またまたオーディオインターフェイスのネタです。😅
32-BIT FLOAT 録音可能な初のオーディオインターフェイスZOOM UAC-232ですがフィールドレコーダーF3の時のように発売即完売でした。それでもネットを徘徊していたら島村楽器の北海道方面店舗に在庫があるのを見つけて速攻で購入しました。😊
32-BIT FLOATの青い文字がクールです |
赤丸が波形が潰れている部分 |
ノーマライズで波形復活 |
またまたオーディオインターフェイスのネタです。😅
32-BIT FLOAT 録音可能な初のオーディオインターフェイスZOOM UAC-232ですがフィールドレコーダーF3の時のように発売即完売でした。それでもネットを徘徊していたら島村楽器の北海道方面店舗に在庫があるのを見つけて速攻で購入しました。😊
32-BIT FLOATの青い文字がクールです |
赤丸が波形が潰れている部分 |
ノーマライズで波形復活 |
物入れを整理していたらかなり以前に購入したM-AUDIO MICRO DAC 24/192が出てきました。モバイル用に高音質で聴いてみたいと何回か使って音質には満足したものの、やはりUSB端子に繋ぐとかさばってしまい持ち歩きが面倒だったのでそのままお蔵入になり存在自体を完全に忘れ去っていました。😅
今回、折角発見したので純正ASIOドライバーをインストール後PCに接続して使ってみました。性能、特にレイテンシーには全く期待していなかったのですがDAWのNUENDOで愛用のピアノ音源をロードしてリアルタイム演奏してみたところ、レイテンシー性能の良さに吃驚しました。専用コントロールパネルでIN,OUTのレイテンシーが共に3ms、合計6msに設定してオーバーロード(音飛び)がほぼ0で快適に演奏できました。ドライバーのコントロールパネル |
NUENDOのオーディオシステム表示 |
先日、Nuendoをアップグレードしたばかりですが、Digital Performerが半額セールをやっていたので、よせばいいのにこちらもアップグレードしてしまいました。DPも歴史が長く旧Macをメインで仕事に使用していた頃、愛用のシーケンサーVisionが終了してしまったので代替としてDP2.8を購入しました。USB MIDIインターフェイスがぼちぼち出てきて、シリアル接続のMIDI IFだと音数が多い部分でテンポが若干よれたり各パートのタイミングが合わなかったりするのですが、MOTUは対応ハードウェアとDPを一緒に使うことによってより正確にMIDIデータを送受信できるMTSという規格を開発したのでそれにも魅力を感じてDPを導入しました。何しろ当時はPCでオーディオデータを扱うには全く非力(ソフトウエア音源もありましたがレイテンシーが大きすぎて使い物になりませんでした)で、まだまだMIDI音源モジュールが大活躍していた時代でした。確かにMIDIデータの遅れは少なくなり、他のメーカーも同じような方式のMIDI IFを売っていましたね。
DPは長い間Mac専用でVersion8になってからやっとWindowsに対応したのでその時にデモ版を使ってみましたが日本語は使えないしトラックの縦幅が拡大できず非常に見にくく、ネットでは動作不安定という噂も見て保留にしました。なぜ他のDAWがあるのにわざわざDPまで導入したかったのかというと、旧Macのシーケンスデータの遺産が結構あって、デモ版を使ったときMacで制作したDPのデータをWinのDPで直接読めたからです。Visionもそうでしたがチャンクという機能があり、一つのファイルに複数のシーケンスを含ませる事が出来ます。Aというシーケンスを一部変えた別テイクBというヴァリアントを作って聴き比べをしてより良いテイクを選択したり楽器編成を変えた別バージョンを作ったりと、わざわざ別ファイルを読み込んだり保存することなく一つのファイル内で瞬時に別テイクに切り替えが出来るため非常に便利でした。中には10以上のヴァリアントを含んだものもありそれを他のシーケンサーにデータ移行するとなると標準MIDIファイルをチャンクの数だけ書き出さなければならず大変手間がかかり、ネイティブでファイルが読み込めれば一発でロード出来る(トラック名もそのまま継承出来る)のでいつかは購入したいと考えており、バージョンも上がって日本語にも対応しており不安定との噂も聞かなくなったので半額セールを機会にアップグレードしました。2000年に2.8を導入しているので22年ぶりのアップデートになります。Version8が2013年なのでそれでももう10年弱経っていることに驚きです。最初に2.8を導入したのがまだ30歳代、月日が経つのは本当に早いですね。
