2018年5月29日火曜日

ナットファイル

少し前に中古のアコースティック(フォーク)ギターを1980円で買ったのですが、弦を張ってみると第2弦(si)の弦高が高く、弾いていると指が痛くなるのでナットを見てみると第2弦の溝だけ浅い事が原因でした。安く手に入れた楽器なので金をかけまい(笑)と、特に何もせず我慢して弾いていたのですがローポジションだとやっぱり指に弦が食い込む感じでかなり痛いので修正用のナットファイルを買おうとネットで探しました。ところがどれも値段が高くてヤスリ1個だけでも1000円以上するんですよね。特殊なサイズなのでホームセンターでは扱っていないし、ギター専用の工具なので高いのは仕方がないのですが1980円の楽器に1000円はやはり高い。(笑) それに溝の太さもよくわからない超初心者なので間違えて買ったりすると目も当てられず、他に安いものはないかと探していたら13種類の太さが揃った780円のナットファイルを見つけたので買ってみました。エレキとも共用できそうです。
届いた実物を見て如何にも華奢なので本当に削れるのかどうか半信半疑でしたが、ちゃんと使えました。第2弦(0.14)の溝には一番細いファイルがピッタリとマッチしたので削り過ぎないように、そしてファイルを曲げたり折ったりしないように少しずつ慎重にやりましたが、少し削るとファイルの溝に削りカスが溜まり滑ってしまうので刷毛で落としながらの作業です。両側の弦(1弦と3弦)の高さと見比べながら目分量で大体いいだろうと思う深さになったので弦を張って試してみるとビビリもなくかなり楽に押さえられるようになりました。まだ若干高いような気もしますが取り敢えず弾きやすくなったので安全を見て(削り過ぎると元に戻せないので)この辺でやめておくことにしました。このナットファイルは、真っ新な状態で溝を掘るには全く向かないと思いますが、予め掘ってある溝の深さの修正には十分使えると思います。

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