだ。これでは隙間が空いてしまってパイプと蓋を密着させられず接着すら出来ないので不審に思って色々と調べてみると、どうやらこれを配管した業者が蓋の部分と本管をいい加減に作ったためしっかりと接着することが出来ず応急処置的にアルミのテープをグルグル捲きにしてあたかも接着したかのように誤魔化したものだということが判明した。あまりにもいい加減な処置に呆れてしまった。こんな処理でお金が貰えるなら、素人の私にだって大儲けできるだろう。まあ、この手の業者の半分以上は私のような素人にさえ容易に見破られてしまういい加減な処理しかできない詐欺師共なのである。切り口の面が合わなければ当然強固に接着できないため私が修繕したところでまたすぐに壊れてしまうのは目に見えている。そこで、ある業者に見積もって貰ったところ2万円ほどかかるといわれた。たかだか塩ビのパイプを接続するのに2万円はボッタクリだろうと思って別の業者に相談したら3000円くらいで済むという。勿論後者に頼んだのは言うまでもない。後者はすぐ近所に事務所を構えている業者なのでさすがにいい加減なことは出来まいと思って実際の工事を見ていたら部材を上手く使ってあっという間に修繕が終わってしまった。素人がおこがましいが、自分が見ていてもこれだったらもう2度と蓋が本管から外れてしまうようなことはないという適切な修繕方法だった。結局3000円で完璧な修繕が出来たわけだが、2万円などというボッタクリ価格を提示した業者の面の皮の厚さを考えると本当に腹が立つ。はっきり言ってこの手の工事は業者の言い値なので悪い業者に当たると本当に無駄金を使わされてしまうのだ。医療に於けるセカンドオピニオンではないけれど、ちゃんとした業者を選ばないと大損してしまうという好例である。3000円で済むところを2万円などというボッタクリ価格を提示した業者は既にブラックリストに入れたので今後も工事を依頼することは絶対にない。本当にこの手の業者は詐欺師みたいなのが多いので、私の例を参考に気をつけて頂ければ幸甚である。その意味では大家が全てやってくれる借家の方が持ち家よりも気が楽かも知れない。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントありがとうございます。
なるべく早くご返信できるように心がけておりますがブログの設定上、取り敢えず承認形式となっておりますのでコメントの反映とご回答まで少々お持ちいただければ幸甚です。よろしくお願いいたします。