Version8の時にアップグレードしようと考えた際には、確か代理店にソフトウェアパッケージに付属しているシリアルナンバーの画像(コピー)を送って承認されてからでないと購入できなかったはずですが、今はそういう面倒なことも必要なく普通にアップグレードできました。サポートには全く期待できない日本の代理店(しかもころころ変わる)を通さず直接MOTUから買えればいいのにと本当に思います。以前、MOTUに直接問い合わせをしたことがあるのですが、返信も早く親切でした。それに比べると日本の代理店は返信が遅いばかりでなく無視されることもあって総じて駄目です。
さて、使ってみましたがやはり2.8の時とは印象が違いますね。操作の明快さが薄れて使いにくくなっているかも。ただ、他のDAWと同様にほぼMIDIだけの時代とは異なりプラグインエフェクトが増えたり波形編集の機能も細分化されているのでこれは仕方がないですね。CubaseやNuendoに慣れてしまっているのでメインの座を占める可能性は低いとは思いますが、DPにしか出来ないこともあるはずなので気長に付き合っていきたいと思います。
DP11の画面 |
11月の演奏会録音に使用したレコーダー TASCAM DR-40はXLRマイク/ライン入力が装備されており単体で使っても結構良い音で録音出来るので特に不満は感じない(ネットのレビューでは内蔵マイクプリについて貶されていますが私はそうは思わない)ものの出来る事なら更に高音質化したいという欲求が湧いてきて単体のマイクプリアンプを物色し始めたのですが価格や可搬性、電源を考えると希望に合致する現行品は皆無です。自分が必要としているマイクプリの条件は、
などですが、これを実現しようと思ったらミキサーかオーディオインターフェイスしかなさそうです。ミキサーは小型のものも勿論あるのですがやはり可搬性とマイクプリの質、電源仕様などで条件を満たすものが殆ど無く、オーディオインターフェイスの場合はPC無しのスタンドアロンで動作する事が必須ですが自分の所有しているオーディオインターフェイスはスタンドアロンの状態で使用可能なものでもCH1とCH2がモノミックスされてしまうのでステレオでは使えないものばかりです。そこで色々と物色していたら条件をほぼ満たすものを見つけました。イギリスのスタジオミキシングコンソールメーカーSolid State Logic社が最近発売したSSL2+というオーディオインターフェイスです。マイクプリの評判も良いので一番安いネットショップで購入しました。
商品が届いて実際に試してみるとスタンドアロンで何の問題もなく2CHの(ステレオ)マイクプリアンプとして使えましたしマイクプリは高品質で、限られた予算の中では非常に満足出来るものでした。同社製ミキシングコンソールの音質を模した4Kボタンは全体のレベルが約2dB程上がり、高域では更に約2dB上がり音が煌びやかになりますので、録音状況やマイクによって使い分けたいと思います。他の諸条件も満たしており自分が想定している用途にはピッタリで、オーディオインターフェイスとして使ってもこの価格帯では大変良い出来です。ミキシングコンソールから一部分を切り出してきたかのようなデザインも使い易くて気に入りました。何といっても見ているだけでコンソールの前にいるような感じでモチベーションが上がりますね。(笑) ただ、半導体不足の煽りを食って値上げされたオーディオインターフェイスがぼつぼつと出始めてこのSSL2+も1万円程度値上がりしてしまいました。値上げ前にゲットできたので良かったですが。次回このマイクプリを経由して録音するのが楽しみです。それに買い溜めたもののコロナ禍で出番がなかったマイクが他にもあるので色々と試してみようと思います。
