届いたC414はハンガリー製でしたが、長年欲しかったマイクが現実に目の前にあると感激も一入です。このクラスになるとさすがに安物とは違ってマイク本体が入っているビニールの袋には乾燥剤が入れられて密封(シール)されていました。安物だと乾燥剤は入っていてもチャック式のビニール袋だったり、ただ袋をテープで留めてあるだけなので乾燥剤の効果が疑問な場合が殆どなんですよね。また、C414と同等のカプセルを搭載した廉価版C214やC314もあるのですが、それ程大きくない価格差を惜しんで若しそれらを買ったとしても結局は上位版C414が欲しくなるに違いないので今回は一切の邪念を捨てました。(笑) 更に、新品よりは安い中古品は外観が綺麗であってもどのように扱われたか全くわからないので仮令どんなに安くてもことマイクに限っては中古品には決して手を出しません(今までの経験から中古品は低域に難のあるものが多い)。あとはマイク購入検討中にもう一機種だけ音質が抜群に良くて欲しかったマイクがあるのですがそれはまた後程懐に余裕が出来たら購入しようかと思います。取り敢えずマイクもここら辺で一旦打ち止めでしょうかね。
さて、購入したC414の肝心の音なのですが、簡易的にテストした結果は非常に良いです。C414にはステレオ用に特性が揃ったものを選別して2本セットにしたマッチドペアもあるのですが、それだといきなり価格が跳ね上がってしまう(2本買う値段の2〜5割増位になってしまう)ので今回はやむなく同じものを2本別々に購入しました。これは一種の賭けですが、購入した2本は添付されている周波数特性の実測グラフでは若干の違いはあるものの聴感上(レコーダーのLRレベルメーターも確認しながら)の感度(音量)差は特に無く、音質差も感じられませんでしたので、マッチドではないもののステレオペアとして何の問題も無く使える筈です。安物だとペアとして販売されているものであっても一聴して明らかに感度(音量)や音質に違いがありステレオで使うには厳しい場合が多いのですが、さすがはAKGの定番マイクだけの事はあります。来年2月にピアノサークル有志の演奏会があるのでC414を録音に使おうと思っています。やっぱり本当に欲しいものはケチらずに多少高価でも良い製品を買った方が結局は安上がりだという事を実感しました。(^^; 録音が楽しみです。
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