2011年7月22日金曜日

地デジ難視聴区域

そろそろアナログ放送が終了するので、UHFのアンテナを建てようと思い見積もりして貰った。実際にアンテナを上げて伝播状態も測定して貰ったのだが、極めて電波が弱く多素子アンテナを建てても受信困難との結果だった(本当は私が屋根に登ってアンテナを建てようと思ったのだが、事前にアンテナやケーブル類を買わなくて本当によかった)。もともと近傍に東京都が建造した障害物があるため、都からの補助でケーブルテレビを引いているのだが、当地はアンテナを建てれば地デジ受信可とのことで24日でケーブル配信(補助)が打ち切られる予定なのだ。しかし実際に測定したら受信不可、全くもっていい加減なものだ。総務省の受信困難地区ホワイトリストにも載っておらず、早速ケーブル会社に今後どうなるのか連絡してみた。すると受信困難地域が想定以上に多いらしく、対応に追われているとのこと。まあ、自分は普段殆どテレビなど見ないのでなくても一向に構わないのだが、家族は見るので全くなくてもよいという訳にもいかない。何れにしろ、この国の行政がやることは常にお粗末としか言いようがない。自分たちの都合で勝手に地デジ移行を決めて受像器やチューナー、アンテナ等をユーザー負担で買い換えさせておきながら受信困難地域の調査もロクにしていない。しかもアナログ時代の手厚い補償とは異なり、受信が困難な地域は殆ど切り捨てられているような状態だ。アナログ放送が屋根のアンテナできれいに受信出来た頃が懐かしい。

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