steinberg (YAMAHA)のオーディオインターフェイスUR22Cを購入しました。32bitで録音出来るというのにも惹かれましたが、ソフトウェア音源をリアルタイムで演奏してどの程度のレイテンシーなのかを試してみたかったのです。
上がUR22C、下はこれまで使っていたPreSonus STUDIO2|6 USB |
Nuendoの画面 |
最初に接続した時は一応PCのUSB3の端子に繋いだのですが何故かUR-22Cのコントロールパネルに「接続している端子若しくはケーブルがUSB2用なのでUSB2で動作中です」という注意書きが表示されたので、思い切って玄人志向のUSB3.2増設カードUSB3.2C-P2-PCIE3を購入してUSB3対応のUSB-Cケーブルで接続したら注意書きが消えてUSB3で動作するようになりました。USB2でもレイテンシーは変わらないので無駄な投資なのですが精神衛生上スッキリしました。(笑) それにしてもUSB3対応のUSB-Cケーブルは高いですね。UR22Cは32bit録再云々は取り敢えず置いておくとしても音質はスッキリして見通しが良いです。PreSonusのも明朗で屈託が無く良い音なのですが、UR22Cは更にもう一皮剥けたようなクリアな感じがします。ソフトウェアピアノ音源のリアルタイム演奏にはこれ以上の音質は必要ないでしょう。
もう一つ使えるのがループバック機能で、一昨日ピアノサークル仲間とオンラインピアノ弾き合い会なるものをFacebookでやったのですが、PC(WEB)カメラ+Nuendo上のソフトウェア音源リアルタイム演奏直出力で動画配信できました。
元々レイテンシーが少ないのでPCの負荷を減らすためにバッファー値を通常より少し下げましたが特に演奏性が悪くなることも無く、リアルタイムで快適に(自分からはわからないので見ている側から教えて貰いました)動画配信されたようなのでUR22Cには非常に満足しています。今まで実験用?に使用したオーディオインターフェイスはネットオークションで売ろうかと画策しています。(^^; ネット上で一応プロと称する方がオーディオインターフェイスのレイテンシーを専用のソフトウェアで計測して記事として公開されているのですが、ソフトウェア音源リアルタイム演奏派の自分としてはそれらの記事は殆ど役に立たないので結局種々のオーディオインターフェイスを自腹を切って購入して試してみるしかありません(対象ユーザーが異なるのでネットで記事を配信されている方を悪く言う積もりは毛頭ありません)。その過程で得られたオーディオインターフェイスのメーカー別のおおよその音質、レイテンシーの傾向について近日中に書いてみようかと考えています。Cubase Pro10のデバイス設定画面に漸く現れました。 |
コントロールパネルも見えるようになりました。 |
iPadの操作画面 |
前面のBlueのロゴが派手です(笑) |
Focusrite Scarlett 2i2 G2 XLRとPhone端子には埃除けの為のキャップを嵌めています |
Cubaseのレイテンシー表示。単純計算すると往復で7.792ms テータの取りこぼしもなく非常に快適 |
これ以上バッファーサイズを小さくするとさすがに処理が追い付かずノイズが発生 |
アルミ板から切り出して製作した専用プラケット 柔らかいアルミ材なので加工時の力のかかり具合でかなり撚れて不細工です。(笑) |
中段がPreSonus FIRESTUDIO project 一番上に乗っかっている不思議な形をしたのが最近購入したKORG DS-DAC-100 (別途エントリーを書く予定です) |
元々96kHZ迄にしか対応していなかったので左下に96kHzマークがついてます。 |
ファームウェア・アップデート後の表示で製品名がUMC204 192kに! |
現在192kHzで動作中・・・ |
上からTASCAM、Focusrite、ART SyncGen、右がFriend-Chip digi・ma'x、 これらの置き台(笑)になっているのがベリンガー SRC2496 |