2007年12月12日水曜日

新パソコン始動

ようやく搭載するCPUが決まり、新しいパソコンが完成した。結局intelのCore 2 Duo E6750にした。1万円台のCPUも魅力的だったが、ソフトウェアサンプラーを使うことも考えてそこそこパワーがあるものを選んだ。パソコンを組み立てるのは5~6年ぶりだがパーツの仕様ががらりと変わってしまっていたのには面食らった。ハードディスクや光学ドライブもIDEではなくてSATAに変わっているし、CPUもデュアルコアのものが当たり前になっている。かけた費用は7万円弱、先代のパソコンも同じくらいだったが性能は月と鼈である。昨日(もう一昨日だが)からOSやソフトの再インストールにかかりっきりで、漸くある程度のところまで来た。Windows XPのインストールが終わり、ベアボーンキットのマザーに搭載されているチップセットのドライバーをインストールし、次にオーディオ機能のドライバーをインストールする段階で躓いて余計な時間を食ってしまった。どうやってもオンボードのオーディオ用ドライバーインストールに失敗してしまう。まあ、オーディオ用にはRMEの専用PCIカードを使うのでオンボードで鳴らなくても構わないのだが何となくスッキリしない。色々弄っているうちにXPの汎用ドライバーが悪さをしているのを見つけて、汎用ドライバーを削除し専用ドライバーをインストールしたらうまく行った。ハードウェア関連のドライバーは数が多く最新版をインストールしなければならないので、これだけでも時間を食ってしまうが、エラーの出るドライバーは原因を探らなければならないのでかなりホネである。また、XPはパソコンを替えると、その都度マイクロソフトに電話をかけて新しくオーソライズしなければならないので面倒くさい。

一通り基本的なソフトをインストールして使ってみたが、動画の再生は全く駒落ちせず、エンコードも高速だし、Google Earthは先代機ではまともに動かなかったが、新パソコンではサクサク動いて驚いた。まぁ、今までPentium3, 1GHzという骨董品を使っていたせいもあってかなり感激した。HD2台、DVD-Rドライブも2台搭載しているけれど音も静かで大変よろしい。気になるのがソフトウェアサンプラーの動作である。オーディオワークステーションである Steinberg の Nuendo3 と、ソフトウェアピアノ音源 The Grand の組み合わせで、先代機では同時発音数が6音くらいでCPU負荷が100%を超え、すぐにテンパってノイズまみれになっていたが、新パソコンではフリージャズ風の即興演奏で音数が一番多い部分でもCPU負荷が20%以下と、超余裕で音飛びもなし。再生中にインターネットを閲覧しても平気である。最近のハードウェアの進歩で、ソフトウェアサンプラーも実用に堪えるようになった。そうなるとオーケストラ音源でも入れたくなって来ようというものだ。(^^;

新パソコンに旧データを移行したが、メールのデータがほぼ完全に継承できてホッとした。I社やW社製のハードディスクは、自分の経験上比較的早い時期に駄目になってしまうことが多かったが、Seagateのハードディスクはマザーボードより長持ちで耐久性があって良い(たまたま当たりだったのかもしれないが)。先代機のメインHDがSeagate製だったのだが、データはほとんど無傷で取り出せて、Finaleの楽譜も失わずに済んだ。そういう実績もあって、新パソコンに搭載したHDは全てSeagate製にした。Gigabyteのマザーも大昔に自作した時に安定した高性能だったので、今回も同社のものにした。パソコンの処理能力はCPUの動作周波数もさりながら、バススピード(パソコン内部の信号伝達速度)により多く依存するので、その辺も勘案した。先代機の故障以来、ネットをまともに見られなかったが、これからは快適に閲覧できそうである。

2 件のコメント:

  1. 新PC、かなりの性能で組まれた様ですね。
    僕は今、将来的に宅録に挑戦してみたいと思っていますが、あるこりっくサンの今のPCなら余裕ですねw
    いつか、色々と勉強させて下さい。(笑
    ではでは、失礼致しました…

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  2. あるこりっく2007年12月13日 1:14

    やっとまともにネットを見られるようになりました。旧Macでは右側の時計すら表示されなかったもので・・・。(^^; でも、まだソフトのインストールが残っているので本調子ではありませんが・・・。特にATOKのディスクが見つからず、仕方なくMS-IMEで入力していますが使いづらく、辞書も引き継げてないので閉口してます。(T_T)
    宅録といえば、私のPCも漸く満足にできるようになりました。最近のPCならストレス無くできると思いますのでぜひ挑戦してみてくださいね!

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