オーディオインターフェイスによってソフト音源のリアルタイム演奏時のレイテンシーが異なるため使い分けていて複数のオーディオインターフェイスを切り替えるのに今迄は単につなぎ替えをしていたのですが、面倒くさいのでTRSバランスラインスイッチャーを自作しようと思い立ったものの多忙で随分時間が経ってしまいました。まあ、シャーシの穴開けや半田付け配線が手間だし市販品を買おうかとネットを見ると結構高いのですね。第一候補のHOSA SLW-333は大体15000円くらいします。パッシブタイプなのでロータリースイッチ+TRSジャックという単純な構成だと思うのですが殆どは頑丈そうなシャーシ(筐体)の値段でしょうか。中古を探しても1万円近くと結構いい値段してます。やっぱり自作しかないかと諦めつつネットオークションを見たらたまたま同機のジャンク品が自作した場合の部品代よりもかなり安く出ていたので壊れていても部品交換するからまあいいかと落札しました。競合相手がいなかったので出品金額のままで落札できてラッキーでした。😄
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かなり清掃しましたがノブの削れはそのままです |

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かなり汚れていました |
念のため、サンハヤトの接点ブライトで更に酸化皮膜を取ります。これ秋葉原に行ったついでに買おうと思ってS電商に行ったら910円とお高いので、検索したらヨドバシの秋葉原店に在庫があるということなので行ってみたら在庫無し。ヨドバシさん、直接出向く客もいるのだから確り商品管理してくださいよ。ということでパーツ屋を徘徊していたらラジオデパートの門田無線で684円で売っていたので買いました。S電商とは200円以上値段が違うのでビックリ、しかもヨドバシよりも遙かに安いです。
掃除棒に汚れが殆どつかなくなるまでロータリースイッチを3周くらい念入りに接点ブライトで清掃後水拭きして終了です。
接点の隙間が狭いので清掃しにくいですね![]() |
中身はこんな感じです |
シャーシを組み直して再度チェックしてみると今度は問題なく安定して音が出ました。😀 切換時の雑音も少なくていい感じです。ついでにTRSバランスケーブルを6本買ったのですが音が小さい物やコネクターを動かすと音が途切れたりするのでプラグキャップを開けてみたら非常にいい加減な半田付けがしてありました。中にはグランドとショートしそうになっている物もあり危なっかしいので半田付けを全てやり直しました。安価な物とはいえあまりの杜撰な作りにビックリです。YOKO(COMON)というメーカーの6.3mmケーブルなのですが、ここのはプラグの作りも良くないのでやめておいた方がよいですね。一応修理したので当面使いますがそのうち買い換えます。取り敢えずジャンク品スイッチャーを修理して便利に使っています。