2023年5月15日月曜日

相も変わらず低レイテンシーのAIFを探究中

ソフトウェアピアノ音源をリアルタイム演奏する為にレイテンシーが限りなく小さいオーディオインターフェイス(以下AIF)を探し求めて三千里、殆どAIFコレクターと化しております(笑)。 本来ならデジタルピアノ内蔵音源の音に満足出来ればそれに越した事は無いのですがどうしても不満が出てしまうので、良さそうなソフトウェア音源を見つけては購入し、レイテンシー性能に期待して色々とAIFを変えてみたりとかなり余計な苦労をしている中で、この度カナダのメーカーiConnectivity製のConnectAUDIO2/4という中々高性能なAIFをネット経由で安く入手しました。念のため買う前にネットを検索してどんな機種なのかを調べたのですが、メーカーや代理店、販売店の商品紹介広告はあったものの実際に使用した人のレビュー記事は全く無かったので一種の博打ではありました。まあそうはいってもネットの他人様(所謂評論家も含む)の音響機材(またはオーディオ機器やDAWソフトウェア)のレビュー程アテにならない、というか役に立たないものも無い(メーカーにスポンサードされているものも多い)ので結局自腹を切って試してみなければ納得出来ないのですよね。特に音質に関しては本当に好みの世界なので他人がどう評価しようとも自分さえ満足であればそれでいいのです。偉そうに斯く言う私もブログに過去何度もそれらしきエントリーをしていますが、今回も含めて話半分、いや1/4かな? いやいや無視でお願いします。(笑) メーカーサイトにはWindows11まで対応するASIOドライバーがありましたのでその点では一応安心出来ました。iConnectivityといえばMIDIインターフェイスの方が能く知られていますがAIFはマイナーですね、というか人気がないみたいです。届いて早速インストールしてみましたが、タッチパネルや8セグメントのメーターが付いていて便利で音質的にも中々優れた良品だと思います。操作感覚は何となくMOTU audio expressに似ています。サンプリング周波数は最高で96kHzまでにしか対応していませんのでハイレゾマニアの食指は全く動かないのでしょうが96kHzはおろか192kHzなんて先ず使わない自分としては48kHzに対応していれば充分なので無問題です。Cubase Proに能く使うソフトウェアピアノ音源を立ち上げて何時もの負荷テスト曲の演奏でオーバーロードしない設定がバッファー128でレイテンシーは約8.6msでした。私が持っているAIFの中ではかなり速い部類に属します。他の多くのAIFだと最速でも大体13msを少し越える位です。因みに写真の本機の一段下にあるForcusrite Clarettだと自分の環境で最速がバッファー160/16.9msで、音質は抜群に良いのですがレイテンシーとトレードオフなのでしょうかね。その下のMOTU audio expressでバッファー192/13.7msでしたが発売年を考えると健闘していると思います(何れも48kHz 24bitでの値です)。audio expressはDAWと同じメーカーだけあってDPとの相性は非常に良く、同じく最近MOTU製で大絶賛されているMシリーズよりも私は好きな音です。全く個人的で勝手な感覚で恐縮なのですが、レイテンシー(ms)の数値が二桁台に乗ってしまうと何となくガッカリすることが多いですね。(笑) それにしても広大なネットでもレビューが見当たらない位ユーザーが少ない機種でレイテンシーが一桁台、しかも8ms台で安定しているというのが宝物を掘り当てたような得した気分にさせてくれます。(笑) 色んなAIFを使って楽しんでいますが、チマチマと幾つも持つのなら、いいヤツを1台バーンと買ってそれを使い倒した方が安上がりじゃないかと時折思う(正気に戻る?)事もあります。まぁ色々と切り替えて比較するのが自分としては結構楽しいので今後も散財する可能性大ですね。(笑)
上からiConnectivity ConnectAUDIO2/4、Focusrite Clarett 2Pre USB、MOTU audio express FWで使用

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